その土台を固める為に

国民栄誉賞の日、石炭の日
国鉄・金田正一投手が3,514個の三振奪取世界新記録(1962年)
読売巨人軍の王貞治選手、国民栄誉賞第一号を受賞(1977年)
初の南北朝鮮首相会談(1990年)


精神年齢チェック(心理テスト)

ドラエモンの誕生日の2日後は、お嬢の14歳の誕生日でございました。

14歳とは個人的に、何かこう、一つの区切りのような年、という印象があります。
理由は2つあって、1つには、欧米の小説を読んでいると、「14歳になれば一人前」という言葉をたまに見かけること。

もう1つには、以前興味を持っていたシュタイナー教育で、人間の成長を7年おきにとらえ、
第1七年期(0歳~7歳)が意志の成長、
第2七年期(7歳~14歳)が感情の成長、
第3七年期(14歳~21歳)が思考の成長、
と分けていることを学んだので、14歳と言われると、ああ、次の段階に移ったのだな、と思うのです。


自分が14歳、つまり中2の頃、どんな風に過ごしていたか、何を考えていたか。
思い出せば転げ回りたくなるような、こっ恥ずかしいあれやこれやばかりが浮かぶのですが、確かにあの頃、まだまだ未熟な自分の感情に振り回されつつ、それでも少しずつ周囲と自分がクリアになっていった始めのような、そんな時期だったような気がします。
思うがままに振舞っていればよかった、そんな時期にはもう戻れない。言葉にはできなくても、どこかでそれを感じとっていたような。いまだ自分を世界の中心に据えてしか考えられなかった子供の、微かな”気づき”の時であった、のかもしれません。


少なくとも、今うちにいる14歳のように、揺れ動く感情を持て余すティーン真っ只中にありながら、やたらとさめてて理屈っぽく、↑の精神年齢テストで、
あなたの精神年齢は899歳で、ヨーダレベルです。

なんて言われるような、ちょーーー可愛くねっっ!!子供じゃなかったことは、全くもって確かなのであります。



ちなみに、朝起こす時、「おめでとう!」と言う私に向かって言った第一声が、

「ああ、また一つ老けてしまった……」

だったので、今は900歳になった計算です。

* * * * *

【学校】
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さて、現地校で高校1年となったお嬢。いまだに見かけは小学生。
こちらでは高1・高2とは呼ばずに、Freshman・Sophomore・Junior・Seniorと呼ぶことに、まず慣れようとする親である。



新学年初日に起こった履修トラブル、なんと3日も処理をひきずることになり、ようやく今週から本格スタート。
と思いきや、履修を変更した為に、新しく取り始めた授業では、メイクアップの為の宿題も上乗せとなって、かなりハードだった模様。まだスイミングが始まってないのが、不幸中の幸いだった。

ちなみにお嬢も周りの子も、ハイスクールの宿題の多さにヘキエキ・ヘトヘト。今までミドルスクールでレギュラー科目・特別クラスに加えて、日本語学校の宿題もやってきたお嬢が言うんだから、まあ結構なもんなんだろう。えらいよなあ、毎日これをこなしてる高校生達。
アメリカの高校生は日本より楽、なんて思ってる人達がいらっしゃるが、とんでもない。勿論学区によるのだが、こちらはかなりストレスフルなスクールライフであることよ。

昨夜、恒例のBack to School Nightが催され(どんなものかは去年の日記で)、ミドルより一段と広いキャンパス内、小走りで教室を周ったさ。
ミドルの時は、家から歩いて行ったので、キャンパス内周遊+往復2kmで、約3,400歩だったのだが、今年は駐車場から行って戻ってくるまでで、2,753歩。やっぱデカいわハイスクール。
*-*-*-*-*-*-*-*-*

ここで一つ、面白い科目をご紹介。
学校によると思うが、お嬢のところではこの科目を、「Living Skills」と名づけている。
そして生徒全員が卒業までに取得しておかなければならない、必須科目に位置づけられているのだな。

「生きる為の技術」とは一体何ぞや。
ミドルではとても良く似た、「Skills for Living」という選択科目があって、これは料理や裁縫を習う、日本でいう家庭科の授業だったので。これもまた同様のものだろうと、私は軽く考えていたのだけど。

お嬢が初めて授業を受けて帰ってきた日。
どうだった?と聞いたら、ぐったりしながら答えたよ。

家庭科なんてとんでもない。それはそれは、その名も赤面、

せえきょおいく

だったというんだよ。


お嬢が持ち帰った、親向けの説明資料や手紙。
読んでみると、内容は授業を聞かないと評価できないものの、ずらりと並んだ学習テーマは、正に「人生を生き抜く為に必要な知識と技術」が勢揃い。
日本の保健体育とは、全く意味もスケールも異なり、この国だからこその背景を含んだものとなっている。

随分前に読んだ新聞記事で、在学中の女生徒の妊娠率が5割近い、米国内のとある高校で、組織だった形での性教育を徹底して行ったところ、妊娠率は激減した、という報告があった。
理想を言えば、そもそも妊娠に至るような行為を、考えることもない価値観を持つ。それがベストであろうとは思う。
しかし、ベストであるより、まずはベター。行為を行うならば、せめてそれ以上のものではないように。知らなかったことで傷を負うことのないように。
教育は万能薬ではないけれど、最も必要な部類のものであることは間違いない、と信じるので。


この授業の大きな目的として、
・自尊心を養う
・責任をもって決断する
・学習態度や組織行動を向上させる
・プレッシャーに打ち勝つ
・思春期の感情について理解する
などが上げられている。

大人への階段を上がるにあたって、自らが探し求めた材料を足がかりにしても良いが、周囲もできることは援助する。
そんなスタンスで行われるらしいこのクラスは、私自身が聴講したいぐらいに、興味が募る。
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*-*-*-*-*-*-*-*-*

[Living Skills 授業概略]

Unit 1 : Identity

 コミュニティ構築
 自分史

Unit 2 : Influences

 ティーンエイジャーの脳内
 感情的な知性
 学習形式
 自尊心
 意思決定
 家族力学・友達関係

Unit 3 : Individuality
 
 性別問題
 性教育
 人種問題
 他人との差・障害についての学習
 ”ism's”の個人的・社会的効果
 メディアの影響
 義務の宇宙

Unit 4 : Communications

 耳を傾ける・駆け引きする
 独断
 葛藤の分析

Unit 5 : Personal Organization

 ゴールを決める
 キャリア/大学
 タイム・マネージメント
 学習技術

Unit 6 : Health

 感情 --- 抑圧/野望、ストレス、怒り、人生の危機に対抗するには
 身体 --- 栄養、睡眠、運動

Unit 7 : Substance abuse

 中毒
 タバコ、アルコール、マリファナ
 処方薬、市販薬
 短期/長期的影響
 ドラッグに関わることの重大性

Unit 8 : Sexuality

 男性/女性の解剖学的構造
 HIV/AIDSと他の性病
 出産制限と禁欲
 十代の妊娠
 すべきか、それともすべきでないか?
 その他、関連問題

Unit 9 : Life Lessons

 私の人生哲学 --- 何を習ってきたか?
               どのように変わってきたか?
               未来にどんな変化とゴールを求めるか?

[課外授業]

 ・応急処置とCPR(心配蘇生法)の講習を受けること(有料)
 ・期間内に、合計15時間以上のボランティア活動をすること
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by senrufan | 2008-09-05 10:15 | Trackback | Comments(10)
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Commented by マミィ at 2008-09-07 17:01 x
「43歳の成熟した虎」と出ました。寅年だとどうしてわかったんだろう。いや、まて、わかっているのなら43歳という計算にはならんだろう、34歳だろう、22歳の方がなお良いが・・・などと訳のわからんことを思う日曜の朝。それにしてもヨーダのお嬢、どこをどう答えるとそうなるんだろう(笑)

Living Skillsの授業内容にはびっくり仰天。こんなことを高校で教えてくれるんかい!思考の成長期にこういう教育をしっかりと受けるとどんな大人になるのだろう・・・と楽しみのような、怖いような。

あ、遅ればせながら、お嬢さんのお誕生日、おめでとうございま~す!
Commented by Chico at 2008-09-08 02:43 x
お嬢さん、お誕生日だったんですね。おねでとうございます♪
私も心理テストやってみましたよ。
私もマミィさんと一緒、43歳の成熟した虎になりました。
ヨーダ、、、まだ程遠いようです。(笑)
Living Skills、私も参加したい感じです。
ティーンエイジャー、ホルモンの分泌も盛んですからねぇ。
妊娠の確立もかなり高いですものね。
性教育の他にも色んなことを学ぶんですね。凄いなぁ、、。
きちんと学び、後で悔いのないようなライフスタイルを築くといった感じでしょうか。ふむふむ。
Commented by Miyuki at 2008-09-08 09:50 x
*マミィさん
なんと、鋭いじゃないか精神テスト! 実年齢に近いということは、姉さまがバランスの良い成熟を遂げている、ということでありますな。ほんとに、どこをどうしたらヨーダになるのか、私も知りたいですよ……と言いつつ、私は「82歳のまだらボケの老人」と出たので、あまり言えないんですが。

ね、面白そうでしょ、この授業。そちらだと、この手の教育はどんなものなんでしょうね? マリオンちゃん達はもう色々教わってるのかなあ。

おめでとうをありがとうございますvv
Commented by Miyuki at 2008-09-08 09:53 x
*Chicoさん
ありがとうございます~! 中身はちっとも変わりませんが(笑)
おっ、Chicoさんも虎でしたか。お二方とも、成熟美女ということですな、うらやますぃ~。ヨーダは程遠くて正解なんです。(きっぱり)
ご主人様が高校の頃は、このようなカリキュラムはあったんでしょうか。新しいことは即取り入れるアメリカなので、こおゆうのはどんどん改善(?)されてっているんでしょうね。
でも年を追うごとに、この手の教育を受けている層とそうでない層の格差が、ますます広がっていくような……
Commented by まきりん♪ at 2008-09-08 15:11 x
なんと~
お嬢様と同じ結果がでましたよん。

あなたの精神年齢は【899歳】ぐらいで【ヨーダ】レベルです。

行動面でお嬢様はtとても落ち着いているように感じますが、精神的熟考度と精神的悟り度が100%とというあたり、他者からは基本的に可愛くない奴と映るのかもしれませんね、特に若いうちは。

でも、今となってみたら私は他者から見て可愛くなくたって自分の考えをはっきり持って生きてきて良かったなと思えるので、お嬢様の年齢的な成長が精神性とのギャップを埋めてくれる日が必ず来ます、と断言しておきますね。

Commented by ayumin_moo at 2008-09-09 08:47
こちらの高校の授業は、日本とはだいぶ違うんですね。
お嬢様も大変なことと思いますが、頑張った成果が必ず出ますとも!
私ももう一度学校に入って勉強しなおしたいです。(本気で)

お嬢様はヨーダレベルですか。(苦笑)
私の結果は【82歳】ぐらいで【まだらボケの老人】レベル。
「熟した果実があとは落ちるのを待つばかりであるように、あなたの精神年齢も佳境を過ぎて、桃源郷に向かおうとしているようです」
「ボケ防止に小学生用の計算ドリルをやってみるといいかも知れません」

なんだか中途半端で、ヨーダの方が良かったです。。。
ヨーダは、実はひと皮剥けたらピチピチの若者に生まれ変わりそうな気がします。
お嬢様がどう変化していかれるか、私も楽しみです。(笑)
Commented by Miyuki at 2008-09-09 12:48 x
*まきりんさん
なんとーっ、ここにもヨーダ様がいらっしゃったとはーっ! え、え、どんな答えを書かれたのか知りたいですぅ。

いやいや、まきさんほどの方だったら、若い頃から達観されていたのだろうと、すとんと納得できるのですけど。私がやっぱり冷めがちな子で、大人になってから後悔ほどではなくとも、残念に思うことが多々あるんですよね。その時にしかできなかったこと、それが失敗であっても、もっと味わって蓄えて、財産にしていってほしいなあと。親の望みはそんなもんなんですねえ。
Commented by Miyuki at 2008-09-09 12:51 x
*ayuminさん
私もですー、高校はともかく、大学はもう一度行きたいなあと思いますね。だったらこっちのカレッジに行けよってなもんですが、それはイヤ。(ただのバカ)

わー、一緒です、まだらボケ老人仲間です! じゃあ娘のドリルを今度持って行きますんで、一緒にやりましょう(激しく迷惑) すでにプチアルツを自覚している私には、ああやっぱり、という結果だったのですが、ayuminさんと一緒だったならいいや(笑)

生まれ変わるヨーダ……! 思わず脳裏に、ゆりかごに寝ておしゃぶりをくわえてるヨーダの姿が。彼女もいずれ子供返りするのかもしれませんねえ、このままでいくと(笑)
Commented by iloveapples at 2008-09-09 14:19
読んでいて「あっ!Health & Driver's Edの事だぁ〜!」って思いました。10何年前の私の時代はそう呼ばれている授業だったのです。やたらとビデオを一杯見せられた記憶があります。(パーティに行ってタバコを勧められたらどうする???みたいな状況判断ビデオ)で、先生方は「車の仮免取得」を餌に、あまり興味をそそらないHealth の授業も合わせて受けさせるという魂胆だった様です笑。

ちなみに精神年齢テストは25歳で、「あなたが30歳以上ならば、いい加減、落ち着いたほうがいいかと思います。」だそうです。ががーん。
Commented by senrufan at 2008-09-09 15:17
*iloveapplesさん
えええ、免許取得をエサに!? さすがアメリカ、そおゆう柔軟性というか臨機応変さが好きだー!(笑) そうそう、この授業でも、沢山フィルムを見せられるので、子供に見せたくない親はその旨を書類で提出することになってるんですよ。とある男の子が、この手の時間に出産ビデオを見せられたのが、トラウマになったと言ってて、誰の腹から産まれたと思ってるんだコラァ、とイチャモンつけそうになりました(笑)

いや、それは褒め言葉!>25歳 若いということは良いことです。それも10代ならともかく、20代なら立派なもんですぞ~。


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