This is the place I was meant to be

はちみつの日、ハサミの日、ハモの日
コロンブス第1回探検に出発(1492年)
第1回全国都市対抗野球大会開催(1927年)


赤塚不二夫さん死去

トキワ荘。天才バカボン。ひみつのアッコちゃん。もーれつア太郎。
シェー! ニャロメー! おそ松くん。レレレのレー!

♪西からのぼったお日さまが ひがし~に~しず~むゥゥ~~♪(えー、ほんとー!?)
幼い私は、理科の授業で太陽の動きを思い出す為に、いつもこのフレーズを思い浮かべてました。

♪これで~いいのだ~♪
何かあきらめなければならない時は、時々つぶやいておりました。

テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、○○になあれ~~
おもちゃのコンパクトをのぞきつつ、何度も唱えてみたものの、いつも映る像は変わらず。

しかし赤塚さんといえば、一番の思い出は。
いつも人間じゃないものにばかり「似ている!」と言われる私の、最もウケたアダナは、会社の男友達がつけてくれた「ウナギイヌ」
これ以上自分に似ているものはない、と確信し、皆が探してプレゼントしてくれたウナギイヌ消しゴムは、会社在籍中、ずっと私の机の上に飾られていたものでございました。



沢山の思い出を、本当にありがとうございました。
心からのご冥福をお祈り申し上げます。

* * * * *

【家庭内事情】
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7月15日、お嬢が一人で日本に行って、25日に私の母と一緒に帰ってきて、今日はその母をサンフランシスコ空港まで見送りに行きました。
いつの間にやら終わっていた、今年の夏のメインイベント。

ちなみに旦那はお嬢と同日に、香港に旅立ったのですが、それから北京だの大阪だの静岡だのを飛び回って、30日に帰宅するところが2日に延びて、5日に延びて、結局今の予定は6日戻りです。一応、生きてる模様です。




さて、お嬢の日本の感想はどうだったか。
まず行きの飛行機は、三席独占状態で寝そべることができ、十分睡眠もとれたとのこと。トラブルもなく、無事に祖父母@私の両親と再会できたそうです。

今回行くにあたって、彼女が行きたい場所のメイン希望は、
・岩盤浴
・温泉
でございました。真夏の。日本で。

両親が京都・熱海旅行を計画してくれて、ここで温泉野望は果たし、岩盤浴は地元にて。大変満足したようです。
日本の夏の暑さを評して、
「いつまでも風呂上りのバスルームの中で生活しているかんじ」
とのたまっていましたが、いい加減風呂から離れたらどうなんだ

本屋もブック○フも堪能し、雑貨屋巡りも楽しみながら、友達へのお土産とお菓子以外はほとんど買い物もしなかったという、相変わらず物欲がないというか、買い物下手というか。
でも有機黒米や無添加の漬物など、私が頼まなかったものを、自分で食品表示をチェックして選んで買ってきたのは、さすがと言わずにいられません。
食の知識とこだわりは、すでに私より遥か上。つか、マニアックと呼んでやる。


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で、問題の食生活。
今回は日本だったし、私としてはほとんど心配しておりませんでした。母の作る食事は、ベジではなくともヘルシーで美味しいものばかりだし、外食も口に合うだろうし。
少なくとも、ワシントンD.C.への修学旅行に比べたら屁でもない(お下品)、と思っていたのですね。

ところがどっこい、色々辛かったとの言葉に、驚いたのなんのって。
それも一番辛かったのが、京都・熱海旅行での、ちょー豪勢な懐石料理だったというんですよ。なんでそうなるんだ!と、思わず絶叫したですよ。

だって京都では、鱧(ハモ)尽くしの懐石ですよ?
翌日の熱海泊では、アワビの踊り焼きがメインの懐石ですよ?
私、ハモなんか10数年食べてない。アワビは、生まれてから数回しか食べたことない。
しかし彼女の感想は、

「もう一生魚を食べたくない、と思うぐらい辛かった」
「食生活がすごく乱れて、胃が膨張して苦しかった」
「家に帰ったら、しばらく玄米だけ食べたい」

こんの罰当たりめがっっ!!(怒怒怒)


でも詳しく話を聞いたところによると、アメリカと違って持ち帰りはできないので、残すのは申し訳なくて必死に食べたこと。(普段はかなりの少食です)
動物性のものも食べるようにしたけれど、食べた後の「身体に溜まってる」という重苦しい感覚を、久しぶりに体験して苦しかったこと。
修学旅行ではカフェテリア形式だったので、自分の好きなものを好きな量だけ食べることができたけど、日本ではそうはいかなかったこと。

ふーむ、なるほどなあ。

結果、彼女の外食嫌いにますます拍車がかかったらしく。私は自分の首をしめたのか。(苦悩)
あ、でもおねだりして連れて行ってもらったチャヤ・マクロビレストランは、最高に美味しかったと言っておりましたがね。


そんなこんなで、大喜びでカリフォルニアに帰ってきたお嬢です。
帰ってきてからは、久しぶりに甘えんぼモード全開。うちの食事(つまりちょー粗食)に狂喜乱舞。
嬉々としてペットのインコの世話を焼き、本にひたり、アートに熱中。

かく言う私も寂しかったので、お嬢、お嬢とまとわりつき。
更に母が一緒に来てくれたので、おしゃべりに、お出かけに、一緒に大喜び。


No place like home
この言葉をしみじみと噛みしめた、今年のお嬢の夏の冒険でした。
*-*-*-*-*-*-*-*-*

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そんなトラウマになりそうな懐石体験だったにも関わらず、その美しさは彼女を激しく魅了した様子。
帰宅するなり、とりつかれたように始めたのは、ロウ粘土での「精進懐石膳」作りでありましたよ。

3日かけて完成させたお膳二種を、親バカ記録として残しておきます。


懐石 夏
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先附  冷奴、葛水仙
吸物  冬瓜とふのり
八寸  空豆、南瓜、枝豆、粽(ちまき)、トマト、冬瓜、獅子唐・生麩、新じゃが
揚物  獅子唐、茄子
酢ノ物 もずくの菊花和え
食事  冷やしつけ麺
香ノ物 梅干
氷菓子 宇治金時

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懐石 秋
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先附  冷奴、葛さし
吸物  松茸
焼物  秋刀魚
揚物  春菊
煮物  小豆南瓜、筍
御飯  栗御飯
香ノ物  沢庵、梅干、胡瓜の浅漬け
水菓子  柿

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※ 下板の大きさ : 17×10cm
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by senrufan | 2008-08-03 10:30 | Trackback | Comments(16)
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Commented by すれっぢ at 2008-08-05 12:42 x
>こんの罰当たりめがっっ!!(怒怒怒)
おぢさんも怒ってるぞ~!!(怒・怒・怒)
食べるの苦しかった「鱧」と「鮑」をくれ~!!!(笑)

まあ夏の日本に行けるだけでもえらいです。
ぜ~ったい行きたくないです。飛行機から降りた時の空気の重さ、
ここは金星か??ってほど重力を感じます。

ミニチュア懐石・・・本格的ですね~。お品書きに必ず使ってあるもの
ゼ~んぶ書いてあって、蓼とか紫芽・・・まで。えらいいっぱい書いて
あるじゃんと思ったら、一つだけちょこっと載ってたりすんの。
和食以外ではありえない流儀ですね~。

Commented by シーラ at 2008-08-05 13:59 x
罰当たりサマの美的感動が、精緻なロウ細工から伝わってきますよぉ!
私も幼稚園の時に文楽を観に行って感動し、帰宅後人形づくりに没頭したということでしたが、同類を感じ、とっても嬉しくなってしまいました。

懐石亭にこの写真送ってあげたら、きっと喜ばれるでしょうね。

それにしても彼女の感性と手先の器用さは素晴らしいわね!
Commented by ウナギイヌ!? at 2008-08-05 14:53 x
どんな顔だっけ、ウナギイヌ?とクリックして朝っぱらから腹式呼吸のソプラノで大笑い!へぇ、Miyukiさんって、ウナギイヌに似ているんだ~。←完全にイメージ確立。

いやはや、お嬢よ・・・そりゃ辛かったろう。
残してはいけないとがんばったという、その爪の垢を送ってくださいまし。
うちの怪獣たちに見習わせたいですよ。
だけどお嬢よ、鱧だ、鮑だぁぁぁぁ???
そんな殺生な。おばさんは泣くよ。

そして彼女のロウ細工の素晴らしいこと。17x10cmって・・・と手を広げてみてその小ささにびっくり。ブラボー!
Commented by frogfreak at 2008-08-05 16:09
細工が細かすぎるっ!これ、すごいですよぉ!とっても美味しそうだもの。食べたくなっちゃうわ♪
よっぽど日本が楽しかったんですね。
日本の灼熱の夏もなんのその!岩盤浴に行ってしまうなんて、若いって素敵!
Commented by shina_pooh_at_sfo at 2008-08-06 01:00
えぇぇ!私も思わず 17×10cm の大きさを手で再現して驚きの声。一つ一つの細かさと穏やかな色調。夏膳にはうちわや貝殻を、秋膳にはもみじの葉を添える細やかさ。感嘆の一言に尽きます。。モービルに引き続き、なんて繊細な才能!お品書きを見ると、通常の懐石よりも量が少なく体に優しそうな品々、と思ったら、精進懐石だったんですね。

でも、和食のコースは何気に量が多いので、すべてを食べきろうとするとかなり満腹になっちゃいますものね。それでも残しては悪いからと食べられたお嬢様に大きく頭を垂れさせていただきたい。さすが Miyuki さんがしっかり育てられたお嬢様です。
Commented by Alice at 2008-08-06 09:24 x
すごい~~~!!!! 色彩感覚といい小道具の配置やさりげない蓋の開け方といい、素晴らしいです! 
Commented by Miyuki at 2008-08-06 11:34 x
*すれっぢさん
そーだそーだ、どうせなら送ってくれってなもんですよ!! ちなみに娘が苦しんだこの日、実は私も胃痛で苦しんでまして。ハモは送ってこない代わりに、痛みだけは以心伝心ならぬ以身伝身で送ってきやがりましたですよ(怒)

金星とはすんばらしい例えーー! 私も夏はカリフォルニアから離れたくないです。

美と味の高次元での結合した芸術、それが懐石でありますな。これまたわが国の誇る文化なり。アニメだけじゃないのですよね、うん。
Commented by Miyuki at 2008-08-06 11:37 x
*シーラさん
人形作りとはさすがシーラさん、小さい頃からタダモノじゃないっ!(尊敬)
写真を送る、あ、それいいアイディアですね~。なんかね、外食すると、シェフや裏方さんに、何かの形でお礼を言いたくなるのですが、こおゆうk形での表し方もありますねえ♪
感性はともかく、手先の器用さには参ります。私はちっちゃい頃から、この手のことがとんとダメだったので、一体誰に似たのか。
Commented by Miyuki at 2008-08-06 11:45 x
*マミィさん
そうなんですよ、ウナギイヌこそ私の絵姿(大真面目) 他にはオバケのQ太郎とか、少年アシベのゴマちゃんとかも近いのですが。ということで、いつかマミィさんと会える時は、待ち合わせ場所でウナギイヌを探していただければ!

でしょ、でしょ、泣けてきますでしょ~~!?
ハモなんざあ、海外暮らしのアタシ達が、どれほど懐かしく思ってることか!! なので、こんなヤツの爪の垢なんざ、お嬢さま方にはあげられませんな。むしろこちらこそいただきたく~~。

うん、実物はほんとにちっちゃいですが、麺の一本一本、米の一粒まで作ってあるのですよ。我が娘ながら、ほんとに器用というか、肛門体質というか(酷)
Commented by Miyuki at 2008-08-06 11:48 x
*frogfreakさん
食べたくなってくださったとは、本人が聞けば喜びます~、ありがとうございます!
食事では辛かったものの、楽しかったことも沢山だったらしく、両親に感謝です♪ 特に岩盤浴にはオオウケしてました。全身をぶるぶる揺らして、贅肉を落としやすくする機械とか~(笑)
Commented by Miyuki at 2008-08-06 11:52 x
*shinaさん
勿体無いお言葉ばかり、ありがとうございます~vv そなんです、動物性のものを久々に食べた反動で、ますます穀物菜食への愛がつのったらしいですよ(笑)

我が家では、食べるものの内容以上に、食べ物への態度・作った人への感謝・食べ方のきれいさの方が重要だ!とは言い聞かせておるのですが。今回はそれ以上に、ご馳走してくれた祖父母への気遣いもあった模様でございますよ、あはは。
Commented by Miyuki at 2008-08-06 11:54 x
*Aliceさん
きゃー、そんなに褒めていただいて、彼女に代わって思いっきり照れさせていただきますっ! ほんとにありがとうございますっvv つか、親バカ全開ですみません~~。
Commented by ayumin_moo at 2008-08-08 11:53
ハモ!あわび!
遅ればせながら申し上げますが、お嬢様は罰当たりだと思います。
でも、確かに日本は1人分が決まった量で出てくるから、本当に辛かったことでしょう。。。(涙)「残すのは申し訳なくて必死に食べた」というのが偉い!かわいそうだけど、よく頑張ったと思います。

そして、ロウ細工、すごい!とにかくすごいです!日本人の心、しっかり植えつけられていらっしゃいますね。獅子唐と茄子の揚げ物なんて、まさにそのもの。秋刀魚の七輪焼き、背景に秋の夕暮れを思い浮かべます。感動です!

ウナギイヌ、きっとその男性はMiyukiさんのぱっちりとした目を見て照れ隠しに言ったに違いない!ちなみに、私もいつもキャラクターにばかり似ていると言われます。
Commented by Miyuki at 2008-08-09 10:36 x
*ayuminさん
ゆって下さい、もっともっと!>罰当たり
まあねえ、大人はお金とか希少さとかで価値をはかるから、彼女に罪はないとは思うのですけど。彼女との外食は、色々考えなきゃいかんです。でないと「勿体無い!」で終わってしまう。

拙い作品に嬉しいお言葉、ありがとうございます~。ネットで漁ったり、うちのレシピ本を見たりして、「自分が食べたい懐石料理」を集めた結果がああなりました(笑)

いえいえ、私は大真面目でウナギイヌには拍手喝采でございました。オバケのQ太郎以上に自分に似ているものがあったんだー、と感動したです。ayuminさんに似ているキャラクター、それはセーラー服の美少女路線ですな。
Commented by peartree22 at 2008-08-10 15:14
赤塚不二夫さん。私はやはり「バカぼんのパパ」と「いやみ」。
シェーは、大学時代にあほな友人たちとの「合言葉ならぬ合身振り」でございました・・・。

旅館の料理。これでもか!って出てきますものね・・・。
我が家では母がお嬢さんのパターンです。
だからこのところはもうまったく外食には参加せず(笑)。
母が唯一「また行ってもいい」というのは湯布院と市内にある砂糖、油、添加物を使わないとある病院内のレストランです。

まぁ私の場合、夫に食べさせるという手があるので助かってますけれど。
お嬢さん、「なるべく残さないように・・・」とは涙ぐましい。よく頑張りました。

それにしても、なんという美しい手仕事でしょうか!
改めて懐石料理という日本の文化を見直す私です。
Commented by Miyuki at 2008-08-11 10:06 x
*ちゃんさま
おー、やったー、ちゃんさまもシェー仲間っ!(笑)

お母様が、そうですか~。
でも確かに日本のレストランは、「勿体無い…」と思うことが沢山あります。原材料高騰を問題にする前に、できることがもっと色々あると思うのですが。特に和食は、すばらしい文化でありますが、残す・お腹がいっぱいで苦しい、などとなったら、いい思い出にはなりませんよね。せめて持ち帰りを認めてくれるようになったらなあ、と思います~。

あ、我が家の外食もそれです! 旦那の胃袋を当てにして、という(笑)


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