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身体と心で味わう行為 (前編)

沖縄本土復帰記念日、国際家族デー、ヨーグルトの日、ストッキングの日
犬養首相射殺。五・一五事件(1932年)
クリスマス島でイギリスの第1回水爆実験(1957年)


好奇心に満ちた、拙い個人的アンケートにご協力くださった皆様、改めまして本当にありがとうございました!!(平伏)
知性も情報も面白味もない場所ですが、愛と感謝だけは溢れんばかりの日記です。今日も皆様のおかげで生きてます。


さて、教養豊かな皆様のおかげで、様々な切り口が多数発見でき、これはとても一言でまとめられるものではないなあ、と実感できました。
当たり前ですが、味覚や好みというものには、その人個人の育ってきた背景が大きく物を言い。となれば、これまた百人いれば百通りの味覚の変化があるのでございますね。

大事な大事な皆様のお言葉をもって、私的に以下に整理して並べてみたいと思います。

* * * * *

【料理】

その前に、ちょっとだけ。

クレープ屋の帰り、お嬢と話していて。
食事クレープはチーズやクリームがあまり食べられないし、かといってデザートクレープも、クリームか砂糖たっぷりのアップルだったので。
結局私達は外食しても、いつも「おうちごはん」に戻るよね、と何度も話したことをまた繰り返す。



じゃあ、おうちクレープやってみるか。
といっても、あんな薄いクレープは到底母ちゃんには作れない(ぢまん)なので、この際トルティーヤで代用だ。

身体と心で味わう行為 (前編)_b0059565_1322547.jpg

そして翌日のお昼ごはんに、「冷蔵庫にあるものでできる」範囲で作ってみた。どうせお嬢と私だけなので、量も種類もいらないし。
オーガニックのSprouted Wheatのトルティーヤで、甘いの1つと、甘くないの1つ。たったそれだけの粗食です。

トマト、English cucumber、雑穀入り玄米ご飯、冷凍してあった茹でた黒豆。
これを塩・胡椒とレモン汁で和えたもの。ちょっとだけドライハーブを散らして、オイルは不要。

もう一つは、木綿豆腐とレモン汁、メープルシロップなどで作った豆腐クリーム。
少量の塩だけでじっくり煮た、りんごの塩煮。

それぞれをたっぷりのせて、くるくるとトルティーヤを巻いて、クレープなんだかブリトーなんだか、よくわからないけど「おうちクレープ」。(気分)

身体と心で味わう行為 (前編)_b0059565_13222490.jpg

こんな素朴以外のナニモノでもない、とても人様には出せない代物が、一番沢山食べられて、私達には一番ほっとする。
この中で使われた調味料なんて、一体何種類? 他の人から見たら、お世辞にも料理とは呼べないレベルかも。
もっと前は、こういうメニューと材料を聞いても、到底おいしそうなんて思わなかったのに。


おそとごはんではいろんな味と、いろんな調味料が味わえて、心も嬉しいハレのごはん。
おうちごはんはできるだけ素材の味で、身体も安心するケのごはん。

両方とも楽しめるようになるのは、やはり成長、という過程を経た後の段階で。
味覚が甘さから苦さまでわかるところまで至って、更に知識と経験で、その味を補強するようになってから。

味覚、という五感の一つを通して見たら、その先に広がるものは、生まれてきた瞬間からの、時と経験の積み重ねというなだらかな山と、成長という名の上昇線。

* * * * *

この後、アンケートのまとめを続けようと思っていたのですが、相も変わらず短い記事が書けない私、これ以上長くなるのは、ウザイ以外のナニモノでもありません。
なので、この後の記事に続けます。

あ、記事の日付は一応変えておきます。
こうやって、少しでも日記としての体裁を整えようとする試みの一環(死んでこい)
by senrufan | 2008-05-15 13:19


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