育てて、摂って、返すもの

愛鳥の日、コットンの日、日本気象協会創立記念日
インドで対英民族運動「セポイの反乱」起こる(1857年)
アメリカ大陸横断鉄道が開通(1869年)


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お気に入りのグローサリーストアの新製品。
Fully Cooked Sprouted Brown Rice with seaweed & sesame seed sesoning packet
となってますが、要は、
発芽玄米ご飯パック・わかめと胡麻のふりかけ付
なわけですな。


温め方は2通り。電子レンジで1分半か、熱湯で温めること10分か。
レンジしちゃったら、発芽玄米の栄養がなくなるじゃん、と思い込んでる旧人類の私は、温めましたともさ、お湯でちんたら10分間。
やや固めかな、という仕上がりでしたが、ふりかけをかけて、うまうまと美味しくいただきました。
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ここのところ、こちらの健康志向食品では、
「sprouted」「cultivated」「ferment」「probiotic」
といった言葉がついた製品が増えてきているような気がしてます。
発酵、それは、人類最古の食文化の一つなり。(ホントかよ)

* * * * *

【イベント】
b0059565_8325484.jpgヒッピー、という言葉を聞いた時に、思い浮かべる個人的イメージは。
痩せた長髪の男女、長く垂れた服、伏せがちな瞳、ギター、平和運動、コミューン、などなど。
1960年代後半に、ベトナム戦争への反発から生まれた、平和と愛を願う若者文化、でありますな。



この”Hippie”を、”Hippy”と変えて、世界各地を周りながら料理するTV番組が、こちらの公共放送で放映中の、「The Hippy Gourmet」です。

なんて、今まで一度も観たことはないので、完全ウケウリなんですがね。(TV観ないっ子)


本日この番組ホストの2人、James RhrichとBruce Bermanが、彼らが出版した「The Hippy Gourmet's Quick and Simple Cookbook for Hearlthy Eating」の宣伝及びサイン会の為に、隣りの市にある本屋にやってきました。
たまたまこの日、お嬢と私は、この本屋のすぐそばに行く予定だったので、その後そのままそちらに足を向け、楽しく聴いてきたのですよ。

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彼らの今日のデモンストレーションのメインは、Solar oven。お日さまの熱を受けて調理する、持ち歩き可能なBBQコンロのようなもの。
ゆっくりと、じりじりと調理する為、スロークッカーと同様の使い方が一般的ですが、彼らはこれでピザも焼けば、スープも煮込む。朝出かける前に夕食を中にセットしていけば、帰った頃には、ほどよく全てが出来上がっている、と言い切ります。

Berman氏が外で、私達の為にクッキーを焼いている間、Ehrich氏が語ります。

まずは彼が着ている服。全てHemp(大麻)からできているそう。
麻は雑草の一種で、肥料もいらず、農薬もいらず、どこでも根付いて元気に伸びる。環境的にも人件費の面から見ても、コットンよりずっと良い。
合衆国憲法の原紙は、実はHemp paperである、という雑学まで。
加えて、Hemp seedsのサンプルを配りながら、その栄養価の高さも説明します。

続いて、ヒッピー・グルメとはなんであるか?
それは60年代のごとくの、外に出てコミューンを形成する、という意味ではなく、賢明で前向きなやり方での生活と食事、と位置づけます。

本の中の数々のレシピは、朝食からデザートに至るまで、ヴィーガン、ベジタリアン、そしてペスクタリアン(魚OKのベジタリアン)用のメニューも含めて、バラエティに富んでいます。
スロー・フード、雑穀類、地球に優しい植物を使ったものがあちこちと。身体の為に、と考えたものではなく、自分と人々に愛と愉しみを与えるためのもの。

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ローカル局の番組でありますが、舞台は決してローカルにはとどまりません。
イタリアに飛んでワインを味わったり、サンフランシスコの消防局に、オーガニックのオートミールクッキーを配達したり。

例えばカナダのバンクーバーにある、シーフードで有名な"C" restaurantのシェフ、Robert Clarke氏を訪ねた時は、ホストのBermanと2人で釣り船に乗り、エビを釣り上げます。
Clarkがディナーを作っている間、Bermanはバンクーバー水族館に赴き、ラッコなどの海洋生物を、Exxonのオイル流出から救ってリハビリしている過程について紹介します。
その後ディナーに戻り、共に食べ、語り合う二人の後ろに、またたく文字が浮かんでいました。
”Peace, Love, Organics”

この番組のインスピレーションの元となっているのは、
60年代後半のTV「The Galloping Gourmet」と、Julia Childの料理番組、
Euell Gibbonsの本「Stalking the Wild Asparagus」
ルドルフ・シュタイナーの思想、
そして、
Buckminster Fullerが提唱した、「Spaceship Earth(宇宙船地球号)」の概念。

私達の食べ物がどこから、どういう手を経て来ているか、ということ。
限りある資源と、どう向き合って、いかにシェアしていくべきか、ということ。
そこに目を向けてもらうことが、この番組で一番大事なポイントとして伝えたいことだ、とEhrich氏は語りました。
*-*-*-*-*-*-*-*-*

そんな話をひとしきり聴かせてもらった後は、外に出てソーラーオーブンを拝見。
ちょうど、米国の家備え付けの標準オーブンと同じぐらいの大きさで、ソーラーのACアダプター付だそう。

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反射板で光を集めながら、中で焼かれているのは、本にものっているSolar Vegan Rooty Tutti Fruity Mutty Cookie。
焼きあがったクッキーを1枚もらって、ぱくっと一口。……あ、白砂糖使ってるなこれ。
そうなんだよなあ、ヴィーガン向けでもベジタリアン向けでも、白砂糖はOKなんだよなあ。

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レシピを見ると、大豆マーガリン、ブラウンシュガー、白砂糖、ライスミルク、アップルソースなどに加えて、くるみ、オーツ、チェリー、パパイヤ、パイナップル、ドライベリーなどなど。
材料が好みのものばかりで、砂糖の甘さ以外はなかなか美味しかったので、マクロビ仕様にちょっと変えて作ってみようかな、と思ってます。


でも、うちは電気オーブンですけどね。
*-*-*-*-*-*-*-*-*

なぜこのイベントに行ったかというと。
この本屋のすぐそばにあるクレープ屋が美味しいと、3人の方に薦めてもらっておりまして。
じゃあお嬢の日本語学校の後、そのままそこに行ってランチを食べよう、と話していた矢先に、このお知らせを目にしたから、なのであります。

このクレープ屋については、この次に。


Organic Living with the Hippy Gourmet

Kepler's Books
1010 El Camino Real
Menlo Park CA, 94025
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by senrufan | 2008-05-10 08:14 | Trackback | Comments(6)
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Commented by peartree22 at 2008-05-14 09:35
Miyukiさんのブログは英語の勉強にもなります。
この手の玄米レトルトパックも売っているのですねぇ。じゃあ、もしそちらに行く時はこちらからわざわざ買って持っていかなくてもいいって分けですね(笑)。(米食い家族ゆえ)
ヒッピーの話、興味あります。最初にその存在を知ったのは
大学時代の古典の教授が昔ヒッピーだったとかでいろいろ話を聞いていたからです(まったくそう見えなかったのでびっくりでしたが)。
その番組観てみたいですね。面白そう。
でも白砂糖は残念でしたねぇ。なんで白砂糖なのかしら?
レシピ見ると、白砂糖なしでも充分甘味が生まれそうなのですが、そこはやはりヒッピーである前にベロは忠実なアメリカ人なのかしら?
(たぶんヒッピーになったのは成人してからの方が大半?となると、幼い頃の食習慣ゆえなのかなぁ?と考えたり)。
Commented by すれっぢ at 2008-05-14 12:57 x
>麻は雑草の一種で、肥料もいらず、農薬もいらず、どこでも根付いて
>元気に伸びる。環境的にも人件費の面から見ても、コットンよりずっと
>良い。

え~、ここで説明終わりなんですか~?。そのあとが肝心かなめ
だろーがー!!って感じたのですが。(笑)お隣から電気盗んで育てたり
してる方も多いようですが・・・

うちの近くにも、元、現を含め沢山いらっしゃいます~!!元アメリカ人
って方で50代後半って人も多いですねー。何故か?徴兵逃れでカナダに逃げて来て居ついた人たちでしたー。80年代初期までは犯罪者扱い
されたので、アメリカには行けなかったそうですよ。


Commented by Miyuki at 2008-05-15 12:18 x
*ちゃんさま
そだそだ、それです、レトルトパック! いやあ、このテの商品ってなんていうんだっけ、とずっと考えていたのであります、おほほほ(笑ってごまかす)
えーっ、教授がですか!? それは私もお話を聞いてみたかったですねえ。
白砂糖は問題ないと思っている人の方が、圧倒的多数ですよね。だって普通に売ってますし、レシピ本にも料理番組にも当たり前にあるし。私達が、いくら本物の醤油の方がいいとわかっていても、結局スーパーで手頃な値段の大量生産品を買ってしまうのと同じですよね、きっと(笑) でもこういう番組なので、その辺りも気をつかうのかと思ったのですが……そうするとスポンサーがつかなくなるかしら。どっちにしろ、食習慣って、文字通り”習慣”なので、覆すのは大人になるほど大変ですよね~(ため息)
Commented by Miyuki at 2008-05-15 12:22 x
*すれっぢさん
なーにを考えてらっしゃるですか、こらっ!(大爆笑) 確かに先日、またこちらでも地下で栽培してた住人が捕まりましたが。でもそうだ、ヒッピーといえば大麻とマリファナ、ですよねー(偏見)

なんと、そういう事情で! そう考えると重いなあ。その人の人生全体から見たら、やむをえない判断だった、と言い切れるようだったらいいですね~。
Commented by マミィ at 2008-05-16 15:48 x
ヒッピーグルメか、面白いなぁ。シェルブールの路上で犬と一緒に寝ているおじさんたちに教えてあげたい、このソーラーオーブン。「雨が降ってるじゃろ、嫌がらせか!」と殴られそうだけど(笑)

すれっぢさん、はっぴ着て焼き鳥焼いて、カナダで「ハッピーグルメ」はいかが?
Commented by Miyuki at 2008-05-17 10:38 x
*マミィさん
わはは、そーなんですよ、これって雨だと使えないんですよね~。ここで蓄電池を仕様するようになれば大したもんだ。シェルブールにもやはりいらっさいますか、路上のお方。それこそ雨の場合は雨宿りの場所はあるのでしょうかね?(心配)

……(バンバンバン)(机ぶっ叩き)!!!!!………(屋台のすれっぢさん像が浮かんで猛爆笑)


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