甘く、優しく、穏やかに (その2)

遠山の金さんの日、中国残留孤児の日、ミニの日
ラブレーの著書が焚書に指定される(1543年)
英フックス隊が史上初の南極大陸横断に成功(1958年)
中国残留孤児47人が肉親探しのため初来日(1981年)


お嬢の学年、4月に修学旅行があるですよ。首都ワシントンD.C.に、6泊7日の旅ですよ。
オンラインで申込みをし、お金の支払いも全額済ませて(しくしく)、先日は緊急用書類を数枚、記入させられたですよ。

その中で、こんな質問がありました。
「あなたのお子さんはベジタリアン、もしくはヴィーガンですか?」

こおゆう質問があるところが、アメリカの特色の一つだなあ。

や、彼女はそのどちらでもないんですが、実はこの旅行で密かに頭が痛いのが、食事のことでありまして。
事前情報によると、毎日アメリカ~ンなカフェテリアやレストランの連チャンだそうなんですが、まあそれはアメリカの学校だし、特に文句をつけるポイントではございません。残念ながら。

問題は、その手の食事をお嬢が大変に嫌がる、という、個人的かつワガママかつ融通の利かないかつ、大変同情すべき状況にありまして。
彼女は「サラダバーだけが私の救い」などと、すでに遠い目でつぶやいておりますが、ここで例えばヴィーガンです、と書いたら、もしかして何か配慮してもらえるのかもしれない。
そんなことを思って、彼女と相談しましたですよ。

「マクロビオティックと書いたらだめ?」
「100人中、99人はわからないことを保証してあげよう(きっぱり)」
「うーん、どうしようかなあ……じゃあとりあえず、ヴィーガンと書いておいて(ため息)」

果たして帰宅した時の彼女の体調はいかなるものか。
とにかく彼女が帰ったら、しばらくデトックスメニューを続けることになりそうです。



でも意外と、ジャンクフードに目覚めて帰ってきたらどうしよう。(ええええ)

* * * * *

【雑事】

[砂糖はどのように身体に作用するか?] (雑誌や新聞記事などから抜粋)

砂糖の害についての意見が増えてきた昨今であるが、実際のところ、糖分は身体の栄養素として必要である。
槍玉に挙げられるべきは糖分そのものではなく、まずは「精製された砂糖」と言うべきであろう。



米国人の精製糖の摂取量は年々増加しており、1800年代初めには、1人平均は年に12pounds(5.5kg)であったところ、2006年には180pounds(82kg)まで膨れ上がっている。
おかげで我々は、深刻な健康被害という代価を払うこととなったのだ。

精製糖は菓子類だけでなくパスタや冷凍食品にまで、明らかに、もしくは目立たぬように使われている。もしくは砂糖の代用品が。

砂糖が摂取されれば、直ちに膵臓にインシュリンをつくるよう促し、余分なカロリーを脂肪として蓄え、不健康な体重の増加と、糖尿病への道筋を作る結果を生み出す。
肥満とインシュリン抵抗性は、糖尿病に限ってのみの問題ではない。砂糖は免疫機能を害し、鬱病・高血圧・骨粗鬆症・更年期’高コレステロール等、あらゆるものの原因としても位置づけられているのだ。

「今や心臓や血管の病気の直接的な、そして独立した危険因子である、という証拠が、ますます増えています」
と、Aaron Cypress医学博士(Joslin Diabets Center)は言う。
最新のAmerican Journal of Clinical Nutritionによると、砂糖の過度な摂取は、尿酸値を上昇させ、心臓・血管、そして腎臓への強いダメージを与えることになる。
また慢性的な高血圧は、関節炎やある種の癌の原因ともなりうるのだ。

他に砂糖が細胞に与える影響として、アルツハイマーとの関連が上げられる。
Cypress博士によると、糖尿病とアルツハイマーには、ある種の関連があると推測されているが、糖尿病はあまりに多様な要因があるので、いまだ明確ではない。


各家庭にとって砂糖の摂取を控えるのは、一種の挑戦であるように思える。特に子供向けの出来合いの食品には、かなりの砂糖が入っているからだ。
しかし、実は見かけほど難しくはない、とは、Roberta Anding博士(American Dietetic Association)の言だ。
彼女は、”排除する”より、”減らす”ことに焦点を置くべきだ、と述べている。

「砂糖を減らすことを、”損失”とは思わないことです。むしろ”良くなること”と見なして下さい」
Connie Bennett、ホリスティック・ヘルス・カウンセラーであり、「Sugar-Shock!」の著者の一人である彼女は、砂糖と炭水化物を摂らないダイエットの経験者であり、その経験から私達にこうアドバイスする。
「私はいつもギリギリの状態で、イライラした頭痛持ちの人間から、エネルギッシュで生き生きした人間に生まれ変わりました。そしてやはり砂糖を止めた何百人もの人達から、同様に生活が変わったという声を沢山もらっているのです」

*-*-*-*-*-*-*-*-*
[砂糖の一日の摂取許容量]

1. 米国
 幼児
  一日1,000カロリー
  精製糖 100カロリー(25g)

 青少年・成人 (体重36kg以上)
  一日2,000カロリー
  精製糖 200カロリー(50g)


2. 日本
 幼児
  精製糖 15g

 成人
  精製糖 20g
*-*-*-*-*-*-*-*-*
[ジュースは許されるか?]

例えばコカコーラ。内容量250mlのうち、糖分は26.75g
ということは、スーパーサイズ(1,200ml)のコーラを1杯飲んだだけで126gを摂取することになり、これだけで一日の許容量を遥かに超えてしまう。

ではフルーツジュースならどうだろうか?
「100%ジュースなら、栄養面での補足的価値があるから良いが、砂糖類を加えてあるジュースは避けるべきだ」
とは、Roberta Anding博士の言葉。

更にChristine Gerbstadt博士によれば、
「大人は一日に4once(124g)まで100%ジュースを摂取しても良いが、幼児や小さい子供は、一日に2once(62g)以上は飲むべきではない」

商品ラベルを良くチェックして、砂糖の量を確認することが重要である。
が、ほとんどのボトルジュース(8~16onceサイズ)は、推奨摂取量の4~8倍の糖分を含んでいるのが現状だ。
*-*-*-*-*-*-*-*-*
[参考]

大森一慧著 「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」より
「動物性の脂肪の毒消しには、3倍以上の野菜を一緒に食べること。
魚介類には、やはりたっぷりの野菜や海草、更には日本古来の知恵、大根おろしやわさび、生姜、酢。
乳製品には、きのこ類。

しかし残念ながら、砂糖の毒消し法はありません。」

[PR]
by senrufan | 2008-03-02 14:06 | Trackback | Comments(10)
トラックバックURL : https://senrufan.exblog.jp/tb/8126480
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by ゆみたち at 2008-03-05 15:50 x
うちで一番砂糖ジャンキーな私。
茶色い食べ物、チョコやあんこ系が大好きなので、毎日一体何グラムの砂糖を摂取してることか。
小僧に怒ってばかりなのも、そのせいだと思うわ、、ちがう、、?
Commented by マミィ at 2008-03-05 17:34 x
ベジタリアンの上を行くヴィーガンなるものが存在するのだと、今初めて知りました。そうか、乳製品までもか・・・チーズもヨーグルトも卵もだめか、参ったなそりゃ。←3秒自分がヴィーガンになったつもり。
アメリカ修学旅行のヴィーガン食がどんなものであったか、お嬢さまの報告、是非おすそ分けくださいまし。
Commented by すれっぢ at 2008-03-05 22:54 x
タバコ、アルコールは目に見えて悪です~って言ってるようなもん
ですが、砂糖はあちこちに潜んでて、知らないうち悪さしている
って感じですね。パスタにまで砂糖が入ってたとは、ちょっと驚き
ました。
Commented by Miyuki at 2008-03-06 13:50 x
*ゆみたちさん
茶色い食べ物、って最初、全粒粉や玄米を想像して、ヘルシーじゃんと思っちった、てへ。なのに貴女のその細さの秘訣はなに?(違)
うし、じゃあ砂糖をやめて、穏やかになれるかやってみよう。ちなみに効果が出るのに、3ヶ月かかるけどね。(真顔)
Commented by Miyuki at 2008-03-06 13:55 x
*マミィさん
そなんですよ、更に細かく、オボ・ラクト・ベジタリアン、ラクト・ベジタリアンなどの区別もあって、いまだに何がなんだかねー。
お嬢の報告、私も今から楽しみでございます。その際はご報告させてくださいませ!
Commented by Miyuki at 2008-03-06 13:56 x
*すれっぢさん
そうそう、ラベルを細かくチェックすると、いろ~~んなものに砂糖が入っててびっくりしますよ。アメリカのラベル表示は細かいので、その点はありがたいのです。
Commented at 2008-03-07 00:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by senrufan at 2008-03-07 01:20
*鍵コメさま
ちょうどリアルタイムで拝読して、じ~~ん…と感動していたところ、3つめのコメントをいただいたので、一応お言葉とおりにいたしました。が! しっかり個人的に保存させていただいたこと、どうぞお許し下さいませ。とても大事なお言葉だったので。

おっしゃっていただいたこと、とても言いづらいことであったでしょうに、こうやって形にして伝えてくださったこと、本当に、心から嬉しく思います。ありがとうございます!! 実はご指摘のこと、ここ最近の悩みになっているのです。今は大丈夫なのですが、そうなる可能性に目をつぶれる状態ではなく。あああ、本当はあれもこれも、色々とご相談したい気持ちでいっぱいなのですが……っっ!

何はともあれ、言い訳がましいので今回の日記には書かなかったのですが(と言いつつここで書く)、このヘタレシリーズの最後は、結局「甘いもの大好き!」で終わらせたいな~、と思っております。だって幸せですもの、ねえ♪
今後とも、どうぞくれぐれもよろしくお願い致します! また何かお声をかけていただければ嬉しいですvv
Commented by peartree22 at 2008-03-09 10:31
あー、お嬢さんの悩み、私の子どもの頃の悩みと同じです。
修学旅行は楽しみなれど、食事が食べられるものが少なく、
苦痛そのものでございました。いくら食べられない味でも残す
という罪悪感はつきもの。「ヴィーガン」と断っておくというのは
いい案だったのでは?と思います。
お嬢さん、きっと離れてみてMiyukiさんのお料理のありがたさを
ますます感じているのではないでしょうか?
帰宅後のデトックス料理もぜひぜひUPお願いいたします!

最近悩みなのが娘の砂糖摂取量。幕内さんの本や新実先生、
Miyukiさんが今回掲載されている大森さんのこの本などを
読んでなるべく与えないようにしてはいるものの、
時々「特別ね」と買うと、反動が出た!とばかりに食べてしまって。
一昨日も苺大福、やぶれ饅頭を続けて食べる始末。
一昨日は出かけたデパートでソフトクリームを1個ぺろり(少し私も食べますが)。3歳児とは思えぬ食欲に唖然としつつも、「時たまだから」と
親も甘くなっていて・・・。気を引き締めなくっては!
Commented by Miyuki at 2008-03-10 03:25 x
*ちゃんさま
そういうちゃんさまの体験談、もっともっとお聞きしたいです! 私はこういう体験をしてないので、どうしてやれば彼女の為になるのか、わからないのですよ~(涙)
でもこのところよ~く観察してたら、彼女の方が私より全然普通食OKなんですよね。若さの力。だから旅行によって、彼女の頭の固さがとれるか、それともやはり家ごはんがいいと言うのか……実は楽しみ半分でもあるのです。

子供と砂糖、私もここまで大きい問題だとは思ってなくて、今頃になってあーでもないこーでもないと、てんやわんやしております。ちゃんさまと一緒に考えたいことは山のよう! 砂糖を少しずつ減らしていくにあたっては、今のところ私が得ているのは、マクロビオティック流の見方なので、それがお役に立つようであれば、得ている知識だけでもお伝えしたいですが……


<< 選択権は我にあり 弥生・季春・早花咲月 >>