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味をとるか、はたまた理性か

Death of Simon Bolivar (Venezuela)


お嬢の学校で、本日授業中に火災報知器が鳴った為、一旦避難させられて。
その後で間違いだったとわかり、また授業に戻ったそうで。
まあ良くあることなんですが、今日はたまたま体育の授業中で、半袖・短パン姿のままだったので、みんな身体が冷えて辛かったとぶーぶー言っておりました。


しかし聞いたところによると、昨年のこの学校での火災報知器の作動原因。その大半は、

先生方のラウンジや教室での、電子レンジで作るポップコーンだったそうですよ。


かかってるバターがちょこっと焦げただけで、反応してしまうんだそうですが、

だったらそんなもん食うんじゃねえ、とか、
先生だったら、せめてもっと健康に良いものを食え、とか、
でも私も勤務時間中ボリボリおやつ食ってましたすいません、とか、

一体どこからツッコめば良いのやら。

* * * * *

【レストラン】
今週が、冬休み前の最後の一週間。お嬢の学校も金曜までで、日曜には日本に発つ予定の我々。
この時期になると、いつも気持ちが焦るんだ。
「早く忘年会しなきゃ!」って。(な ぜ に)



ということで今週、月から金までの5日間、毎日誰か彼かと忘年会ランチです。ゴクツブシのくせに。ゴクツブシのくせに。(二度言う)

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皮切りに行ったのは、今日一緒の友達の近所にある、すんごく久しぶりな中国系モール。めちゃめちゃ広くて公用語は中国語だよ、という。英語はたまに通じません、という。
旦那に以前、ここにあるお粥のお店が安くて美味しい、と聞いたので、一回行ってみたかったんだ。

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なんとなく、お粥メニューがずらりと並んでいる店を想像してて。
なんにしようかな、王道の鶏かな、でも野菜系も捨て難い。そんなことを考えながら、店内に入ってみたところ。

ガラスケースには沢山のおかず類が並んでて、その後ろには、「Lunch Special:3 itmes for $4.99」という貼り紙。え、え、何がどうなってるの。

他のお客さんを見てみると、各テーブルにどん!と置かれた、お粥が入ったおひつが一つずつ。そしておかずのお皿。
どうやらテーブルごとに、一種類のお粥がサーブされ、私らがオーダーするのはおかず類、という仕組みであるらしい。
友達と私、それぞれ3種類のおかずを選んで、やはりお粥が置かれたテーブルについたよ。

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お椀に粥を盛って食べてみる。塩味すらもつけてないような、淡白そのもの。入っているのは、やはり味付けなしのバターナッツスクウォッシュ。
これだけだと物足りないなあ、と思ってしまうんだが。

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彼女が選んだのは野菜中心。茄子の甘味噌炒め、セロリの炒め物、中華豆腐の炒め物。

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私が選んだのは、白菜の煮物、豆腐のとろみがついた煮物、そしてぱっと目に入ってつい頼んでしまった豚足
彼女に「勇気ある!」と言われた。実は単なる勢いだ……

中華メニューだけあって、油も多いし、調味料もしっかりきいている。こういう濃い目の味付けのおかずと一緒だからこそ、これぐらいの淡白なお粥が合うんだ、ということがわかったよ。
おかずとお粥を一口ずつ、交互に口に運んで、それぞれの味を馴染ませる。

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たっぷり盛り付けてくれたので、大量に余ったおかず。箱をもらって持ち帰りの準備。
さらにお粥も持って帰ろうと、それ用の容器を頼んだら、それはできないと言われてね。

実はこのお粥って、ノーチャージのものなんだって。
だから持ち帰りたいなら1ドル払って、新しいお粥を詰めてもらうことになるそうで。お粥は時間がたつとドロドロになるから、ってね。

ほおぉ、と説明に感謝して、持ち帰りはあっさり諦めた。だって、余ってるなら持って帰ろうと思ったわけで、それが新しいのをわざわざ買うなら意味がない。

しかし、あの残った大量のお粥はどうしてるんだろう。
もしかして全部捨てている? それとも次のお客に出してるの?(湧き上がる疑念)

旺旺清粥(Porridge Place)
10869 N. Wolfe Road,
Cupertino, CA 95014
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じゃあお茶でもしよう、ということになって、彼女が連れて行ってくれたのは、同じモール内にある甘味処。ここに美味しいものがあるんだよ、って。

お店のドアに貼ってある写真で、それがどんなものか見せられる。
……見た途端に思い出したのは、あのプチプチの梱包材


それはね、その名もEgg puffといって。ざっくり言えば、大判焼きをたこ焼き器で、生地を繋げたまま焼いたものだな。(ほんとか)
プレーン・小豆・チョコレートの、3種類の味がある。ここはやはり小豆だろう。

数分待って、焼き立てのを袋に入れてもらって、店を出る。
歩きながら早速ちぎって食べてみたら、おお、これは素朴でうまいじゃないか。

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スタバに入って、コーヒーと一緒におやつだよ。
やばい、これは止まらない。甘さが控え目な分、ちっちゃく分かれている分、どんどんちぎって食べちゃうよー。
コーヒーカップに比較対照になってもらって、彼女に手タレになってもらって、大きさはこんなもの。

あのお店、他にもすごい種類のメニューだったね。スフレもあったし、サンドイッチやうどん、日本式カレー、なんてものまでね。
今度はあそこで、ランチからデザートまで、というのも良さそうだねえ。


中国食品に対する不安は募るけど。
こうやって食べてみると、やはりそこはアジア人同士。口に合うものが多くて、まずは胃袋が白旗を上げてしまうんだな。
これで安全性に対する保証が、何らかの形で得られればいいのになあ。

……無理だよなあ。(諦め早すぎ)


糖心舎(BreakTime)
10831 N. Wolfe Road,
Cupertino, CA 95014
by senrufan | 2007-12-17 14:45


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