頼るべきは己のみ

身長を決める主要遺伝子、初発見


旦那の家系、父方も母方も、揃いも揃って低め安定型の体型でございまして。
ぶっちゃけ旦那本人も、私より1cmですが身長が低いのであります。

そんな私達の間に生まれたお嬢はといえば、爪の形まで旦那に瓜二つ。
私似のところはわずか2箇所、それも一番似てほしくなかった豚鼻と血液型という皮肉。(こらえきれない涙)
日本人としても小さく、身長のことでは幼い頃から散々からかわれてきたわけであります。

それでも今の子は皆大きくなるし、親が小さくても子供は大きいという家庭は多いから、と祖父母から慰められていたのですが、この記事の「9割は両親からの遺伝」という箇所を読んで、お嬢はがっくりと肩を落とし。
その後で、父親への恨み節を絶叫したのでありました。


そんなお嬢、今日で13歳になり、とうとうティーンエイジャーの仲間入り。
問題の身長は、去年から5.4cm伸びました。

* * * * *

【学校】
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毎年恒例のBack to School Night
去年同様、今年も10分刻みで、子供の選択している7つのクラスの説明を聞きに周る夜。



昨年と違うところと言えば、より一層モンスター化した母親=私が、去年以上に「行きたくなーい、めんどくさーい」とごねて、お嬢に「行かなきゃだめでしょ!」と叱られたことぐらいか。(死んでこい)
だって、すでに渡されている各教科ごとの方針説明の紙があるし、それ以上の質問があるわけではないし。結局本人が頑張るべきことじゃないか、と友達にぶーぶー言ったら、「相変わらず、このエリアでは珍しい教育不熱心なアジア人だよね」と言われてしまったさ。おお、そうともさ。(威張る)

とりあえず、今年も唯一の娯楽(?)として、万歩計をセットして出かける。地図を見たところ、去年より歩く距離は多そうだ。

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音楽から始まって、数学→体育→理科→特別選択クラス→英語→社会と行ってきた。
文句を言いながらも、行ってみればそれなりに面白くはあるのがこの夜。というのは、一重に先生方のプレゼンの上手さのなせるワザ、と思うんだな。

お嬢は日本の公教育を受けておらず、経験したのは日本語補習校のみだから、教師のスキルという点では、一概には比べられないのだけど。
アメリカという国の人達は、何かについての意見を述べる技術が、日本人と比較して格段に上なのは間違いないように感じられる。
それこそ多分その辺のおばちゃまにマイクを向けて、何かについての意見を求めても、短時間で早口で、躊躇せずに言ってのけるに違いなく。内容的には大したことはなくとも、「ためらわない」「流暢」「堂々」といった要素が、表面につける飾りは鮮やかだ。
こちらで働いたことがない私は、こういう場所で、幼少からのその手の教育の差を実感するんだな。

今年も10分という限られた時間で、スライドなどを使いながら、自分のモットー・成績の内訳・宿題について・保護者へのリクエストなど、ジョークも適度に混ぜながら、止まることなく見事にまとめてみせる。保護者からの質問にも、ひるむことなく答えられる。
冷静に内容を聞けば、それほどのことを話しているわけではなかったりするのだけど。他人に弱みを見せない、という米国の、長所でも短所でもある性質を、こういうところでも納得する。

シャイな日本人の私は、そんなところでまずポイントを加えてしまうのだが、アメリカ育ちの子供達は、当たり前だがそういうものには騙されるわけもなく、すでにいろんな先生への不満や文句を口にしていて。
こういう子供達から尊敬される先生像とは、一体どういったものかなあ、などと想像をめぐらせるのも、また楽しかったりするのだな。


本日の歩数、3,428歩でありました。

*-*-*-*-*-*-*-*-*

体育のクラスで聞いたルール。

1. 以下の3つに違反しないこと。
・遅刻しないこと
・ユニフォームを着用すること
ガムを噛まないこと

2. 学校外でも何らかの運動をすることが、一年を通しての宿題である。
それに慌てた保護者との、大真面目なやりとり。
「自転車通学してるんですが、学校外の運動として認めてもらえますか」
「それはどのぐらいの距離を乗っているかによります」
「時間は短いですが、車や人をよけて走るので、運動量は結構なものですよ」
「ふーむ、ではちょっと検討してみましょうか」

*-*-*-*-*-*-*-*-*

途中、10分間の校長のスピーチビデオが、全クラスのTVで放映。
「子供と常に一緒にいること、そして共に学校活動に参加することが大事です」
「いつも子供のことを気にかけて、目を配って下さい」
「この一年を素晴しいものにするかどうかは、あなた方次第です

脅 し だ 。
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by senrufan | 2007-09-05 10:55 | Trackback | Comments(12)
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Commented by まきりん♪ at 2007-09-07 13:55 x
お嬢さんの学校へ出向かれたのですね。お疲れ様です。

「アメリカという国の人達は、何かについての意見を述べる技術が、日本人と比較して格段に上なのは間違いないように感じられる。」

北米人は子どもの頃から言語化の訓練を受けているので、プレゼンテーションが上手な人が多いよね。逆に、本心が邪悪なものであっても口が上手ければ他人を煙に巻くこともできるから、油断ならないな(笑)。

ボロは着てても 心は錦♪ では通用しないようですね、北米では。
Commented by Miyuki at 2007-09-08 00:13 x
*まきりんさん
本心が邪悪でも! そうか、そういう見方もありますね~(笑)
こちらも筋金入りの日本人で育っているので、どうしても「口で勝つ」みたいなところは、頭ではわかっていても抵抗ありますなあ。それこそ幼い頃から培ってきたものは、なかなか滅びないものですね。
Commented by さく at 2007-09-08 00:26 x
お嬢ちゃん、13歳のお誕生日おめでとう。
そうか、5.4センチも伸びたんだね。1年で。

あの身長の遺伝子というのはもちろんあると思うけど、
兄妹でも身長違うしね、よくわからないよ。
うちは長男がやたらでかくて、次男は普通。
でも長男もどこで止まるかわからないしね。
今は背が高いといっても、大人の同身長の人に比べると
なんか頭でっかちというか不安定な体型です。

ところでおじょうちゃんて8年生?
Commented by shina_pooh_at_sfo at 2007-09-08 02:35
ひゃ~~~、こんなイベントがあるのですか。アメリカでママになると、否応なしに英語が上達するという話が、今まさに身にしみました。(不安増大。)

アメリカでは学校でプレゼンテーションの授業があると、アメリカ育ちの夫に聞いたことがあります。言いたいことを簡潔に分かりやすく伝える技術は、ビジネスでも人間関係でも重要ですものね。でも、「アメリカ育ちの子供達は、当たり前だがそういうものには騙されるわけもなく、すでにいろんな先生への不満や文句を口にしていて。」というところにも共感。私も、自信満々なだけで惑わされ圧されてしまう単純で小心者の日本人です(苦笑)

ブログも簡潔で興味を引く書き方が重要だなぁといつも思います。Miyuki さんのブログにはいつも感心☆でも、ボキャブラリーの豊富さや文才は技術じゃないから、Miyuki さんのようには書けませんんん。。涙
Commented by あつゆき at 2007-09-08 02:56 x
私もこの間、ハイスクールのオリエンテーションに行った時も「親への脅し」かしらとふと思いました。
でもいくら親ががんばってもうちのようにぜんぜん親の言う事をきかないやつはどうしたらいいんでしょうねえ。
Commented by やまばと at 2007-09-08 06:47 x
「親が小さくても子供は大きいという家庭」なわが家の場合、
1割の部分とは、怠惰な母親がアメリカンな食べ物を制限せず与えてしまったこと
なのでは、と後悔しています。
体が大きいと、態度のふてぶてしさがより倍増して感じられるし、
見おろされながらのお説教も、いかにも効き目がなさそうなので。
Commented by Miyuki at 2007-09-08 10:17 x
*さくさん
おめでとうをありがとう! や、9~13歳ぐらいのこっちの子って、1年で15cmぐらい伸びるでしょ……不憫なヤツだよ(涙)
確かに長男君、大きい! きっと今は縦にまず伸びて、その後段々と身体が出来上がっていくんだろうねえ。次男君の場合は縦・横と順繰りにいくのかな。兄弟だと比較できて興味深いなあ。

うん、今は現地校8年生。日本の学年だと中1です。
Commented by Miyuki at 2007-09-08 10:23 x
*shinaさん
そなのです、ミドル以上になるとこんなものもあるのです~。アメリカでママになっても、全然英語が上達しないヤツがここにいるですよ……基本、自分次第ということですなあ。校長の言葉を借りるようでシャクですが。

なんと、旦那様は米国育ちでいらっしゃいましたか! ではこういうプレゼンにも長けてらっしゃるのですな、すばらしい~♪ 私など、相手が英語しゃべってるというだけで、腰が引けてたりするので、もうダメダメでございますよ(涙)

そ・し・て、なーにをおっしゃいますか、shinaさんが! 私を含めて沢山ファンがいるブログの管理人さんが! こんなへっぽこなとこと比べるのもおこがましい。明快な文章で、的確にポイントを伝えてくださるshinaさんブログ、大好きですよ~~(愛)
Commented by Miyuki at 2007-09-08 10:26 x
*あつゆきちゃん
おお、そちらの校長もおっしゃったか~。確かに一番の基本は家庭教育だからねえ、わかるんだけどねえ。でもそうだよね、親ががんばったって、所詮は別な人間なんだから限界あるよ!と言いたくなる時があるよねー。
あと私の場合、あまりに子供をほったらかしなので、その後ろめたさから「脅し!?」と思ったフシがある……だって周りの親御さん達みんな、そうだそうだと頷いてたもん(泣)
Commented by Miyuki at 2007-09-08 10:30 x
*やまばとさん
お嬢さま、大きいのですか、なんともうらやましいです~! と思ったら、うわはは、”見下ろされる”という盲点があったのですね!(爆笑)
しかしうちの場合、9割は諦めなんだから、せめて1割は食べ物で努力するべきたったかもです~。聞いて下さい、誕生日の夕食にねだられて作ったもの、なんだと思います? 高野豆腐の炒め物、オクラ納豆、きんぴらごぼうに桜餅ですよ……だからチビなのか……っっ!
Commented by usayamama at 2007-09-08 23:33
>身長を決める主要遺伝子
科学の進歩ってちょっと怖い気がしますね。
私も身長は低い(平均以下)なのですが、悔しい事に
母親の身長を今だに抜けずいます。もう伸びる見込みが
ないので、彼女の身長が縮んでくるのを密かに待っています。
学校のシステムが日本とは全く違いますね〜。興味津々。
Commented by Miyuki at 2007-09-09 10:36 x
*usayamamaさん
ね、遺伝子レベルの話を聞くと、私もちょっと怖くなります。どこまでわかってしまって、どこまで使われてしまうんだろう?みたいなね。
お母様が縮むのを!(大ウケ) そういえば私の母が3cmほど縮んだので、お嬢は母には追いつく可能性が出てきました、たはは。
学校システム、いつも目をみはってばかりです~。私も日本の教育しか知りませんからねえ。


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