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縄張り戦線異常あり

Independence Day (Uruguay)


お風呂から出てきたお嬢、
あったまって、ほっこり肉まん~♪
母は笑顔で、
腹黒い人は、ほっこりあんまん~♪

* * * * *

【家庭内事情】
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サンフランシスコから帰って、Tartineの戦利品に狂喜乱舞していた時。
天井では白昼堂々、エイリアンの行進が催されていたのであった。別名サバト。



アイクラー式、と言われる建築様式があるそうで。いまだに良くわかってないのだけど、屋根がこんな感じになっていて、一時期大いに流行ったらしい。
なまじ天井が高い分、すぐクモの巣がはるので、掃除機のホースを3本繋げて伸ばしては吸い込まなければならず、住人にとってはそれほどありがたいモノではない。と考える、罰当たりがここにいる。

住んでいる市は大変古い街で、築70年以上の建物が当たり前のようなところ。
それが趣という点で良くもあるのだけど、問題は水関係。古い分、地面とほとんど差がない状態で家が建てられているのと、排水溝がないのとで、雨季に入った途端にあちこち水浸し状態になるんだな。

そしてそんな水から逃れるために、もしくは夏の間であっても、時々存在を主張するがごとく、ずうずうしくも家屋内に我が物顔でやって来る輩が大量にいるんである

(※まずは過去日記をご参照)



Tartineのケーキで幸せ気分いっぱいになり、のんびりとくつろいでいた私の耳に、突如響いたお嬢の悲鳴。
何事かとキッチンに駆けつけてみれば、ああああまたもや来やがったのかあいつらああああ!!!

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天井の板と板の隙間から始まる黒い列。梁を伝ってぐんぐんと前進。
この時ばかりはエコという文字が頭から吹っ飛び、ひっつかむのは殺虫剤。踏み台を出してシューッ!と噴きつける。
しかし上に向かって、なので、当然私の頭上にも降り注ぐわけで。慌ててお嬢が、ゴーグルとマスクを持ってくる。
それからは戦闘態勢万全で、うりゃっ!おりゃっ!と噴きまくる。浴びた途端に黒い点と化す奴らの姿に、嗜虐心が満足する。

噴きつけたのが天井なので、その後はポタポタと床やテーブルに液がこぼれるわけで。
数時間放置した後、今度は後始末。掃除機で死骸を吸い込み、洗剤と雑巾で辺りを拭きあげる。なんせ場所がキッチンであるので、手が抜けない。
終わった後はさすがにぐったり。


しかし夜間、またもや響き渡るお嬢の悲鳴。今度はやはり天井から、戸棚を伝って降りてくる列。
再び防備してから噴きつけ噴きつけ、もう夜も遅かったので、とりあえずそのまま放置する。
翌朝起きるなり掃除を始め、その後で食べた朝食は、いつもの1.5倍量。


そして午後になって、お茶でもしようと別な扉を開けたら、またまたご機嫌に行進する、黒い小さなアイツらが
天井に繋がっている戸棚なので、その継ぎ目の隙間からいそいそとやって来た。ああもう、この形の天井だと、全てが出入り口になるんだよーー!!

戸棚の中身を全て出し、たかっているアリ共を殺しまくってから、改めて列に猛襲だ。
しかし短時間で、殺生行為にここまで平然と向かえるようになるというのは、連続殺人犯の辿る心理的道筋がこう(以下削除)


またもや翌朝早々から、掃除と整理に勤しむ羽目になり。もう当分奴らの顔も見たくない。元々顔は見えないけど。
唯一いいところは、一旦殺虫剤を噴きつけた場所からは、当分現れないということぐらいかな。


外にも中にも、アリ用の毒餌はあちこち置いてある。
今までそれにひっかかったのを、二度しか目撃したことがない。
by senrufan | 2007-08-25 10:05


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