縮尺という世界の妙

11日から公開される、「ハリー・ポッター」の新作映画。
お嬢は学校の仲良しグループと、スイミングのチームメイト達、どちらと行ったらいいか、それとも両方行くべきか、2つのお誘いの間で悩んでます。



で。 母ちゃんは誰と行けばいいんだい。(お嬢を当てにしてた)

* * * * *

【イベント】
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地元で毎夏行われる、Clay & Glass Festival
目指せ陶芸家orガラス工芸家のお嬢が、心待ちにしているイベントである。



見に行くのは今年で3回目なんだけど、1回目以来、彼女がお目当てとしているアーティストがいて。全て1~2インチの大きさという、ミニチュア陶芸作品のみを創り続けている女性なの。

5歳から粘土にはまって、ずっと”小さなもの”を作ることに凝り続けてるお嬢は、彼女の前に立つたびに、全身で「弟子にして下さい!」と叫んでいるのだ。口で言わないから通じないんだけどね。
去年もおととしも日記に書いたけど、今回初めて写真を撮らせてもらえたんだよ。

おととしは普通の(?)食器類、去年は人の顔をメインとしてて、今年はミニチュア花瓶のペンダントトップに凝っているそう。
こんなに小さくとも、細部まで完璧で、比較するものがないまま写真に撮ったとしたら、誰もミニチュアだなんて気づかないと思うんだ。

指や手ではなく、道具を使って作品を作る彼女。何を主に使うかって、歯医者の神経治療に使われる道具だというから驚きだ。
ちっちゃな土の塊をろくろの上に置いて、スティックをさしこんで、くるくると回していく。外側をなぞるのは、先っぽに小さなスポンジがついたスティック。
その2つをまるで自分の手のように使いこなして、彼女の作品は産み出される。

当然、釉にも相当な工夫が必要で。厚すぎても薄すぎてもいけない、陶器と釉の「正しい結び付き」を計るまでには、数々の苦労があったんだろう。

b0059565_1393634.jpg総勢200近い出店数のフェアの中で、いつも彼女のブースで魅了されて動かないお嬢の為に、できたら1つぐらい買ってやりたいなあ、といつも思うんだけど。
そのお値段に、これまたいつも打ちのめされて、すごすごと退散する羽目になっている。
だって写真のティーセットなんて、$625ですよ……
壷一つが$200なんて、どこの宗教の壷ですか(涙)

しかし彼女が地元紙のインタビューで答えてたんだけど、実際に彼女の作品を購入したところで、「これを一体どうしたらいい?」というものになりがちで。
なので今年は、ペンダントトップというアイディアにいきつくことになったそう。
確かにそれなら、身につけて飾るという使い道が可能だものね。


彼女が最初にミニチュア作品を作ったのは、14歳の時だって。
幼い頃からバービーとケンの人形世界が大好きだったという彼女が、こんな作品群を実現して。
そのラインは、彼女を密かに「師匠!」と呼ぶ、12歳の少女に繋がっていくんだか、なー。(虚)
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by senrufan | 2007-07-08 13:05 | Trackback | Comments(10)
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Commented by frogfreak at 2007-07-10 15:14
こんにちは、初めてコメントします~

こんな素敵なイベントがやっていたんですね!ガラス工芸が好きなので、行ってみたかったなぁ。
それにしてもこの作品、すごいですね。トップの写真の作品なんて、土っぽい感じまでしっかり出てて、指が写真に入ってなかったら、ミニチュアだなんて分からないですよ!
Commented by マミィ at 2007-07-10 22:38 x
いやぁ、いいもの見せてもらいました!素晴らしいなぁ。The Whole World in Her Handsというタイトルもいいよねぇ。感激。

ハリー・ポッター、うちでも怪獣たちが大騒ぎ!今朝もエマが「明日だよね、ハリー・ポッター!最後なんだよね!死ぬんだよね!」と興奮。「何度も聞いたってば。儲けのためにきっとまたハリー復活!と続編を出すに決まってるよ。」と・・・心の中でつぶやいたのでした。
Commented by mikamika at 2007-07-10 22:45 x
うわぁ、素敵ねぇ。来年の開催日はいつかなぁ。
なんて精巧にできているのかしら。お米に絵を描いちゃう人みたいだわね。お嬢が憧れるのもうなずける。
ハリー・ポッター、我が家も話題にのぼらない日はありません。映画も楽しみだけど、本も楽しみよね。アマゾンのsuper savingで買ったので、発売日に届くかどうかというのが、大問題化しております。
Commented by あつゆき at 2007-07-11 07:45 x
えーっ、おわっちゃったの。
今年はいつかなあとおもっていたのに。
去年は7月の中旬以降にやってたと思ったんだけど。
大ショック。
お嬢さま、夢を実現できるといいですね。
Commented by Miyuki at 2007-07-11 12:23 x
*frogfreakさん
初めまして! コメントありがとうございますvv

アートフェア自体はあちこちありますが、陶芸とガラスオンリーというのは珍しいですよね~。来年はぜひこのミニチュアの本物を見ていただきたいです! ほんとに見事としか言い様がないですよー。
あ、ガラスがお好きなら、やはりPalo Altoのアートセンターでハロウィンの頃に行われる、Glass Pumpkin Patchもお勧めです♪
Commented by Miyuki at 2007-07-11 12:29 x
*マミィさん
お、さすが、記事も読まれましたね! そう、私もあのタイトル最高と思ったです。

最終巻で2人が死ぬ、という話は聞いてますが、もうハリーが死ぬことは決定ですか!? 英国に近いフランスから聞くと、信憑性が高い気がする。でも確かにそういう続編を防ぐために、ハリーを死なせるんじゃないかという説が強いんですよねー。
私は憧れの人=ダンブルドアが死んでしまったので、もうかなり心は虚ろなんですが……ふっ。
Commented by Miyuki at 2007-07-11 12:31 x
*みかしゃん
ね、素敵でしょー? これはぜひ実物を見てほしいだよ。一見の価値は十分にある! お米に絵、うはは、ほんとにその通りだ~。
わくわくするよね~、新刊! アマゾンで頼んだのね。去年は発売日に届いたんじゃなかったっけ? うちは最後だから、発売日の真夜中イベントに行こうかとお嬢に言ったんだけど、それは別にいいんだって。ちぇっ、つまらん。
Commented by Miyuki at 2007-07-11 12:33 x
*あつゆきちゃん
えーっ、行けなかったの!? そうかあ、ごめん、知らせてあげればよかった! 次回は連絡させてもらうよ。
夢ね。まあ、見るのはタダだからね……(生温かい微笑)
Commented by マミィ at 2007-07-12 17:43 x
お知らせ:
英国に近いフランスのエマ情報はガセネタでした。やはり。
Commented by Miyuki at 2007-07-13 04:53 x
*マミィさん
やられたーっ!(爆笑)


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