ダイヤとルビーと漆塗り

【イベント】
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The Japan Society of Northern California
こういう団体があるのを、全く存じ上げませんでした。
昨年100周年を迎え、今年は101年目という歴史のある団体だそうです。

旦那の会社がメンバーであることで、強制で回ってきたパーティの招待状。夫婦同伴必須。
そおゆう華やかな場が異常に苦手な私は、いーやーだーーーと叫びながら引き摺られていった次第です。(脳内イメージ)



サンフランシスコのユニオンスクウェアの向かいにあるホテルで、出迎えてくれたのは着物姿の白人の美女。お辞儀と共に流暢な日本語で挨拶してくれた後、英語で案内してくれました。

レセプション会場は、ドレスとタキシード姿の紳士淑女が沢山。お酒を片手に談笑中。あちこちで日本語が聞こえます。サンフランシスコ日本総領事の姿も拝見しました。
所々にテーブルがあり、そこには商品説明とサイン用の紙。サイレントオークションの品々です。
やはり日本人が多いせいか、紙は白紙のままのものも結構多く。去年出たパーティとは色々と違うなあ。

書くだけならタダだー、とばかりに、完全に面白がって旦那と一つエントリーしてみました。”ANAで行く日本への旅・チケット&ホテル3泊分・$2,500相当”
ディナー・テーブルナンバーと名前、金額$50と書いてみましたよ。他に誰も書いてないし、もうディナーの時間で皆テーブルに向かってるしで、これは落とせるかもとわくわくしながらテーブルに向かいました。

テーブルまで行ってから、テーブルナンバーを間違えて書いたことに気づきました


食事をしながら進行するのは、司会やジャパン・ソサエティーのチェアマンの挨拶。
その後、ライブ・オークション。やはりANAの旅ですが、ファーストクラスでハワイ5日間・$8,200相当と、ダイヤとゴールドのネックレス・$12,000相当。収益金は当然ジャパン・ソサエティーにおくられます。大勢の挙手で盛り上がり、どちらも相当金額の少し手前で落札、終了。

そしていよいよメイン・イベント、The Annual Award of Honor Galaの授賞式。
それぞれのプレゼンターから、3名の受賞者に楯が贈られ、各人のスピーチ。しかしこれがお世辞にも短いものではないのですな。
皆様それぞれ長く日米の出来事に関わってこられた方ばかりなので、その歴史を初期から語られると、絵巻物を一つ一つ解説される長さになるわけで。スピーチ開始後10分以上たっても、まだ1970年代についてだったりして、いやいや興味深くも辛抱辛抱。
しかしやはり気を遣われたのか、第二次世界大戦のことは軽く流されておられました。
更には、そのうちのお一人がハワイの旅を落札された方であることを知りました。

パーティ終了後に外に出ると、仮装姿の若者がいっぱい。ハロウィン直前の週末となると、当然お祭り騒ぎなのですね。クラブ前には長蛇の列。
魔女やお化けや猫もバナナ(…)も、街のあちらこちらにはしゃぎながら散らばっていきました。
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* * * * *

最初にこのパーティのことを旦那から聞いたのは、火曜の深夜。その場でパニック症候群。

「着ていく服がないっ!」
「買えばいいじゃん」
「靴もバッグもないっ!」
「だから買えばって。まだ数日あるでしょ」
「でも痩せる時間はないよっ!!」
「……」
「整形する時間もないし!!」

最早、自分でも何を口走っているのかわからない。

去年のパーティより規模はデカいと聞き、更にパニック。だってあのパーティ、みんな肩出し・胸出し・背中出しだったじゃん! イブニングドレスのオンパレードだったじゃん!
いっそそんなドレスを見繕うかと思ったものの、自分の素材を考えて5秒でやめた。分相応にシンプルな。分相応に安物で(…)(悔し涙)

それでも今回のパーティは日本人が多かったせいか、華やかでもスーツ姿の方が多くてほっとした。慎ましいのさ我が民族。
テーブルは会社のメンバーで固められ、社長やVPのご夫婦もおられたけど、知り合いご夫婦と隣だったので、色々とおしゃべりも楽しかった。

ところでプログラムでは、前駐日大使のMichael Armacost氏の挨拶も予定されていたのだけど、別の予定と重なってしまい、果たされなかったのは残念。確かシニア・ブッッシュが大統領時代に来日した時、宮中晩餐会で倒れた時の大使と記憶している。
なんでそんなことを覚えているかというと、その後にフォローとしてバーバラ・ブッシュ夫人が楽しいスピーチをされ、その中でブッシュが倒れたことをシリアスな顔で、
「私はアマコストのせいだと思います。彼とブッシュは今日の午前中、ペアを組んで皇太子陛下とテニスをしたのですが、ひどく負けましたから
と語ったからなのであった。そんな雑事のみで記憶にとどめている私の脳みそ。

ちなみに冗談半分でエントリーしたANAのチケットは、隣のテーブルのおじいちゃまが落札されていたのを、食事中に確認した。
そのおじいちゃま、スピーチ中にすっかり眠り込んでしまい、手にしていたワイングラスが今にも落ちそう。しかし横の奥様も船漕ぎ状態で頼りにならず、横目で見ながらハラハラしたのであった。
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by senrufan | 2006-10-28 12:44 | Trackback | Comments(6)
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Commented by まきりん at 2006-10-30 14:28 x
さすがアメリカ、パーティーも豪華絢爛ですね。Miyukiさんの筆致により、自分がお招きを受けたように会場を見回している気分にさせてくれました。若い魔女たちの後ろ姿の写真も良かった。
Commented by あつゆき at 2006-10-30 14:56 x
かっこいいー。
私も1度でいいからいってみたいよ、そんなパーティー。
Commented by Miyuki at 2006-10-31 01:38 x
*まきりんさん
オークションを見ていると、別世界の人って確かにいるんだなあとしみじみ思います。すでに第三者の視点であるところが、私はその一員になれない証拠で(笑) ハルウィン、やっぱり気分が明るくなりますね~。
Commented by Miyuki at 2006-10-31 01:39 x
*あつゆきちゃん
うん、かっこいいんだ! ……周りの人はな。
一度行けばもういっかーと思ってしまう、根っから庶民のアタシ。
Commented by kiyo at 2006-11-01 09:06 x
うーん、本当に別世界のお話のようです。一緒に参加してみたかったです(一人は絶対いやだけど、、、)食事はおいしかったですか?
Commented by Miyuki at 2006-11-01 13:37 x
*kiyoちゃん
私も一緒に行きたかったー! 食事はねえ、オードブルと、チキン・魚・ライスの一皿と、ケーキ2種類&コーヒー。味はまあこんなものでしょうという感じ。パンプキンチーズケーキが無茶苦茶甘くて、うちのテーブルではアメリカ人まで残してたよ。


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