Wind Cave National Park

【旅行】
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サウスダコタ州ブラック・ヒルズの南端に位置するのが、Wind Cave National Park
地下の迷路状の洞窟の長さと複雑さで有名なところです。今年の3月時点で、ここの120マイルに渡る洞窟は世界で4番目の長さと認定されていますが、この長さと同時に複雑さを兼ね備えているのは他に類を見ません。

この洞窟が発見されたのは1881年。発見者はBingham兄弟で、地面の穴から聞こえてくる風の音に気づき、そこに洞窟の存在を認めることになり、それはそのまま洞窟の名前になりました。実際にその穴の前に立つと吹き出す風を感じることができますが、レンジャーの説明によると、風向きも強さも刻々と変わるとのこと。
発見以来、100年以上に渡る探索にも関わらず、いまだ発見された洞窟は全面積の5%程度という報告もあり。

特に名高いのが、boxworkと呼ばれる方解石構造が洞窟の表面に多数見られること。鍾乳洞の壁面の石灰岩(limestone)に細かいひび割れができ、そこに方解石(calcite)が入り込んだ後、水が石灰岩を溶かして流し、膜状の薄い方解石だけが残ったという結晶状のフォーメーションです。
一見したところ、郵便局の仕分け箱がずらりと並んでいるようなので、boxworkと名付けられたそう。世界中のboxworkのうち、95%がここWind Caveで発見されたものです。
他にはpopcornと呼ばれる粒状の結晶や、frostworkという名の霜のような結晶も見られます。
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現在各地の洞窟内は幾つかのライトに照らされているのが普通ですが、ツアーに参加すると大抵あるのが、一旦その場のライトを切り、当時の暗さを味わおうという時間。ここWind Caveでも、当時の洞窟内の移動は、手付きのブリキ缶にロウソクを入れた明かりが頼りでした。
洞窟内ツアーは色々とそろっていて、中には当時を再現してロウソクを持って歩こうというCandlelight Tourというのもありますので、興味のある方はVisitor Centerでご確認を。

* * * * *

洞窟に夢中になって後回しになりがちですが、当然地上も忘れてはいけません。
広大にひろがるpraipie grasslands(大平原)とponderosa pine(ポンデロサ松)の森林は、28、295エーカーという広さを持ち、様々なトレイルや動物ウォッチングが楽しめます。
このブラック・ヒルズにある各公園で良く見られるのは、Bison(バッファロー)、ElkやMule deeerなどの鹿、そしてPrairie dogが主なところ。動物記はまた後ほど。
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by senrufan | 2006-07-14 13:17 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kiyo at 2006-07-21 02:26 x
いいなぁ、ここ。入ってみたい。わくわく。Candlelight Tourに参加してみたいです。ライトが消えたときは怖かった??
Commented by Miyuki at 2006-07-21 11:54 x
*kiyoちゃん
楽しかったよー。カールスバットと違って臭いもなかったし(笑) ライトが消えたら真の闇。当然、人間以外の音もない。ちょうどお嬢と言い合いになりそうだった時なので、顔が見えなくなってよかったと(殴)


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