質と大きさの相乗効果は

久々にお嬢の身長を測る。ようやく140cm台に突入しました。
まだだったの!?というツッコミは、家庭内で百万回。とりあえず万歳三唱する彼女を生温かく見守って。

しかし大きくなる子って、やっぱり手足がデカいんだよね。お嬢の親友2人、私とほとんど背が同じなんだが、私の足のサイズは7で、彼女達は8なんだよ。さもあらん。
お嬢は えーと まだ  です

……大きくなれよ……!!

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【料理】
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友達から自家製青紫蘇をもらったよ。1枚が私の手と同じぐらいの大きさでデカいんだよ。うちで育てた時はこんなに大きくならなかったから、感嘆しきり。

どうやって食べようかとわくわくして悩んだ挙句、1枚ずつ天ぷらに。
実はこれは私にとって、母の味の一つであったりする。子供の頃はちょーー偏食で、香草の類などとんでもなかった私が、唯一好んで食べたのが、この紫蘇の天ぷら。何の味付けもなく、ただ揚げてあるだけなのに、衣の甘味で紫蘇独得の味わいが和らぐからか。
日本ではレストランでは見かけなかったし、こちらに来てテンプラは大量に食べたけど、紫蘇はやっぱり出てきたことがない。よって、今でも母製しか知らないまま。

紫蘇だけでなく、にんじん、アスパラ、ごぼう、かぼちゃ。細めに切ってかき揚げっぽく。



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【時事】
Boy Crisisという言葉がある。
男子の学習障害や社会性の欠如を社会的産物と見なし、それに伴って起こる学習意欲低下や非行などの様々な問題全般を指す。
米男性心理学者のウィリアム・ポラック博士や児童カウンセラーのマイケル・トンプソン氏が、男子児童・生徒の問題行動に警鐘を鳴らしたことで広く知れ渡ることになった。

この説によると、生徒の発達は性別により差があり、それを無視した画一的な学校教育や、男の子に強さとタフさを求める固定概念により、本来多感で柔らかい感性を持った男子生徒が「涙を流す代わりに弾丸を流すようになる」とされる。
それを防ぐ為に、彼らの心情を理解する男性教諭の雇用促進、両親が積極的に子供に関わり、「思いやり」と「共感」に重点を置いた新たな男性観を提示する必要性があるという主張だ。
Boy Crisis論とは流れは異なるが、学校教育の歪みを、70年代以降に女子の学力向上ばかりに関心を注ぐように仕向けたフェミニズム運動を原因として批判する声もある。

先月下旬に米NGOにより発表された調査結果では、2006年6月に卒業予定の生徒のうち、約30%に当たる120万人が単位不足で卒業できず、白人・アジア人の落第率23~25%に対し、黒人・ヒスパニック系では47~50%。
さらにその中で男子生徒の落第率は、それぞれの人種内でいずれも女子より8%前後高いことが明らかになっている。
全米学力調査の男女別の成績を分析し、男子の成績は年々向上しており、大学への進学率も上がっているとして、Boy Crisis説を否定する声もあるが、実はこれは8年生以下には当てはまるが、12年生の成績は年々下降しているとする意見もあり、Boy Crisisの存在を完全否定できるだけの数値は上がっていない。

一方、その解消策として、男子生徒らに本当の「男らしさ」を教えるプログラムも存在する。人格教育と自己抑制、生活指導やチームワーク育成を目的とし、スポーツ競技やダンスなどを行うものだ。
このようなプロジェクトの一つに参加した男子学生達は、一般の学生よりも学力到達度・授業出席率が高く、継続調査でも80%以上が良好な学生生活を送っており、また13%の参加者がギャング構成員だったが、年度末までには3%まで減少したという。


「アメリカ人は、特に男性は、弱さを見せることを何よりのタブーと考える」とは誰の言葉だったか。
お嬢の周囲を見ていても、ある程度の年齢までは女子の方が精神的成熟度が高いことは、確実に傾向として存在する。感受性が高い男の子にとっては、なかなか生きにくい環境であることは日々感じる。

しかし個人的意見として、Boy Crisisという言葉で男子のみにくくられることではなく、むしろ社会全体が「思いやり・共感・協調」に重点を置くように社会概念を変えていくべきであるようにも思うんですが極論すぎますか。これは日本人だから余計に感じる、ある種の米国人気質に対する反発もあるんだろうけど。悩ましい。
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by senrufan | 2006-07-09 11:38 | Trackback | Comments(0)
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