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一万本の個性

お嬢が今朝家を出る時、
「今日はこどもの日だから、かきわみち買っておいてね」
と、言い置いて出て行った。

何を買い求めるべきか悩んだ末に、類似品のかしわもちを購入した。

* * * * *

【イベント】
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友人が作品を出品するというクラフトフェアに足を運ぶ。
彼女が出したのは、プリザーブド・フラワー(Presewved Flowers)を使ったアレンジメントの数々。こちらで開かれているクラスを修了し、その先生と一緒に、今回のフェアで作品を販売することにしたんだね。

このプリザーブド・フラワーというのは、一体なんぞや。
それは、生花にオーガニックな有機物質や色素等の溶液を吸い上げさせるという特殊加工を施したもので、新鮮な生花の姿形のまま長期間保存できるものであるらしい。よって、見かけはまるで生花を使ったアレンジメントのようでありながら、5~10年はその姿を保ち、しかも生花にはない色も創作できるという特徴があるんだね。
発祥はフランスで、そのままヨーロッパのあちこちに広まり、今では花だけでなく葉物や苔類などの種類も増え、どんどんとアレンジの幅も拡がっているんだって。

作品の幾つかは友人の家で目にしてて、ほお~っとため息をつく愛らしさは知っていたつもりだったけど。いざセール会場に行って、大きなテーブル一面にずらりと並んだ作品を見た時は、はっきり言って圧巻だったね。
生花のフラワーアレンジメントを専門にしている友人のセールの時は、玄関先にどどーんと置くような大きな物もいっぱいあったけど。プリザーブドはむしろ小さなアレンジメント用なので、その限られた容量の中で、どれだけオリジナリティが出せるかがポイントかな。

華やかな美と儚さを併せ持つ生け花の良さとは違う、飾り棚やテーブルの一角でひっそりと主張する、そんな贅沢がここにある。


Big Smile!
Preserved, Dry and Silk Flowers
プリザーブドやシルクフラワーの購入・教室情報
by senrufan | 2006-05-05 04:41


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