Boston Duck Tours

【旅行】
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ボストン滞在経験のある人達が、口を揃えて参加すべしとおっしゃったのがダックツアー。「街中を走るおまる」という、思わず引いてしまう情報もあったのですが、思い切って予約しました。
ツアー集合場所に並んでいたのは、それぞれ違った色のボート型のバス。胸をなでおろしたのは言うまでもありません。

さて、ボストンのダウンタウンの道上にひかれた赤い線。これはフリーダムトレイルと呼ばれ、この線上を歩いていくと、アメリカ建国史を担った史跡を辿れるようになっています。ダックツアーの観光ルートは、これらの史跡に加えて、水陸両用車であるので、Charles River上も半周するようになっています。

それぞれのバスと、運転手兼ガイドさん達。このガイドさんがまた服装に凝っていて、我々の車にはジョン・レノンのそっくりさん。流れるBGMはビートルズ。数多のオーディションを受けまくったものの、音感も音楽の才能もゼロな為、悉く落ちまくったとのことでした。しかし乗客の前では立派なタレント。
そしてダックツアーのお約束の一つは、アヒルの鳴き声。所々ガイドさんの音頭に合わせて、全員で「グワッ、グワッ!」と叫びます。皆で渡れば怖くない。その声を聞いて手を振ってくれる歩行者の微笑みが、妙に生温かく感じられるのも一興。
笑いながら鳴きながら、ボストン・コモンキングスチャペル旧州議事堂などを巡っていきます。

川に出る時、BGMは「イエローサブマリン」に。このバスで潜ったら大変なんだけどねー、と笑うガイドさん。だって窓は全開状態。
しばらく経った後、なんと希望する乗客に運転させてくれるというサービスも。3人の方が嬉々としてハンドルを握っていらっしゃいました。なぜか全員女性で、なぜかたまたま年齢順で、最後に運転したおばあちゃまは「そういえば私は目が良く見えないのよねえ」と呟いておられました。

爆笑解説も多々あってとても楽しいこのツアー、所要時間は約80分。まずは一周、と思われる方にはお薦めです。
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* * * * *

しかし正直言うと、私的には物足りなく。やはり自分の目で地図を見て、自分の足で歩いて辿り着かないと、どうも実感がわかないという厄介な体質が故。ツアー自体は楽しかったものの、むしろその後にもう一度自分で歩いてみたくて、少々ヨッキューフマンになりました。
アメリカにいながら、アメリカ史はほとんど知らず(威張るところ)、ガイドブックをざっと読んだところで右から左へ抜けていく。頭と身体の両方を使わなければ記憶することもできなくなってきたとは、なんとも切ない限り。恐るべしプレ更年期(違)

対して、家族内で唯一アメリカ史の教育を受け、ガイドさんの解説は100%理解できるはずのお嬢はというと。
母の隣に座らせ、通訳という任を与えたつもりでしたが、
「ばーば、わからないところがあったら聞いてね」
との一言を残し、後はひたすらスケッチに夢中。まがりなりにも通訳らしきことをしたのは、残り時間数分の頃からでした。

君は親孝行という言葉を知ってるかい。
弱者への労わりの情はあるのかい。
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by senrufan | 2006-04-10 03:28 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kawazukiyoshi at 2006-04-16 12:00
楽しいですねー。
私はやっぱり人間を信じたい

ほんのチッチャナ存在かも知れないけど

共に生きる喜びを語り合いたいですね。
Commented by Miyuki at 2006-04-17 12:00 x
*kawazukiyoshiさま
初めまして! いらして下さってありがとうございます。
人間を信じたいとおっしゃる言葉、じんわりと温かく沁みてきます。私など、どうしてもどこか距離を置く姿勢が捨てきれず……これも一種の自己防衛なのでしょうね。
kawazuさんのブログにも、後ほどおじゃまさせて下さいね♪


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