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留める形は選ばずも

「そんな不可能なまでに高いところに基準を設定して、どこで息抜きするんだね? 
だいたい自分を何様と思ってるんだ? 
自分を卑下しながら、世界は自分を中心に回っているとでも? 」
   ----- ローレンス・ブロック
       (アメリカ人、作家、1938年6月24生まれ)

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令和初の日記です!(ハツラツ)

5月後半の2週間、日本に行っておりました。
2年前に父が亡くなって以来、なんというか、久しぶりに「思いっきり遊んだ」日本滞在でございました。
母がだいぶ元気になり、つきっきりでなくても大丈夫かな、とようやく思えるようになったので。

当初は10日間ほどの予定にしていたのですけど、全部の日程が遊びの予定で埋まってしまったので、
母と過ごす時間があまりにない!と、焦って2日ほど延ばしたという親不孝モンでございます。極端なんだよ(呆)

毎日ほんとに楽しくて、付き合ってくれた友人達には感謝しかありませぬ。
滞在記録を書ければ良いのですけど、それは神の味噌汁として、
とりあえず↑の画像は、友人が連れて行ってくれた根津神社
着いた時、入口に何やらTVクルーな感じの方々がいらっしゃって、はて、と思っていたら、
後でBS朝日の「美食探訪」の撮影と知りました。

土井善晴先生と林家正蔵さんのお姿を遠目で拝見して、おおおおお!
ちなみに芸能関係にむっちゃ疎いワタシの為に、こぶ平は林家正蔵を襲名したのよ、と教えてくれたのは友人でした(恥)
こぶ平の顔も半分忘れていましたよ……

谷根千散歩、すんごおおおおく楽しかったです! 次回滞在時も行きたい。
美食探訪のこの時の回は7月1日放送だそうなので、見られる方はぜひ。




* * * * *

【個人的事情】

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さてさて、前回の予告通り、薬膳料理を始めとする達人Eさんの、素敵~~~なおうちカフェにおじゃましたんだよ。
音頭をとってくださったのは、Eさんをご紹介くださったYさん。
Nちゃん&お母様、そしてNcさんとご一緒に、いそいそとベイの反対側まで出かけていったのさ。

おじゃましたEさんの御宅には、お友達のYcさんもいらしてて、嬉しいご対面。
食に関心あり、という共通点がある仲間での集まりって、どうしてもこうも楽しいかな。(満面の笑顔)

コース仕立てで、1品ずつ華麗にサーブしてくださるという、大変贅沢な時間。
その美味しさと内容を上手く描写できる自信がないので、せめて写真でご想像くだされば。




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キャロットジンジャーオレンジの冷製スープ、ベジコンソメジュレ添え
濃厚なスープと爽やかなジュレの食感が楽しめる前菜。
眼福なのは言うまでもなし。


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カナッペ2種類。
ポークパテといちじくのカナッペは、リエット、ベーコン、フィグジャムという魅惑の組み合わせ。
塩味と甘味のバランスが絶妙なの。


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もう1種類は、イングリッシュピーとフェタチーズ、ドライアプリコットのカナッペ
ゴートチーズもプラスされていて、クセのあるさっぱり味がたまりません。
もちろん、オシャレにメイソンジャーに盛られたにんじんピクルスも忘れずに。


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彩りの美しさに歓声を上げたのは、ビーツサラダ
マリネしたビーツ、フェンネル、ブラッドオレンジ、Watermelon Radish、エンダイブを、シトラスドレッシングとヨーグルトミントディルソースで和えたサラダ。
上からアーモンドをぱらぱらと。

サラダって野菜を切って混ぜるだけでしょ、という方に、これを見て!と突きつけたい。(なんでや)
サラダは立派なメインになるんだよ。
力のあるシェフの手にかかれば、それだけの価値がある一皿に仕上がるの。
美味しさは勿論のこと、これだけ美しく盛り付けられるって、どんだけなの。(ちょー憧れ)


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またまたフォトジェニックはこちらは、ローストカリフラワー
ターメリック入りのタイ風ココナッツソースとDukka(初めて知った!)がかかった、カリフラワーの丸焼きね。

豪快にナイフで切り分けていただいたのだけど、ほろっ、と崩れる食感が嬉しいね。
適度なエスニックテイストで、これは喜ぶ人が多いだろうなあ。


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食事は進む、話も進む、そしていよいよメインコースに突入だ。
Yさんのお友達の手作りフォカッチャ@自家製酵母をいただいたのだけど、これもまた絶品・絶品。
数品購入させてもらって持ち帰ったら、旦那が旨さのあまり、味わいながら唸ってた。


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Dover Soleとホタテのサフランブールブランソース
こ、これが噂のドーバーの舌平目……! 本で読んだことある!(え)
サフランソースがクリーミーで、淡白な舌平目にぴったり。
魚もホタテも、火の入り具合がジャストなの。

カレンツと松の実のピラフメープルローストトマトも、なんというか、一皿の中のバランスが最高になるように考えられているというか。
いろんな味と食感を楽しめるように、バラエティに富んだ食材を配置した、美しいパレットでした。


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コースの締めは、見惚れるようなデザートで。
カップに入っているのは、酒粕ムースのブルーベリーソース
クセのある酒粕の風味を、ヨーグルトとさっぱりベリーソースでまとめた一品。

もう一つは、なんとチョコレートの浮島
さくっと軽くて、こんな美味しさがあったなんて!と歓喜した和洋折衷のスイーツ。


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tamachanカフェの後、久しぶりに心の底から思った、「Just right」な美味しさ。
楽しくて美味しくて満たされて、そして彼女が懐かしくて、ちょっと泣けました。

今月、日本に帰国されて、新しいお仕事を始められるEさん。
有能な方なので、素晴らしいステージが待っていることと信じてる。
いつかまた彼女のお料理をいただける日が来るのかどうかはわからないので、せめてこの時の素敵な思い出を、しっかり残しておかねばいかんです。(アルツ頭)

新しいご出発に、心からの祝福と祈りを込めて。


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by senrufan | 2019-06-24 08:52


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