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立場が違えば

我が家にある木は松の木のみ。狭い裏庭の3分の1のスペースを占めてくれちゃって、おかげで他の木を植えることもできやしない(涙)
そんなうちを哀れんでくれたのか、両隣と裏の家から、それぞれフルーツツリーの枝が突き出てくれている。
うちに入ってる枝と実は取ってもいい。これ、公認ルール。だよね。
口には出さないものの、いつも感謝しております。<隣接の方々 お返しは、松ぼっくりで良ければ何個でも(傍迷惑な)

今年も裏と右隣から伸びてくれている、イエロープラム。そろそろ食べられる実が出てきたよ。リスと競争で収穫しなければ。
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藤原正彦著「祖国とは国語」を読む。
数学者でありながらハイレベルのエッセイストでもある藤原氏、作家の新田次郎氏と藤原てい氏の次男にあたる。私は氏のエッセイや短文がどれもこれも好きで好きで、新聞に連載されていた時など、母に全て切り取っておいてもらったほど。
氏は随分前から、教育の根幹は国語にあるという主張を繰り返されており、ゆとり教育や実学の名の下に、英語やPCなどの授業数を増やし、国語算数の時間を減らしつつある政府の方針に苦言を呈されていた。この本は、その意見を改めてまとめられた章と、氏が生まれた旧・満州をご家族と共に再訪される章とが、大きな柱となっている。
侍数学者と言われる氏が訴える、読み書きそろばんこそ日本の教育の基盤との主張。国外に住むようになって、改めて共感する部分が大きい。英語で苦労する身ではあるが、母国の言葉と教養を深く身につけていることが、どれほど国際舞台において大事であることか。海外住まいの端くれとして痛感する機会も多くある。
英語教育に反対する気は更々なくとも、国語や日本史を強く推したい気持ちは、氏と同調すると感じている。



3月後半にしたダイエット宣言。目標は新陳代謝を上げて体脂肪を減らすこと。数値としては2kgダウン。
夕飯はほとんど抜き、間食も控えて(当社比)、脂肪燃焼のサプリも摂り、運動に励む。多い日は午前にエアロビ、夕方にウォーキング、夜に筋肉引き締め運動と、1日3回の時もあり。

そんな努力を2ヶ月以上続けた結果はというと。
多少の上下はあったものの、体重計の数値は全く変わらず、わずかに体脂肪が2%ほど減ったのみ。体重計の不動の表示画面、もしかして字が貼り付けてあるのではないかと、爪でひっかいてみるという虚しいことまで試みた。

先週は午前中が忙しく、体操ができない分、昼食を減らしてみた。
4日間で1.5kg減った。

私は今まで、一体何を食べていたというの。
by senrufan | 2005-06-05 11:23


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