癒しと清めの水の下

「人間が生きるということはどういうことかといつも考える。
すると死ぬことだということに帰着する。
死ぬとわかれば今日この一日を十分に生きねば損だと思う」
   ----- 淀川長治
       (日本人、映画評論家、1909年4月10生まれ)


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Yokoさんから、春の蓬をたくさんいただきました。(歓喜)
昨年いただいた苗も、おかげさまで元気に育っているのですが、
葉っぱを摘んで加工すると、意外と少ないよなあ、どうしようかなあ、と思っていた矢先。
これだけあれば!と腕まくりして、いそいそと乾燥ヨモギ作りに取り掛かりましたとも。

本来なら葉っぱだけをとって、なのでしょうけれど、お茶としても飲みたかったので、茎もある程度残しつつ。
きれいに洗って、蒸し器で蒸して、それから外干し……の予定だったのですが、天気が悪くて、1日で断念。
あとは、ディハイドレーターのサヴァ君にがんばってもらいましたです。

乾いた後は、フードプロセッサーで細かくね。
不思議と、ふわっ、ふかっ、という感じに仕上がるんですね。

ヨモギには沢山の種類があり、こちらではMugwortという名の乾燥ハーブを購入して、時々ハーブティーに入れているのですが。
今回出来上がった乾燥ヨモギは、それとは香りが全然違って、正に春の野草の香りでうっとりです。

お茶に入れたり、水で戻して葛練りやお団子にしたりと、作りたいもの・食べたいものがてんこ盛り。(わくわく)
Yokoさん、本当にありがとうございました!!>私信

* * * * *

【旅行】

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そろそろ、年末年始に行った旅行の記録を、と思ったところで、まだまだ書いてない旅行記録が幾つもあったということに気づきまして。(虚)
さくっ、と無視しても誰も困らないのですが、せめてこれぐらいは、というのが1つあり。

それは、昨年の5月の半ばのこと。(……)
ハーブの先生・Yさんのシャスタの別宅に集まって、シャスタ女子会しよーよ、という、大変魅力的な企画が持ち上がったのでございますよ。

って、少しは書いてたんですな自分。
……記録を追加したい、とかも書いてるわ。
そんなこと言ったのはこの口か!(ねじりあげながら)

一泊二日という限られた時間でありましたが、YさんとMさんというシャスタの達人が揃っていたので、シャスタ初めてのKumiちゃんも私も、存分に楽しませていただきました。
温泉やお散歩は勿論のこと、夜の宴会の楽しかったことったら。
これぞ女子会の醍醐味です。

で、今回私が初めて連れて行ってもらったのが、Mossbrae Falls(モスブレーの滝)です。
映画「スタンド・バイ・ミー」のロケ地として有名になった線路、あそこをずっと歩いて辿り着く美しい滝は、ご存知の方も多いことでしょう。
が、訪問者の車で溢れかえった近隣住民の方々の苦情が増えていたのに加えて、電車に轢かれて人が亡くなられるという悲劇が起こったことで、立ち入り禁止となってしまったそうでございます。

しかし、Yさんやシャスタにお住まいの方々によれば、
なるべく人の少ない時間帯に、近隣の方々の迷惑にならない場所に車を停めること、
線路を歩く時に極力注意すること、
を心がけていけば、訪問すること自体は可能であると。

Yさんにリードしていただいて、朝早くに現地に向かったのでございます。




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遠くの道沿いに車を停め、とあるポイントから歩きを開始です。
これがあの、と思いながら、映画を見たのがあまりに前過ぎて思い出せません……(最低)(再鑑賞必至)


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当然、電車も来ますよ。
すみません、おじゃましております。
しっかり避けないと、こちらが危ないのは当然として、何より運転手さんが嫌な思いをされないように。

途中、線路下には川が流れているのですが、この時はやはり水量が少なくて。
滝はどれぐらいなのか、ちょっと心配になりました。


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20~30分ほど歩いた先に、陸橋が見えました。
この手前に、モスブレー滝へ続く道があるのですね。
一応、目印となる岩もありましたが、看板などがあるわけではないので、これは連れてきてもらわなければ、絶対わからなかった自信ありですよ。


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道と言っても、要は脇坂を下るんですが、木々を抜けたら、いきなり広い空間が。
そして目の前には、美しい滝がありました。


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滝というと、ごうごうと流れる一本の滝を想像しがちですけれど、こちらは目の前の崖一面が全て滝になっていて、まるで水のカーテンのよう。
水音と細かい水しぶきで、マイナスイオン度150%の世界です。


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ほかにも何組が訪れている方々がいらっしゃって、水の中で遊ぶ子供達も。
確かに皆の話し声や笑い声が響いているはずなのに、なぜかすごく静かに感じるのは何ででしょう。


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澄み切った空気中には、Cottonwoodの綿毛が舞っていて。
滝の美しさと合わさって、風景を一層幻想的に見せています。
この綿毛が気になって気になって、必死に飛び上がっては、ぱくっとくわえようとする犬がいて、微笑ましかったですねえ。


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それでも、4年続いた旱魃のせいで、滝の水量が少なくなっているとYさんにうかがって、思わず眉を顰めてしまったり。
雪も全然降らなくて、お正月でもシャスタ山は黒いままで、こんなことは初めてだと皆で心配していたとか。
1月2日にようやく雪が降り、私達が行った時には白いシャスタ山が見られましたが、常に山を見ている地元の方々は、ベイエリア住民以上に、水不足への危機感をお持ちだと思います。

シャスタの水といえばCrystal Geyserですが、こちらの会社は今なんと、日本の大塚食品が親会社なんですね。
ですので、水不足の今、生産を一時休止、もしくは減産するなどの配慮をしてほしいとのことで、地元では運動が起こっていると聞きました。
実際Mさんも、そういった地元の方から、日本人の貴女から大塚食品に言ってもらうことはできないか、と聞かれたりしたそうです。

ちょうどこの頃、スターバックスが、お店で売る水ボトルを、東海岸産のものに替えるとの方針を発表した時期で。
クリスタルガイザーもなんとかならないものか、と部外者ながら、心が痛む思いがいたしました。


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最後にYさんが、じゃあみんなで、8分間の瞑想をしましょう、とおっしゃって。
私以外のお三方は瞑想はお手の物だったので、なんの疑問もなかったようですが、私はわたわた。
軽くやり方を教わって、目をつぶって、はい、スタート。

(意識喪失)

はい、終わり。どうでした?
おかげさまで、瞬間で寝オチいたしました……明け方までおしゃべりしてたんで。(年寄り)
シャスタに来るたび、ずぇったい、すぴりちゅあるな人になれない自信ばかりが増えていく気がいたします……(恥)


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帰りもまた、延々と線路脇を歩いて、車まで。
途中、前にお世話になったB&Bのご主人にもお会いできて、嬉しい道行となりました。

シャスタはどこでも楽しいのですが、自分的に一番気に入ったのは、今回のモスブレーかもしれません。
それぐらいに、あの清涼な空間と空気は、忘れがたいものでございました。

ちなみに、この滝には細いパイプが張り巡らされていて、水はそこから流してるんだ、
上から見れば、すぐわかるんだ、という話もあるようで。
ほかの方々のお話や、実際に見た感じからは、都市伝説じゃね?と思ってますけど、ねえ。


ところで後日、Mさんご一家が再びモスブレーを訪問されたのですが、車のところに戻った時、警官が来て、名前などを書き留められたとのこと。
法的に立ち入り禁止のわけではないが、原則禁止であることは明確であるので、どうか心して欲しい、とのお言葉だったそうです。

もう一度、ぜひ訪れたい場所でありますので、その時には時間と歩き方に十二分に注意して行きたい、と改めて思ったことでした。


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Stand By Me (trailer)


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by senrufan | 2016-04-12 12:07 | Trackback | Comments(0)
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