求める光の在り場所は (15)

「墓の下にいても、あなた達の役に立てる。
これほど嬉しいことがあるだろうか」
   ----- ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
       (ドイツ人、作曲家、1770年12月17生まれ)


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Google Doodleのベートーヴェンのパズル、ご覧になりました?
またGoogleさんがやってくれた!というぐらいに、個人的に気に入りましたです。

交響曲5番「運命」、「エリーゼのために」、「月光」、そして第九。
バラバラになった楽譜を正しく並べれば、次の曲に進めて、最後はベートーヴェンがコンサートホールに行ける仕組みになってます。

面白おかしく彼の道中を描いてますが、実際の彼の生涯も、こんなに障害だらけだったんだろうなあ……
生きておられれば、今年で245歳。
はい、貴方の残された音楽は、数多の人々の喜びの糧となってくれています。

パズルは↓からどうぞです。

Celebrating Ludwig van Beethoven's 245th Year

* * * * *

【旅行】

6. ワルシャワ蜂起博物館 (HP

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第二次世界大戦の最中、1944年8月1日。
ナチスドイツ占領下にあったポーランドで、首都のワルシャワの市民が、ドイツ軍に対して一斉に反旗を掲げた日です。
歴史上の名称はPowstanie Warszawskie、英語ではWarsaw Uprising、日本語ではワルシャワ蜂起と呼ばれます。

数々の歴史上の事件に翻弄されてきたポーランドにおいても、相当に特別な出来事であるワルシャワ蜂起。
様々な史料や写真、動画、遺品などを集めて、2004年に公開されたのがこちら、ワルシャワ蜂起博物館でございます。




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こちらを訪れることになったのは、一部の方はすぐおわかりと思いますが、お嬢の希望あってのこと。
彼女にとっては、アウシュビッツ訪問よりプライオリティの高いことでした。

窓口で購入したチケットには、蜂起で犠牲になった方々の写真付。
近年に起こった出来事であることで、これだけの資料が残っているのは、ありがたいことと申し上げなくてはなりますまい。


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ワルシャワ蜂起についての総括的な説明は、いつもの通り、Wikiさんのヘルプをお借りして。
乱暴にまとめてしまうと、この蜂起は、当てにしていたソ連軍の助けを得られず、国内軍は壊滅状態に追い込まれ、10月2日にドイツ軍に降伏します。
その時点で、市民の死亡者数は18万人~25万人と推定され、更に70万人の住民が町から追放されたのでした。


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字面をたどるだけでも、歯車のズレや、こんなはずではなかったという不運の連続で、胸が痛くてならないことばかり。
史実に対して、正義vs悪という概念を持つことは危険でありますが、それでも、なぜ彼らがこんな目に遭わなければならなかったのか、と、
博物館にいる間中、笑みが私の口にのぼることは、一度としてありませんでした。


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展示は素晴らしかった、と思います。
沢山残っている資料を大いに活用し、綿密に史実を追いながら、且つ、市民や兵士を選んで、彼らの声や思いを展示してくれていて。
戦争とは、決して国家間や政府間の描写に留めていてはいけない、あくまでそこにいる人々全員に起こる悲劇であり、一人ひとりが遭遇した無数の体験と思いが積もったものだ、ということを、しっかりと伝えていた内容でありました。


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7. ワルシャワ歴史博物館

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対して、残念だったのは、やはりお嬢のお目当ての一つだったワルシャワ歴史博物館が、改装中で見学できなかったこと。
唯一、売店の利用と、当時のショートフィルムの鑑賞だけが可能でありました。


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その時に見た、ワルシャワ蜂起の映像です。
ごく短いものでありましたが、爆撃と破壊の迫力は十分でありました。


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プラハで見たヴァーツラフ広場の悲劇と、どうしても重ねてしまう自分。
こちらはナチスドイツへの、プラハの春はソ連への反旗と、敵は異なっても(ソ連は重なるか)、自由を求めての行動であるという大きな意味においては、同じでありますから。

それにしても、知れば知るほどスターリンって、史上最悪の独裁者の一人だな……
彼についての何かを読むたび、彼が普通に死んでいったことについて、正直信じたくない気持ちが沸いてしまうのが、私がちょー俗物である証でございます。うん、知ってるからいいの。



(Tweetの埋め込みが上手くできない……制約多すぎだよエ○サイトブ○グさんよおぉ!)
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by senrufan | 2015-12-17 10:17 | Trackback | Comments(0)
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