ここから始まる

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26日(土)・27日(日)、お嬢のスイミングの試合。新しいチームに移ってから初めての競技会。朝7時からウォーミングアップが始まるので、2日とも5時半起きでした。もっと遠いところでの試合だったらどうしたらいいんだ。

駐車場に着いたら、周りを歩く人皆、えらい大荷物。なんでと思ったら、プールの周囲にテントやキャノピーを張って、そこで陣取るのだな。他にもクーラーバッグや毛布や椅子など、装備万端・長時間滞在モード。
うちなどは一人っ子で少ししかレースがないからいいけど、兄弟で出場だと、午前・午後にまたがって、しかも何レースもフォローしなくちゃいけないので、その間子供が体を冷やさないように、親はゆっくり休めるように、色々と工夫しているのだと。
なるほどなあ。勉強になりました。

さて、今度から何が変わったかというと。
今までお嬢が経験したYMCAでの競技会は、いわばローカルクラブ同士の対抗戦、つまり池部町少年野球チームと丸山村少年野球チームの練習試合のようなイメージだったわけです。しかも思いっきり趣味だけの和気あいあい、下手でもいいんだ俺達野球好きだからーってなクラブで。(実在の団体とは無関係です)
それが今度のはというと、お嬢の所属するクラブはPacific Swimmingという連盟に所属してます。このPacific Swimmingは、さらにUSA Swimmingに加盟する59の連盟の一つであります。全米水泳協会のうち、カリフォルニアのベイエリアはPacific Swimmingの管轄になる、といったところかな。ここだけで公立・私立合わせて、100以上のクラブが加入してます。
で、このPacific Swimming、クラブのある郡により、さらにその中が4つのZoneに分かれてます。お嬢のクラブはそのうちZone1のNorthに属し、このそれぞれのZoneにて色々な試合が行われるわけなのです。

その試合で出した各選手の記録は、公式レコードとして登録されます。選手は自分の持つ記録で、C・B・A・AAレベルに分けられるのですが、それぞれのレベルにスタンダードタイムが決められており、それを超えるとレベルアップということになるのです。
レベルによって、出場できる試合も変わってきます。AレベルになるとZone対抗戦、つまりチャンピオンシップに出場可能になります。そこでいい記録を出すと今度は州内戦へ選ばれ、栄えある全米大会、もっと高みではオリンピックに向けて道が開けるということになるんですね。夢のようですねえ。(うっとり)

そんな夢のまた夢の話は思いっっっきり遠くにおいといて。お嬢の現実は非常にささやかな、おたまじゃくしレベルからスタート。
Pacific Swimmingの試合に申し込む場合、自分の持つ公式レコードを申告します。レースそのものは各レベル混合ですが、結果集計の際、各レベル毎に振り分けられ、レベル内で1~8位までリボンを獲得でき、さらに以前より高いレベルのレコードを超えた場合、レベルアップが認められます。
お嬢の場合は、まずこの公式レコードを持っていないので、Non-Timeの選手ということで申し込みました。Cレベル確定間違いなしなんですが、とにかく数字で表さないといけないわけで、そんなこんなで今回の初試合、私の裏テーマは「まずは自分の位置を知れ」でした。ちなみに本人は知ったこっちゃありませんが。

2日にわたる試合、レース種目107、全スイマー803人、全エントリー数3933。
お嬢は9-10歳の50m背泳ぎ・50m平泳ぎ・50mクロールの3種目にエントリー。土曜はともかく、日曜は小雨混じりの寒い中、屋外プールで泳ぎました。
「怖いよー」だの「寒いよー」だのネガティブなことしか言わないので腹が立ちましたが、終わった後、「真ん中を泳いでいいなんて知らなかった」の言い訳や、「ママは私が悪いみたいに言う」などの愚痴まで言うので、もっと腹が立ちました。
私とケンカしたり、チームメイトとはしゃいだり、勝手がわからなくてハラハラしたり、レースが知らないうちに始まりそうになって大慌てしたり。そんな2日間。

これまた初めて数字で結果が出たので、これからはこれがどれだけ縮まっていくかを追っていくことになります。
ということで、これからも楽しく頑張ってくれるように。
おとーさんおかーさんは、試合があるたびにボランティア頑張るよ。
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毎日の練習でも早い子は沢山見ていたつもりだったけど、その中でも大きい子のAレベルの子達、むっちゃくちゃ早い。クロールなんて25m11秒そこそこで、向こうに行ったと思ったら、あっという間に戻ってきちゃう。
これからは、こういう見応えのあるレースもいっぱいなのだな。嬉しい。

お嬢のクラブ、保護者は年間トータル11時間のボランティアが義務とされている。ボランティアがいないと成り立たないこの手の試合、勿論やれることはやりたいね。おまけに足りないと、1時間あたり$50のお金が請求されるしな。
今回、旦那がAwardのボランティアを3時間やった。事務所に向かう彼の背中を見ながら、

 「パパ、これがアメリカに来て、初めてのボランティア?」
 「いや、2回目かな」


などという会話が、お嬢と私の間で交わされた。
学校の送り迎えや、遠足の付き添いまで来ちゃうお父さんもいれば、こんな父親もいる。

睡眠時間3時間で頑張った彼。
日曜は最初の1レースだけだったので、起こさないで私達2人だけで行った。
家に帰ったら、まだ寝ていた。



 
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by senrufan | 2005-02-27 06:56 | Trackback | Comments(5)
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Commented by みほ at 2005-02-28 09:19 x
うわー、これから夢が始まっていく若さを思うとじーんと涙が出てきちゃったよ!>感傷的 パパンもママンもがんばったんだねっ
Commented by Miyuki at 2005-02-28 14:43 x
そうだねー、夢見るのは自由だもんねー、若さってすごいよねー(思いっきり含みがあります) (せっかくの感傷に水さしてすまん) パパンは肉体労働、ママンは忍耐力の限界に挑戦したですよ。
Commented by pannaGO at 2005-02-28 16:24
楽しみだねえ、記録、どんどん伸ばして欲しいわあ。自信がつくぞおー。うちの太郎は今日がやっとバスケのシーズン試合の最終日。これで日曜日休めるーと思いきや、来週は柔道の試合でしたあ。ふう、、、お互いのんびり休めませんなあ、週末。
Commented by みほ at 2005-02-28 23:03 x
いやん、バッテリーの最終巻を読み終わった余韻が拍車をかけてさ……>感傷 ぱんなさんの所も大忙しですね!うちも土曜に市内の小学生ドッヂビー大会(ドッヂボールをフリスビーでやるの)があったですよ。燃える子ども達を見てきたですよ(笑)
Commented by Miyuki at 2005-03-01 04:50 x
ぱんなさん>
バスケで楽しいシーズン、良かったねえ! 次はサッカーやるのかな? 水泳はイヤーアラウンドなので、ますますスポーツのシーズン制に疎いですー。

みほさん>
そうっ、それなの! 私もねえ、バッテリーを読んで思わずあの盛り上がりを期待したのに、うちの奴ときたら……(ぎりぎり) こうやって思うこと自体、私もすっかり彼らから見て”敵側”になってしまったということか。


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