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外から取れば、内が充ち

「一番知らない外国は心である」
   ----- アリス・ウォーカー
       (アメリカ人、作家、1944年2月9日生まれ)


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2年ぶりに、Cygnetsさんのコンサートにおじゃまして参りました。

2010年11年と楽しませていただいたのですけど、昨年は予定が合わず、涙をのんだのでございます……
ですので、chiblitsさんのブログで拝見して、心を慰めた、という思い出が。

Kirscheさんのピアノの生徒さんの発表会を兼ねたこのコンサートは、今年はお弟子さんがぐんと増えたこともあって、生徒さんの演奏プラス、Kirscheさんのピアノ独奏、旦那様のファゴット演奏、そして我らがスター・Keithさんのポップスソロ、というプログラム。
ほのぼのと楽しい音楽の時間の後は、Vivianさんの美味サンドイッチをいただきながら、にぎやかにリフレッシュタイムとなりました。

往き帰りは、chiblitsさんと一緒の車で、あれこれおしゃべりさせていただいて。
Kirscheさんや皆さんに感謝しきりの、楽しかった午後でございました。ああ、しみじみ。

* * * * *

【レストラン】

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溜まりまくってる過去日記をすっ飛ばして、わりと最近行ったお店の記録だよ。
mikamikaさんの旦那様に教わった、美味しいベトナムサンドイッチのお店なんだけど、
ちょうどお伝えしたいレディ達がいらっしゃるのでね。
それに、ベトナムの方々が大いに祝う、旧正月の祝日だしね。

Bahn Miというベトナムサンドは、ベトナムが元フランス領であった時代の名残のごとく、フランスパンに具を挟んだ形のサンドイッチ。
お肉やお魚に加えて、パクチーや青唐辛子、それに大根とにんじんのなますが入ってるという、西と東の文化の融合の体現化、なんつって。

ベトナム料理大好き仲間のMikaさん&ゆみたちさんと、わくわくしながら向かったの。




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と、すっかりサンドイッチしか頭になかった我々は、お店に入って驚いた。
どん、とお店の一角を占めるデリコーナーを始めとして、お惣菜やパン、お菓子がずらりと並んでるではないですか。

3人で、サンドイッチそっちのけで、あれこれ物色すること、数十分。
だってだって、見ているだけで、すんごく楽しいんだよー。
見るからに合成な、すさまじいピンクや緑の食べ物も溢れていたけど、生春巻やら肉まんやら、なにやら葉っぱに包まれて蒸された品々など、中身を推測して大はしゃぎ。

そなの、英語で品名や原材料が記載されているものは良いのだけど、品名がベトナム語で書かれているだけ、なものがかなりあって、正体がなんだかわからない。
お店の人に聞いてみても、英語が通じなくてわからない。(爆)(お互い様)


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いかん、いかん、なんか店内の皆さんからの視線が痛い私達。(ちくちく)
またあとでゆっくり見るとして、サンドイッチの注文だ。

ずらりと並んだサンドイッチメニューは、12種類。
ポークやチキン、ビーフなどの中から、唯一のベジタリアンサンドを頼んだよ。
飲み物も、Pearl Teaなどが沢山。

レジで注文して、番号をもらって、呼ばれたら取りに行くんだけど、
呼ばれるのはとても早くて、数分後には出来上がり。
イートインコーナーのテーブルで、わくわく開けてみたんだよ。


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Mikaさんと私が頼んだ、Vegetarian Sandwich
メインの具は、細切り豆腐に米粉をまぶして揚げたもの、と前に聞いたことがあるけど、あとはバミセリのフライかな。
ベジタリアン向けの生春巻やヌードルには、良く使われているよね。

食べてみて、まずはパンが美味しい!と皆でびっくり。
ベトナムサンドは、今までLee's Sandwichesぐらいしか食べたことがないから、あまり比べられないのだが、少なくともあちらより、ずっと美味しい、と思ったよ。
外側がさくさくで、あっさり噛み切れる軽い歯応えなので、具が沢山入っていても、全然重たくならないの。

んでもって、具も勿論、美味しいぞ。
さっくり、適度な味付けの豆腐に、新鮮なパクチー、なますの甘酢がバランス良く。
辛いアクセントの青唐辛子は、最初にサンド内に分散させておかないと、痛い目に合うです。(経験者)


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こちらはゆみたちさんオーダーの、Steamed Pork
こうやって開いて見てみると、普通のバゲットと違って、中が空洞のようになってるから、ぎっしり具が詰められて、尚且つ食べやすいんだね。
サンドになったものしか見たことないから、良くわからないんだけど、焼いてない、プレーンなパンでも、こんな感じなのかな、どうなのかな。

あとでWikiさんに、ベトナムのバゲットには米粉が入ってる、と教わって、なるほど、と軽さの秘密に納得だ。びば、米文化。
そのおかげで、見かけは結構な大きさながら、2個続けて食べられてしまいそうな軽さ&美味しさだ。


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この時に、ゆみたちさんがご馳走してくれたのが、お餅に分厚いハムを挟んだ、可愛らしい丸いサンド。
ベトナム風スパムサンド、と勝手に命名。

このお餅、日本のお餅と韓国のトックの、中間の重さと柔らかさ。(わかんねーよ)
温かいうちは、とろ~り、となってるよ。
間に挟まれたハムがまた、優しい素朴な味で、美味しいの。


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もう一つ、ゆみたちさんが買っていたのが、こちらのベトナム風お赤飯。(また勝手に)
日本だとごま塩のところ、こちらはすり胡麻と少々の砂糖&塩が添えられていて、微妙なあまじょっぱさが、絶妙に美味しかった、とのこと。
くーー、次はこれだーっ。


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デリコーナーのお弁当は、チャーハンかヌードルかを選んで、おかず2品だと$4.99、3品では$5.99。
肉も魚も野菜も、バラエティ豊かなおかずが並んでて、これまた魅力的。

焼き鳥は、注文が入ると、大きな包丁で、だんっ!だんっ!と切って、パックに詰められる。
インコ命の私には、まるごとウズラを見るのが辛かった……


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中国系のベーカリーのパンやお菓子も、幾つか。
この時はChinese New Year前だったので、それ用のお祝いっぽいアイテムも、並んでた。

買って帰った生春巻と丸ごとハムも、旨かった。
旦那も大いに喜んだ。


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すっかり気に入ってしまったこちら、数日後にまた行ってしまったり。これからも、足繁く通う気満々だ。
華やかな色合いでユーワクする品々には背を向けるにしても、素朴で新鮮野菜たっぷりなベトナミーズは、大歓迎。
今度行く時は、例えばタブレットを持参して、店内でベトナム語を入力→英訳&検索、とかできないものだろうか。(悩)


Huong Lan Sandwich
1655 Tully Road
San Jose, CA 95122
by senrufan | 2013-02-09 14:22


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