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地区代表の心意気

「正しいという字は『一つ』『止まる』と書きます。
どうか一つ止まって判断できる人になって下さい」
   ----- 山本耀司
       (日本人、ファッションデザイナー、1943年10月3日生まれ)

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【レストラン】

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今、サンフランシスコで最もホットな地区は、変わらずMissionであるのかな。
そう思ってしまうほど、続々とオシャレなお店がオープンし続けて。
つまり行くたびに、どっかこっかが工事中、ってことでもあるんだが。(身も蓋も)

行ってみたいベーカリーがあったので、場所を調べたら、これまたミッションではないか。
しかも、前に行ったMission Cheeseのお隣とは。あの時の工事は、ここだったのだな。

あまりにアートなあれこれに圧倒されるこちら、8月にやまばとさんと、そして先日はゆみたちさんmikamikaさんと、2回訪問してみたよ。



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レンガ造りで、高い天井の、まるで工場の一角のような。
でも、モダンの限りが尽くされて。


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商品エリアに比べて、イートインスペースはそれほど広くなくて、入り口付近のテーブルエリアと、あとは壁際のカウンター。
こういう造りのお店が増えたなあ。これも、一つの流行りかな。


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ケースの中に、整然と並べられたペストリー類。
おお、美しい……けど、高っ!(驚愕) というのが、最初の印象だったことを白状します。
だってだって、日本サイズのクロワッサンが、Tartineの半分ぐらいのクロワッサンが、$3.50もするんだもん……

これがミッション価格、なのかしら。(くらっ)
でも、フィナンシェはミニパウンドケーキぐらいの大きさがあって、やはり$3.50だから、クロワッサンが特に高めなのかな。


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ケーキがまた、芸術的に美しいものばかり。
またもや大きさとお値段の比にくらくらしたけど、今まで私がこのエリアで目にした中で、一番美しいケーキ達。


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ショーケースの向かいの壁には、コーヒー豆やお茶、コンフィチュールの類が並んでて。
お店の名前入りのマグも、良い感じ。


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抹茶のジャムに心惹かれたけど、それ以上に、この瓶が可愛いなあ。
ZENとかJAPANという文字がある商品も。


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お店で出すコーヒーも、販売されているコーヒーも、Sightglassのものだった。


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店員さん達が、とてもナイスな人ばかりだったのにも、好感度高し。
にこにこと、敬語で応対してくれて、写真を撮る邪魔にならないように気を遣ってくれたりして、申し訳なくも、ありがたく。
なのに、こんなにヘッポコ写真で、すみません、すみません。(へこへこ)


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私が購入したのは、この4つ。
右上から時計回りに、Caramel chocolate pearl travel cakeCoconut blackberry lemon tartPain au cochon、そして、Gougère; smoked cheddar, chili flake

キャラメルチョコケーキとグジェールは、お友達2人にお土産で。
ブラックベリータルトとパンナコッタは、我が家でお友達といただいた。


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タルト生地はさっくりと、ブラックベリーはきちんと甘酸っぱくて、これは見かけにふさわしく、上品な。
パンナコッタも甘過ぎることなく、中のクランブルもほろほろとして、美味かったー。

ケーキとグジェールも、お友達から大好評の声が届いたよ。
外見も味も高ランクであることは、間違いなし。


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しかし、その中でもぶったまげたのが、The rebel withinというマフィン。
他のマフィンと同じサイズで、なぜかこれだけ、$7という値札がついてるの。
なんでも、この中に、ポーチドエッグが丸ごと1個入ってるんだって。

食べきれる自信がなくて買えなかったんだが、mikamikaさんが勇気のお買い上げ。
そのご感想は、mikamikaさんブログのこちらにて。(ありがとう!)


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サンドイッチもあって、ランチもお茶もできる場所。
シェフのWiiliam Werner氏は、RitzやQuinceといった有名店で働いた後、Tell Tale Preserve Companyというお店のオーナーに。
The rebel withinは、そのお店で人気メニューだったっぽい。
しかも、Four BarrelSightglassに提供してたそうだから、私も口にしているかもしれぬ。

特にSightglassの焼き菓子は、色々気になっていたので、あれらが彼の作だと言われれば、確かに納得できるライン。
お店の造りやペストリーのディスプレイも、かなり似たところがあるのは、相談したからなのか、流行りだからなのか、と邪推など。


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日本の方が試しても、このエリア内のお店の中では、高得点を与えてくれそうな。
通うには贅沢なお店であるけれど(あくまで当社比)、たまの自分のごほうびとして、一品買ってみたくなるような。
ミッションというエリアの勢いを背景に、ここもまた、一つのランドマーク的な存在かもしれないね。


Craftsman and Wolves
746 Valencia Street
San Francisco, CA 94110

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ところで私がウケたのは、店内にあった、こちらの図。
mikamikaさんが買われた、The rebel withinの解剖図
最初に見た時に、え、卵が25%? そんなに少ないはずないよね? と皆で言ったんだが。
良く良く見れば、

25% Tomatero Farm Egg
15% Flour, Salt, Pepper, Blah, Blah, Blah
9% Easton's Breakfast Sausage
7% Creme Fraiche
5% Scallions
7% Punk Rock
8% High Fives
3% Mischef, Mayhem
2% Late Nights
8% Early Mornings
11% Asiago, Prmesan

トータルで、100% Rebellious でありました。
by senrufan | 2012-10-03 11:56


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