人気ブログランキング | 話題のタグを見る

次に繋ぐ為に今日がある

「『笑い』を忘れちゃいけない。こわばった常識や偽りの形式と戦うためにいちばん役立つのは『武器としての笑い』だ」
   ----- 天野祐吉
       (日本人、編集者・評論家、1933年4月27日生まれ)


目からウロコの感情と性格の科学

前回、脳のお話を少々書きましたが、その直後に読んだ、↑の記事。
感情は、大脳辺縁系が受け持つとされてきましたが、少なくとも一部は、大脳皮質が司ることがわかった、という内容です。

前頭前皮質と扁桃体の間を繋ぐ神経細胞の働きについて、の説なんですけど。
勿論、これもまた、自分で調べて、自分で考えて、が大前提でありますが、
なんか妙に、まだまだイケるぜ!と、きらきら☆してしまうのであります。(単細胞)(つまり少神経細胞症)

* * * * *

【アクティビティ】

     IMG_7336

大好きなゆんたく会も、無事に五回目を迎えたけど。
第一回以来の全員勢ぞろい、という素晴らしい日になったのには、実は悲しい理由がね……

ゆんたく会の発起人であり、いつも会場を提供してくれていたIkuraちゃんが、旦那様の転勤で、ミシガン州のデトロイトに引っ越されることになったのだ。
第三回の席で聞いた、この辛いニュース。駐在のご家族ということで、覚悟はしていたけれど、皆のショックは隠せなかったよ……だって、誰もが大好きな彼女だもん。

Ikuraちゃんの為なら絶対に、と皆、前からこの日を確保して。裏でこっそり、送別会の準備をして。
いつもと同じように、笑顔を絶やさず、楽しい時間を満喫だ。
いつもと同じように、笑顔のままで、美味しいお料理の記録、いってみよーっ!




IMG_7308

Ikuraちゃんの白菜ときのこの豆乳スープは、まだ肌寒さを残した日に嬉しい温かさ。
さらっとしてて、小さい子にも飲みやすく、ほかの料理を引き立てる。


IMG_7309

かんさんのお得意、お赤飯
おかず類もいつも美味しいけれど、ご飯モノがまた秀逸でいらっしゃる。


IMG_7317

Mikaさん蒸しエリンギは、アワビにも負けないぞ。
コリコリ、みっちり、エリンギの本領発揮の美味さだよ。


IMG_7320

Miwaさんのチャードの炒め物は、ご親戚宅のお庭で採れたチャードをご使用だ。
生で食べても美味しいチャードだけど、炒めるとまた違った美味さを見せてくれるんだよね。


IMG_7321

IMG_7324

Yukieさんは、ひじきの煮物ズッキーニの煮物、2品をご提供くださって。
両方とも、素材の甘さと優しさがしっかり出てて、あったかお赤飯と一緒が、とても嬉しいの。


IMG_7348

最近、雑穀レシピを研究中のクミさんは、小蕪のアマランサス和えで。
ぷちぷち・ねっとりのアマランサスと、蕪の穏やかな苦味が、ぴったりの組み合わせ。


IMG_7331

IMG_7333

複数提供を皆から期待されるtamachanひじきのサラダと、里芋の生姜味噌和えを。
ひじきはさっぱり・酸っぱい・食べやすい、里芋はねっとり・しっかり・まろやかで。


IMG_7339

そして、豆腐の蒲焼ときたら、お子ちゃま向けの穏やか味と、大人向けの山椒バージョンと、2種類を用意してくれるというお気遣い。
ほんとに、tamachanレストランが開店してくれたらなあ。(おねだりモード)


IMG_7304

華やかにグリーンで縁取られたのは、ゆかさんのモック・ミートローフ
私も時々作るメニューだけど、ゆかさんが作ってくれると数倍美味しく感じるのは、なぜかしら。(それは愛)


IMG_7338

私は、根菜の酒粕グラタンを持参した。
なかじさんのレシピの酒粕ホワイトソースを使って、かぼちゃや長芋、リークなどの具にかけて焼いたもの。
日本から大事に持ってきた酒粕も、だいぶ少なくなってしまったよ……次に買う時は、どこのを買ったら良いかのう。


IMG_7364

デザートタイムになったなら、まずはMikaさんのRaw Chocolate Mousse & Strawberry Sauceから。
とろん、とした滑らかな舌触りと、身体が満足するコクがある。


IMG_7316

加えて、これもかんさんお得意の、おからのチョコレートケーキ
しっとりと美味しいケーキに、クランベリーがすごく良く合うよ。


IMG_7369

そしてそして、Natsukoさんが心を込めて作ってくれたのは、マクロビのデコレーションケーキ
身体に優しい素材のみを使った、ベリー沢山の華やかケーキ。
光ってて見えないけれど、お手製のチョコプレートには、ハートマークとIkuraちゃんの名前が書かれてる。
そなのだ、皆の気持ちを代表して、Ikuraちゃんの為に作ってくださったのだ。


IMG_7376

皆からの餞別は、テーブルクロスになったの。
ゆんたくの中心となってくれた、Ikuraちゃん宅のダイニングテーブルに、感謝を捧げる意味もあり。

かんさんお手製の愛らしいカードには、人数分のお花と、飛び立つ一匹の蜂のモチーフがつけられててね。
お庭からのブーケも添えてくださった、優しいお心遣い。


IMG_7380

あーんど、Mikaさんの素晴らしい手作りスクラップブックには、今までのゆんたく会での写真がね。
もうこの時点で、すでに涙ぐむメンバーもいたぐらい。


IMG_7385

なんと主役のIkuraちゃんから、手作りのあずま袋が、全員へのお餞別に渡されて。
お引越しその他で本当に忙しかったのに、こんな手間までかけてくれて、涙腺決壊を防ぐのに精一杯。
大事に、大事に使わせていただきます。Ikuraちゃんを思い出しながら、使います。
最初こそ、とても切ないけれど、段々と笑顔で使えるようになるように。


Natsukoさんのケーキの温かい美味しさを楽しみつつ、Ikuraちゃんを囲んでの”ゆんたく”は、終わらなければ良いのに、と願いながらの時間でありました。
実はもう一人、離れる予定のメンバーもいて、ゆんたく会の今後はどうなるか、いまは未定の状態、かな。

でも本来の”ゆんたく”は、楽しい井戸端会議なので。
食や育児で共通の価値観を持つ仲間達と、手作り料理を持ち寄れば、どこでもゆんたく一丁上がり、ってなもんだから。
またゆるゆると、場を設ける相談をすれば良いのでは、なんて思ってる。

今はただ、大好きなIkuraちゃんの新天地での幸せと、遠くない再会を祈るのみ。


IMG_7383
by senrufan | 2012-04-27 07:02


<< 友、近郊より集まる、亦た楽しからずや 私を聴いて、私と歌って (7) >>