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北の優しい異国から(11)

「思い違いしないでくれ。
ぼくたちは自分の未来を築いてるんだから、必要なものは自分で用意しなくっちゃ」
   ----- ジョン・レノン
        (イギリス人、ミュージシャン、1940年10月9日生まれ)


超人気ブログが本になった、「中国嫁日記」
この中で、中国からやってきたお嫁さんの月ちゃんが、日本に来て一番ビックリしたことは、
「全てのトイレに紙がある!」
ということだったそう。
なぜ日本人はトイレの紙を盗っていかないか!? と驚愕する月ちゃんが、可愛いのなんのって。

なんてことを思い出したのは、昨日行ったスタバで、
中国系のおじいちゃまが、置いてあるナプキンをぐわしっ!と大量に取ったと思ったら、
そのままトイレに行ったのを目撃したから、でありました。


それとも、トイレットペーパーでは肌触りが柔らかすぎて物足りないとか。

* * * * *

【旅行】

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ケベック・シティと言えば、旧市街
ユネスコの世界遺産に指定されている、北米唯一の城塞都市であります。

街の四方をぐるりと囲んだ城壁には、西側に3つの門があり。
そのうちの1つ、州議事堂からほど近いサン・ルイ門を通って、城壁内に入ります。




1. 街中の風景

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中に入ると、一気にヨーロッパ。
石造りの建物の成せるワザ、なんでしょうかね。


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城塞都市で中世風、と言っても、しっかり現代の車は通ってます。(当たり前)
土産物から洋服屋、レストランやカフェがずらりと並んでます。


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こちら、トレゾール通り(Rue du Trésor)は、画家達が自作を売る小路。
似顔絵描きさんも沢山いましたよ。


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それでもヨーロッパとは違うなーと思うのは、やっぱりどこか新しい感じ、なのですよね。
17世紀ぐらいからじゃ、まだ青い。(何様)


2. ロウワータウンの壁画

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旧市街は、小高い崖の上にあるアッパータウンと、崖下のセント・ローレンス川に面したロウワータウンに分けられます。
崖下の港から、ロワイヤル広場に向かう坂道(Rue du Sault-au-Matelot)を上っていくと、こんな巨大な壁画が。

四季の風景やケベックゆかりの偉人達、職人や現代人の生活が大きく描かれているのですが、地元民からは賛否両論だとか。


3. フニキュラー (Funiculaire)

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崖下との行き来が辛いという方には、こんなケーブルカーが用意されています。
その名をフニキュラーというこちら、45度の急傾斜を、2基のエレベーターが往復しているのですね。

上の駅は、有名ホテル脇の観光ブースの横にあり、下の駅は、プチ・シャンプラン通りの首折り階段(…)下に位置してます。
ちなみにこの下の駅、ミシシッピ川を発見したLouis Jollietの家を改装したもの、だとか。


4. プチ・シャンプラン地区 (Quartier Petit Champlain)

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首折り階段を下りて、城壁の外に出たところ広がるのが、プチ・シャンプラン地区。
17世紀後半には、すでに街として開けていたという、北米で最も古い繁華街だそうです。


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夜になるとライトアップされて、また違った美しさを見せてくれる旧市街。
特にこの地区は、セント・ローレンス川に面しているので、夕方からのフェリーに乗って眺める街の姿が、また格別だそうですよ。(見れなかったけどな)

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旧市街、次回も続きます。
by senrufan | 2011-10-09 09:10


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