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素材の良さを生かす手で

「自分のことを最もよく知っている人間は、自分自身を最もわずかしか尊敬しない」
   ----- H. G. ウェルズ
       (イギリス人、作家、1866年9月21日生まれ)


前の記事の補足です。

遺伝子操作の鮭に関して、こっぺさんがやはり素晴らしい記事を書いてくださったので、勝手ながらリンクさせていただきます。(感謝)

遺伝子操作された鮭に表示なし?


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ところで、グローサリーで並ぶ野菜についているシール。
これについている数字が、PLU code(Price Look-Up code)と呼ばれるものであることは、ご存知の方も多いでしょう。
このコードでは、慣行栽培・オーガニック・遺伝子組み換え(GMO)品それぞれについて、以下のように規定しているのだそうですよ。

・慣行栽培   : 4桁
・オーガニック : ”9”で始まる5桁
・GMO     : ”8”で始まる5桁

売っている魚一匹ごと、切り身一切れごとに、この表示があればいいんですけどね。(ため息)
なんというか、百歩譲って、遺伝子組み換えしても仕方がないとして。
ただ、それを隠さずに教えてほしい、と願ってるだけ、なのですが。
そうすれば、あとは消費者の選択であるわけですから。

ま、こんな隠蔽の動きがあるのは、
そこで隠さず開示したら、誰にも選ばれないのではないか、という危惧があるということで、
ひいては、それが危ないものだと自ら認めている、っちゅーことだねこんちくしょう。


* * * * *

【個人的事情】

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ロイヤルを預かった、幸せで幸せな7日間。
嬉しかったのは私達の方であったのに、飼い主のありすさんが、お礼に、とご自宅での夕食に招いてくださったのだよ。
お若いのに義理堅い、ほんとに良くできた御方なんである。(じ~~ん)

ベジタリアンのありすさんは、ブログで時々おうちごはんをアップしてくださるんだが。
これがもう、どれもこれも、ソッコーでお椀とお箸持参で駆けつけたい、とわなわなしちゃうメニューのオンパレードでね。
それをご馳走になれるというんだから、私達に異論があろうはずはなく。しばらくぶりにロイヤルに会えることも楽しみに、家族でおじゃましてきたんだよ。




出迎えてくださったのは、ありすさんの相方さんのDさんと、Dさんのお嬢さんのLちゃん。
そしてロイは、Dさんの腕の中からご挨拶。
私達のことは、少しは覚えているらしく、いきなり旦那にお腹を見せてたぞ。


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いただいたお料理は、どれもこれも予想以上の絶品ぞろい。
それも、おそとごはんの絶品じゃなく、おうちごはんの絶品だから、身体に染みる力の質が、はっきり違うんだね。

サングリア風のジュースドリンクと、お手製梅茶が飲み物で。
すごく優しい味の温かいトマトスープは、昆布出汁がベースなんだって。

カレーコロッケは、揚げるのではなくオーブン焼きで、かりかりの外側とほっこり中身が絶妙で。
車麩の治部煮風は、弾力歯応えの車麩に、すごく穏やかなおつゆが癒しの味。

卵と乳製品はOKなありすさん、全粒粉パンの上に卵を落として、ココット風の一皿を。
フィロの中に、マシュルームやにんじん、ベルペッパーを詰めたパイ包み焼きは、どれに当たっても大当たりの、ほくほく加減がすばらしい。


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一応私も、一皿持参。
浅倉ユキさんレシピのディップ2種類、カリフラワー&アマランサスと、ひじきのかにみそ風
お好みの方を海苔につけて、生野菜を好きなように巻いて食べてもらったよ。


ありすさんは、「すごく薄味なので、お好みに合うかどうか……」と気にしてらっしゃったけど。
我が家全員、口を揃えて、
「うちより薄味の家はないので、ご安心を」
そーなんです、我が家ってば、いまや調味料がなかなか減らないうちなんです……元来濃い味好みの旦那だけには、すまんと思う。(その間3秒)

そんな私なので、ありすさんの味付けは、お世辞抜きで理想的。お箸が進むったらありゃしない。
旦那もお嬢も、美味しい、美味しいを連発で、表情はしっかり、うっとり顔。


そしてね、なんといっても、さすがありすさんの相方さんだけあって、Dさんがほんとにほんとに良い方でね。
来年2月に式を挙げられるお2人は、なんとも素敵なカップルで。
ありすさんにとって、「現地のママさん」であるらしい私も、思い切り胸を叩いて太鼓判。うちの娘を、どうか末永く幸せにしてください。

また、お嬢ちゃんのLちゃんは、小柄でおしゃれなスポーツガール。ハイスクールの1年生。
お嬢相手に沢山しゃべってくれたので、明るくていいなあ、と思っていたら、実はかなりシャイである、と後日聞いてびっくり。
お嬢だと、しゃべりやすくて楽しかったんだって。いやあ、うちの変人娘@公認に、温かい言葉をありがとう。(真顔)

元々ベジタリアンではない旦那2人は、互いに「なんでベジになったの?」と聞き合って。
答えは一緒で、
「それ以外に作ってもらえないから」(どーん!)
そう、家族の胃袋を握るのは妻なのだ。拝め、ひれ伏せ、奉れ。(高笑い)

でも、アスリートであるDさんにとって、菜食はとても良い変化をもたらしたらしい。
身体がcoolになって、すごくコンディションが良いんだって。
そして一番の変化は、
「顔のしわがなくなったんだよ!」
なんですと。
世のれでぃ達に、ぜひ言ってあげてください、その言葉。
確かに、菜食はお肌がきれいになりますぞ。って、私の顔じゃ見本にならんがな。(くっ…)


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デザートはDさん特製の、ベトナム風お汁粉
圧力鍋で炊き立てのお汁粉、なんと昆布の細切り入り。
これがすっごく気に入った私、Dさんに作り方も教わったことだし、絶対家でも作るのだ。(鼻息)

楽しい時間は、あっという間。
ロイヤルは今時点で、2回預かる予定が入っているので、それを先の楽しみとして待っていよう。


そしてありすさんとは、この数日後、もう一人の美女を加えた、恒例・菜食ランチ会で再会して。
その楽しい・美味しい時間については、この次に。
by senrufan | 2010-09-21 11:25


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