漂う煙をかきわけて (前)

「一番良いのは勝つこと、次に良いのは負けることだ」
   ----- ジミー・コナーズ
       (アメリカ人、テニスプレーヤー、1952年9月2日生まれ)

* * * * *

【イベント】

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行きたいなあ、と思っていたのですが、予定があって行けないと思っていたイベント。
先約がずれてくれたおかげで、ぽかっと時間ができたので、お嬢と一緒にそれっ!とばかりに行ってきました。

その名も、San Francisco Street Food Festival
去年初めて開催されて、大好評だったこのイベント、今年は更に規模を拡大しての2回目の開催。
去年と比べてスペースは7倍、出店ベンダーは4倍という勢いでございますよ。

場所は、サンフランシスコはMission地区。それも、行ったばかりのLocal Mission Eateryから1ブロック離れただけのところ。
元々駐車場所に大変困るエリアである上、人出も相当なものと予想されたので、車はあっさり諦めて、電車に乗って行ったのです。




さて、これはどういうイベントかというと。
ストリートフード、つまり食べ物屋台が大集合するお祭りなのですが、実はサンフランシスコ、この食べ物屋台の規制が結構厳しいのだそうで。

そういった、ライセンスや資金といった問題をちょっと置いておいて、多くの人に屋台を出すチャンスを与えよう、ということと、
すでに店を持っているけれど、より気軽に試してもらいたい人に、その場を提供しよう、ということ、
更に、文化の一旦である料理を、様々なカルチャーから発信してもらい、コミュニティ強化に繋げよう、ということなどを目標として、
La Cocinaという、食ビジネス支援業者が主催するフェスティバルなのですね。
スポンサーとして、Whole Foods Market、Wells Fargo、PG&Eなど、大手のストアや銀行も名乗りを挙げてくれています。


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結果、60近く集まったベンダー達の中には、普段は屋台のスケジュールをチェックして、その日・その場所に行かないと出会えないベンダーから、SFのTOPレストランに名が上がるような人気店も加わって。
1ベンダーにつき、平均3品提供だったのですが、それが一皿$3、高くても$8までで食べられる、という、とてもお得な食の祭典として、大いに盛り上がったのでございます。


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各屋台での買い方は2通りで、

1. 普通に現金
2. Passportという名の、規定金額分のチケットを事前に購入、当日はそのチケットで清算

になります。

初めてで良くわからなかった私、パスポートが少々お得なことと、当日はブタ混みという刷り込みがもたらす警戒心でもって、前日にオンラインで申し込みしたのです。
しかし、すでに一番安い$25分のパスポートは売り切れだったので、2番目の$50を購入することになったのですね。


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結論から言って、うちにはパスポートはなくても良かったね、というのが我が家の意見。
確かにすごい人出でしたし、人気店はかなり並んでおりましたが、現金の買い物で支障が出るようなことはなかったし。
むしろ$50を使い切らなくてはいけなくて、最後の方は、もう欲しいものないよー、とちょっと困る羽目に陥りました。

次回来るんだったら、パスポートなら$25のを、もしくは現金で買い物しよう、とお嬢と話したですよ。


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せっかく安い屋台メシに$50!? というのは、ビンボー人=うちが抱く躊躇と戸惑い。
なので、今までのこの手のフードフェスティバルで得た教訓を生かして、今回はばっちり持参しましたぞ。

なにって、ジップロックの袋数枚とナプキン一束、ですよ。
どうしてって、食べ物をちゃんと持って帰れるように、ですよ。

沢山持って帰って、うちでご飯の足しにすればいいよねー。
余った分は冷凍しちゃえばいいしねー。

……ビンボー人の罪悪感の緩和策、と思いねえ。


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行くことを決めたのが前日の午後だったので、それからお嬢と一緒に、出店屋台をオンラインでチェックしましたよ。
出される食べ物を見て、お互いに惹かれるお店をリストアップしたのですが、これが意外と軒数がいかなかったなあ。

というのは、当たり前ですが屋台だけあって、肉とか肉とか肉が多かったので、ベジィな我々にはあまりチョイスがなかったり。
買った食べ物でスイーツが多めになったのは、そんな理由からでございます。
うーん、旦那がいる時だったら、いっぱい買うものがあって喜んだだろうになあ。(出張に出た翌日だった)

当日はMAPを受け取って、チェックしたお店の場所を確かめて、まずはそこを一通り周った後、他に何かいいものはないかと探してぶらぶら、といった感じでした。


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人気が高かったのは、やはりアメリカ~ンな食べ物。そしてカリフォルニアらしく、メキシカン。
ハンバーガー、BBQ、タコスやブリトー、そしてお祭りといえばファンネルケーキ
中近東やインドの屋台もあったし、コーヒー店も長い列。

目をひいたのが、Hapa Ramenというラーメン屋。最初からすごい列で、結構早くに売り切れになったそう。
うちの方のエリアでは、第2次ラーメンブーム(勝手に命名)が来ていますが、SFも同様らしく、ラーメン人気はかなりのものだとか。
ローカル情報として、こちらのラーメン屋さん、毎週木曜にSFのFerry Buildingに出店しているのですが、来週から火曜も、なんですって。人気のほどがうかがえますな。
更には9月の月曜は、かのBar Tartineで、ディナータイムに提供だとか。すごいコラボ。

もう一軒、やはり大人気だったのが、NAMUという屋台のKorean "Tacos"。
カルビやキムチ、ご飯といった具を、トルティーヤならぬ海苔で包んだ、韓国風タコスでしたよ。
野菜だけのナムルバージョンがあったら欲しかったー。


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開場時間とほぼ同時に着いたので、まだ人も少なめで、リストアップしていたお店は、至極調子よく回ることができました。
30分ほど経つと、そらあもう大変な人、人、人。
といっても、日本のラッシュに慣れてる私には、まあこんなもん?って感じでありましたけどね。
後日発表されたところでは、概算で3万人近い人出だったとか。ひええ。

帰る頃には、むしろ周辺の道路が大変な状態。
大渋滞の車の列、動きません、動いてません。歩行者に突っ込みかねなくて怖かった。

車で行こうか、ぎりぎりまで迷ってましたが、電車にして正解でした。
この分だと停められたとしても、電車1駅分以上先の場所だったかもしれん。
この日、電車代はかかりましたが、週末で駐車場代はタダだったし、まあ良し。

肝心の、この日に何を買ったかは、長くなったので次回に。


San Francisco Street Food Festival
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by senrufan | 2010-09-02 09:20 | Trackback | Comments(4)
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Commented by Vivian at 2010-09-05 16:07 x
こんなイベントがあるのですね、知らなかったです。来年はSF地元民として参加できたらいいなぁ~。

私の好きなレストランTHE SLANTED DOORは何を出品していたのでしょう、興味津々。それとぜひ食べたいのはピロシキ。ピロシキは大好きなのだけれど、そういえばアメリカに住んでから1度も食べていないです。

屋台の食べ物に$50って、ちょっとびっくりしました。
私も元取るためにきっとジップロック持参すると思うなぁ。
Commented by マミィ at 2010-09-05 16:28 x
ややや、これは楽しそうですねぇ。いいな、母娘でパスポート持っての食べ歩き。パスポートは50ドルか~ええと、今日のレートで計算すると…なにっ、約39ユーロ!そりゃ高いっ!ええ、私もジップロック、タッパーウェアー、そしてアイス・ボックスなんかも持参したかもです(笑)

続編楽しみにしています!
Commented by Miyuki at 2010-09-06 06:40 x
*SF市民向けのストリートイベントなどもあるようですしね、楽しみですよね~vv

Slanted Doorの野菜まん、美味しかったですよ! ピロシキはもっと買えばよかったと思いました。揚げパン系は得意ではないのに、あれはんまかったー♪

ジップロック、大活躍でした。結局その場で食べきったのはアイスクリームだけで、あとは皆持ち帰りでしたから(笑)
Commented by Miyuki at 2010-09-06 06:43 x
*マミィさん
はい、楽しかったです~。食べ歩きってどうしてこう愉快なんでしょね♪ あはは、私はユーロ感覚が逆にないですが、良かった、生活感覚は同じぐらいですね(笑) 持ち帰り食料で、カバンはパンパンに膨らんでましたよ。

拙いですが、続編で食べ物をご覧くださいまし~。


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