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生命をいただく方法は

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先日、行きつけのグローサリーストアのイートインスペースで、旦那とくつろいでいたのですが。
ふと目を横にやった時に、お勘定を終えて、紙袋を抱えてレジを離れたお兄さんが目に入りまして。

そのお兄さん、おもむろにレジの外にあった、パパイヤを積んだ大コーナーに近寄ったと思うと、
周りをさりげなく見渡した後、1個取って、手元の紙袋に入れたのですよ

そのままゆっくりと歩き出したお兄さんと、目を見開いた私と、ばっちり目線が合っちゃいまして。
無言で首を横にふってみせたら、ちょこっと眉をしかめて、そのまま離れていってしまったのでした。



あんなことしちゃいかんなあ、と思いながらも、実は一番驚いたのは、
そおゆうことが目の前で起こっても、全く驚かなかった自分自身でございましたよ。
ああ、アメリカ。(ため息)

* * * * *

【料理】
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ここ2ヶ月ばかり、細々と続けていることがあるんだよ。
それはね、キャベツ酵素ジュース、またはリジュベラックRejuvelac)という名前のものである。

ローフードについて調べ始めて知った、このジュース。
ぶっちゃけ、ザワークラウトのジュース版。発酵させたキャベツ汁。
……こんな言い方では、誰も飲みたいとは思うまい。




リジュベラック自体は、別にキャベツとは限らなくて、むしろ欧米では、小麦やライ麦、オーツといった穀類を発酵させたものを使っているらしい。
以前に聴いた、Cherie Soriaさんのローフードについての講演の中で、Ann Wigmoreという方のお名前を出されていたが、この方がリジュベラックを発明されたのだそうで。
晩年になってから飲み始めた小麦のリジュベラックで、80歳代にして、白髪が真っ黒に戻った、という逸話があるのだよ。

アン・ウィグモア博士について、少々教わったところによると。
ローフードの母とも呼ばれている方だけど、提唱されたのは「リビングフード(Living Foods)」であって、これは単純に何でも生で食べましょう、ということではなく、消化・吸収・排泄・再生というプロセスを、より追求したもので。
それをグルメフードとして改良していったのが、現在のいわゆる「ローフード」、と理解しているんだけどね。
更に「ナチュラル・ハイジーン」とはどう違うか、などと言い始めたらきりがないので、まあこの辺りで勘弁してやろう。(自分をな)

で、なんでこんなしちめんどくさい理屈を先に述べるかというと、リジュベラックで改善をはかろうというのが、この消化・排泄の部分だから、なのだ。


発酵させた野菜や穀物を使った、植物性乳酸菌飲料。
これでもって白髪をなくそう、というのは究極目標としておいて、まずはお通じ等のデトックス促進。これが何よりの期待ってやつですよ。尾篭な話で申し訳ない。

食養生界(そんなものがあるのか)では、腸造血説、というのがあるぐらいに、腸が健康に保たれていること・消化と排泄が順調であることが、大変重要とされていて。
血液サラサラ、という言葉もすっかり定着したようだけど、身体のどこかが”滞る”ということは、毒が体内に溜まることになるので、単純に考えたって良いわけがない。
それはお通じだけでなく、血液やリンパという体液の流れにいたるまで。

実際、私がジャンクフードなどのドカ食いをすると、耳の下のリンパが腫れて痛む。
そうすると、ああ滞ってる、粘性になって溜まってるー、という実感がひしひしと沸く……んだから、そこでやめときゃいいのに、やめないから、今度は脂肪という名前のものに姿を変えて、体内に蓄積されていくのだよ。(あああああ)

そなのだよね、体内の毒素って、脂肪の中に宿るのだよね。
ましてや肝臓であるフォアグラなんて、毒の塊のようなもの。それを食べるからこその、禁断の美食、なんだよなー。


さて、このキャベツ酵素ジュース、どおゆう効能があるかというと。
本によれば、
1. ビタミンCによる、肌の美白効果
2. ビタミンUによる、胃腸粘膜の新陳代謝アップ
3. ビタミンUの抗酸化性と、ビタミンCの免疫力強化による、アンチエイジング効果
4. 植物性乳酸菌の働きで、便通改善
5. イソチオシアネート・ペルオキシダーゼ・ビタミンCによる、ガン予防効果
6. ビタミンKによる、骨粗鬆症の予防効果
となっているけど、んな小難しいこと、ワッカリマセーン。(両手のひらを上に向け)
要は、生キャベツの持つ「酵素」を、発酵というプロセスを経ることによって、より効率良くとっちゃおう、ということで。納豆、味噌、ザワークラウトにキムチ、全く発酵食品というのは、美味しいだけじゃないんだよねえ。

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穀物で作るリジュベラックはちと面倒だけど、キャベツバージョンはとっても簡単。ミキサーがあれば問題なし。
水900mlと、ざく切りにしたキャベツ1/2個を、ミキサーでががーっ、と混ぜて、熱湯職毒した瓶に詰めて、3日間待つ。
そうすると薄い緑色だった水が、やがてほとんど透明な黄色に変わるので、後はガーゼで濾して絞って、冷蔵庫で保管する。
これを食事の前など、1日数回飲むんだよ。目安は1日3回、3日間で消費。

初めて作った時は、その匂いが何かを思い出させて仕方がなかったんだが。
ようやく思い当たったのは、「餃子の具」。つまり、あんな感じの発酵臭。と思ってるのは私だけだったらどうしよう。

味はザワークラウトのような軽い酸っぱさで、苦手な人も多いらしいが、元々ザワークラウトやピクルス好きなお嬢と私には無問題。
最近は材料にりんごやにんじんなどを加えていて、これだともっと穏やかだよ。

身体への効果は、というと、うん、確かに腸が良く動いているのを感じるね。
しかし、1人で飲めば3日間もつところ、2人で飲むので、すぐなくなっちゃって。なので、途切れ途切れにたまに飲む、そんな不真面目なやり方なんだけど。
それでも飲んでいる時は、食後は腸がごろごろしているのがわかるんだよね。
ああ、がんばってるねー、ありがとねー、とつい下腹に話しかけちゃったりするんだ。(ヘンタイ)(つか、脂肪に阻まれて、腸にとどいてないからそれ)

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ちなみに、飲むだけじゃなくて、料理にも使えるんだよ。
いとうゆきさんのご本に色々レシピが載っていたので、幾つか試した中から、Rawカレーなど。

カシューナッツ、にんじん、玉ねぎ、トマトにりんごといった野菜と、醤油や味噌、カレー粉といった調味料と、キャベツ酵素ジュース。フードプロセッサーでががーっ!とね。
家にあったマシュルームと大根をスライスして、このローカレーをたっぷりと。
カレーだけでも美味しくて、これは色々使えそう。


酵母だけでなく、酵素もね。仕込むものが増えて、キッチンや冷蔵庫には瓶が並んでる。
1日おきに仕込めば、毎日真面目にやれると思うんだが、2日でキャベツ1個ってどおゆう消費量なの、と思うしなあ、うーんうーん。

なんて考えていたら、先日のグローサリーストアで、オーガニックキャベツが1ポンド99セントのセールだったので、すかさず2個をカートにごろん。
これで数日は続けられるかな。

……私がちゃんと作ればな。(実は一番の問題)


それ以上に、いくら身体にいいもの飲んでたって、その傍らでジャンクフードを過食してたら、まっっっったくもって意味がないのだった。(再び、ああああああ)
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by senrufan | 2009-03-17 10:09


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