定型であることの有難さ

Liberation Day (Bulgaria)
National Day (Morocco)

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今日は 楽しい ひな祭り。
であったことを、午前中におじゃましていた友人宅で、お雛様を見るまで忘れておりましたことを、ここに白状いたします。
や、さすがにお雛様は飾っていたのですが。えーと、1週間前ぐらいから、ですが。

親がこうなら、娘も帰宅してから、「あ、そうだったっけ!」というテイタラクだったので、もう今年から何にもしなくていいや、と心置きなく思ったのでございます。堕落バンザイ。

でもまあ、材料もあったことだし、と、月森紀子さんレシピで、精進ちらしを作りましたです。
お嬢の好物の筍たっぷり。りんごのすりおろしと梅酢で和えた玄米寿司飯は、私の好物でもありました。

* * * * *

【映画】

b0059565_12323658.jpg映画「The Pink Panther 2」を観に行って来ました。
「1」を観たのはいつぞや、と日記を見返してみれば、ちょうどほぼ3年前。
それだけのご無沙汰で、果たしてどれだけ成長しているか、なんて楽しみを抱きながら観ちゃいけない。
変わらないスラップスティック、ドタバタだらけのベタコメディー。すべて承知で、それでも楽しい、そんなシリーズなのでございます。
……アカデミー賞の話題もまだ華やかな余韻を残す頃、なぜ「Slumdog」でも「Milk」でもないんだ、というツッコミは置いておいてやってくださいまし。(そっと目をそらす)




今回の悪役は、国際的な盗賊・Tornade。フランスの呼びかけにより、各国警察が協力し合って、Dream Teamを結成。そのフランス代表として選ばれたのが、駐車違反の取締りという役目からそちらに任命された、我らがClouseau。英国のPepperidge、イタリアのVincenzo・日本のKenji、そしてインドの調査員のSoniaという面々に加わって、連合チームの誕生です。
クルーゾーが旅立つやいなや、かのPink Panther ダイヤモンド盗難のニュース。盗賊の手がかりを求めて、一行はローマに向かいますが、どんな先でもクルーゾーは、傍若無人の大活躍。相手がローマ法王だって気にしません。果てはチームから村八分、容疑者を特定して賞賛を浴びる彼らの背後で、再び駐禁取締りの任務につくクルーゾー。果たしてこのまま終わるのか? そしてトルネードの正体は?

クルーゾー役のスティーブ・マーティン始め、頼れる部下のポントンのジャン・レノ、愛らしい秘書ニコールのエミリー・モーティマー、苦悩するドレイフェス警視のジョン・クリーズなど、お帰りなさい!のメンバー達。
変わらずクルーゾーに振り回されっぱなしの彼らですが、ポントンの子供達が絡んできたり、ニコールちゃんとの恋が盛り上がったりと、お馴染みながらも物語は確実に進化中。

前作でもそうでしたが、とにかくキャストが豪華なシリーズで。今作でも、ええっ!?とのけぞるぐらいの大物ぞろいでございます。
なんてったって、イタリア警察のアンディ・ガルシア。実はキューバ出身の彼ですが、コテコテのイタリア訛(多分な)でもって、チームをリードするだけでなく、クルーゾーとエミリーちゃんの間に積極的に割り込みをかける、典型的なイタリア~ン。
しかし、こんな映画に出るようになったなんて。あの、「The Untouchables」の「狙いは?」「完璧です」のシーンで、私の心臓を撃ち抜いた彼が(げろげろ)、こんな俳優さんになったんだなあ……と、思わず遠い目になりました。

そして、「Spider-man 2」のタコ博士だったアルフレッド・モリーナは、今回は英国警察で。おヒゲも見事でしたが、最後の華麗なコスチューム姿は、涙なしには見られません。
マナー教師役のリリー・トムリン、そのお顔は見間違えようがありません。こおゆう味の女優さんも大好き。
極めつけが、チョイ役ながらも圧倒的な存在感は、容疑者一号役のジェレミー・アイアンズ。上半身を見せるシーンでは、細身ながらも鍛えられた身体を見せてくれて、思わずうっとりとなりました。隣りに旦那がいるのにな。

しかし、ドリーム・チームには日本警察もメンバーで加わってまして。その俳優さんが誰かと言えば、松崎悠希(Yuki Matsuzaki)さんという方でいらっしゃいます。
「ラスト・サムライ」などに出演されていたそうですが、名画に疎い私は全く存じ上げなくて。
テクノロジーオタク役だったのですが、日本人というとそういうイメージ、というのは、いい加減やめていただきたいものです。Wordを使うのが精一杯という、ワタシの立場がないじゃないですか。(くそう)
人気俳優ぞろいのドリーム・チームの中では、かなり存在感の薄い役で、まあ、これは仕方がないでしょう。日本訛を強調した英語で、大変わかりやすかったです。
気になるのはむしろ、彼の役名。Kenji Mazutoって、どういう字を当てたらいいんでしょうか。
ちなみにお嬢の彼についての感想は、「茂木先生かと思った」だそうです。


ストーリーについては、特に述べることもなく。なんというか、こおゆうシリーズは、お約束で出来上がってるものなので。
恐らく、ここで連発されるギャグを、古い・つまらないと思われる方も多いかと。
加えて、スティーブ・マーティンの芸風自体、好き嫌いが分かれるものだと思うので。
それでもやっぱり、映画館で見てしまうぐらいに、私はほのぼのと好きなのです。

どうせお金を払って観るなら、賞をとるぐらいの話題作を観ればいいものを、ここ数年は特に、B級や娯楽作品ばかりになっており。
それは、一緒に観に行くのがほとんどお嬢だから、子供にも楽しいものの方がいい、というのもあるのですが。
なんというか、心に響きそうな作品は、映画館の大スクリーンで観た時の衝撃が大きいので、それを受けとめられるだけの元気さがないとなあ、というのがありまして。
CGがますます進化している昨今、更に心身にクるものが増大しているので、元々映像系にヨワい年寄りとしては、その手のものは安全に家のTV画面でゆっくり鑑賞、を選びがち。

その点、こんなコメディ、しかも色々とわかって大笑いできる映画には、安心して息抜きとして訪れることができ。日常のモヤモヤを、その時間内は忘れることができるので。
しかも、それがスティーブ・マーティンという人から与えられるものであったら、両手を広げて椅子にもたれて、くつろいで過ごすことができるのです。


さて、懐かしのピーター・セラーズのシリーズでは、3作まで作られましたが、このリメイク版ではどうでしょう。
今作のラストから思うに、もしかしたらここで終わりかも?
どうでもいいですが、スティーブ・マーティンを見るたび、関根勤を思い出すのは、やはり私だけなんでしょうかね。
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by senrufan | 2009-03-03 12:31 | Trackback | Comments(6)
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Commented by すれっぢ at 2009-03-06 00:39 x
あはは、アンディガルシアで受けました~。自分にとってはブラックレインで
梅田阪急で殺されちゃうヤサ刑事だったんですが、今じゃあんたすっかり
貫禄ついて・・・この前のアカデミーで見たミッキーローク並にショックでしたね~。

Sマーティン、すごく芸達者なんだと思いますが、個人的にも当たり外れが大きい気がしますね~。3アミーゴズ、とロクサーヌはその中でも当たりと感じております~。ロクサーヌは撮影がここの州なんですわ。
Commented by mame-honey at 2009-03-06 02:51 x
Sマーティン=関根勤、、すごくよくわかります。 私もこの方を見ると思い出しちゃいますよ、ラビット関根(あえてのラビット!) 写真の精進ちらし、美味しそうだな、、。私もタケノコ大好きなので。梅酢は買ったっきり使ってないので、精進ちらし試してみようかな、、。 桃の節句、、私は行き送れ娘でございますが、、マイお雛様は紛失されてしまいました、、(涙) それに比べれば、当日まで忘れていても、飾っているだけ100倍オッケーかと思われます。
Commented by Miyuki at 2009-03-06 11:15 x
*すれっぢさん
そでした、ブラックレインにも出てましたね~。その通り、なんでしょうかあの貫禄は。脂ぎっちゃってもう(涙) ミッキーロークもね、別人でしたね。

当たり外れ、賛成です。彼自身への評価は高いにも関わらず、賞などに縁がないのは、そういうところもあるんでしょうね。ええっ、ロクサーヌはそちらが舞台でしたか! あの作品は、私も好きでした~vv
Commented by Miyuki at 2009-03-06 11:18 x
*mame-honeyさん
わあい、賛同してくださって嬉しいです! そです、ラビットと言うべきでした!(笑) タケノコお好きですか? じゃあ、これから嬉しい季節ですね♪ 梅酢は色々使えますよ~。豆腐マヨネーズなどにも使うので、我が家では減りが早いです。しかし、お雛様紛失とは(愕然) 私はお雛様なしで育ったのですが、どっちがマシなのだこの場合。はい、では感謝しながら、飾っていきたいと思います~……少なくとも、当日ぐらいは。
Commented by マミィ at 2009-03-06 16:26 x
精進ちらしにごくりと唾を飲み込みましたよ~本当に美味しそう。

スティーブ・マーティンとロビン・ウィリアムスがどうしてもごっちゃになるのは私だけでしょうか。二人の髪の色を同じに染めたら、見分けがつかないと思うんだけどなぁ。

私も娯楽映画が大好き。な~んにも考えずにえへらえへらと笑える映画、人生の必需品でありますな。残念ながら地元のぼんくら田舎映画館ではこの作品は見られないので、DVDまで待つとしましょう。「Milk」は上映しているようですが、ショーン・ペンのファンとしてはあの役はあんまり見たくないなぁということでパスだすな。
Commented by Miyuki at 2009-03-07 11:36 x
*マミィさん
マミィさん流ちらしといったら、どんな具が入るのかなあ♪

言われて初めて気づきました、ロビン・ウィリアムズとの共通点。そういえば……!

それそれ、何も考えなくていい、それが娯楽の本道ですよね~。日常の感情から離れられるものがいいのだ。この映画、パリの街並みが沢山映ってて、何回も姉さまを思い出しておりました。お、ショーンお好きですか! Milk役がいやなのはゲイだから? それとも、色々苦労するから?


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