春の陽射しが近づいて

「一人の人間の評価と価値は、心と意志のなかにある。
そこに人間の本当の栄誉が宿るのだ」
   ----- ミシェル・ド・モンテーニュ
       (フランス人、哲学者、1533年2月28生まれ)


気がつけば、2月が終わろうと。すでに終わってると。(愕然)
生きてます。大丈夫です、生きてます。

さすがに日記を書く気もなく、また、父の残した文の整理などに夢中になっておりましたら、あっという間に数週間。
少しだけベイエリアに戻ってきてますが、3月半ばから、また日本です。

戻ってから時差ボケもなんのその、また発つまでの間、ほぼ毎日、誰か彼かと会う予定になってます。
まだまだ会いたい人はいるのですけど、次に帰ったら絶対、と思って我慢の子。

大好きな人ばかりなので、ほんとに嬉しくてたまりません。
傷だらけの心に、皆さんから受け取る慈愛がゆっくりと染み渡っていって、
日々少しずつ元気になっていっております。

父のことで、いろんな人からメールやメッセージをもらいました。
温かい言葉だけが並んでいて、今でも読み返すと、涙が溢れてくるものばかり。
皆さんの言葉から、一片のわだかまりも恨みもないままに親を惜しんで泣けるということが、どれほど幸運であるかを知りました。

親への恩は大き過ぎて、到底返せるものではありませんので。
私にできるのは、せめてお嬢にとって、そういう親になること、に向けて、
最大限に努力していくことだと思ってます。

それでさえ、この世から旅立つ時まで、それが果たせたかどうかはわからないことですが、
それでも尚。
愛してるよ、と伝えられる存在があることに、感謝しない日がないように。

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これだけだとナンなので、日本滞在中に、唯一外出らしい外出をしたことでも。
Twitterやブログを数年来フォローさせていただいている方のトークイベントに行ってきたですよ。

ボストン在住のエッセイスト・翻訳家・洋書レビュアーの渡辺由佳里さん
自称「政治オタク」でいらっしゃる彼女は、今回の大統領選では、党を問わず、
様々な候補者のイベントに参加して取材され、
ご自分では、ヒラリーの地上戦スタッフとしても活動されたんですね。

その模様をNewsweekなどで連載されていたので、欠かさず目を通していたのですが、
このたび、その総まとめ的な本を出版され、記念のトークイベントが、新宿の紀伊国屋で行なわれたのですよ。
急な開催で、急なお知らせをいただいて、慌てて駆けつけたのですが、
予定人数の倍以上の方々が集まるという、大変な盛況ぶりでございました。


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私が渡辺さんの書かれるものや言葉が好きなのは、地に足がついた、バランス感覚に優れた方だなあ、と常に感じさせられるから、ですね。
選挙までは、政治オタクという側面を知らずに、エッセイや訳書を楽しませていただいていたのですけど、
今回の選挙では、渡辺さんの冷静な分析や、フェアでポジティブな姿勢に感銘を受ける場面が多々あり、改めてファンになった次第です。

生渡辺さんも、とても快活で知性溢れる素敵な方でした。
ご著書にサインをいただく時、自分がシリコンバレー在住であることを告げましたら、
それは今回の選挙は、本当に大変だったでしょう、と言ってくださいました。
あの辛さ、あの恐怖感を、そうでない人に、一体どうやって伝えられるのか。
ほんの2~3分の間に、私に示してくださった共感に、大いに慰めをいただきました。

渡辺さんにはお嬢様が一人いらっしゃって、選挙の日の夜、泣きながら電話をかけてきたエピソードがご本で紹介されています。
私もあの夜、日本にいるお嬢から、全く同様の電話をもらったのですが、
図らずも2人の若者の言葉も、同じ内容でありました。

自分の言葉を伝えていこう、共感を広めていこう。
そして、決してあきらめない。

渡辺さんが書いてくださったエピソードに、どれほど力づけられたことか。
何よりも、その一言を言いたくて参加したイベント。
緊急帰国してくださった渡辺さんに、急遽企画してくださった紀伊国屋や出版社の方々に、そして父に。
感謝した一時でありました。


さーて、3月はもう少し頑張らねば。
もう少しだけ。だけ。(常に自分に甘く)
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# by senrufan | 2017-02-28 12:57 | Trackback | Comments(0)

ずっと貴方の子供です

「人はやりたいと思うこと以外、何一つできない」
   ----- ウィリアム・バロウス
       (アメリカ人、作家、1914年2月5生まれ)

* * * * *

【家庭内事情】

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父が他界いたしました。
享年80歳。
Stage4の末期がんが見つかり、余命2年と宣告されてから、約3年半の日々でした。

日本時間の2月1日、お医者様の往診を受けている最中に息を引き取りました。
私が日本に着く1日前のことでした。

以下、ひたすらに思いをくどく綴っていくだけになりますので、どうかお読みになることなく、ここで引き返してくださいますよう、お願い申し上げます。
ただ、一部の友人達への報告を兼ねて、心の整理の為の種を、ここに置いておくだけでございますので、どうぞその旨、ご了承くださいませ。

続きの戯言
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# by senrufan | 2017-02-05 08:58 | Trackback

自分好みは自分次第

「その日はこれからやって来る、何と言おうと。
人間と人間とが世界中で兄弟姉妹となるであろうその日は、何と言おうと」
   ----- ロバート・バーンズ
       (イギリス人、詩人、1759年1月25生まれ)


61 Of The Greatest Signs From Women’s Marches Around The Country

目まぐるしい一週間でございましたね。
19日に日本から帰ってきて、20日に悪夢の始まりの就任式。
それから毎日のように、閣僚も決まってないのに、連発される絶句モノの大統領令。
老体の時差ボケという物理的なキツさもありましたけど、とにかく精神的に打ちのめされることが多すぎてもう。もう。
絶対T氏は、大統領を王様と勘違いしていると思うんだ。

いじめっ子が新しいおもちゃを手に入れて嬉しくて、見ろ見ろ!とばかりに舞い上がり。
その重みも意味もわからずに。
しかも最初にやったことが、オバマ氏がやってきたことの削除や否定から。
バーカバーカ、と舌を出してる図さえ浮かぶです。

オバマ氏やクリントン氏は、その能力ゆえに嫉妬を買う機会も大変多かったわけですが。
T氏には嫉妬は集まらないと思うのは、あまりに能力が低いから。
彼が集められるのは、軽蔑と怒りが大部分でございましょう。
結局彼は、自分がビジネスでやってきた、唯一の得意な手法で、大領領職を務めようとしてるんですな。
つまり、自己顕示、恫喝、値切り、踏み倒し、脅迫。

というか、T氏の精神状態、マジ不安になるんですが。
サイコパスのレベルじゃん。知ってたけど。
あと、ペンス副大統領など、彼の背後に控えている人達が、本当は何を狙っているのかがわからなくて、怖いのですよ。
こんな無茶苦茶なことをさせてて、一体何を考えているのかなあ……
T氏を持ち上げて、いい気にさせてやって、早めのImpeachmentを狙ってる?
そんな、更にevilな邪推まで。


さて、帰国後2日目に行われたWomen's March
参加したいと思っていたのに、老体のライフがゼロで果たせず、本当に不甲斐ない……
Facebookで、参加したとポストしていた友人達に、大いに感謝したものです。

ピンクの帽子と、手書きのサイン。
デモに子供なんて、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
私自身は、若者の姿を見るほどに安心感が増しました。

将来を担う若者達が、今のT氏の意見を良しとしないことが、どれほど希望であることか。
勿論、それを重荷に感じさせるようなことは、今の大人として、してはなりませんが。
貴方達が大人になった時に、世界がもっと大勢の人にとって、良い場所になっていますよう。
今は、できることをしていこう。
いつも、その言葉が結論です。





* * * * *

【アクティビティ】

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やっべええええ、12月のハーブクラスの記録を書こうとして、11月分をまだ書いてないことに気づいたよ! 大馬鹿だよ!
うわーん、大好きなクラスだけに、これはあまりに悔しすぎる。
ボケにも程があるってモンだ、ちょっ早で書くよ、書きますよー。

この回では、ハーブをたくさん練り込んだナッツバター作りと、グルテンフリーのパンのレシピを教わったのよ。
いつもながら、美味しくて楽しい回でした。

続きの戯言
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# by senrufan | 2017-01-25 14:18 | Trackback | Comments(0)

翼の下で眠らせて

「隣人を愛するというのは、神がそれを要求するがゆえに正しいのではなく、
むしろ、それが自然として正しいことであるからこそ、神がそれを要求するのである」
   ----- フランツ・ブレンターノ
       (オーストリア人、哲学者、1838年1月16生まれ)


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実家滞在も、もうじき1ヶ月になろうとしておるです。
大抵10日、長くても2週間弱が通常だった私にとって、これは今までの最長記録だな。(どーでもいい)
それもあと2日ぐらいで、一旦ベイエリアに戻る予定にしております。
……帰った日が、オバマ大統領の最後の日、かー……

これだけ長くいたにも関わらず、ほとんど外出らしい外出はせず。
できるだけ両親のそばにいたかったので、友達の誰にも連絡してませんし、お嬢は卒論の追い込みでゾンビになっていましたしね。
せめて運動不足を少しでも解消すべく、時々散歩ぐらいは。
つーても、4~5kmですけどね。(ショボい)

お嬢が卒論を提出した後、1泊2日で泊まりに来たので、その2日だけ、母ちゃんと遊んでくれたです。
1日目は鳥カフェでヨダレまみれになり(おい)、2日目は一緒に映画に行ったです。
付き合ってくれて、ありがとねえ。

ずっと家にいるわりに、相変わらず、じぇんじぇん日記を書かない生活。
せめて記憶が新しいうちに、鳥カフェ日記を書いておくですよ。

* * * * *

【旅行】

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お嬢と私の大きな共通点、それは”鳥命(とり・いのち)”
まあ、私はお嬢ほどクレイジーじゃないけどね。(自己申告)
今まで2人で、あんなカフェあんなカフェで、うはうは・きゃあきゃあと熱狂したもんだ。

お嬢がずっと格闘し続けた卒論を提出し終わった翌日、うりゃああ遊ぶぞおおおお!! という彼女と一緒に、癒しの殿堂に行ったのさ。
最初はこちらに行こうかと思ったのだが、お嬢は以前行って、2時間並んだと聞いて。
ちょうど寒波が来ると言われてた日に、それは無謀というものだ。

で、ほかのカフェを探してみれば、お、前に行ったお店の別店舗、ネット予約ができるじゃないですか。
見るだけじゃなくて触れ合えるそうだし、これはこちらに決定だ。
わーい、久しぶりに鳥にまみれてきちゃおうぜー!(ヘンなニホンゴ)

続きの戯言
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# by senrufan | 2017-01-16 21:44 | Trackback | Comments(0)

抗う対象を何とする

「なによりも自分で自分の生き方を創っていくということが大切。
他人が作ったレールに乗っかるのではなくて、自分の力で切り開いていくこと。
他人と同じである必要は無いんです」
   ----- 矢内廣
       (日本人、実業家・ぴあ創業者、1950年1月7生まれ)


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実家にある、大昔からのカメラコレクション。
フラッシュや露出計まで揃ったお宝は、鳩サブレの特大の缶に入れられておりました。(……)

キャノン、NIKONに加えて、OLYMPUSのPENがあったことに驚きです。
ミラーレスでPENが復活した時、すんごく欲しかったんですよねえ。今でも欲しいですけどねえ。

一通り出して、ちょっと埃を払って、再び缶の中に。
新しい乾燥剤と取り替えて、一年に一回のお披露目は終了です。

鳩サブレコレクションに加えて、母が学生時代に使っていたNIKONもあるんですよ。
フィルムを入れて使ってみたいんですけど、きっと動かないんだろうなあ。
こおいうカメラは、一体どうすればいいのやら。
使えるものなら使ってやりたいと思うんですが、ねー。

* * * * *

【レストラン】

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大好きなKさんが、11月に(え)日本からほんの数日だけ戻ってこられたのだけど、そんな貴重な時間を、私の為に割いてくださって感涙。
両思い? これって初めての両思い? と、どきどきしたことを書いておく。(危)

で、どこで会いましょうか、となった時、Kさんがお友達から、最近スタンフォードショッピングセンターに、野菜多めのレストランが2軒できたらしいよ、と教わったそうで。
調べてみたら、おお、あの工事中だったスペースに、いろんなお店が建ったのね。
んでは早速、そのうちの1軒に行ってみましょうか。

続きの戯言
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# by senrufan | 2017-01-07 16:55 | Trackback | Comments(2)