<   2011年 09月 ( 14 )   > この月の画像一覧

北の優しい異国から(10)

「それ自体の民族哲学が生まれていない国、従って、外部からの影響を受けやすい国に、社会主義は自己の足場を見つける」
   ----- マクシム・ゴーリキー
        (ロシア人、作家、1868年9月28日生まれ)


今日見かけた、車のナンバープレートのフレーム。
「I'm Phychotic
 What's your excuse?」

「I'm God」なら対抗できるかしら。

* * * * *

【旅行】

IMG_4480

モントリオールを離れて、いよいよケベック・シティに到着です。

最初に訪れたのは、ケベック州議事堂
1886年に建てられたフレンチ・ルネッサンス様式の建物で、上から見ると、4つの棟が四角形を成す形になっているそうです。
英語とフランス語の無料ガイドツアーが、30分ごとに催行されているので、英語(当然)のツアーに参加いたしました。

ガイドのお姉さんがショートカットも愛らしく、どんな質問にもきびきびと答えてくれて、とても楽しいツアーだったのですが。
色々とメモした紙をどこかに紛失しやがったワタクシ、すでにオボロゲな記憶だけでこの記録を書かねばなりませぬ。ああああバカああああああ(号泣)

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-28 08:06 | Trackback | Comments(11)

回り続ける輪の中で(後)

「過去を受け入れてこそ、過去を変えることができる」
   ----- T. S. エリオット
        (アメリカ人、作家、1888年9月26日生まれ)


展示会 @Palo Alto 

こんなところで申し訳ないのですが、嬉しかったので……
憧れのYukkoさんのブログで、写真の展示会のお知らせがアップされています。

「Homecoming」というテーマで、昨年SF領事館にて、4人展として行われた展示会。
Yukkoさんの写真は勿論のこと、リンクさせていただいているnaokoさんの作品をどうしても見たくて、私もおじゃましてきたのです。
拝見しているだけで、心のどこかがふわりと浮き上がり、身体を置いて日本に飛んでいってしまうような。
温かくも懐かしい思いを、じんわりと噛み締めさせていただいた時間でありました。

今回は2人展ということですが、またあの写真に、しかも自分の地元で会えるとは、と嬉しい驚きでございます。
来月の7日から27日まで。
お友達の皆さんで行かれる方、どうぞお声をかけてくださいませ。写真展で目の保養をした後、一緒にお茶でもいたしましょう。

* * * * *

【アクティビティ】

IMG_4793

陶芸体験から2週間が経った頃、実際は旅行のど真ん中の頃、再びクラスを予約した。
焼きあがった素焼きの器に、今度は色をつけるのだ。

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-26 08:57 | Trackback | Comments(16)

回り続ける輪の中で(前)

「物事をやり遂げるには、物事を続ける能力と同時に、物事を初めからやり直す能力が必要とされる」
   ----- F・スコット・フィッツジェラルド
        (アメリカ人、作家、1896年9月24日生まれ)


     IMG_5041

大変遅くなってしまったのですが、先日の陶芸チャリティーセール、本当に素晴らしかったです!
焼き物がお好きなfrogfreakさんと一緒に、オープン数分前に行ったのですが、すでに何人ものお客様が待たれていて。
中に入れば、ずらりと並んだ美しい器に大感動。
どれも欲しいものばかりで、悩んで悩んで、悩みまくりましたとも。

何客かセットで使える器が欲しかったので、そういうチョイスになりましたが、結局全て同じ方の手による作品、だったのかな?
好みド真ん中のテイストに惚れ惚れしながら、大事に使わせていただいております。

この世の中は、なんて才能ある人ばかりなんだろう、と震災以来、同じことに感激し続けているような。
開催してくださった皆様に、心からの御礼を。本当にありがとうございました!


素敵なセールのご報告は、Samanthaさんのブログで拝見できますぞ。

陶芸チャリティセールのご報告 

* * * * *

【アクティビティ】

     IMG_4855

さて、また戻って、現在日記。と言いつつ、今から2ヶ月ほど前にさかのぼる。(遠い目)

るんさんがFacebookに、陶芸教室体験をしてきたと載せられたのは、確か7月ぐらいだったと思うのだけど。
体験教室が1人$30のところ$15、というクーポンを利用されたとのことで、次にまたそのクーポンが発売された時、FBで皆に知らせてくれたのだ。
ちょうどお嬢の夏休み中。子供の頃は陶芸家に憧れていた彼女と、一緒に受けてみよう、と購入したのだよ。

送られてきたクーポンを元に、HPからクラスの予約。
指定日にスタジオに行ったのだ。

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-24 09:03 | 東日本大震災 | Trackback | Comments(8)

北の優しい異国から(9)

「これはいける、という知恵は、ある天気のいい日に、何の前触れもなく空から降ってわくものだと思っておけば間違いない」
   ----- スティーブン・キング
        (アメリカ人、作家、1947年9月21日生まれ)


茶みせ (=ティールーム)
いぶし肉 (=燻製ハム)
菊倍判の帳面 (=ノート
ニクズク (=ナツメグ)
ハタンキョウ (=ビターアーモンド)
がいとう (=コート)

その他、ヘビイチゴ、かのこまだらのヒレ牛肉、乾板など。

エーリッヒ・ケストナー著、「ふたりのロッテ」から。我が家にあるのは、1975年発行の岩波少年文庫版。
原書が書かれたのは1949年、蒸気機関車の時代です。

兄と私が子供の頃に愛読していた本は、母がほとんどとっておいてくれたので、今では我が家の本棚に並んでます。
お嬢に与えたい本、お嬢が喜んだ本は、結局これらの本が大多数。
訳こそ時代に合わなくなっても、またこれもお嬢の子供に受け継がれていくといいなあ、と思ってます。

(だから手放せないの)(だから本だらけでも許して)

* * * * *

【旅行】

IMG_4416

さて、クロワッサンについて冒頭に書いておきながら、続けたのはベーグル屋の記録だったという前回。(殴)
今度こそ、クロワッサンを食べたベーカリー。つか、カフェですな。

今回泊まったホテルは、そらあ我々ですから、そんな高級な場所ではないわけで。
出てくる朝食は、飲み物類とトースト、ベーグル、ペストリー。フルーツやヨーグルトがあったら、二重丸。
でも、その中にクロワッサンもあったのが、アメリカとは一味違うところ。それが、とってもCOSTCOなクロワッサン、であってもね。

なので、そおゆう朝食はそそくさと済ませて、評判の良い街中のカフェに行ってみたわけです。

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-21 11:03 | Trackback | Comments(16)

北の優しい異国から(8)

「人は誰もタイムマシンを持っている。過去に連れて行ってくれるものは思い出と呼ばれる。未来に連れて行ってくれるものは夢と呼ばれる」
   ----- ジェレミー・アイアンズ
        (イギリス人、俳優、1948年9月19日生まれ)


先日書いた、Saint Benoît Yogurtのことですが。
ファーマーズマーケットに行ったら、看板に「Jar Deposit:$1.25」の文字が加えられていたのですよ。

えええ、前に持ってきた時にはなかったよね、と思わずお兄さんに言ってしまったら、
「そういえば持ってきてくれたよね、うん、いいよ
と言って、お金を渡してくれたのでした。
私の顔なんか覚えてないでしょうに、なんて優しいお兄さんなんだ~~。(うるうる)

これで、商品値段は$4でも、容器を返却すれば$2.75になる、という計算。
まだお高めではありますが、あのクオリティと味だったら許容範囲かも(当社比)、というお値段になってくれました。嬉しい。

お金をもらってにっこにこの私、お兄さんに、「今日はヨーグルトはいらないの?」と聞かれて、
「うん、今日はいらない」
と、きっぱり答えてしまったのでありました。
外道と呼んでください。もしくは、恩知らず。

* * * * *

【旅行】

IMG_4270 IMG_4389

モントリオールで食べた、美味しいもの。
それは、ベーグルクロワッサン、であります。

ケベックを旅行先に選んだ理由の一つに、「フランス系だから食べ物も美味しいだろう」というイヤシイ期待もあったので。
Yelpやガイドブックを手がかりに、夜はフランス料理を楽しんだりして、どこもなかなか美味しかったのですが。
ここベイエリアでも、レストランのレベルは相当高いのと、普段食べている野菜が良いものなので、それと比較して物足りなく感じられたり、という……あっ、投げないでください、石を投げないでくださいってば!

でも、フランス(カナダだよ)ということで大いに期待していたのが、クロワッサンでございます。
2004年の夏にパリに行って、そこで食べたクロワッサンとカフェオレの味が忘れられず、戻ってからクロワッサン探検を繰り返し。
ようやく、これという3軒に会えたのが、多分2006年か7年で、それを日記に書いたのが2008年……今ではあの3軒も、どんな味になっているんだろー……(ぽつり)(先日のTartineは、変わらずんまかった)

都合の悪いことは百万光年彼方に置いといて、今回のケベック旅行ではそういうワケで、ベーカリーに期待していたのです。


     IMG_4336

モントリオールのベーカリーと言えば、いろんなところで目にしたのが、ベーグル屋さん。
NYで食べたベーグルがとても美味しくて、今でも地元のベーグルショップに時々通って、ベーグルとスプレッドを買ってます。
日本でも食べてみたのですが、ふわふわし過ぎで、ちょっと違うなー、と。
やっぱりベーグルといえば、みっちり・もっちり・むぐむぐ・あむあむ。こんな擬音が伴うモノが好みなんですね。

ところがネットで見たところ、「モントリオールのベーグルは世界一」という文字が何度も現れて。
こーれは行ってみなくてはなるまい、と、有名な2店のうちの1店に行ってみたのです。

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-19 09:03 | Trackback | Comments(6)

海の恵みを惜しみなく

「病気は僕という人間を、屈辱的なまでに素っ裸にし、僕は容赦のない目で自分の人生を振り返ることを余儀なくされた。
『もし生き残れるとしたら、いったいどんな人間になりたいのか』・・・断言していい。
癌は僕の人生に起こった最良のことだ。」
   ----- ランス・アームストロング
        (アメリカ人、自転車レーサー、1971年9月18日生まれ)


     IMG_4984

ゴーヤは好きなのですが、なんちゃってローフーディストとしては、やっぱり生でも食べたいところ。
生でも苦くない方法はないかなー、と思っていたら、拝読しているダイエットかあちゃんさんのブログで、良い記事を拝見したのです。

教わった通りにスライスして、ごま油で和えて、一晩置いてみたですよ。
一日経った頃に口にしてみたら、確かに苦味が和らいで、良い感じになっていたですよ。(感謝・感謝)

角切りにした豆腐とゴーヤを、買ったばかりのお味噌で和えて、ロー・ゴーヤチャンプルーもどき。
先日作った杏干を、すり鉢ですったものも入れちゃった。
お味噌が美味しく、ゴーヤの苦味も程好い具合で、うまうまといただきました。

その美味しいお味噌のお話は、↓にて。

* * * * *

【アクティビティ】

IMG_5014

朝晩、かなり肌寒くなってきたけど、それ以上に心が寒いこと。
生まれて初めて仕込んだお味噌が、一生懸命作ったお味噌が、どーにもこーにも失敗と判断せざるを得ず、泣く泣く捨てる羽目になったこと。(号泣)
せっかくお付き合いくださったayuminさんには、心の底から申し訳なく。ayuminさんのお味噌は成功だったようで、それが唯一の救いです……

半年経って天地返しをした時に、すでに失敗の様子があったので、詳しい友人に聞いてみた。
私が掴んでなかったポイントは、水分量であったらしい、ということが判明。
煮た大豆の柔らかさ、麹に加える水の量、味噌玉にした時の触感など、この辺りをきちんと把握しなくては。

そんな風に思っていたところ、なんともタイムリーにかんさんから、味噌作り講習会のお誘いをいただいたの。
前から噂に聞いていた会だったこともあって、一も二もなく参加表明。
作ったお味噌は持ち帰ることができる為、容器を用意しなくては。
涙と共に中身を捨てたホーロー容器、改めて洗って熱湯消毒。今度こそ美味しいお味噌を、君に詰めてあげるから。

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-18 09:30 | Trackback | Comments(22)

北の優しい異国から(7)

「アレキサンダーは、とてつもなく大きな夢を最大限に、現実に近付けた究極の理想主義者だ。彼は若いから無謀で忍耐不足な面もあるが、若いからこそ、あそこまで行けたんだよ。アレキサンダーのような理想を持った現代の若者たちが津波のように押し寄せて、クソみたいな世界を変え、上の世代のバカどもを引きずり下ろして欲しいと、心から思うね」
   ----- オリバー・ストーン:映画「アレキサンダー」について
        (アメリカ人、映画監督、1946年9月15日生まれ)


チャリティー・お琴のコンサートとベークセール

ばんずさんとお友達の皆様が、またまた素敵なチャリティーを企画してくださいました!
詳細については、ぜひ↑のばんずさん記事をご覧下さいませ。

・10月2日(日)
   ベークセール:午後12時~3時
   コンサート :午後12時半~1時半   
・サンマテオ仏教会にて

日曜には、三育学院のチャリティーバザーが予定されています。
↓記事にてリンクさせていただいておりますので、合わせてご覧いただければ幸いです。

東日本大震災の為のチャリティー@ベイエリア 

* * * * *

【旅行】

引き続き、カナダはモントリオールの、郊外編です。


1. 聖ジョゼフ礼拝堂 (Oratoire St. Joseph)HP

IMG_4275

モントリオールの最高地点、263mの場所に建てられたのは、カナダの守護聖人である聖ジョゼフに捧げられた、カトリックの礼拝堂です。
建物最上部のドーム型聖堂は、バチカンのサン・ピエトロ大寺院に次ぐ、世界第2位の大きさだそうですよ。

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-15 14:19 | Trackback | Comments(4)

北の優しい異国から(6)

「バカっていうのは、自分がハダカになることなんだよ。世の中のいろんな常識を無視して、純粋な自分だけのものの見方や生き方を押し通すことなんだよ。
だから、バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ」
   ----- 赤塚不二夫
        (日本人、漫画家、1935年9月14日生まれ)


よく「欧米人は、人の目を見て話す」と言われてますが、じゃあ、日本ではどうしたらいいの?ということを、いい歳して具体的にわかってなかった、という告白です。

私自身は、人と話す時、なるべく目を見るようにしていますし(つか、目が好きなの)、お嬢にも、「話している時は相手の目を見ろ」と躾けてきましたし。
話している相手にも、こちらの目を見て話してほしいし、目を合わせないで話す人には、どうしても信用度が↓になりがちであるのですが。
かといって、じーーっ、と目を合わせ続けられるのも嫌だろうから、失礼にならない程度に視線を上手く散らすのはどうしたもんか、などとは思ってたのですよね。

日本のエチケットの本によると、相手の目ではなく、鼻や口を見るようにする方が良い、となっている、と聞いて、ほんとーーーに今更ですが、ちょっと調べてみたわけです。

人の目を見て話すこと - マナー・冠婚葬祭 - 教えて!goo

話すときは相手の目をみますか? - あなたはどう思う? - とくっち.com


これからは、「相手を威嚇しない自分」を目指します。脱・ガン見。

* * * * *

【旅行】

IMG_4375

モントリオールのダウンタウンは、プラトー・モン・ロワイヤル地区 (Plateau-Mont-Royal)編でございます。

マギル大学(McGill University)やモントリオール美術館(Montreal Museum of Fine Art)など、こちらも見所は色々。
そして、ただゆっくりと散歩するだけでも、なかなか楽しい街でございました。

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-14 13:20 | Trackback | Comments(4)

レンズを抜けて見た場所で

「闘いの場で生まれる友情こそ、本物の金だ。賞は錆びつくが、友情は変わらない」
   ----- ジェシー・オーエンス
        (アメリカ人、陸上選手、1913年9月12日生まれ)


     IMG_4040

この容器に、見覚えのある方も多いかと。
カリフォルニアはソノマから、フランス人の兄弟が作る、オーガニックでCream-topな、フランス式のヨーグルトでございます。
Saint Benoîtというフランス名は発音できませんが、聖ベネディクトのフランス語読みだと言われたら、おお、あれか、と膝ポン。最初っからそう言ってくれ。

プラスチックではなく、陶器に収められているのがまた嬉しい、こちらのヨーグルト。
地元のファーマーズマーケットに来てくれるようになったので、早速購入してみたのでございます。
目当ては我が家のアイスクリームメーカーによる、自家製フローズンヨーグルト作りだったのですが、これがまあ、すんごく美味しくてもう。もう。(二度言う)
買おうとしたHoney yogurtを試食した時、好みより甘めだったので、プレーンも買って混ぜました。

しかし、美味だけあって、大層良いお値段でいらっしゃるのですな……213gで$4、ときたもんだ。
それで出来上がる量はそれなりですから、オーガニック・フロヨーのお店に行くより高価。
ちなみにこの容器は、マーケットで返却できるのですが、特にディスカウントはありませんでした。ちっ。

なので、1回こっきりの夏の贅沢、でございました。
ああ、それにしても美味しかった……(しみじみ)

(追記:ファーマーズマーケットでも、容器返却で1個$1.25のディポジットが戻ってくるようになりました。バンザイ!


Saint Benoît Yogurt

* * * * *

【個人的事情】

IMG_4810

今回は、ちょっとぢまんの日記だよ。ちょっとどころか、実は大いに鼻息荒く、のぢまんだよ。
何かとゆうと、あの尊敬するchiblitsさんが、ご自宅でのランチに呼んでくださったのですよ、という話。あ、石を投げないで。

Vivianさん&ご子息、ayuminさん&そぶ子ちゃん、そして私というメンバーで、大層楽しい、そして美味しい時間を過ごしたのであったのだ。

続きの戯言
[PR]
by senrufan | 2011-09-12 09:21 | Trackback | Comments(12)

そして暮れゆく今日の日を

「燃料を節約して炎を静かに燃やすようなら、人生は意味がないものになる」
   ----- D. H. ローレンス
        (イギリス人、作家、1885年9月11日生まれ)


     IMG_4943frame

ゆかさん企画の、震災から半年の節目の集い
予想を大幅に上回る人数の方々が集まってくださって、とても楽しい時間を過ごすことができました。予想が低すぎたという説もありますが、まあいいだろう。

ゆかさんは勿論のこと、他の方々の幅広い知識や鋭い視点、そして歩んでこられた道筋など。
聞いても聞いても尽きることのない、深い泉のそばにいるようで。
それは同時に、恵まれ続けていることに甘えてばかりで、いつまでたっても未熟この上ない自分を情けなく思うべきところ、だったのかもしれませんが。
感じていたのは、ひたすら皆さんへの尊敬の思いと、この日を誰かとこうして過ごせることへの感謝の気持ち、だけでありました。


前にも書きましたが、この9月11日前はダメなのです。心が少し、萎れてしまうのです。
旦那とお嬢の誕生月で、大好きな月のはずだったのに。2001年のあの日の前には、もう戻れなくて。
それに今回の震災の痛みが加わって、以前はとある記念日でもあったはずの11日という日は、私の中で、その色をすっかり変えてしまったのです。

「いつまでも変わらない自分」というのものはない、と思ってます。「自分探し」というのも違う、と思ってます。
常に変わり続けている自分達は、何かを食べた後でさえ、その前の自分とはすでに違っていて。
食べなかった前に、知らなかった前に、決して戻ることはなく。
だからこそ、何を、どうやって「食べていく」のか。その選択を、流されることなく自分で成していくことが、どれほど大切であることか。

今回お会いした中に、色々な社会運動に関わってこられた方々もいらっしゃったのですが。
声高になることもなく、揶揄することもなく、人に押し付けることなど、ましてなく。
ごく当たり前に、自分の周囲の世界を見て、学んで、選んで、当たり前に思うところを述べておられるだけなのだ、ということに、一番感動したのかもしれません。

知らないままではいられない、知っていかなくてはいけないことは、無知極まりない私には、特に数限りなくあるのですけれど。
更にその小さすぎる器がゆえに、それを何かの形にしていくこともできない、と諦めてもいるのですけれど。

等身大で、できること。
それしかないよなあ、と改めて思えたことが、今年のこの日の救いとなりました。


黙祷で明けて、フジコ・ヘミングさんのピアノコンサートで暮れた、10年目の今日でありました。
[PR]
by senrufan | 2011-09-11 14:48 | Trackback | Comments(6)