<   2008年 07月 ( 15 )   > この月の画像一覧

銀幕という名の通過儀礼 (その3)

蓄音機の日、こだまの日、パラグライダー記念日
サン・テクジュペリ没(1944年)
東京・山手線に冷房車初登場(1970年)


「The eye of genius has always a plaintive expression, and its natural language is pathos」
                                  Lydia M. Child

* * * * *

【映画】
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「お嬢に見せたい名画・第3弾鑑賞」は、チャップリンの「街の灯(City Lights)」です。
一緒に行った友達が、この映画を評して「世界遺産級」と言ったのですが、正に至言の一言。
上映日が水曜だったので、お嬢のスイミングと重なったのですが、母の権限で強硬休み。(とんでもねえ) 世界遺産の鑑賞時間と相成りました。

この日も、映画館の前は長蛇の列。この一晩限りの上映だったのもあるのでしょう。会場に余すところなくたちこめるのは、満員の観客がみなぎらせる期待と、漂うポップコーンのバターの香り。
この映画も数回は観たはずなのですが、相変わらず細かいところまでは記憶にない、このスッポヌケ頭。それでも最も鮮明に覚えていたラストシーンに備えて、タオル@涙と鼻水対策も怠りなく。
大きなスクリーンで10数年ぶりに観た「街の灯」は、まるで初めて出会ったかのごとくに、また沢山の笑いと涙を、持ち切れないほど与えてくれたのです。

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-31 13:31 | Trackback | Comments(4)

深い思考は良い思考

菜っ葉の日、なにわの日
第一次世界大戦勃発(1914年)
日本人がオリンピックで初の金メダル獲得(1928年)
江戸川乱歩没(1965年)


「Any man who reads too much and uses his own brain too little falls into lazy habits of thinking」
                                Albert Einstein

……私のことか、と思った夜。

* * * * *

【レストラン】
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朝食探検、今度は一人で。
お嬢は日本に、旦那は香港に行ってしまって、私は家で一人暮らしの間に。

行ってみたのは、随分前に訪れたきりの近所のカフェ。
初めて行った時に美味しくて、ウェイターさんも感じが良くて、友人と再訪したりしていたのだけど、それから2年ぐらい行ってない。貴重なランチの機会、ついつい新しいところばかり試してみたくなって、せっかく見つけた良いところをリピートしている時間がないんだよなあ、いかんなあ。

でも、身近で朝食が食べられる店を探していたら、ここが幸いひっかかってくれて。開店は9時、と遅めだけど、面白いメニューがあったので、今回はここに決定。
しかし、いつも6時には朝食を食べ終えている私、9時までぐーぐー鳴るお腹をなだめているのは、かなりツラかったです……

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-28 12:58 | Trackback | Comments(12)

銀幕という名の通過儀礼 (その2)

聖クリストフォロスの祝日、味の素の日、かき氷の日(夏氷の日)
日清戦争はじまる(1894年)
山形県で日本の最高気温40度8分を記録(1933年)
日本住宅公団が発足、「DK(ダイニングキッチン)」の表示が使われるように(1955年)

* * * * *

【映画】
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「お嬢に見せたい名画・第2弾鑑賞」は、ミュージカルの「雨に唄えば(Singin' in the Rain)」です。私の、一番のお気に入り映画の一つです。
仲良しの友達母子が一緒だったおかげで、この映画にふさわしく、楽しくにぎやかな鑑賞となりました。

この日もまた、映画館は大賑わいの満員状態。
私達の横のシートを占領したのは、10人ぐらいのおばさま達の団体さんだったのですが、彼女達がいかにも、「この映画が昔から大好きで、今日は皆で来ずにはいられなかったのよ!」というムードいっぱいのはしゃぎよう。
しかし、こういったファンは彼女達だけではなかったようで、映画の前後は勿論、上映中もダンスシーンのたびに何度も拍手が沸き起こり、歓声やかけ声も何度も上がり。
スクリーンを観ているのではなく、まるで生の舞台を観ているような、そんな楽しい錯覚さえ覚えた一時でした。

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-25 13:08 | Trackback | Comments(10)

異なる文化をいつもの場所で

米騒動の日、天ぷらの日
潜水艦「なだしお」が釣船と衝突(1988年)


「相手が男であれ女であれ、あるいは子供であれ、ただただ彼らの幸福を願うあまり眠りが妨げられるとしたら、それはとりもなおさず愛なのだ
          ---------- フランセス・ファイフィールド 「愛されない女」より


友達と会って、ファストフードからハンバーガーの話になって、
そう言えば数年食べてない気がする、安全で美味しい店だったら食べたいなあ、なんて思って、
その夜ネットで、マクドナルドやIN-N-OUTなど、あちこちの店のNutrition Factsを調べ始めちゃって、
げげ、まだTrans Fat入ってるじゃん、ニューヨークでは確か禁止になったんじゃなかったか、
今の規則はどうなってるの、カリフォルニアはどうなの、
なんて調べる手が止まらなくて、


気づいたら、いつもの就寝時間を大幅に越えて、とっくの昔に翌日になっていました。



これも、やっぱり、愛ですか。

* * * * *

【レストラン】
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再び家族で朝から繰り出したのは、今では時々足を運ぶようになった、ダウンタウンのとあるカフェ。ベネズエラ産のコーヒーの、苦味とコクがお気に入り。

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-23 14:06 | Trackback | Comments(12)

銀幕という名の通過儀礼 (その1)

海の日、破防法公布記念日、神前結婚記念日
初代駐日総領事ハリス来る(1856年)
第一回文化功労者選定(1951年)

* * * * *

【映画】
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以前にも何度か日記に書いてまいりました、地元ダウンタウンにある、オールドムービー専門の映画館
特に夏の間は、人気作品を一挙公開という感じで、垂涎モノの作品がずらりと並びます。

今年の夏も、プログラムを見るなり、「ええーっ、あれもこれもそれも、ああああ!!」と絶叫したのでありますが。(やかましい)
いかんせん、こちらの上映時間は全て夜。見事にお嬢の毎日のスイミングと時間が重なり、平日鑑賞は全く叶わず、地団駄を踏むばかり。
しかし週末にかけての上映作品も勿論あり。その中でも特に観たいものを選んで、夏の予定にしっかり組み入れたのでございます。

この場合の「特に観たいもの」とは、すなわち、「お嬢に特に観せたいもの」とイコールでありました。
元々それほど映画好きでもない、出不精の彼女を連れて行くのは、それなりの工夫がいるのですが。(例:脅し、すかし)
それでも、「この年齢のうちに読んでほしい本」というものがあるように。「これを観てから大人になってほしい」と願ってしまうような名画が、この世界には何本も存在するのであって。

この夏の上映プログラムに、そういった作品が並んでいたのは、きっと何かの印かなあ、と。
大変自分に都合のいい解釈を試みてから、3本の映画に一緒に行く約束を、彼女に取りつけたのでありました。
幸い、内2本は、仲の良い友人母子と一緒だったので、より楽しい一時となってくれたのでありますよ。

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-23 11:10 | Trackback | Comments(4)

抜けていくのは希望じゃなく

北壁の日、女性大臣の日、勤労青少年の日
ヘルシンキの第15回オリンピックに日本は戦後初の参加(1952年)
沖縄国際海洋博覧会開幕(1975年)
モスクワ五輪開催、日・米・中国などボイコット(1980年)



「知識なしに想像力だけを肥大させたものは、翼をもつが、足はない」

つまり、ずっと飛び続けていれば問題はない。
が、決して地に足をつけて根付くこともない。


あなどれませんな、フォーチュンクッキーが語る人生の断片。

* * * * *

【レストラン】
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えーと、ただ今手元には、朝食探検日記×3回と、映画感想×3回がたまってる。
たまっていると言えば聞こえはいいが、当然中身は「白紙」なんである。(どきっぱり)

3回ずつ連続だと飽きるので(誰が)(私が)、この際1回ずつ交代でいってみよう。

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-19 08:10 | Trackback | Comments(16)

甘く、優しく、穏やかに (その4)

東京の日、漫画の日
「江戸ヲ称シテ東京(とうけい)トナスノ詔書」が出され、江戸が東京になる(1868年)
ポツダム会談開催(1945年)
経済白書で「もはや戦後ではない」と発表、流行語になる(1956年)


Nomo retires; Japanese star pitched two no-hitters

野茂英雄投手が、引退を発表しました。
覚悟していたこととはいえ、改めて涙が滲みます。


イチローが、松井が、松坂が。
日本人選手が続々と大リーグに乗り込み、華々しく活躍している今の状況が、嬉しくないはずがありません。特に、母国から離れたところで生活している身としては。
自らの姿と重ね合わせて、励みをもらっている人達も、多々いらっしゃることでしょう。

でも実は私の場合、彼らへの声援を耳にする時、決まって心をよぎっていたのは、野茂投手への感謝の念でした。
だからこそ、故障しても、戦力外通告を受けても、いつもどこかで彼の記事を、何らかの形で追わずにはいられなくて。
無口で、語らない彼だからこそ。ただ投げることだけで伝えようとする姿勢が、正に彼の生き方そのもののようで。


trailblazer(開拓者)、と呼ばれるに至った、とてつもない重みと重圧を。その果てのない苦闘と努力に対して。
お疲れ様、などという一言だけでは、到底伝えきれないだけの。

あなたが活躍してくれたこの時代を共に過ごせたことを、心から誇りに思います。

* * * * *

【雑事】

もう終わったか、と思われていた砂糖シリーズ
誰がそう思ってましたか。それは断然、です。

しかし実は予定では、残すところは後2回だったのでした……(地面にめりこみつつ)(予定は未定としてしまえば良いものを)

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-17 10:12 | Trackback | Comments(16)

とある果実の内側は

ペリー上陸記念日、廃藩置県の日、検疫記念日
政府が日本の呼称を「ニッポン」の呼び名に統一(1970年)
ひまわり1号の打ち上げ(1977年)
日本一の70階建て横浜ランドマークタワー完成(1993年)


ちなみにフランスでは、この日は革命記念日だそうですよ。
映画「巴里祭」は、ルネ・クレール監督の名画、「Lu Quatorze Juillet (7月14日)」(1932年)のタイトルの名邦訳です。

* * * * *

【レストラン】
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前に、shinaさんとayuminさんという若き美女お2人様と、ランチをご一緒させていただいた時。レストランを出て、2軒先のカフェに入ってみたのだよ。
そこで目にしたあれやこれやがあって、以来、再訪したいと思い続け。
とあるチャンスが巡ってきたので、お嬢と一緒にランチタイムに行ってみた。

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-14 10:56 | Trackback(1) | Comments(16)

海を越えた名と存在

日本標準時制定記念日、人間ドックの日、ローリング・ストーンズ記念日
源頼朝、征夷大将軍になる(1192年)
北海道南西沖地震発生、奥尻島青苗地区が壊滅的な被害(1993年)


前回にご紹介したプロレス本にのっているトリビアです。3つ。
1. 第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、プロレスラーだった(賞金試合に出てました)

2. 不世出のチャンピオン、ルー・テーズの最後の試合相手は、日本人レスラーだった(蝶野正洋という人だそうです)

3. 世界初のチャンピオンベルトは、1870年に作られた(第一号はダイヤモンド付のベルト)

* * * * *

【買い物】

甘酒。マクロビオティックを知る前は、「ひな祭りに飲むもの」と思ってた。ちなみにそれは、白酒だ。

飲む点滴、と言われるほど栄養価が高い甘酒。
お酒というと、冬に身体を温めるもの、という印象があるけれど、甘酒は俳句では夏の季語。冷やして飲んで暑気払い、という飲み方だったらしい。
勿論、冬に熱いのを飲むのも良し。

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-12 10:25 | Trackback | Comments(16)

補給するなら早いうち

四万六千日、国土建設記念日、ウルトラマンの日
学位授与式の始め(1879年)
大日本体育協会(現・日本体育協会)創立(1911年)


「リングサイド――プロレスから見えるアメリカ文化の真実」

早川書房の新刊ですが、思わず買おうかと思ってしまいました。

私には3歳上の兄がいるのですが。これが若い頃は(……)大変なプロレス好き。
しかし家でプロレス番組をつけると、母ににらまれるもので、妹を言い訳に使ってはTVを観ていた(「な、Miyukiも観たいよな~!」とか)、というトンデモナイ野郎でございました。

時期としては、私が高校~大学の頃、新日本プロレスの全盛期。
私は高3の時、予備校に通っていたのですが、その行き帰りに、駅でプロレス新聞を買う、というおつかいを良く頼まれたものでして。

高3の。 うら若き女の子が。 制服姿で。 駅のキオスクで。
今思っても、なんで引き受けていたんだろう、と我ながら不思議でございます。決して兄弟愛じゃない。多分。

しかも、家でも油断がならず。
家の廊下で兄とすれ違う時は、特に緊張の一瞬でございました。

だって、気を抜いていると突然、
「ウェスタン・ラリアートーーッ!」
と技が飛んでくる。
部屋にいても、突然背後から、
「卍固めーーっ!」
とやられてしまう。

確かこの頃のヤツは、20歳ぐらいではあったはず。

ずっと私の前にいて。成績は常にトップクラス、明るく朗らかで皆の人気者。
そんな兄に、幼い頃からずっとコンプレックスを抱いていた私でしたが。

この頃からその感情にヒビが入り、やがてもろくも崩れ去っていったことは、言うまでもありません。


しかし、影響はしっかり受けてましたな。
一緒になってプロレスを観ながら、「がんばれ藤波~!」とかやってましたよアタシ。
猪木の全盛期。「イチバーン!」のハルク・ホーガン。情けない悪役の木村。華麗なアクロバットのタイガーマスク。
もう今では全く観なくなりましたが、今でもプロレス、と聞くと、ついついどこかが反応してしまう、そんなトラウマ(え?)です。

* * * * *

【レストラン】

夏休みの課題(誰も強制してない)の一つ、朝食探検。
お嬢がいれば、当然彼女も同行する。母のわがままに耐える術を、日々学びつつある彼女である。

続きの戯言
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by senrufan | 2008-07-10 09:42 | Trackback | Comments(10)