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心に染み入る甘さを

「ディナーの後のデザートは、その日一日の自分へのご褒美なんですよ。だから夜に食べるスイートには特別心をこめて、少し甘さを多めに作るんです」
某パティシエの方のお言葉。
私も思う存分、夜にケーキが食べたいです…!(成せない悲哀)(せめてダイエットクッキー)

* * * * *

【レストラン】
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隣の市のダウンタウンにオープンした、日本からのケーキ屋さん。ベンチャー起業家によって立ち上げられたらしい。
その2号店がここのダウンタウンにもオープンしたので、友人と行って来た。
店は1号店より広め。縦に細長く、向かって左半分がウィンドウ、右半分が客席になっている。

アメリカのケーキと言えば、大きい・極甘・安い、というのが日本人間で良く聞く感想。
その点、ここのケーキはさすが日本生まれだね。小さい・適度な甘さ・ちょーー高い、の三拍子。
一番安いプリンで$3、一番高いケーキはなんと$7。お土産用のマドレーヌやフィナンシェ、1個$2。いやいやもうどうしましょう、というお値段で。地元新聞などのレビューでも、ケーキの大きさと値段が釣り合わないという批評が多かった。

だけどやっぱりおいしいんだな。ああ日本の味……としみじみしちゃう。
私も正直この値段はちょっとなあ、と思うので(だってビンボー)、おそらくめったには行かないけど。
でも例えば特別なお土産用にいいかも。
ベーカリー系製品は大きくて安いから、そちらを目当てにするのも良いかも。
そんな感じで、適度な距離のお付き合いでね。ケーキは毎日の食事じゃなくて、生活の贅沢なエクストラだから。

SATURA CAKES
320 University Ave.
Palo Alto, CA 94301
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by senrufan | 2006-06-30 12:18 | Trackback | Comments(0)

味覚の相性

友人から借りたマンガ、「大使閣下の料理人」
舞台がベトナムの日本大使館で、なかなか面白いです。

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【レストラン】
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友人とランチ。なんかイタリアンは久しぶり。
ずっと前に別な友人からおいしいと聞いていたところなのだけど、まだ行ったことがなかったの。

ここは私達には大当たり。食べながら「おいしい!」の連発。
彼女がオーダーしたのはSpaghetti Neri
イカ墨ソースのパスタ、ではなく、イカ墨を練りこんだ真っ黒パスタに、シーフードとトマト、オリーブオイルのソースがかかってる。イカ墨独特の風味はあるけど、他の魚介類と一緒でも全然生臭くないんだよ。なんでこんなに知ってるんだ。それは大きな一口をがめたから(威張り)

私の注文したものはRisotto Caprese
大きな薄焼きパンの上にリゾットがのっていて、パンごと食べられるようになっている。イタリアナスとトマト、モッツァレラチーズがとろとろになって混ざってて、コクがあるのにしつこくなくて、美味いんだこれも。

お値段は少々高めなので(あくまで当社比)頻繁には来れないけど、またぜひ来店して、別なものを頼んでみたい。デザートも試してみたい。
天井が高くてキッチンが良く見えて、すぐそばのかまどでピザを焼いている。そんな店構えも良い雰囲気。

LA STRADA
355 University Ave.
Palo Alto, CA 94301
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by senrufan | 2006-06-29 14:24 | Trackback | Comments(0)

馳走の基本

汗にはストレス発散作用があるそうな。
だからストレスが溜まった時に運動するというのは、ちゃんと意味があるんだね。

じゃあ汗っかき体質の人は、ストレスが溜まりにくいのか。
私みたく、サウナでもなかなか汗をかけない人は、内部にどろどろ溜まってるんか。
ああ考え始めると止まらなくて、汗が出る。

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【料理】
先週・今週と、約束がない日が1日だけという、私にしては珍しく華やかな日々。(そうなんか)
補修校の夏季講習が終わると日本に里帰りする人が多いのと、以降は子供が長時間家をあけることがあまりないのとで、この2週間のうちに会っておこう!と、毎年この期間は忙しいんだな。
特に最近は新しい方との出会いが幾つかあって、嬉しいことに皆とてもいい人ばかりで、幸せを噛み締めている日々でもあります。

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今週は月~水と、我が家でささやかなランチなど。
レパートリー極少の私は、ランチというとついついご飯物とかサンドイッチとか、まあ芸がないったら。なので、また同じ人に同じものを作ってしまわないよう、覚え書として残しておくしか。

ネバネバ丼 : 納豆、オクラ、長芋、ねぎ
カレーそぼろご飯 : 牛挽肉、松の実
枝豆ご飯 : 枝豆、わかめ、しらす、白胡麻塩

あとは味噌汁とかスープ、煮物、サラダなど。
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by senrufan | 2006-06-28 12:37 | Trackback | Comments(2)

武器という名の情報

お嬢に貸した私のマンガ、「YAWARA」の11巻が行方不明中。
さらに今日友達に「スラムダンク」を全巻貸そうとしたら、3巻と22巻が見つからない。

かーーえーーせーーーー(ごごごご)(怒怒怒怒)

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【読書】
b0059565_11216100.jpg横山秀夫著「震度0(ゼロ)」を読む。友人から借りた本。

阪神大震災が起こった直後、遠く離れたN県警本部の警務課長が失踪した。当然本部では捜査に乗り出すが、本部長を始めとして、キャリア・ノンキャリアの幹部達の思惑が絡み、日が経つにつれ、各自の利害のぶつかり合いの様相を呈してくる。

「クライマーズ・ハイ」で日航機墜落事件、「ルパンの消息」で三億円事件と絡ませ、今作では阪神大震災。このテがお得意なのか、それとも警察・新聞社をメインとする小説を書かれているので、大事件が舞台となりやすいのか。
しかしこの本では震災は刻々と情報が入ってくる形で書かれているだけで、舞台はあくまで警察本部と各幹部の日常の場。それを時間軸に沿って、限られた登場人物の行動を描くという、淡々とした流れになっている。

正直、今まで読んだ4作の中では印象は地味。それは手法によるものもあるだろうが、内容についてもページをめくる手がそれほど進まなかった。
警察という機構の特殊性は、今までに出版された小説やドラマなどで随分と描かれてきた。勿論全てを鵜呑みにするわけではないけれど、出世競争の熾烈さや利害の鞘当て、現場と幹部の乖離など、組織である以上は必ず存在するものであって、特に警察が舞台となるフィクションでは、そこが焦点の一つであることが多い。
そしてこの本は、ほぼ全内容がそれ。各登場人物を1シーンごとに細切れに追っていくことで、各人の腹の探り合いや醜い内情がどんどん表面化していく。そこを深く描こうというのが今回の主眼の一つであったのかもしれないが、そう言い切るにはやや迫力に欠ける。

時間軸に沿った各自の行動が、刻々と伝えられる震災情報と重ねて描かれている。作者のメッセージとして、「この小説の主人公は”情報”かもしれない」とあり、その為にこのような手法をとられたのだろうと想像する。そしてタイトルそのものが震災と絡む。
震度5、いや6、やはり7強、と移り変わる震災の震度情報だが、激震と思われたN県警内部の実際の震度はどうであったか。それはラスト間近になって、ようやく明らかになってくる。

ラスト部分に入ってからはぐいぐいと読んだ。醜悪としか言い様がない内部抗争が、事件解決に向けて収束を始め、とうとう真相が判明する。
天災は逆らわずに受けとめるしかないものだけど、人災は人間の感情が引き起こすものであるが故に、抗って何とか逃れる術を見つけようとする。しかしそれもまた落ち着く先は、ただ受けいれただけの場合と同じであるかもしれない。
ひたすら空回りしただけであるならその人災は、結果として震度ゼロであったのだ。ただ当人達は、すでに以前と同じゼロ地点に立つことはできないけれど。

情報が主眼であるというこの作品、全貌を明らかにしてみたら、出発地点も最終地点も、全ては人の情であった。事件や犯罪を扱う警察という場所において、これは正しいテーマであると思う。

戯言
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by senrufan | 2006-06-27 11:23 | Trackback | Comments(0)

土の中の戦国時代

夕食の支度をしていたら、どこかから猫が絞め殺されているような声が響いてきてビビッた。

入浴中のお嬢が歌ってる声だった。

* * * * *

【ガーデニング】
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補修校の理科の授業で教わった、じゃがいもの水&土栽培。クラスで育てている分が随分大きくなったので、夏季講習の最終日に抜くことになっている。

自分でも育ててみましょうね、という先生のお言葉に従って、お嬢が育てたじゃがいも。名前は小野妹子(命名:お嬢)です。
これも随分と大きくなって花をつけたので、彼女は今日お友達とうんこらせと抜いてみた。収穫は山分け予定。

なっていたのは1個だけだった。
しかし栄養を全て吸い取ったらしく、全長15cmのキングサイズだった。
肉じゃがにして山分けしようと、勝手に相談してた。
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戯言
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by senrufan | 2006-06-26 13:00 | Trackback | Comments(0)

見込み違いか幸いか

【イベント】
土・日とSwim Meet
試合はなんと11月以来。随分とご無沙汰してしまったな。
はずせない予定と重なったり、存在自体、失念してたりな(最低)

朝からの試合だったので、2日続けて5時半起き。屋根の下で見物してたが、それでも差し込んでくる日光で身体がかゆい。(太陽アレルギー)
友人達と一緒の観戦中、しゃべりながら腕をボリボリ。ごめん、うつる病気じゃないから許してくれ。
ずっとこのままの体質でいくのか自分。やだなあ、ますます日陰人間になってしまう。

お嬢は3種目に出場し、全て自己ベスト更新。当たり前だ、前の記録から7ヶ月。
それでも11・12歳の部で断然下位。しゃあないねえ。
ミドルに入ってから宿題が多くて、週4日の練習のうち、3日行ければ良い方。それでも楽しく続けてくれればそれでいいやね。

Meetに行くと、お嬢はお友達ととても楽しそうに試合にのぞむ。応援したり応援されたり。
そんな時間を過ごせるのが良いなあと思ってしまうのだ。

戯言
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by senrufan | 2006-06-25 11:11 | Trackback | Comments(3)

心身冷却

【アクティビティ】
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補修校、夏季集中学習の折り返し地点。
クラスメートの方のご好意で、プールパーティが開かれた。
授業の後、そのまま御宅へ。水着とタオルと日焼け止め持参。

お嬢は朝から久しぶりのSwim Meetで、予想より相当時間がかかって、終わった後ソッコーで補修校に駆けつけて、2時間授業を受けてからパーティへ。
炎天下で長い時間待たなければいけなかったりして疲れる一日だったけど、締めくくりはとても楽しいものとなりました。スイカ割り最高。
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by senrufan | 2006-06-24 10:44 | Trackback | Comments(0)

時間は酷か救済か

整理という言葉が辞書にないワタシは、当然メールフォルダも長い間ほっときっぱなし。
今日送信メールフォルダを見たら、メッセージ数が1111になっていた。

なんか、嬉しい。(にんまり)(だから整理しろって)

* * * * *

【読書】
b0059565_12512343.jpg横山秀夫著「ルパンの消息」を読む。以前友人から横山氏の本を2冊借りて、とても楽しませてもらったのだが、それではとまた2冊貸してくれたの。多謝感謝。(斜め45度)

元新聞記者であり警察小説を得意とされる氏の、「幻の処女作」というのが謳い文句。当作でサントリーミステリー大賞の佳作に入ったことで記者をやめ、フリーライターに転身されたきっかけになった作品で、氏にとっても思い出の深いこの小説。加筆され、15年後に出版という運びになった。

ある日、警視庁にもたらされた1本のタレコミ。15年前に自殺した女性教師の事件は実は殺人であり、犯人は当時の教え子の男子生徒3人であるという。
時効まで24時間という限られた中で、事件解明に全力を尽くす捜査陣。その途中で浮かび上がってきた「ルパン作戦」なるものは一体何か。失効を迎えた「三億円事件」との因縁はどのようなものなのか。

以前に読んだ「クライマーズ・ハイ」などと比較すると、やはり荒削りの印象があるが、その分勢いと、アイディアへの自信と意気込みが感じられる。文はどこか週刊誌の記事のような調子も見られるが、現在の練られた上手さに十分通じるものものぞかせる。

24時間という限られた時間の中で、3人の元高校生の尋問内容だけを手がかりに動かねばならないという密室的な面白さに加えて、それに関わる少人数の警察官に、しっかりと個々の役割と背景を持たせて書き込んでいるのが奥行きを深くしている。
典型的な不良高校生だった3人が、「ルパン作戦」の実行からそれぞれ運命を異にしていく、その切なさとやるせなさも迫るものがある。その当時、彼らに関わった人々の思惑も逃していない。
さらに三億円事件の容疑者も時間軸を共にしていたことで、その時の葛藤も描かれる。
と、ここまで盛り沢山だった分、かえって洗練さが足りない気分が残るんだな。消化し切れてないというか、あ、ここもっと知りたい、というところに手が届ききらなかったというかね。

ラスト部分は、畳み掛けるようなドンデン返しの連続。真相は、私的には俗っぽさが漂って少々眉を顰めてしまったのだけど、昔に起こった事件を現在語る形なので、個々人の内部で年月を経て受け入れやすくなっていたことに救われた。
こういう作品から始まって、現在の警察小説の旗手と言われる横山氏流が築かれていく。それを十分に信じられるだけの芽が数々見られる作品だ。
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by senrufan | 2006-06-23 12:50 | Trackback | Comments(0)

庇護の膜に包まれて

図書館の駐車場に車を停めていたら、戻ってきた時、外気温度計は115度を示してた。私が目にした最高記録。

いっそのこともうしばらく放置して、どこまで上がるか見たいという誘惑と戦うことしばし。

* * * * *

【料理】
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暑かろうが何だろうが、ちゃんとお腹がすく人はすごいと思う。料理するのは更に暑いし、食欲ない身ではますます作る気もしない。(うんざり)
とりあえず肉はいやだ。私がいやだ。
ということで、今日はベジタリアンメニュー。

そのうちの一品、青菜の油揚げ包み・ごぼうあんかけ。カノウユミコさんのレシピより。
青菜なら何でも可ということだったので、当然ストックしてあった小松菜を出すよ。出すよ(鼻息荒く)

開いた油揚げに、茹でて下味をつけた青菜をのせて巻き、フライパンで軽く焼く。
ささがきごぼうをごま油で炒め、水・醤油・しょうがで煮て、くず粉でとろみをつける。
適宜に切った包みの上にあんをかける。

新ごぼうだったので、柔らかめの歯応えがあんにちょうど良い。
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by senrufan | 2006-06-22 10:16 | Trackback | Comments(0)

発想と環境の転換を

秋の空以上に気まぐれな昨今の天気。
ようやく暑くなったと思ったら、今日は日陰に車を停めても、温度計は104度を指していた。
蒸し焼きだ。干物だ。

こんな天候のせいか、世間様では夏風邪流行中。おかげでキャンセルになった約束がすでに2つ。
どうか早く良くなって、元気な顔を見せて欲しい。

* * * * *

【読書】
暑すぎて、文を書く気が起こらないー。うだー。ぎぶみーあいすのん。
ということで、簡単に感想が書ける本を(おい)

b0059565_14503659.jpgジル・チャーチル著「闇を見つめて」を読む。グレイス&フェイヴァー・シリーズ第3弾。
え、私、1・2冊目の感想書いてないよ。何でだ、面白かったのに(過去日記検索中)

ジル・チャーチルは主婦探偵ジェーンのシリーズで好きになって、この別シリーズが出た時には躊躇わず購入した。
舞台は大恐慌後のニューヨーク。破産した父が自殺し、残された財産もなく、上流階級から一転して貧乏生活を余儀なくされたロバートとリリーの兄妹。つましく必死で暮らす2人のところに、突如大伯父からの遺産が舞い込んだ。それは遺された田舎の屋敷に10年間住み続ければ、その屋敷と信託財産が彼らのものになるという。
同居人にも恵まれ、張り切ってスタートした新生活だが、そこに起こる事件の数々。兄妹は解決に乗り出すが……
といった、典型的なコージーミステリーのシリーズだ。

そして3作目になる今回は、敷地内の小屋で死体が発見されるという事件が起こるが、謎解きは単純で、ミステリーだけでは物足りない。
その分、ボーナス行進といった過去の実事件に主要キャラを絡めて描いてみたり、兄妹が近所にもう一段溶け込もうとする努力をしたり、1・2作目では足りなかった設定の再固め・背景をより密にする為の筆の追加といった様相が強い。
このシリーズを書く為に、アメリカ史について膨大な調査をしたというチャーチルが、その成果を良く生かした一冊と言えるかもしれない。

メインキャラが肉付けされ、一段と身近になった。それは作者が今後、腰を据えてこのシリーズを長く書いていこうという表れだと、期待を込めて思っている。
軽めのコージー物でありながら、登場人物の骨格がしっかりしていて、押さえどころははずさないチャーチルのこのシリーズも、主婦探偵ジェーン物と同様、何回読み返しても楽しいシリーズだ。

戯言
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by senrufan | 2006-06-21 14:49 | Trackback | Comments(0)