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おたまじゃくしはかえるの子

また家族が増えてしまった。と言っても、彼らが旅立つ日までの里親だな。

お嬢の補修校の友達から譲り受けたのは、おたまじゃくし3匹。家の近所のクリークで、お母さんがえいやっえいやっと業師の腕前でもって、なんと50匹近くを捕まえたそうな。
景品でもらった金魚鉢を引っ張り出し、底に入れる石も用意し、熱湯消毒までしてお迎えの準備を整えていたお嬢。本日朝、補修校にてタッパーに入った彼らを受け取りました。

餌のことや水替えのことなど、お母さんに色々と教えてもらって、帰りにペットショップに寄り浄化剤を買って、彼らに新しい家を提供。冷凍ほうれん草をちぎって与えてやる。
尻尾があるうちはそういう餌でいいのだけれど、カエルになったら虫を摂らないといけないので、そうなったらどこかのクリークに放してやることになるんだね。それまでの間、ゆっくりのんびり一緒にいようね。
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ちなみにお嬢が長く楽しめるようにか、わざわざうちには一番小さいおたまじゃくしをくれたらしいです。ありがとう!
飼い方を教えてくれているお母さんの手には、さらに4つのおたまじゃくし入りタッパーがありました。いろんな人に養子に出さねばね。足が生えているのもいたなー。
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by senrufan | 2005-04-30 04:05 | Trackback | Comments(0)

望みうる限りの最高のもの

市内にElizabeth Gamble Gardenという庭園があります。1981年に92歳で亡くなったエリザベス・ギャンブル嬢が、その生涯のほとんどを過ごした家と庭園を、遺言で市に寄贈したもので、1985年より非営利団体として運営されるようになりました。そして今年は、その20周年に当たります。庭園は通常は一般に無料開放されており、誰でも好きな時に立ち寄って、四季折々の花々や木々を楽しむことができるのです。

b0059565_11122954.jpg本日はこのガーデン主催による、Annual Spring Garden Tourに参加してみました。市内の選ばれた5箇所の家が、各々の庭を開放して見学させてくれるというThe Private Gardensをメインに、庭園内でのギフトショップ、草花の販売、ランチサービスなどのアクティビティ。このガーデンの会員・非会員に関わらず、沢山のボランティアの方々のご尽力により、暖かい日差しの中、なんとも眩しく優しい催しとなっていました。

このガーデンは、市内のうちold townと呼ばれる場所にあり、このエリアはとにかく先祖代々ここに住んでます歴史あります家はまあ3億以下では買えませんみたいな豪邸が立ち並んでいて、さらにいっぱいの緑や花に囲まれて、私のような庶民には大変贅沢な散策が楽しめるエリアでもあります。
友人とガーデンに到着し、5軒の家の地図を受け取ったところ、3軒はガーデンの近辺、2軒はオールドタウンからダウンタウンに行き、そのはずれの方。まずは一番遠い家を目指して歩き始めました。

最初の家に到着するまで、30分近くかかりました。
すでに汗をかいてました。
車で来れば良かったと後悔しました。
万歩計つけてれば励みになったのにと思いました。
友達は2時間しかいられないのに、地元民の私が気が利かないせいで時間を無駄にしたと深く反省しました。

そんな気持ちの数々をあっさりと飲み込んでしまうほど、訪れた庭園と家はどこも本当に見事の一言に尽きました。各家がそれぞれのテーマに沿って庭造りされており、雑誌に紹介されている家の現物を見て周っているようで。実際、紹介された雑誌を飾っていた家もあります。
広さと財力とセンスと。全て揃ってこそ、こういう家と庭が持てるのだねー、と何一つ持っちゃいない下界人はしみじみと思います。このエリアの散歩は週末の夕方のお気に入りなのですが、当然門前から見るだけが関の山だったところ、こんな風に内側を見る機会を与えてもらって、本当に嬉しい限りでした。目の保養、そして心の深呼吸を思い切り。

ツアー時間は4時までだったので、お嬢が学校から帰った後で一緒にガーデンに行き、今度はガーデン内のアクティビティを楽しみました。今が花盛りの美しい春の一日です。
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家の写真は↓にて。

戯言
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by senrufan | 2005-04-29 12:58 | Trackback | Comments(3)

The Private Gardens

1.TRADITIONAL GARDEN WITH MEMORIES OF THE PAST
敷地全体の広さとしては、もしかしてここが一番だったかも。裏庭にはプールがあり、サイドにはゲストをもてなす為のキッチンと部屋が。日本のキッチンと同じぐらいの広さだな、庭用なのにな、と少々ひがんでみたり。薪小屋があるのを見て、私はあそこでいいのに、と指を加えてみたり。
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2.SOUTHWESTERN LIVING
こちらは逆に一番狭い家でしたが、その限られたスペースの中にふんだんに飾られたアクセサリーと花々が、何とも賑やかでした。
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3.MODERN MEDITERRANEAN
家の横手から一歩入ると、白樺の小道。抜けると一面のプールと、石を基礎にした庭園。どの部屋からも庭が見られるように、との配慮によるデザインだそうです。
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4.TROPICAL PARADISE
門の横にはラベンダーとローズマリーの大群、中はコーナー毎にテーマを変えた庭。アジア風のコーナーには黒竹(Golden bamboo?)が。子供用の遊具が色々と置かれていても家の雰囲気を壊さず、むしろ温かみを加えています。
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5.ENGLISH GARDEN
外観は歴史ある英国チューダー風の建物、でも実は2001年に建てられたもの。
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戯言
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by senrufan | 2005-04-29 11:32 | Trackback | Comments(0)

食は原点

友人の家で、午前中アルバム作り。もう数回目だけど、いつも雨なのはなぜなのか。

その家のご子息2人が学校が早帰りの日の為、12時に帰ってくるということで、それまででバイバイの予定だったのだけど。頼んでいた刺繍の額入れが終わったとの連絡をもらっていた私、これからフレームショップに行くというと、同行&皆でお昼御飯というコースがいきなり決まる。フレームショップの後、4人でわいわいと中華を食べました。

ここのご子息、5年生と2年生なのだが、長男の方がお嬢と仲が良い。補修校の入学式の日、隣りに座ってからのお付き合い。普通、自分の子供と同性の子のお母さんと仲良くなるのだが、なぜか私の親しい人は男の子のお母さんが多い。性別未分化な娘を持ったメリットと思うことにする。

で、実はこの長男、筋金入りの和食派で、そんなところから我が家の食事を気に入ってくれ、今や唯一無二の私の料理のファンでもある。ひいてはきっとお嬢も私に仕込まれて和食をうまく作るだろうと考えたようで、ただその点からのみ、お嬢はかなり有望なお嫁さん候補らしいと先日聞いた。彼の味覚を真剣に心配しつつも、男をおとすにはやはり胃袋からなのだなーとしみじみ思ったよ。

当然俗物根性のカタマリの私は、お嬢にそれを告げたわけで。だってきっときゃーきゃー照れるかなーとか、鼻で笑うかなーとか、色々想像したんだボク。

「うん、ママが教えてくれるなら、がんばってやってみるよ」と返された。

待て。そこがコメントの返し所なのか。(真顔)

戯言
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by senrufan | 2005-04-28 05:07 | Trackback | Comments(2)

引き際が肝心

先日の余った卵黄をどうするか。ということで、キャラメルパウンドケーキに挑戦。これは卵黄2個・卵白1個のレシピなので。渡辺有子さんの本より。

白状すると、これは再挑戦。初回は見事に失敗しているんである。キャラメルソースの作り方として、「耐熱容器にグラニュー糖と水を入れてラップをかけ、様子を見ながら電子レンジで4分ほど加熱」と書いてあったので、とりあえず3分かけてみた。取り出した容器はラップが破れ、中には焦げ茶色のソースと真っ黒な塊が。そこでやめればいいものを、どこかで何かの奇跡が起こるかもと思って、そのままレシピ通りに強行し。

奇跡は起こりませんでした。

そんな結果であったわけだが、ほろ苦い風味がそれなりに良かったので、再度作ってみたいとは思っていて。本日またもや問題のキャラメルソースから始めてみた。
前回の失敗を過度に恐れる私は、まずは2分から。ほんのり狐色のソース。もうちょっと、30秒。まだキタキツネから野生の狐ぐらい。もう一声、20秒。ううむ、なんとかグリコのキャラメルぐらいには。今ひとつ納得できない色合いなれど、再失敗が怖くてここら辺りで手を打つ。

その後はバターや卵、砂糖、小麦粉、アーモンドパウダーといったおきまりの手順。卵白はメレンゲにして最後にさっくりと混ぜる。後はオーブンでじっくり焼いて出来上がり。
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冷ました後、一切れ食べてみたら、やっぱりあのほろ苦さがない。キャラメルソースのコクが足りないのだな。
前回は考えなしゆえに、今回は臆病さゆえに起こった失敗。さて、3度目の正直なるか、それともトラウマレシピとして封印か。

というより、本当のところ、どんな味が正解なのでしょうか。

戯言
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by senrufan | 2005-04-27 11:57 | Trackback | Comments(2)

集中できる環境とは

久々に会う友人とランチ。場所は、Moutain Viewのダウンタウンにあるという、彼女お気に入りのティールーム。住所を聞いて、現地で待ち合わせすることに。

駐車場に車を置き、番地を目で追いながら目当ての住所まで歩きます。そうして辿り着いたナンバー、180。看板に、Phychic Answerと書いてありました。

占い茶房かと思いました。

私のすぐ後に到着した彼女は、その店の横の細い道を入っていきます。そうすると店の裏に続いた壁の横にドアがぽつんと開いていて、そこに足を踏み入れるとティールームになっていました。看板すら出ていない店、Lucy's Tea House

勝手に欧米風な店を想像していたら、こちらはアジア系。こじんまりした店内のあちこちに置かれた東洋風の置物達。棚にはゲーム類が置いてあり、チャイニーズチェッカーズ(ダイヤモンドゲーム)も。特にブタの置物がやたらと多かったので、もしかして幸運の印とか家名に関係あるとかひたすらに豚が好きとか色々想像しました。

ティーハウスというだけあって、メニューはほとんどお茶。食べ物はサンドイッチと日替わりランチがあったので、今日の日替わり・Chicken Comboをオーダー。ジャスミンティーかアイスクリームがついて、これで$5.50。御飯は日本のお米と同じ。柔らかく煮た手羽がとろっと口の中でほどけて、とてもおいしかったです。
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食後の飲み物をどれにするか、メニューをめくりながら悩むことしきり。グリーンティーとジャスミンティーをベースにして、いろんな果物やハーブを混ぜた飲み物類。数えてみたら15種類。あとはアイスクリームとティーフロート。
友人はPeach Teaを、私はForest Heavenという、グリーンティーにパイナップルとオレンジを混ぜたドリンクを。ホットかアイスか選べます。かなり甘めですが、後口はさっぱり。

雰囲気のいいお店で、音楽等がかかってない静かで穏やかな空気の中、優しいおばあちゃんがサーブしてくれます。友人が「ここは隠れ場所なの」と言っていた通り、一人でゆっくりお茶を飲みながら、じっくり本を読むことができる場所です。

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戯言
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by senrufan | 2005-04-26 04:07 | Trackback | Comments(2)

美白の素

友人から数日前にもらった、自家製レモンの山。オーガニックの自然な果物は、正に天の恵み。松の木しかない我が家にとっては余計に。(しくしく)
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数個のレモンであれば、お菓子や料理に使うのだけど、沢山手に入った時には作りたいものがあります。自家製レモネードの素がそれ。
外側をきれいに洗い、スライスして容器に入れ、大量のハチミツに漬けます。2.3kgのハチミツの大ボトルを、ドボドボと惜しみなく注いで空っぽにしてしまいます。そうするとレモンからじわ~っと果汁が染み出てきて、ハチミツときれいに混ざるのです。

b0059565_3214644.jpgそうやって出来たハチミツレモン、漉してから、元々ハチミツが入っていた空ボトルにしまって出来上がり。室温でかなり長い間日持ちするのがありがたく。
冬場は少量をカップに入れ、その上からお湯を注いでホットレモネードにしたり、紅茶に入れてハニーレモンティーにしたり。これから暑くなるので、レモネードをたくさん作って冷やしておこうかな。

で、この余ったハチミツ漬けレモンはいかにすべきか。これまたありがたいことにかなり長期間腐らないものの、時間があれば完全に使い切れるという量でもなく。
幾つかお菓子を作ってみるにせよ、最終的なよりどころは、やはりお嬢の胃袋かと思います。

戯言
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by senrufan | 2005-04-25 03:15 | Trackback | Comments(6)

人それぞれの美

お隣から伸びてきている花がある。両方ともジャスミンの一種だと思うのだが、とても甘い香りで、外に通じるドアを開けるたびにふわっと香って、なかなか嬉しい気分にさせてくれる。「じゃまだったらどんどん切っていいよ」と言ってもらったのだけど、まだ今のところはほとんど実行していない。

が、欠点もやはりあるんである。私が好きなようにもこの花がお好みらしく、毎日何匹も訪れている。私はこの花の前に洗濯物を干すので、毎回蜂と睨み合い、威嚇し合い(シャーッ)。しかも枯れた花が落ちて洗濯物につくことも多く、いつもよりちょっと一手間かかったり。やはり美しいものには棘があるのだな(大違)
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裏庭の愛しの新人・青紫蘇を見に行ったお嬢が、興奮して私を呼びに来た。「お日さまみたいな花が咲いたよ!」との言葉に、うちにはそんな花はないはずといぶかりながら外に出てみれば。
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なにこれ。

ちょうかわいくない。

ジャングルでいきなりラフレシアに出会った人って、きっとこんな気持ち。

やっぱりお隣さんからのもので、これはお言葉に甘えてぜひ切らせていただきたいが、触るのも怖いような気がする。

b0059565_4542991.jpgとにかく目をそむけたくて上を見れば、これまたかわいくないものが。
我が家の松の木の花(?)。なんか毛虫が集まってるみたいだよ……

お嬢は両方とも可愛いと喜んでいる。親子といえども、その美意識には深くて越え難い溝がある。

この怖い花、Passifloraというそうです。日本名はトケイソウ(時計草)。時計の文字盤に似てるからということで。英名はpassion flowerで、これは情熱のパッションではなく、雄しべの形状を十字架に見立てて、キリストの受難を表しているそうです。

戯言
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by senrufan | 2005-04-24 06:52 | Trackback | Comments(3)

単純こそ継続の条件

昨夜からの雨。
また天気がしばらく悪いんだって。うちの大家さん、「雨季が完全に終わった4~5月ぐらいに屋根の張替えをする」って言ってたけど、この分だと夏になったりして。
あまりに雨が多くて、レタスの出来が悪く、高値の予想だって。

そら豆そら豆、まだ飽きない。今日は洋風にしてみました。そら豆とチキンのソースがけ
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厚手の平鍋にイタリアンパセリをちぎって広げ、鶏ささ身・アスパラ・そら豆をのせて、白ワインと水で蒸し煮にします。アスパラとささ身は一口大に切り、そら豆は皮をむいて皿に盛り合わせます。その上に、オリーブオイル・アンチョビ・生クリームなどを煮詰めて作ったアンチョビソースをかけて出来上がり。
残ったアンチョビソースは、野菜の温ディップにも使えます。

岩城宏之著「棒ふりの休日」を読む。ずっと昔に母の本棚から手にとって読んだ岩城氏のエッセイの中で、一番印象に残っていた本。これまた父が罪滅ぼしの為か、ブック○フで見つけてきてくれたもの。105円なりの値札がついたままだった。
なんで一番覚えていたかというと、言い方は悪いが、一番下世話な話が多かったからと推測する。「わがヰタ・セクスアリス」に始まって、CM出演の話とか、鼻のかみ方の日本と西欧の違いとか、検便についてとか、まだまだ青い頃に読んだ自分にとっては、一番わかりやすくとっつきやすかった話の数々だったからなのだろうな。高尚な話についていけないのはこの頃から変わらないまま。(威張るな)

中でも、「ぼくの自慢料理」という章が何よりで。岩城氏にとってのおふくろの味・パカーン。この名前を聞いただけでどんな料理か当てられる人が果たしておられるか。こんな単純の極みのような料理で、NHKの「私の自慢料理」に出演なさった氏の度胸。それが好評で、さらに2回目の出演まで果たしちゃった太っ腹なNHK。呆れた口調ながらもこの一品が忘れがたかった自分も、相当なもんである。
セキララな話というのは、いつも時代も庶民の娯楽。それでいていやらしさを感じないのは、岩城氏の語り口調のおかげだな。
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by senrufan | 2005-04-23 06:00 | Trackback | Comments(2)

出会ってしかるべき時

お嬢、学校が休み。……なんで休みなんだっけ。(母子そろってわかってない)

午前中、リチェック受けにお医者さん行き。飲んでいた気管支拡張剤が切れたら、ということだったので。
またまた聴診器をポンポンとされ、問題なしとのお言葉をいただいた。「もうスイミングも行っていいよ」と言って下さった先生に、月曜からもう行ってますとは言えませんでした。(目を伏せながら)

そして気になる喘息のこと。お嬢は軽いアトピーがあるので、やはり潜在的に因子を持っていると思っていた方が良いらしい。アレルギー因子かもな。日々何をしなくてはならないという具体的な事はないんだけど、心の準備はいつでもしてなくてはいけないというか。って、一体何をどうしたら。
そうしていつしか雑事に取り紛れて忘れてしまい、お嬢が何か症状を訴えても「気のせいだ」と断言する自分の姿を、何とも鮮やかに予想する。

すっかり暑くなってきた日差しの中、図書館をハシゴする。お嬢の借りたい本リストの中にあった「Da Vinci Code」、残念ながらどっちの図書館でも品切れ。先日Costcoで見つけた原書は、絵画や建物の写真などが豊富で小説本とは思えない装丁になっていて、彼女は非常に気を惹かれたのだが、最初の1章を立ち読みしてなかなか怖い描写も多いと感じたらしく、買わないでまずは図書館で借りてみたいと希望していたのだ。
これは待っててもきりがなさそうなので、図書館に予約を入れる。はてさて、お嬢にどこまで理解できるか。

ちなみに彼女は最近、大人の本を読みたいモードに入っているらしく、今日はスタインベックの「怒りの葡萄」を借りていた。別に読みたければ読めばいいのだけど、基本的に本には出会うべきタイミングというのがあると思うのだ。その年に読んだからこそ感動した、というタイミングがな。理解する力が足りない時に読んでしまったが故に、つまらない1冊と決めつけてしまうことだけは避けてほしいんだな。

片や私が今日読んだのは、その「ダヴィンチ・コード」の前作にあたる、ダン・ブラウン著「天使と悪魔」上下巻。これが主人公・ラングドン教授のデビューに当たるらしい。
先に読んだ「ダヴィンチ…」ではあっさりと犯人がわかったのだけど(ただの勘)、こちらは最後までわからなかった。美術や歴史の多彩な知識がちりばめられていたのが楽しかった2作目に比べ、1作目はよりミステリー色が濃い。盛り沢山の要素が絡み合っている。
教皇の死によりコンクラーベが行われるヴァチカンを舞台にしており、はからずもタイムリーな読み時。かつてヴァチカン市内に3日間滞在したことがあるのだが、いまだサン・ピエトロ大聖堂や大広場は忘れがたく、街中の描写が臨場感あふれるものとして読めたのはそのおかげかもしれない。
「あらゆる信仰とは、この世には人間の理解を超えた存在があり、私たちはその存在に対して責任を負っているという戒めなのだ」との一文にうなる。改めて宗教と科学の在り方を考えるチャンスをくれる本。

戯言
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by senrufan | 2005-04-22 06:36 | Trackback(1) | Comments(2)