OLの日、ハイビジョンの日、女性に対する暴力廃絶のための国際デー
第一回共同募金開始(1947年)
新宿西口広場完成(1966年)
作家の三島由紀夫、割腹自殺(1970年)
フランス国王・ルイ16世。の役をいいことに、好き放題やってたお嬢。
とうとう革命&処刑の日、が来たのですが。
皆がわくわくしながら歴史のクラスに行ってみれば、先生があっさり、
「あ、
時間がないから省略する」
ええええええええええええ
クラス内は、さぞブーイングの暴風雨であっただろう、と思ったら。
お嬢によれば、ブーイングをした人は一部で、半分以上の人間は、
思いっきり恨みをこめた視線で、お嬢とマリー・アントワネットの方を睨んだ
らしいです。
いっそ、ばっさりやってくれたら、遺恨を残さずにすんだものを……!(ぶるぶる)
しばらくの間、背後に気をつけなさい、と彼女に言い聞かせる母でありました。
* * * * *
【レストラン】
地元ダウンタウンのメインストリートに、ヴィーガンカフェがオープンした。
8月にここで開かれた、
アートフェスティバル。
お嬢と一緒に屋台をひやかしながら、ぶらぶらと歩いていたら、
「いらっしゃい、いらっしゃい!」
と、アートブースから離れた側から、呼ばわる声。
とあるお店の前に出ていた、小さな机。上には、ミニサイズの食べ物サンプルがずらり。前に座るは、中国系のおばちゃま3人。
背後にあるファストフードのお店を指差しながら、
「今度このお店がなくなって、私達のお店ができるのよ! ベジタリアンのお店よ、ぜひ来てね!」
ほほぉ、チャイニーズ系のベジですか。つまり、
素食ってヤツですか。
そしてサンプルは、素食で多用される
大豆たんぱくを使ったおかずで、なかなかうまかった。
チャイニーズベジについては、その後でとあることを聞いて、別な方面での好奇心もつのっていて。
いつできるかなー、と楽しみにしていたところ、オープンしたらしいことを友人から聞いて、友達2人と一緒に行ってきてみたんだな。
なんとなく中国風の外装を予想していたら、なんかハイカラ(死語)な外見で。内装も明るく、シンプルな銀色。しかし、どことな~くセンスが、やっぱりチャイナっぽいような。
ちなみに、
Organic Vegan Cafe、と謳い文句がついている。
中国とオーガニック。……妙に合わない気がしてしまうのは私だけか。(偏見の告白)
レジ横のガラスケースの中には、おかずが数種類とデザート類。マフィンやクッキーも並んでる。
どれにしようか3人で相談して、あれやこれやと頼んでみる。サイドディッシュ付きメニューを選べば、品数も倍増だ。
Starterの
Fresh Spring Rollsから。
中身はRice noodles、Basil、Soy protein、Carrot & Greens。付いてたソースは、Sweet & spicy dipping sauceで、Crushed peanutsがぱらぱらね。
うん、まずは普通のお味だね。
Entreeから3つ選んだうち、これは
Shepherds Pie。
英国料理のシェパーズパイは、羊の挽肉を使うけど。ヴィーガンバーションのこれは、Soy crumbles with eggplants、carrots and onions、ときたもんだ。
その上からは、Mashed potatoがお約束。
やっぱり使われていた大豆たんぱく、歯応えがとっても肉っぽく、トータルでなかなか美味しいぞ。
サイドにつけてもらったのは、今日のスープで
17 beans soup。
ほんとに17種類も具が入ってるのかどうかは不明なれど、美味しいミネストローネで満足。
Guru's Curryは、なぜこおゆう名なのかは置いといて。
中身はSoy protein、PotatoとTomato、となっているが、玉ねぎもグリンピースも入ってるよ。使用スパイスは、Green cardamomにCumin、Cloveなんだって。
Organic brown rice添え。
これぞ大豆たんぱくの本領発揮というか、知らない人なら、これを肉と思って食べるだろう。ヴィーガン食は初めてという友達2人も、驚きつつも気に入ってくれてたよ。
マイルドかと思えば、後から結構辛さがクるカレーで、インド風ではなく和風なところが嬉しいじゃないか。
サイドにつけた
Potato saladも、柔らかめのマヨネーズが良かったです。
どーん!と音がしそうなボリュームの、
7 Seas Rice。これでレギュラーサイズというんだから、ラージサイズはどのくらいなんだ。
Organic brown riceに、Roasted pine nuts、Nori、Bell pepper、Greens、CucumberにSesame seeds。この全体を、Harmonious lemon sauceで和えてあるんだよ。
大好きなケールがたっぷりで、箸がどんどん進んじゃう。
かなりSushiっぽい味がしたので、ソースはベジマヨネーズ系、ではないかなあ。
全体として、なかなかうまかった。ヴィーガン初めての友達にも気に入ってもらえて、ほっとしたよ。
オーガニック材料使用ということと、量と味を考えて、値段的にもこんなものじゃないかな、と。
精進料理や素食は、いわゆる”もどき食”が多いこともあるし、ちょっと別物の菜食なのだけど。
ファストフードではないが、それなりの手軽さでオーガニック・ヴィーガンのお惣菜が買えるので、地元民の私としては歓迎だ。
運ばれてきた品々は、持ち帰りでないに関わらず、紙製の器に入ってるものが多かった。
おかげで、余ったものを持ち帰るに当って、あえて箱を頼まなくても、蓋だけもらえばOKなものもあって、このあたりはエコで嬉しいね。
フォークやスプーンも、リサイクルのプラスチック。
実はこの1週間後ぐらいに、お嬢とも行ってみたの。
その時は、唯一のローフードの
Raw Fettuccineとか、デザートのケーキやフランを試したよ。
フェットチーネに見立てたCelery rootのスパイラルスライスが、やたらと長いままだったんで、食べるのにはちと苦労など。
フランはかなり甘かったけど、豆腐ベースとは思えない濃厚さが良かったよ。
その時にメニューや看板を見ながら、お嬢がぽつり。
「英語の間違い、多すぎだ……」
Loving Hut
165 University Avenue
Palo Alto, CA 94301
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ところで、このお店に行く前に、マクロ仲間から教わったことがあって。
チャイニーズベジのお店に行くと、目につくものがある、という。
それはね。
とある教祖様のお姿
であるのだよ。
その女性教祖様、尊いお名前は、
The Supreme Master Ching Hai、とおっしゃる。
ベトナムに生まれ、ヒマラヤで悟りを開き、観音法門のメディテーションを通して、世界平和に尽くしていらっしゃる、とのこと。
音楽や詩、ファッションにまで幅広い才能を持つ教祖様が唱える中に、「菜食主義」があるんだね。
よって、彼女の信者となる人々は、当然ベジタリアンになるわけだ。
マスターチンハイ教(?)との結びつきを堂々と謳っている
ベジタリアンレストランチェーンもあるのだけど。
こちらのお店では、一見特に言ってないようで、実は店内にある大画面LCDTVでは、ずっとマスターの番組を流しっぱなし、であったりするんだな。
食器類がリサイクル品であることなども、こちらの教義によるものっぽく。
おかげでヴィーガン料理が食べられて、地球にも優しいとなれば、私的には問題はないんだな。
勧誘されたり壷を売りつけられたりしたらたまんないけど、そうでないなら、気にしなければいいことだしー。(節操なし)
マスターチンハイについては、以下のWebサイトでどうぞ、です。
と言いながら、私はまだほとんど読んでないんですが(殴)
スプリームマスター チンハイ インターナショナルアソシエーション ジャパン
Supreme Master Ching Hai(Wikipedia)