時代が生み出すものがある(下)

農業協同組合法公布記念日、緑のおばさんの日、鉄道電化の日
作曲家シューベルト没(1828年)
国鉄東海道本線の全線電化が完成(1956年)
ジュネーブで米ソ首脳会談、レーガン&ゴルバチョフ(1985年)

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【アクティビティ】
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ここからは、模型とパネルの嵐です。
どんどん足を進めても、まだまだ、まだまだ、続く展示。その数、合計200点。
展示場の広さは、30,000平方フィートなり。(誰か換算してください)

毎回同じこと言ってますが、この下の記録は、ほんとーーーに、個人的に残しておきたいがためのもので、長ったらしくもつまらないことウケアイですので、どうか興味のある方だけ、この先にお進み下さいますように。
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[Renaissance engineers from Brunelleschi to Leonardo da Vinci]

1. The manuscripts of the Sienese engineers

Athenaeus、Vitruvius、TaccolaGiorgioなど、15世紀という時代に生まれた”engineers-authors”。
彼らは伝統的な技術に、革新的な改良を加え、絵や文の形で積み上げていきました。

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2. Mastering Water

昔も今も、”治水”は大事な要の技術。イタリアのSienaでは、地下に長い水路・botiniを作り上げます。
13世紀から始まり、1世紀の長きに渡って完成した地下水路は、長さ16マイル(約26km)、現在でも一部が使用されているそう。

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3. Building Machines

建築用の資材を運ぶ為の機械や道具は、シエーナのエンジニア達の原稿に、頻繁に見られたトピックです。
TaccolaやGiorgioは、コンパクトなものから巨大なものまで、様々な機械を描き出しています。

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4. Energy for machines

自然の力を動力に利用することは、技術的システムの大事なポイントです。
例えばTaccolaは、風力や人間、動物の力を利用した水車の粉挽器を考案し、Giorgioは更に発展させたバージョンを作り上げました。

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[Leonardo : machines and mechanisms]

1. Leonardo's manuscripts

ダ・ヴィンチは大なり小なりのノートに、半世紀に渡ってのアイディアやプロジェクトを記録しましたが、現存するのはその3分の1以下。
しかし、その記録が示すのは、ルネッサンスにおけるアート・科学・技術の集大成に他なりません。
お世辞にも整った、とは言えないその記録は、トピック1つごとに、長い議論をかわさなければならないほど。それは、各ページがそれぞれ、独立した分野として成り立っており、他の何物とも関連のない、カオスに満ちた内容に見えるからです。

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2. Leonardo da Vinci : the anatomy of machines

ダ・ヴィンチのテクノロジーへの貢献の中で、最も革新的であるのは、1490年代における、機械の”組織”の分析です。彼は、機械とは一つのものではなく、個々の部品を組み立てたもの、ということに初めて言及した人間でした。

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3. The human body as a wonderful machine

1505年頃のダ・ヴィンチは、人体の解剖に熱心でした。機械と人体の類似点を見つけようとしていたのです。
それゆえ、彼の解剖学上の発見が、機械との類似を強調した形で描かれた、人体の基本組織に集中していたことは、驚きではありません。
有機体の動きを、機械の法則に当てはめることは、彼のプラン、つまり「elements of machines」という彼の本を、解剖学の専門書として使用する、という考えを反映したものでした。

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[The grammar of forms:proportion and analogy]

ダ・ヴィンチが考えるには、実在する物の形は、幾何学と比例の法則により、完全に調和がとれたパターンと特徴を持ち、絶え間なく変わり続けられるものです
彼は、自然界の立体のもの全てが持つ、その法則を示そうとしました。人体から動物、木の枝から川の支流、幾何学形状から化石の形に至るまで。
周辺に応じて、非常に柔軟に変わり続ける、という概念は、彼の芸術・機械設計・物理界の現象の発見者としての全ての行動において、重要なテーマです。

1. Geometric man

2. The equilibrium of forms

3. Transformation and metamorphosis

4. Forms as universal matrixes

5. The Sforza monument


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[Mortion : the universal agent]

ダ・ヴィンチの人間・自然観は、非常にダイナミックなものです。
自然は、絶え間ない変形現象の劇場であり、人間界と同じ法則によって治められています。
人間の感情を、極力、自然的アプローチの枠組みに入れようとする彼の傾向は、”心の動き”についての、強い物理的分析に行き着きます。それによって鼓舞された人間描写は、彼の絵画や素描に明らかです。
体系的に表現を分析することによって、心の動きの原因を理解することは、自然界を支配する厳しい法則を発見する為の、唯一の方法でした。
この知識は、広大な自然を描こうと努力する画家にとっては、欠くことのできないものなのです。

1. The elements and the four "powers" of nature

2. The "pyramidal" law

3. The chimera of perpetual motion

4. The motion and force of man

5. The motion and force of the elements

6. Harmonic and programmed motion

7. Motions of consumption

8. Motions of the mind


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[The science of painting]

ダ・ヴィンチにとって、絵画は科学の中でも最高のものです。遠近法の数学的原理を基盤として、経験を再確認し、普遍的な知識によって育まれるものであるから、です。
画家の基本的な道具は、心とダイレクトに連結し、よって魂とも繋がっている、目であります。
”絵画の科学”は、目を通して、自然から精神へと移動し、手によって、精神から絵画へと写される過程を通して、成り立っています。
絵画は”思想の伝達”であり、自然というものを完璧に写すもの、そしてその上、他のフォルムを永遠に創り続けられるものなのです。

1. The machine of sight

2. Depicting the human body

3. Shadows, lights and colors

4. Aerial perspective

5. The universal mind of the painter


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The Tech Museum of Innovation
Leonardo: 500 Years into the Future

September 27, 2008 - January 4, 2009
201 South Market Street
San Jose, CA 95113
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by senrufan | 2008-11-19 10:00 | Trackback | Comments(2)
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Commented by すれっぢ at 2008-11-21 23:44 x
30,000平方フィートは2,787㎡です~。でもって845坪ってことは
1689畳になります~。すごい広間ですね・・・あ、違った。

ダビンチっていうと真っ先に思い出すのが、昔ANAがマークに使ってた
螺旋ヘリコプター・ですね~。ほんとなんでもこなしちゃう、どんな人
だったのか???です。
Commented by Miyuki at 2008-11-22 12:34 x
*すれっぢさん
わーい、計算してくださってありがとうございますー! すっかり他力本願な今日この頃。845坪かあ、広いはずですわあ。

私はずっと前から、「ダ・ヴィンチ=宇宙人or未来人」説に傾いております。何かの間違いでこの次元に入り込んでしまった人ではないかと。(大真面目)


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