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噴火によって昭和新山誕生(1944年)
東北新幹線、大宮~盛岡間開業(1982年)


楽やせ成功!?「朝バナナダイエット」

朝食に、フルーツだけを沢山、とか、豆乳+野菜ジュース、とかといった食べ方が増えてきているような。フルータリアンやローフードニストは勿論のこと、ダイエット目的の方も多いようで。
こちらの朝バナナダイエットも、「朝は排出の時間」という原理を元に、酵素の多い食品を効果的に摂取する、という原理で共通しますね。

でも、バナナのようなカリウムが多い食品って、むしろ冷えを促進するという意見もあるので、ほんとにこのテの健康情報って、どれを信じていいのやら。

* * * * *

【買い物】

ベジタリアン、オポ・ベジタリアン、ラクト・ベジタリアン、ヴィーガン、ダイエタリー・ヴィーガン、ペスクタリアン、フルータリアン……
あああ、挙げていけばきりがない。かくも食とは、存在理由の根本に在るものなり。



その中で、日本では比較的耳新しいものが、Raw foodizum(ローフーディズム)。ゴーインに訳すと、「生食主義」
Raw food(ローフード)という言葉の方が、より一般的だな。
初めて聞いた時は、ナチュラル・ハイジーンの別名?と思ったが、なにやらその延長上にあるものらしい? や、それもまだ良くわかってない(殴)

とにかく説明としては、「素材を48℃以下の低温で調理し、生やそれに近い状態で食べる食事法」のこと。
なぜ低温調理か、というと、食物に含まれる栄養素を、熱で破壊することなく体内に摂取するため。
この場合の栄養素とは、ビタミン、ミネラル、そして何よりenzyme(酵素)。
こういったものを身体に取り入れることで、細胞を活性化させ、体内での消化吸収がよくなり、基礎代謝もアップする、というのがざっくりとした説明です。

野菜と果物中心、それもなるべくオーガニックのものを、というところで、マクロビオティックと似ている、という記述を見かけたことがあるけれど。実はその逆で、マクロビではローフードは薦めていないんだな、これが。
マクロでは「食べてはいけない」ものはないから、「常食はしない方がいい」という範囲でね。


しかしそこで、全く何も考えずに食べてみようとするのが、ここにいるナンチャッテ・マクロビアン母子であったんだ。


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我が家から北方面、サンフランシスコとの間ぐらいにある市のダウンタウン。ここには、とあるベーカリーに2回ほど行っただけで、全然知らないのだけど、オシャレ度の高い場所らしい。
メジャーブランドの店なども並ぶメイン通りの、ちょっと横道に入ったところに、ちっちゃなその店があるんだよ。

店の名前のQue seRaw seRaw
かの有名なドリス・デイの歌、「ケ・セラ・セラ(Que sera sera)」、だと思うんだが、これは当然正しいスペルではなく、ローフードのRawとかけてあるんだよね、きっと。
その可愛らしさとフレーズから、ついついあの歌を口ずさむ。といっても、「ケ・セラ・セラ~♪」のところしか知らないんだが(殴)

お店の中もとてもこじんまりしてて、品物はガラスの冷蔵ケースに並べられている。ケースの後ろの作業台で、オーナーと店員のお姉さんが、音楽に合わせて踊りながら(ほんとだよ)、せっせとアイスクリームらしきものを作ってる。
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ここの食べ物は全て、ヴィーガンフードでローフード。だからどの品を選んでも、お嬢も私もオッケーで。メニュー全てが選択の範疇なんて、初めての経験じゃなかろうか。(大歓喜)
となれば、なるべく沢山食べてみたいのが人情というもの。財布が軽くなるのを覚悟で、あれもこれもと頼んでみた。
カウンターに積み上げられた量に、オーナーが、「まさかこれ全部、一人で食べるの!?」と驚いたぐらい。いえいえ、とんでもない、2人分の昼食+3人分の夕食も兼ねてます。

1パックが$5.00~7.00の値段で、ぱっと見は量からしたら高めのように感じたけれど、帰ってお皿に出してみたら、意外とたっぷり入ってる。少なくとも、私一人では1パックでも十分なぐらいで、昼食が$6.00と考えれば、そこらのレストランよりお得だよね。


買ったものの一覧は。
1. Vegetable Lasagne
2. Green Olive Pizza
3. Mock Tuna Pate
4. Nori Rolls
5. Cream of Celery Soup
6. "Cheese" Cake (Chocolate)

どれも基本材料は、野菜・天然塩・ナッツ類・スパイス。これで、チーズやピザ生地までも作ってる。
ナッツの種類の豊富なこと。マカダミア、カシュー、くるみ、ひまわり、アーモンドなど、料理にぴったりなフレーバーのものを選んで使っているんだね。
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ラザニアは、ズッキーニのしゃきしゃき感が快く。マリネラソースは、ヒマラヤソルトが生&ドライトマトの甘さを引き立ててる。

甘いチェリートマトがのったピザの生地は、ズッキーニとカシューが材料だって。この生地だけでも食べたいぐらい。タヒニ(白練り胡麻)がベースらしいチーズはコクがあって、オリーブのタプナードとの相性もぴったりだ。

Mockとは”もどき”の意味なんだけど、ほんとにツナかと思う味わい。日本のツナサラダと違って、こちらでは良くツナにセロリを混ぜるから、セロリの個性がモノを言って、より一層似ているように感じたかな。
これだけ食べても美味しいけれど、パンにつけて食べたら、もっと美味しい。

Noriに巻かれているのは、アーモンドとひまわりの種に、タヒニやレモン、ガーリックなどを加えたパテ。中心にきゅうり、にんじん、アボカドが。
これもツナペーストに近い舌触りだけど、味は一段穏やか。

セロリスープは、うわあセロリだー!と叫んだぐらいに、濃厚な風味。
それにアガベネクターと胡椒が入ってて、飲んだ時は甘いのだけど、後味がぴりっと辛い。

デザートの”チーズ”ケーキは、むしろチョコレートタルトと言った方がいい。
とてもこってりしたチョコレート、材料をチェックするのを忘れたので、何を使ってるかわからないけれど、おそらくこれも、ナッツをペースト状にしたものがベース。一口で十分なぐらいの濃い甘さだけど、身体には穏やかに作用する。
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生野菜やフルーツは、身体を冷やす効果が大きいので、冷え症の人はあまり食べない方が良いのだよね。特に南国原産のものは、その土地に合わせて、身体を冷やす効果が更に高くなる。
だから熱帯に暮らしているわけではない私などは、摂る量や時期、タイミングを考えた方がいいのだけれど。

この日はたまたまとても暑く、おかげで初体験のローフードは、どれもこれも美味しいものばかり。特にチーズは、レシピを探そうかと思ったぐらい。
暑さとローフードへの興奮で(……)ほてった体に、少しずつ沁みてきて、段々と身体がちょうど良い具合に、冷めてくるのがわかったよ。

だけど、やっぱり身体が言いかけるのは、冬に食べるには向かないなあ、と。
冬には温かさが欲しいよなあ、と。


一年中、ローフードも美味しく食べられたらいいんだが、冷えに悩む私には無理そうなので。
あと、ローフードは、どうしても作るのが大変そうなので。
夏の間にまたこの店に来て、今のうちに舌鼓を打っておきたい。これも季節の旬の味。(そうなのか)


追加記事があるので、この次に。


QUE SERAW SERAW's RETAIL STORE- Fresh Food to Go
1160 Capuchino Avenue
Burlingame, CA 94010
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by senrufan | 2008-06-23 11:25 | Trackback(1) | Comments(8)
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Tracked from shina_poohな日.. at 2008-07-10 04:44
タイトル : No.499 ローフードってご存知?Que SeRAW ..
ベイエリアの無料生活情報誌「eじゃん」で紹介されていたお店 Que SeRAW SeRAW。「ケ・セラ・セラ(Que sera sera)」に掛けてるんだね。「eじゃん」にはローフードという言葉は出てこないけど、それを紐解いてくれたのが我らが健康食の母(もとい、食の姉)Miyuki サマ。Miyuki さんのブログを読めば私なんかがブログにするのは恥ずかしいんだけど、まぁ、素人なりに簡単に。(まずは引用。おい。) (Miyuki さんブログ引用:) ローフード(Raw food)とは、「素材を...... more
Commented by すれっぢ at 2008-06-25 22:20 x
こんなお店まで既にあるんですね~。さすが、ベイエリア・・・進歩的。

最初にRawフードの話を聞いたとき、を~!日本人向けじゃんって
思っちゃいました。なんでも刺身で食べちゃうし・・・肉や内臓
(レバ刺しね)まで(笑)よ~く話を聞いたら全然違ってました。

でも、なんか「はじめ人間 ギャートルズ」の世界を想像してしまう、
発想力のなさです。

Commented by frogfreak at 2008-06-26 04:11
どこどこどこーーーっ!と思いながら読んでいてびっくり。BurlingameはBurlingameでもBroadwayなんですね。全然そんなお店の存在知りませんでした。今度行って見なきゃっ!
RAWフードの考え方は一時期大ヒットした新谷先生の"病気にならない生き方〝のスーパーコエンザイムな考えですね。細かいところは違うけど、いずれにも共通する部分が多いです。つめたーいお水は飲まないほうがいいとか、動物性蛋白はとらないほうがいいとか。何事も極端はいけませんから、少しずつ取り入れていこうっと・・(実は勉強するのが面倒なだけな私)
Commented by shina_pooh_at_sfo at 2008-06-26 04:35
きゃーーー♪行かれたんですね。eじゃんに載ってたとこですよね。さすが行動派のMiyukiサマ!嬉しい!こんな小さいお店なんですか。Whole Foodsくらいの規模だと思っていました。どうだろうなぁ。ジャンキーな私にも美味しいと思えるかなぁ。

生野菜や南国フルーツは体を冷やす作用があるんですね。最近生野菜ばかりかじっていて、この猛暑でも寒さを感じる体。気をつけます、ハイ。

私もfrogfreakさんと同じで(あ、一緒にするなって?)勉強するのが面倒な怠惰人。そんな私にとってMiyukiさんのブログは「存在理由の根本に在る食」のバイブルですっ!
Commented by ayumin_moo at 2008-06-26 04:36
う~ん、知らない言葉がたくさん。。。
タヒニ?タプナード?Mock?アガベネクター?
ケ・セラ・セラ~♪(歌ってごまかす)

食べ物はつくづく奥が深いですね。。。栄養面から見たらローフードは体に良さそうだけれど、その反面、体を冷やすものでもあるんですね。夏に食べるにはちょうど良さそう。私は特に暑がりなので。
いろんな理屈を抜きにしても、美味しそうな品々ですね!野菜、ナッツ、スパイスをふんだんに使っていると聞いただけでコクのある料理を想像します。チーズやピザの味の想像がつかないので、これはぜひお店に行って確かめなくては!
Commented by Miyuki at 2008-06-26 10:47 x
*すれっぢさん
いやいや、その発想がとってもすれっぢさん!(笑) 確かに日本人、刺身に馬刺し、生が得意ですよねえ。

そなんです、私も「人間って、火を使うようになったから人間になった」とどこかで思っているところが。しかし最近の食養法って、伝統的な食事に戻ろうというのも増えているので、これもアリかなー。……戻りすぎかなー。
Commented by Miyuki at 2008-06-26 10:52 x
*frogfreakさん
そです、お得意のバーリンゲームですよ~! オシャレなところを知らないまま、まずはこんなところに入っているアタシって……
新谷先生との共通点を発見されているところ、さすがとしか言いようが! そう、ローフードも新谷先生も石原先生などなど、最近内臓、特に腸の具合、つまり「便秘と冷えが病気の一番の原因」という考え方が増えてますよね~。動物性のものを避けた方がいいというのは、とかく身体に”溜まる”ものだから。でも一気に進むのはその分反動がデカいので、そです、少しずつ、ね~。
Commented by Miyuki at 2008-06-26 10:56 x
*shinaさん
そおおなんですよ、shinaさんに指摘されて初めて気づいたあの本です!(笑) 私も勇んで行ってみたものの、店の前に立って「…え?」 や、もっと大きいところを想像してたもんで。
shinaさんは、絶対このチョコケーキ、気に入ると思う!

生野菜や生フルーツもそうですが、特に砂糖とアルコール類。これらが身体を冷やしてくれます。内臓から。……なかなかやめられないけどっ!!
Commented by Miyuki at 2008-06-26 11:00 x
*ayuminさん
あはは、タプナードはオリーブのペーストのようなもので、良くピザやサンドイッチに使われるですよ。アガベは一度紹介してるんですが、サボテンからとった甘味料。私も知ったのはつい最近なのでございます……(恥)(ケ・セラ・セラ~♪)(ごまかす)

そうそう、体質によってとり方を考えれば良いことなのですよね。問題は、どの説を信じるか?ということで。ああああ、全く頭がいい人達って、色々唱えてくれるもんだから、ノーミソ極小の私は混乱してしまうですよ~~。
あ、実は身近でお試しできます、ローフード。この後の記事で紹介しますんで。


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