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手にしたと思った貴重品

漁業法記念日、青函トンネル開業記念日、サンドイッチデー
英国の天文学者ハーシェルが天王星を発見(1781年)
西郷隆盛と勝海舟が江戸城の無血開城に合意(1868年)
ウィーンで3月革命、メッテルニヒが退陣(1948年)


地球温暖化、及び石油依存への対策として、エタノールなどのバイオ燃料が注目されておりますが。
すでに色々と問題点が指摘されており、すんなりと有効手段にはならない模様で、思わず眉間にシワが寄ってしまいます。

新しいところでは、先月、米国プリンストン大学が発表した研究報告。
・バイオ作物(トウモロコシやサトウキビ)を栽培する為に、未耕作地を開拓すれば、長い間、大気から分離されていた二酸化炭素が空気中に放出される

・熱帯雨林や泥炭地、サバンナなどをバイオ作物の耕作地に転換すれば、バイオ燃料で削減できる化石燃料が排出する二酸化炭素の、17倍から420倍の炭酸ガスを放出することになる

・さらに農薬と、窒素ベースの化学肥料の流出は、汚染の拡大と水路の無酸素状態につながるかもしれない

・バイオ作物の増産は世界の食糧供給を圧迫し、加工食品と主食の価格を押し上げる

・石油価格が高止まりすれば、この価格上昇で最も痛手を受けるのは、食糧不足に苦しみ、石油を輸入している国々の人々である

……とっても目の前が暗くなる思い。

これだけ進んでしまった温暖化を、一朝一夕で修復できるような、安価で有効なカンフル剤を期待してはいけないので。
とりあえず、自分レベルでできることを、とは日々考えて実行するしかないのですが。

* * * * *

【レストラン】
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グルメで情報通の方から、お薦めと言われたレストラン。
以前教わった2軒も大当たりだったので、こちらも一刻も早く試したいと、友人2人を誘って行ってきたよ。

なんでもこのレストラン、オーナーが替わったり、シェフが替わったりしているわりに、常に一定以上のレベルを維持しているというお店らしく。そうなるには、誰か重鎮のようなスタッフがいるのか、それとも交代要員の質の見極めが上手いのか。




南の方の市のダウンタウン。メインストリートから一本離れた、袋小路的な短いストリート。これはお世辞にも良い場所とは言えないけれど、果たしてお客さんの入り具合はどうなのかな。

入った店内は、光の入り具合が柔らかく、ウェイターさん達もにこやかで穏やかな対応をしてくれる人ばかりで、オーダー前からポイント高し。
サラダ一品、サンドイッチ一品、そしてパスタからも一品。そして皆でシェアしよう。

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注文した皿が来る前に、サーブされたパン。このバゲットがすんごく美味しい。
正統派のバゲットなんだけど、皮のさっくり具合、中のクラムののびともちもち感が、とても上質で上等なの。
友達の友達によると、ここはパンが美味しくて有名な店なんだとか。大納得のご意見だ。
じゃあ場所はちょっと離れていても、知ってる人はちゃんと知ってるお店なんだね。

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最初のサラダ、Nicoise salad
いんげんとトマト、アンチョビ、ポテト、オリーブが、クリームソースと胡椒で和えてあるところに、固ゆで卵と、グリルしたツナをどん、とね。

パンの感動に浸ってるところに、またこのサラダの感動が。ポテトの茹で具合もほっこりと、卵もばっちり、アンチョビもちょうど良い量だけ加えてある。
ツナがさっと焼いた”たたき”の状態だったので、そこで好き嫌いがあるかもしれないけれど、私達には臭味もなく、十分満足。

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お次のパスタ、Vegetarian Pasta
ソテーしたズッキーニ、サンドライドトマト、ローストしたガーリック、そしてペンネ。オリーブオイルとレッドペッパー・フレークで和えて、上にリコッタチーズだよ。
あったかいうちに混ぜて、チーズをまぶして食べよう。

野菜の量が少ないのがちょっとだけ残念だけど、それをカバーするだけの良いお味。手を加え過ぎず、あっさりと、でもその手の止め具合がちょうど良い感じ。

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最後のサンドイッチ、Smoked chicken
モッツァレラチーズ、キャラメライズした玉ねぎ、エシャロットにほうれん草。
こちらが3人なので、わざわざ3等分に切ってサーブしてくれたんだよ。ここでまたもや点数アップ。

さっきのパンが絶品だったので、これはどうかと期待したら、今度はダッチブレッド? クラムはみっちりのハード系。
歯を立てたら、サクッと歯応え。ちょっと表面を油で焼いてあるような。
これも具のバランスがいいんだよ。塩味、甘味、フレッシュさ。それぞれ揃えてあるんだもんね。


料理にもとても満足したけど、私達が加えた「サービス」のポイント、これもかなりの高得点。
途中でカトラリーを替える時、持ってきたナイフをちらっと見て、汚れか何かを見つけたらしく、さっと取替えに行ったとか。
持ち帰り用の箱の、中身を区別できるよう、わざわざ手書きでメニュー名を書いてくれたとか。
ウェイターのナワバリに大らかで、どのウェイターさんを呼んでも来てくれた上、ちゃんとその人が責任もってやってくれるとか。
押し付けがましくなく、うるさくなく、皆が穏やかで手早い仕事ぶり。それがますます居心地良くしてくれるんだね。

お客さんも途切れることなく訪れて、いつの間にやらほぼ満席。
うん、ちゃんと皆も知ってるんだ、ここが良い店だって。

一緒に行った友達も大満足の模様。
今度はお互い、家族を連れて来たいもんだね。

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帰宅してから、このレストランを教えてくれた方に、喜びとお礼のご報告。はい、私が尊敬するYまばとさんでございます(愛)

そしたら彼女から聞いた、大変ショッキングなニュース。
せっかく知ったこのお店、なんと3月半ばで閉店するという話らしい
その後に入るレストランも、もう決まってるんだって。そんな、うっそー、やめてくれーー(悲鳴)

今時点では大丈夫だったから、もしかしてもう少し延びたのかもしれないけれど。
大急ぎでもう一回行くとすれば、事前に電話で確認した方が安全かもしれん。
あーあ、あーあ、出るのはため息ばかりだよ……


Café Marcella
368 Village Lane
Los Gatos, CA 95030
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by senrufan | 2008-03-13 13:07 | Trackback | Comments(13)
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Commented by まきりん♪ at 2008-03-15 14:51 x
ナイスなレストランでしたね~
サービスが行き届かない店の多いカナダから見ると羨ましいようなお店。
お料理もみんなおいしそう!
Commented by マミィ at 2008-03-15 16:31 x
ほぉ、サンドイッチを3人分に切り分けて出してくれたり、ナイフを取り替えてくれたりと、本当に心地の良い行き届いたサービス!料理も美味しそうだしとにまにましながら読んでいたら・・・が~ん、閉店ですかい!こんなに良さそうで人気のお店が!う~ん・・・次の店が楽しみだ。←切り替わりの早い女。
Commented by peartree22 at 2008-03-15 17:08
えー、残念です(涙)。このお店もMiyukiさんとご一緒したいレストランリストの上に書きかけたばかりでしたのに。
CAが懐かしいことのひとつに食事どころのサービスがあります。
私の場合は主にナパ・ソノマ、SFですが、食事をしてどこで食べても
まず笑顔で迎えてくれて、サービスも過剰すぎずでもでも心配りがよくって。あまりの居心地のよさゆえに、外食が増えてエンゲル係数がうなぎのぼりになったことか(笑)。
チップ制度のもたらすものであるとしても、プロとしての意識の高さが
あると思うのです。これはレストランだけでなくスーパーのレジ係りの方などにも通じているなぁと感じてました。
それにしても本当になぜ閉店なのでしょうね。
場所を移転してとかならいいですけれど。
Commented by すれっぢ at 2008-03-15 22:31 x
今回は量も十分なようで、自分でも楽しめそうです。
ツナの焼き具合も日本人好み・・・食べてみたいな~。

レストラン、働く人も経営者も水商売とは良く言ったもんで、
ほんとコロコロよく変わりますよね~。
Commented by やまばと at 2008-03-16 00:27 x
ええと…、(愛)のほうはありがたく頂戴いたしますが、「尊敬」というお言葉には問題が。
もしよそ様のお役にたつとしたら、それは「あんなヤツだけにはなるまい」という反面的存在
としてかなあという私などには、もったいないので、大事に大事に梱包して(+利子もつけて)
今度お返しにあがらねばと。。。。。。


レストラン業界(特にシェフ)の動きは、IT業界をも凌ぐのではというスピード感があって、
利用客の立場としては活気があることは歓迎、と思うと同時に、それぞれの業界で
活躍している人々の努力や苦労も並大抵のものではあるまいと想像したり。
…とか言うわりに、外食中の文句の多さはナニ?と、家族につっこまれそうですが(汗)。
Commented by やまばと at 2008-03-16 02:43 x
(すみません、また言葉足らずだった気がして ↑ 追加をさせてください。)
私も、お気に入りのお店(に限って…疫〇神?かしら?)が閉店、あるいは
シェフの交代でメニューや味付けが変わって寂しい思いをすることはよくあります。
上記コメントの下半分は、それでも敢えて、ということですので。いつもながら私の文章
わかりづらくて本当にごめんなさい~。
Commented by Chico at 2008-03-16 10:54 x
あらっ、またロスガトスですね♪
ここ名前は知っているんだけど、まだ行ったことが無いんです。
あっ、でももうすぐ閉店なんですね。残念!

レストラン業界の動き、やまばとさんも言っているように、シェフや幹部が変わるのなんて日常茶飯事であります。そしてレストランのオーナーが、借金を抱えてオープンしたのもつかの間、返済などでやりくりできないってことも多いみたいです。
ちなみに私が働いた限りではシェフは最高でも2~3年、早くて1年くらいで変わっています。
そして、そんな事を言っている私でさえもアメリカ滞在6年にして、なんと3度の転職をしています。よそのレストランからのヘッドハンティングの関係もあったりするのですが、、、。って言うか、この業界、みんなどこかで繋がっているんです。なので”うちで働かない?”みたいなお誘いって、本当に多いんですよ~。
アメリカの会社って、日本と違って終身雇用を重んじていないし、名前の知れたレストランで働くことで、キャリアがアップすると言ったところでしょうか。
っと、長くなってしまってスミマセ~~ン。
Commented by Miyuki at 2008-03-16 11:29 x
*まきりんさん
そう、美味しくてサービスも○という、当たり前のようでいて貴重なお店でした。……って、すでに過去形にしつつある(涙)
Commented by Miyuki at 2008-03-16 11:31 x
*マミィさん
切り替え、早すぎーーっ!(爆笑)
でもそですよね、とりあえず次のお店を楽しみにするしかないんですよね~(ため息) あーあ、どうせなくなるなら、こんないいお店じゃなく、あそことかさあ、あそこでもいいのになあ。(ぶちぶち)
Commented by Miyuki at 2008-03-16 11:34 x
*ちゃんさま
ねー、ほんとに残念です。知ったばかり、というのがまたなんとも(泣)
居心地が良くてエンゲル係数が!(笑) それはでもわかるなあ。普段料理する身としては、まず上げ膳据え膳というところでポイントアップなんですよね。それで良いサービスであれば、さらにハナマルですよねえ♪
プロ意識の高さ、うんうん、それは絶対理由の一つですな。そして対するこちらも、それにどれだけチップを払うか、ちゃんと自分で計算して決めなくてはいけないのですが。……電卓使ってさえ間違いかけるノータリンがここにいます……
Commented by Miyuki at 2008-03-16 11:38 x
*すれっぢさん
はい、量はダイジョブでした!(笑) 確かに日本人好みの焼き具合でしたね。
私はあまりリピートしないので(せっかくの貴重な外食の機会は、新しいところ開拓に勤しんでしまうのです)、シェフやスタッフが代わるというのを、あまり実感したことがなかったのですよ。なので、今回はまた勉強になりましたです。
Commented by Miyuki at 2008-03-16 11:45 x
*やまばとさん
ええー、私のこのふつふつと湧き出てやまない、尊敬の念をいらないとおっしゃるですか!? 私のこの気持ちの行き場は一体……!(よよよ) じゃあ、愛の方で迫ってみることにしよう。あ、やまばとさんの悲鳴が聞こえる。

わかりづらいなんてとんでもない! またまた教えていただいたなあvvという、ありがたいコメントでございます~(再び愛)
愚にもつかないレストラン日記なんぞ書いておりますが、本当のところは、そうやって何度か通わないと見えないことが沢山あるのですよね。そういう意味では、一期一会のランチタイム?(オオゲサ) でもそう思いながら、もっと大事に料理をいただかないといけませんなあ、私こそ。と、しみじみしてしまいました。
Commented by Miyuki at 2008-03-16 12:00 x
*Chicoさん
お、さすが、名前は知ってらっしゃるですね~。そう、閉店なので、行かれるなら今しかないようです……くーん、寂しー。

書いていただいたこと全て、すっごく興味津々で読ませていただきました! こおゆうことを実際の現場の方からうかがえる機会なんてないから、すごく嬉しいです~vv
変わる早さにびっくりです。確かに転職当たり前の米社会ですが、シェフも2~3年サイクルとは。となると逆に言えば、新しい店に行ったら、なるべく早くに力量を示して、成果を上げていかないと、というところなんでしょうか。旧人類のワタシは、つい先輩の怒号の元、黙々と修行を積み……というイメージがあったのですが(笑)、んなのとんでもねー!って世界なんですねえ。はああ、こりゃあ大変だあ。
その中で、そうやって3回も転職できるChicoさんは、それだけの成果を見せて、繋がりを作って、お誘いを受けるだけの技術を持ってらっしゃる、ということですな! ますます後光がさして見えます。(真顔)


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