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どこまでその腕を広げるか

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国宝の松山城が放火で焼失(1949年)

* * * * *

【レストラン】
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グルメ~、な感じのレストランが、いつの間にやら地元にできていたらしく。新聞のレビューなどで見かけるようになって、なかなか良い評価らしい。
しかしこおゆうオサレっぽいところは、どーもこう、腰が引けるというか。
なので、またもや他力本願に走る。グルメなYまばとさんのバックアップを得て勇気凛々、張り切って行ってきたのだよ。




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元々はギャラリーだった場所が、隣がほのぼの木のおもちゃ専門店の場所が、やたらモダ~ンな、白黒モノトーンの場所に変わってた。
ドアを開けて入ってみたら、従業員の皆まで白黒だった。(や、制服がね)
ウェイターさんの態度まで、一般店に比べて気取り度3割増し。

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来店前に、Yまばとさんも私も、それぞれこの店についての下知識を別記事で得ていたので、しばし交換など。
詳しくは店のサイトにものっているので、ここでずらずら書く必要はないから、まあざっとだけ。

オーナー夫妻とも華やかな経歴を持つシェフ達で、妻はフロリダのRitz-Carltonから始まり、La Folie、Gary Dankoなどのサンフランシスコの有名レストランで修行。
ショコラティエ&パティシエの夫は、サンフランシスコのリッツ・カールトン関連の店の数箇所で修行を積み、Pebble BeachのThe Lodgeのシェフを経験。
彼らに加えて、もう一人のシェフも、サンフランシスコやナパの有名レストランを渡り歩いてきたツワモノ。
これだけのメンバーがそろったレストランというのが、一体どういうレベルのものか、素人ながら体験したいという好奇心で、今日来てみたのであった。

オーダーしたのは、前菜2種&メイン2種。
レビューで、「どれも少量だが、驚きに満ちている」というコメントがあったので、少食の2人でも大丈夫そう、という期待から。


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まずサーブされたパン。丸いプチハードブレッド、プレーンとオリーブの2種類。こういうところからスタートね。

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前菜が同時に運ばれる。
まずは全体図の写真をご覧下さい。ほ~ら、こんなに可愛い大きさです。(誰に向かって)

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一品目の、Caramelized Scallop, porchini mushroom-leek stew
いや、小さいとは思っていたが、ほんとだわ。まさかホタテ1個でくるとは思ってなかった。2~3個はのってるだろうと思ってた。

しかし味はうん、確かにしっかりしてる。ホタテは程好い歯応えが残してあるし、シチューもコクのあるまろやかな出来。
と思うんだが、2人で分けたら2口でなくなっちゃう量なので、果たしてこの判断は正しいのか。

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もう一皿は、Butternut squash risotto, parmigiano-reggiano, fried sage
カボチャの風味より、こってりとしたチーズが前面に出ている一品。クリーミーさは申し分なく、米も柔らかすぎず固すぎず。
ただ、冷めてくると、ちょっとしつこく感じてきたのも事実。


メインも二品同時に運ばれる。
一品目に思わず歓声。や、いろんな意味でインパクトが。

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Quail stuffed with brioche and foie gras, pan fried polenta, tararagon veal jus
うずらの丸焼き、フォアグラとブリオッシュの詰め物入り。客に向かって踊っているように足をクロスさせたうずらがいじらしく、しばしナイフが入れられず。

しかし気を取り直して、潔く真っ二つ。右と左に泣きわかれ。
肉は、ミディアム・レアぐらい?という焼き加減。こんな小ささで、意外と味が濃いのに驚く。
中身はうーん、私ごときの舌では、どの辺がフォアグラなのかわからない。(豚に真珠)

b0059565_12584255.jpgソースがかなりこってりとコクがあり、添えられたほうれん草もしっかり味付けしてあるので、その分ポレンタは無味。この辺りのバランスは良いかな。

でも白状すると私達2人の感想は、「油っこい」というのが正直なところ。
ブリオッシュというバターたっぷりのパンと、脂肪分の塊のフォアグラの合わせワザ、というのがなあ。贅沢な組み合わせとはわかっているんだけど。まあ、これも好みなので。

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もう一品は典型的なランチメニューで、Grilled vegetable sandwich
やはりハードなフレンチロールに、でっかいポルトベロ・マッシュルーム丸ごと1つ、なす、ベルペッパー、そしてトマトの組み合わせ。

b0059565_130487.jpgグリル野菜は、じっくり焼いてくれれば、それだけで絶妙の甘さが出てくるものだけど、それを期待してかぶりついたら、あら違ったじゃないの。
ベルペッパーは甘くてそのままで良いのだけど、ポルトベロにかなりしっかり塩辛い味がつけられていて、かえって野菜のうまさを邪魔している印象。
バンズにバジル風味のアイオリソースがすでに塗られているので、ここはもうシンプルで良いような気もしてしまう。

でも茄子はとろ~り、トマトはフレッシュなままなど、これもトータルバランスに色々と気配りしている様子がうかがえて、こういうところの完成度がさすが、と思う。


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そして店内のスイーツコーナー。
ボンボンやトリュフのチョコレートが、何種類も並べられていて、その美しさに思わずため息。1個単位でも買えるし、詰め合わせもOK。
チョコ以外にも、ブラウニーやクッキー、カヌレなど。この辺りはアメリカンサイズの品揃え。
そして私のもう一つのお目当て、クロワッサンを含む、デニッシュ類も幾つか。
どれも2~3個ずつ、気を使って丁寧に並べられていて、ディスプレイに凝っている。

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ケーキもショーケースにずらりとね。
こちらもアメリカンサイズで、1個あたり$5平均ぐらい?
迷ったけど、とりあえずプレーンクロワッサン、アーモンドクロワッサン、ブロンディを1個ずつ買ってみた。


全体的な感想を言うと、店の建物から料理から従業員まで、全部に手を抜かないでハイレベルを目指しているところ。
オープンキッチン、バー、プライベートルームと、建物のスペースは決して広くはないけれど、逃さず揃えてあって、整然と提供できている。
ランチにディナーにバーもご提供、ペストリー類の販売は朝8時から、ケーキ類もお菓子もどうですか。盛り沢山以上の内容だ。蛇足ながら、トイレも大変きれいでございました。

しかしそのトイレに行こうと席を立ち、通りすがりのテーブルから聞こえた声。
「これじゃあ、絶対足りないわ!」
うん、確かに、一般的に高級店と呼ばれるところでも、量はもっとあるよなあ。果たしてこれで、地元民にウケるかな。

ざっとメニューを見たところ、どうやらランチにはディナーと同じものが沢山あって、お値段が安くなっている。なので、ディナーだともう少し増量か?
そう思えば、私達だったら、安くて種類を試せるランチの方が、お得感があって嬉しいよね。

レビューによると、ワインもかなり高級なラインをそろえているとのことでした。


Shokolaat Restaurant & Pattisserie
516 Univercity Avenue
Palo Alto, CA 94301

ということで、駆け足レストラン記録は一旦ここまで。もう飽きちゃったよママン……(殴)
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by senrufan | 2008-02-27 12:50 | Trackback | Comments(18)
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Commented by shina_pooh_at_sfo at 2008-03-03 14:11
駆け足レストラン記録、お疲れ様でした。私も最近お疲れ気味で、、気が乗ってて時間もあるときのほうが、レポートにしても楽しいですよね。(そこまで記憶が残っていれば・・・の話ですが。)

ここ!ベイスポの「エルカミ街道をゆく」で特集されてたチョコレート屋さんですね!Shokoraat はペルシャ語でチョコレートを意味するんだとか。お食事のほうは、様子から伺うと西洋人向けかもしれませんね(笑)でも、チョコレート目指していってみます♪(でもですねぇ、、先日来、カカオよりキャロブの味にはまってまして、、)
Commented by さく at 2008-03-03 15:00 x
これってあのおもちゃ屋の隣なの?
なんか隣にさえないベーグル屋さんがあった?
ふーん、あのへんしばらく行ってないよなあ、そういえば。

こういうおされ感100%のところは、敷居が高くて、
なかなかまたげないんですが、
うずらの足のクロスがちょっと微笑ましい感じもしますね。ぷぷ

なんか仕事が一段落したらおいしいもの食べたい。
お付き合いしてくださーい。
Commented by あつゆき at 2008-03-03 15:19 x
これってもしやPlay storeのおとなり。
何年もいってなかったけどこんなレストランになっちゃたんですね。
Commented by peartree22 at 2008-03-03 16:20
駆け足とはいえ、丹念なレポートで、このようなレストラン巡りはもうとーんとご無沙汰なので(涙)、楽しく読み、お腹を鳴らせ・・・。
うずらの足クロス、かわいらしいです♪

私は↓のベトナミーズ行ってみたいです。夫がベトナム料理やタイ料理が苦手なもので、久しく食べてません。こうしたレストランは女同士がいいなぁと思います。
Commented by マミィ at 2008-03-03 20:59 x
あははは、最初のホタテで大受け。これっぽっちぃ?って。
それから次の鶉料理でおっ!と目を見張り画面に釘付け!クロスした足がとってもお洒落で、またなまめかしく食欲をそそりますな~。これだけでもう80点はあげちゃいたくなるけれども・・・脂っこかったかぁ、そうか、そりゃ減点だ。私も脂っこいのと味が濃いのは苦手なんだな~。
で、クロワッサンはいかがでしたかにゃ?
Commented by すれっぢ at 2008-03-04 02:58 x
シェフ3人の経歴→給料高い X 3→量少ない・・・・大変うなずけます。(笑)ホタテ!!1個出し・・・すし屋かよ?

アメリカの味はともかく、量は凄いぞって神話(勝手に作ってますが)
も変わりつつあるのですね~。シミジミ

Commented by まきりん♪ at 2008-03-04 02:59 x
この量だったら大食漢の多いアメリカでは満足感は得られませんよね。その分、お味はこってりなんですね。

カヌレって初耳だったので調べてみました。

フランスのボルドー女子修道院で古くから作られていた菓子。蜜蝋(みつろう)を入れることと、カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼く・・・鍋で牛乳を沸騰させ、そこにラム酒、バター、砂糖、薄力粉、全卵、卵黄、バニラを加えたのち生地を漉して半日寝かす。カヌレ型に蜜蝋を塗り、休ませておいた生地を流し込みオーブンで焼き上げる。

なるほど~こんなお菓子を売っているのですね。これは一度頂いてみたいですね。

そして、ブロンディとはブラウニーのホワイトチョコレート版。ブラウニー同様、アメリカではおなじみの焼き菓子というのも知りませんでした。このブログでお菓子の見識を広げさせて頂いてます。
Commented by Miyuki at 2008-03-04 13:16 x
*shinaさん
や、もう私の場合、ブログ自体へのやる気の問題が(ごほごほ) shinaさんがいっぱいアップしてくれるから、書かなくてもいっかー、なんて思ってます。(プレッシャ~~)

ベイスポにものってたんだー! 私は市の新聞で知ったのですが、そうか、そっちもたまには見なきゃいかんなあ。うん、スイーツレポはまかせました!
キャロブ、気に入ってくれたのですね♪ あれはヴィーガン食に慣れた人でも、好き嫌いがある食材なのですが、私も最初から気に入ってしまって。嬉しいなvv
Commented by Miyuki at 2008-03-04 13:19 x
*さくさん
ベーグル屋さんは覚えてないけど、そう、あのおもちゃ屋の隣。ろう粘土が買えるあそこの。すんごいコントラストを醸し出してるよ(笑)

かわいっしょ、このうずらちゃん♪ でもね、これも握り拳ぐらいの大きさしかないの……そう思ったら、足のクロスさえ「媚び」に見えてくるという。
おお、いつでも声かけてくれ! 両手を広げて待ってるわんvv
Commented by Miyuki at 2008-03-04 13:19 x
*あつゆきちゃん
さすが、Waldorfメンバーは知ってるねー(笑)
そう、こんなんになったのよ。
Commented by Miyuki at 2008-03-04 13:21 x
*ちゃんさま
私のレストラン巡りは、全て「ランチ」というところがミソなんですよ。お高いけど充実した「ディナー」には行けない、庶民のささやかな贅沢なんでございます……(そっと涙)

女同士、楽しいですよね~♪ 共通の話題たっぷりですもん。
Commented by Miyuki at 2008-03-04 13:25 x
*マミィさん
ね、ね、これっぽっちなんですよおお! 直径3.5cmぐらい(ほんとか) うずらちゃんも、手のひらサイズでしたしね。でもおかげでぎゅっと詰まった濃厚ランチタイムでしたわ。それでも残して娘の為に持ち帰ったのに、彼女は「どれも濃い、油っこい」と食べませんでした。くそう。

クロワッサン、焼き方は良かったんですが、これもバターが随分と入ってるな~、というお味でした。そうだった、クロワッサンレポが……!(蒼白)
Commented by Miyuki at 2008-03-04 13:26 x
*すれっぢさん
わははは、相変わらず鋭い洞察、お見事です!! そうか、給料にとられるのか!

いやいや、この一軒がたまたまそうだっただけで、その神話は全然!崩れてないと思いますぞ。
Commented by Miyuki at 2008-03-04 13:28 x
*まきりんさん
わざわざ調べたものを貼っていただいて……(苦笑)
カヌレは、フレンチベーカリーで良く見ます。ブレッドプティングに似た味と食感で、美味しいですよ♪ ブロンディは、まあ結局アメリカ~ンなものなので、味もその手のもの、とお考え下さい、たはは。
Commented by うーら at 2008-03-04 19:06 x
あはは!確かにアメリカの方の胃袋は満たされないのかも(笑)
日本人ならこの量でも満足できそうですよね〜(わたしには足りないか? )
グリル野菜のサンドウィッチが個人的に惹かれるなぁ〜〜〜♪
プチパンにも!
って、パンばっか(笑)

スイーツもチョコレートが1個単位で買えるのっていいですよねー。
箱買いしちゃうと、食べちゃうんですもん!
あ〜そろそろお腹空いてきましたぁ(只今仕事中・笑 19:00でーす)♪
Commented by Chico at 2008-03-05 01:48 x
ここ、うちの同僚から”すごいチョコレートショップのレストランがあるから行ってこい(ちなみにメキシコ人)”と言われていたレストランです。
このペーストリーシェフに何度かお会って、試食用にチョコのギフトをいただいたのですが、チョコは結構美味しかったですが、買うには至らないかも。
実は私はこう見えても、フォアグラがあまり好きでないんです。
トーストしたブリオッシュと一緒だったらいいけど、スタッフィングだと脂っこくなっちゃってアウトです。
そしてポレンタのフライ、大好物なんですよ~。(カロリーは見ないことにして、笑)
今度、下見に行ってみようかな?
Commented by Miyuki at 2008-03-05 13:22 x
*うーらさん
そう、これはアジア人向けの量ですよね~! なんせホタテ1個ですから(笑)
いやいや、実は私もここのパンは気に入ったですよ♪ こおゆうハード系パン、こちらのはどっしりして美味しいのが多いのです。

日本の有名チョコレート店だと、1個いくらぐらいなのかなあ? ここは$2.50とかで、庶民のアタシは「高っ!」と思ってしまって、とほほ。
お仕事お疲れさまです~(肩もみ光線) それだけお仕事もされてて、更にあれだけのお料理とレシピとブログ……やっぱりうーらさんはタダモノじゃないわっ。
Commented by Miyuki at 2008-03-05 13:25 x
*Chicoさん
おお、さすが同業界、そうやって繋がっていかれるのですね~! Chicoさんの評価が聞けたのは私達にはラッキー♪ じゃあ買わないっと(おい)
なるほど、スタッフィングだと更に油っこくなるもんですか、あれって。元々私はフォアグラという存在自体が……だって肝臓ってただでさえ毒がたまるのに、あれって病気の肝臓……
行かれたら、ぜひまた感想を聞かせて下さいませませvv


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