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読書ブログ更新 : 「アルスラーン戦記」第一部

主人公の王太子アルスラーン。大層真っ直ぐで純真な、良い若者であります。できたらうちの娘の婿にしたい。(願望)

しかし、そういうキャラが主人公をはっていても、結局私の憧れの行き着くのは、知性と性悪の参謀役。影の主人公格。
なんでなんだ。やはし自分にないものを求めているとか。

* * * * *

【イベント】
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付き合いの長い友達は皆知っているはずだけど、改めて宣言すると、私は大変性格が悪いんだね

そんな私は、いわゆるマニュアル本が苦手である。子育てとか生き方とか夫婦とか、少しでも「お説教臭」「押し付け」「自己陶酔」「上から目線」が感じとれるものには、ゴのつく茶色のアレ並に鳥肌が立っちゃうよ。

当然、そんなニオイのする講演も避ける。そのテの講演を聞いて感激している人にも距離を置く。
ま、要は国宝級の自分勝手、というワケだな。(他人事のように)

だってなあ。百人いれば百通りの考えとやり方がある、と思うから。
その人に合ったことが、他人にも合うとは限らんだろう。それがまずは前提であるべきで。
だから宗教・占い・おまじないの類も、自分が信じるのは自由だけど、それを他人に強要するのは絶対いかんと思うのだ。




そんな私が、なぜ「良い夫婦とは」と名づけられた講演会に出席することになったのか。
それはほとんど主催者の方への義理、というのが本当のところ。お世話になってて、そのお人柄も大好きな方なので、その方から出席者が足りなくて困ってると言われたら、思わず「こんな顔でもよければ出しましょう!」と言ってしまうだろう。

でも実際のところ、これがすごく楽しい講演でね。これまた、お話しして下さった方のお人柄と話し振りが、とても明るくて心地よく。
「これは私の事例にすぎないからね! 恥かき覚悟で話しちゃうけど、役に立ちそうもないところはどんどん捨てちゃっていいし、面白いところは笑ってくれればいいのよ~」
60歳になったらおしゃれもお化粧も沢山しよう、それまでは最低限で、と決めていたという素敵なおばちゃま。今日は主催者の方に朝からメイクアップしてもらったそうで、若々しいお顔に生き生きした表情と声が加わって。

「頭のいい女じゃなくて、賢い女になろうよ!」
そんなモットーの元、彼女が話してくれたあれこれを、ここにざっと記しておくね。
*-*-*-*-*-*-*-*-*

うちは旦那が日系三世のアメリカ人で、国際結婚。そして息子が3人。
でもね、ほんとにずーーっとずーーっと仲が悪くて悪くて、どうしようもなかったの。子供がいたから離婚しなかっただけで、実際は冷え切った、どうしようもない夫婦。
それが、私が少しずつ自分と自分の態度を変えていって。今ではすごく仲良しで、毎日がとても幸せなのよ。だから今日は、その経験を通じて私が学んだことを話すわね。
題して、「賢い妻の幸せになる条件(10か条)」


1. 倦怠期があることを知る

きっかけは倦怠期だったわね。これがあったおかげで頭が冷えて、周りを冷静に見られるようになったの。
倦怠期、というと悪いことにとられがちだけど、夫婦の在り方を見つめ直すのに、こんなにいい機会はない、と考えてちょうだい。


2. 良いRole Modelを見つける

周りを良く見て、自分が「素敵だな」と思うご夫婦を選んでみて。そしてじっくり観察して、どこが彼らをそこまで素敵にしているのか、良く見て学ぶのよ。

私が選んだ友人夫婦は、そりゃあもうすごく仲良しでね。お互いにとても惚れ込んでいて、それを決して隠さないの。
例えば私が電話している時に、旦那が帰ってくるとするでしょ。そうすると私は電話に向かって、「あー帰ってきたわ、うちのバカが」と聞こえよがしに言ってたわけよ。そういう時にうさ晴らし。
でも彼女はその反対。電話の相手に「あ、ちょっと待っててね、彼が帰ってきたから」と、必ず旦那の方を優先するの。そして嬉しそうな声で、「お帰りなさ~い!」ってね。

自分を大事にしてくれている、とわかる奥さん、旦那さんも愛しくないはずがないわよねえ。


3. 夫の愚痴は、夫を好きな人に話す

自分がこぼした旦那の悪口に、「そうよそうよ、その通りよ!」と言ってくれる人はだめ。
そりゃあ、その場では賛成してもらえて気分がいいだろうけど、それは逆に旦那への嫌悪感をあおっちゃう。そしてヘタしたら、いきつくところまでいっちゃうよ。

旦那のことを知ってて、彼のいいところもちゃんとわかってくれている友達がいいよね。そういう人は、私の愚痴もわかってくれるし、同時に彼をかばってもくれて、バランスをとってくれるのよね。


4. 一緒にやれることを見つける

四六時中べったり・何でも一緒に、というのは息がつまっちゃうけど、例えば日曜に、「今日は○○に行こう!」とかっていいわよね。

うちも仲が悪かった頃は、お互い一緒の部屋にいることもなかったけど、変えようと思ってからは、週末に何か必ず一緒にやることを見つけるようにしたの。そして彼がしぶっても、可愛くねだってみせたりしてね。
今ではお互いがベストフレンドだから、一緒に何かをやるのが楽しくてしょうがないわよ。

そう、夫婦ってのはね、恋人なだけじゃだめ。親友でなきゃ続かないのよね。


5. 夫の仕事の会話の相手になる

これは難しいわよね。旦那様によっては、仕事のことは一切家庭で口にしない、という人も多いし。

でもね、旦那の会社関係のパーティに行った時、私は愕然としたの。周りの人が話してること、全然わかんないのよ。彼から仕事の話をされたことなんかなかったから、もうちんぷんかんぷんで。
ところがその中で、立派に対等に話している奥様がいてね。きっと旦那様は、その奥様には安心して話せるんでしょうね、会社のことも色々知ってらっしゃって。

うちの旦那はね、数年前に自分でビジネスを始めたの。その時はほんとに辛かった。元々貧乏だったけど、更にお金はないし、将来どうなるかもわかんないし。
でも彼が、自分の会社がどういう状態か、いっぱい話してくれるようになってね。そしてある日、言われたのよ。「君だけは、何があっても僕の味方だ」って。

最高のパートナーになりたいよね、配偶者の。対等で、支え合っていける関係の。


6. 夫のファンであれ

その為には、彼の一番のファンでなきゃ。そしていつもファンでいる為には、常に彼を好きで、常にいいところを見てなきゃだめよね。


7. おいしい食事を作る

やっぱり基本は胃袋でしょ!


8. Sexyであれ

別に、いっぱいお金をかけろって言ってるんじゃなくってね、やっぱり努力はしないとね。


9. 人生設計を常に話す

将来こうしたい、という話を一緒にするというのは、実はとても大事なことよね。だってそれは、お互いが未来も一緒にいることが前提としての話なんだから。
お互いの希望を伝え合って、励まし合って。だって人生のパートナーだから。


10. 稼ぐ男にする

これを全部まとめると、結局旦那を「稼ぐ男」にできるのよ。
支えて信頼してくれるパートナー兼親友兼恋人が一緒にいたら、そりゃあ怖いものなしってもんよ! 仕事もガンガンこなしちゃう。
彼がそういう風になれば、奥さんもますます幸せよね。

「頭のいい女」は沢山いる。でもね、そういう女って、どこかで旦那のことを見下してたり、いつも批判の目で見てたりするのよね。
私がほんとにそうだった。彼のやることなすこと、全てが気に入らなくて、一々あげつらっちゃって。

だけど、「賢い女」はそうじゃない。そういう女になろうとする過程で、私が気づいたことがこの10項目。何かの参考になれば嬉しいわ。
そして、皆で幸せになろうね!
*-*-*-*-*-*-*-*-*

旦那様との関係を変えようと、まずは最初に彼をほめる一言を口にするのに、1ヶ月以上かかったそうですよ。
そうやって努力して踏み出した一歩を無駄にすることなく、ここまで積み重ねてこられたおばちゃまは、話し終えられた後で、一層魅力的に見えました。

毎日の、小さなことの積み重ね。それが結婚、それが日常。
それが家族と生活する、ということなんですね。
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by senrufan | 2007-10-10 13:12 | Trackback | Comments(18)
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Commented by まきりん♪ at 2007-10-13 14:00 x
Miyukiさんと私の性格傾向は大分違うと感じていたのですが、共通点を見つけました。

<子育てとか生き方とか夫婦とか、少しでも「お説教臭」「押し付け」「自己陶酔」「上から目線」が感じとれるものには、ゴのつく茶色のアレ並に鳥肌が立っちゃう>

その通り~私もその手のものはウザくて嫌いなのです。

でも、この講演会はとても楽しめる内容だったようですね。
ユニークな点がたくさんありました。中でも、

<4. 一緒にやれることを見つける>は大切だと感じました。

家の場合は猫の散歩、週末の掃除、生鮮品のお買い物、夕食作りなどでしょうか。ちっともロマンティックじゃないけど、一緒にすると時間が早く感じられるのが嬉しい。

家の場合は、<7. おいしい食事を作る>は夫がしてくれているので、この点はありがたいです。

では、お返しに<8. Sexyであれ>を実践しようかしら?
夫が「やめてくれ~」って呻く声が聞こえてきそう・・・
Commented by shina_pooh_at_sfo at 2007-10-13 16:15
今朝も泣きながら怒鳴りあいのケンカをしてしまった夫婦です。。

"もうほんとに無理。もうほんとに嫌だ。" と思うことも多いけれど(最近多いなぁ)夜には仲直りしてる程度だから、この講師の方に比べれば・・・と思うと頑張らなきゃと思います。ええ、頑張ります。他人と比べても仕方ないのですが。

※実は、長々と愚痴コメント書いてみて、あまりにも情けなくなり消してしまいました。消して正解。何ゆえお会いしたこともない Miyuki さんに不快な思いをさせなければならんのか。すみません。

で。Miyuki さんは性格が悪いんですか?(笑)是非、それに基づいた処世術を伝授してください♪
Commented by マミィ at 2007-10-13 18:39 x
>当然、そんなニオイのする講演も避ける。そのテの講演を聞いて感激している人にも距離を置く。ま、要は国宝級の自分勝手、というワケだな。(他人事のように)

あははは、笑える。でもさ、そりゃ自分勝手というわけじゃないでしょう。自分をしっかりと持っているということで・・・と言うのも、私もそうだから弁解したいの。そう、国宝級。私はそれに加えてそういう物言いの人を前にすると笑いが出てしまうので結構やっかい。真剣に話している人を笑い飛ばしてしまうので、相手には相当むかつかれる。それも快感だったりするから、こりゃ死ななきゃ治らないね。

10か条、どれもこれもうん、うんと大きく頷いてしまったよ。こんな講演なら楽しくていいね。個人的には11条:夫に危機感を持たせるべし を加えたいな。
Commented by シーラ at 2007-10-13 22:15 x
よしっ!コレの逆目を実行したら、離婚できるかなぁ?(笑)

ねぇ、アルスラーン戦記って随分前に読んで、内容忘れてるんだけど、懐かしいなぁ・・
あれに「夢の砂喰い」って怪物出てこなかったっけ?

ミユキさんとは一度ゆっくりファンタジーについて語り合いたいよう^^
Commented by すれっぢ at 2007-10-14 00:10 x
ひ~、既に色々書かれてる~,退散だーっ!
Commented by Miyuki at 2007-10-14 11:46 x
*まきりんさん
私と性格が違う、それはとても良いことですな、うんうん。でもさすがの心の広いまきさんでも、やっぱり押し付けなどは嫌ですか~。これがまきさんの場合では、自分が確立していらっしゃるから、と思うのに、なぜ自分については性格が悪いからとしか思えないんだろうアタシ。(だって事実だから)
その、「時間が早く過ぎる」というのはいいですね~♪ そういうことが感じられるのが良いご夫婦の証拠と思うです。
あ、まきさんなら8.実行可能! むしろぜひ証拠写真を(真剣) 私ですか? 元々ないものをキープしろと言われても不可能というもんでございます。
Commented by Miyuki at 2007-10-14 11:54 x
*shinaさん
やはりご夫婦それぞれの事情がありますよね。私としてはただただshinaさんが泣いていると聞くのは辛いので、何も気の利いた言葉も言えないのが悔しいですが、せめて一緒にそばにいたいなあ、と思ってしまうのです。だからもしそういうことがあって、書くことで整理できるのなら、非公開でコメント、いつでも下さいませ! 不快どころか、それで吐き出せるならむしろ大歓迎です。真剣に。
でも夜には仲直り、というのがいいな~。お互いに感情的になれるというのは、それだけお互いだけが刺激できるものを持ち合っている、ということだと思います。時間をかけて、ゆっくり落ち着きどころを見つけていければ素敵ですよね。

処世術。うむ、それはですね、ただただ周りの良い人達にわがままを通すことで生き抜いて(極悪)
Commented by Miyuki at 2007-10-14 11:58 x
*マミィさん
あはは、笑いが出てしまうですか! それはでも良くわかります~。そう、相手が真剣であればあるほど、ずれたところに必死になっているのが滑稽でねえ。でも私も、どこかで誰かにやってるのかもしれない。そう思うとちょっと頭が冷えるです。

あ、その11カ条目、大賛成! 効果的な一発をねらいたいもんですな。
Commented by Miyuki at 2007-10-14 12:01 x
*シーラさん
あたた、そ、それは私にはなんとも!(冷や汗)
でもねえ、実際周りでは、離婚してよかったカップルも何組もいるので、ほんと、夫婦それぞれ悩んで迷って、道のり色々ですね~。

夢の砂喰い、うーん、それは残念ながらなかったかも。逆に好奇心うずうず、それが出てくるファンタジー、読みたいです~! 私もシーラさんと語り合いたい、というか沢山教わりたい~。
Commented by Miyuki at 2007-10-14 12:03 x
*すれっぢさん
ああっ、逃げちゃだめ! ぜひともここは男性側からのお言葉を聞きたいっ! まきさあん、あとお願いしまーす。(バトンタッチ)
Commented by あつゆき at 2007-10-15 00:34 x
行ってたんですね。
わたしはちょうど学校と重なっていけなかったんだけど、ご報告ありがとう。

Commented by frogfreak at 2007-10-15 06:48
うーん、目からウロコ。
結婚1年目は"げ!実はこーいうヤツだったのか!"と幻滅の毎日で、ダンナの応援団どころか、ブーイング団をやっていました。ブーイングではなくアドバイザーであるように努め、少しずつ改善されました。
謙虚であれ。感謝の気持ちを忘れない。これを忘れないで過ごしたいなと思っています。



Commented by peartree22 at 2007-10-15 08:54
え!?Miyukiさんが性格が悪い!?じゃあ、また私との共通点みつけた♪私なんておなかの中はレントゲンに写らないくらい真っ黒けっけのはず。なーんて、開き直っちゃうところがもっともいけないなぁ、私(笑)。
魅力的な方のお話というのはあっという間に時間がたってしまうものですよね。そう、やはり年を重ねて輝ける女性を目指したいものです。
そして、夫婦の倦怠期かぁ・・。まさに今、そうかもしれません。
日に日に旦那のことは後回し。まぁうちは両方おしゃべりなので、会話はまだまだありますけれど。
もっと見えるようにエールを送らねば!まずは、手抜き続きの食事から改善でしょうか(笑)。
Commented by Miyuki at 2007-10-15 12:49 x
*あつゆきちゃん
うん、行ってみました。そだよね、水曜は学校だもんね。ってことは、次回のも行けないのね~。
Commented by Miyuki at 2007-10-15 12:52 x
*frogfreakさん
わあい、日本はいかがですか? お声が聞けて嬉しい~vv
その1年目ショック、わかりますー! それなりに覚悟も準備もできているはずだったのに、現実に生活するともっと色々見えてきますよねえ。でもそこですかさず、アドバイザーに切り替えるところが、正に「賢い妻」…(尊敬のまなざし)
謙虚&感謝、ほんとにそれが基本中の基本ですね、夫も妻も。
Commented by Miyuki at 2007-10-15 12:58 x
*ちゃんさま
ふっふっふ、私に比べたらちゃんさまはちょー善人だと思いますわ~(いばるな) あんまんを見るたび、その腹黒さに親近感を覚えてやみません。
そうそう、それです、魅力的に年齢を重ねてらっしゃるところに、また魅了されてしまったのですよ~! そういうおばあちゃんを目指すなら、やっぱり日々愚痴ばかりじゃ絶対無理なんですよねえ、はああ。
特にお子さんが小さいうちは、「旦那様後回し」状態は良くあることと思うです。うちなんか、それまではケンカもしたことなかったのに、子供が生まれてから、旦那に親として望むことが出てきたおかげで、不協和音が立つようになりまして(涙) 当たり前ですが、夫婦もナマモノで、日々変わっていくものなんですねえ。とほほのため息でございます。
でもちゃんさまなら、まず旦那様の胃袋がっちり四の字固めだからダイジョブ!(笑)
Commented by usayamama at 2007-10-18 23:33
みゆきさん、少々ご無沙汰いたしました。
>自分が信じるのは自由だけど
それを他人に強要するのは絶対いにん
全くでございます!私も同じような事よく考えます。
自分に必要な時に手を出せばいいだけの話で
強要されて始めるものではないと思うんですよね。
上から目線、説教臭を敏感に察知するusayamamaは
自己啓発系も天敵でございます。
Commented by Miyuki at 2007-10-19 12:09 x
*usayamamaさん
うささん日記がアップされないと寂しい……と呟いておりました(真剣) お忙しいご様子、でも歌舞伎で心の栄養補給して下さいね~。
そして力強いご賛同、心強いですう♪ そですよね、小さな親切・大きなお世話って言葉があるだろう、と言いたくなったりね~。自己啓発系、うわ、私もダメです~。でも知人ではまった人が数人いましてねえ……(涙)


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