食と生活という環境

最近の新聞記事の中では、
イメルダ・マルコス元大統領夫人が、膝の痛みから入院していた病院より退院し、これからは矯正用の靴を履くようにと医師に言われ、
「これで堂々と靴を買うことができるわ」とコメントした
というのが面白うございましたな。
ちなみに医師は、「体重も減らすように」とも言っていたのですが、それはスルーされたのでしょうかね。


あと、ますますテロ対策が厳しくなり、更に時間がかかるようになった空の交通事情について。
夏休みのピークである7月には、全米各社で30%の便が遅れたという記録を残し、これは統計を始めた1995年以来、最低の7月記録だったそうです。

この経験を踏まえ、各航空会社では、次のピーク、つまり感謝祭の頃に備えて、乗客の怒りを和らげる為の様々な対策を打ち出す模様。

 主要路線で常に空席を確保することで、非常時のキャンセルや遅延に備える。
 セルフサービスのKIOSKを増やすことで、予約変更の乗客が列に並ばないですむようにする。
 スペアの航空機を常備し、キャンセル時に備える。
 携帯などからオンライン・チェッキングできるようにする。
 従業員の就業時間を延ばす。

各社、色々と対策をアナウンスしておりますが、「どうせリップサービスだ」との冷めた見方もあり。
飛行機がバス代わりの米国では、混雑も混乱も、日本の比ではありませんので、常連客にはさぞかしストレスの溜まることと思います。



そんな常連さんの一人、うちの旦那、今日からまたカリフォルニアに滞在です。
今度は3週間ほどいる予定だそう。

……長いじゃないか。(暴言)(だって先月は4日しかいなかったのに)

* * * * *

【パン作り】
パン教室の新学期スタート。って、別に学校じゃないんだけど。
でもでもほら、一人帰国してしまったからさ……(涙をこらえる)



その代わり、というわけじゃないけれど。ラッキーなことに、新しく加わってくれる人がいて。
しかもねえ、かーわーいーー2歳のお嬢ちゃんが一緒なんだよ! お母さんが良い方なのは勿論、娘さんがまたほんとに良い子でね~。(デレデレ)(鼻の下のばしっぱなし)
色々と怖いという自覚のある私(……)、彼女に嫌われないように、ほどよく距離を置くことを心がけたクラスの時間でありましたよ。


さて、本日習った種類のパンは何かというと。
まず甘い方のパンは、甘納豆入りの抹茶パン。成型を工夫できる、応用範囲の広いパンだよ。しかも、お嬢の大好物の抹茶だよ~。

発酵が終わった生地と、伸ばして抹茶と甘納豆を散らして、くるくると巻く。先生が用意して下さった甘納豆、いろんな豆が入っているもので見かけも楽しい。
3つ用意したロールのうち、2つは切り分けてカップにのせ、残り1つは更に伸ばしてクグロフ型に入れ込む。

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もう一つのパンは、ウォールナッツブレッド
でもただのくるみパンじゃないんだよ。飴色になるまで炒めた玉ねぎ入り。”肉料理に合うパン”というキャッチフレーズ付き。
時間をかけて炒めてくださった先生にお礼を言うと、なんでも最近日本では、炒めた玉ねぎが売ってるんだってね。なんでもあるんだ日本って……

これも恐怖の麺棒作業だったけど、パイ皿に入れてしまうので、工程としては比較的シンプル。
生地を作るところから成型まで、甘い玉ねぎの香りが絶えなくて、作りながらヨダレをこらえなきゃならんわ、お腹が鳴るのを抑えなきゃならんわで、ちょっと半分ゴーモン状態。(はあはあ)
上に卵を塗って、オーブンに入れてしばし待つ。
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いつもながら、一番のお楽しみは試食時間。さてさて、どんなお味かな。

実はこの抹茶パン、以前に師匠にレシピを横流し教えてもらったものなんだよね。
でも今日作ったのは、微妙に材料が違う。コンデンスミルクが入ってない。
その分甘さが控え目になって、生地もふわりとなって、これはこれでまた美味しいこと。
甘納豆は、一種類の豆のものよりこちらの方がいいかも。食感と味に広がりが出る。

ウォールナッツブレッドは、外側サクサク、中はふんわり、ついつい食べ進んでしまうパン。玉ねぎの甘味がアクセントになって、でも丁寧に炒められているおかげで良い香りしかしなくて。
確かに肉料理に合うだろうし、でもこのままでも軽食・朝食にぴったりだよ。


最近またハードなパンに偏っていたので、久しぶりに食べた日本のパンに改めて思う。
これはあくまで好みだけど、例えば旦那なら日本のパンに絶対軍配を上げる。彼がパンに求めるのは、柔らかさとしっとり感。
でもお嬢と私は、勿論日本のパンも大好きだけど、毎日食べるなら現地産のパンをひいきにするかもしれないなあ、と。主食としてのパンを考える時に、そういう選択になるかな、と。

だから理想は、私がどちらのパンも家で焼けるようになることなんだろうけど。それは絶対無理であろう。(弱腰)

*-*-*-*-*-*-*-*-*

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そういえば、うちの常備レシピ本に、幕内秀夫氏の「粗食のすすめ」シリーズがあるんだけど。
子供の食育についても熱心に活動していらっしゃる氏が、今度出されたのはこういう本。(←)

日本人の食事、という観点から見た時、どうしてもパン食は攻撃されがち。
かといってやめるつもりはないけれど、読んでみたくはある本です。


子どもの「パン食」は今日からおやめなさい!
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by senrufan | 2007-09-20 02:30 | Trackback | Comments(8)
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Commented by すれっぢ at 2007-09-23 10:58 x
Miyukiさんが書いてる通り、北米人が日本のパン食べると、フワフワで甘くて、お菓子みたいって感じるそうですよね。北米のパンに慣れると、確かに日本のパンはキメが細かくて、柔らかいけど腹の足しにならない(それかよ)感じがしますよね。ヨーロッパに行くとまた違うようだし・・・結局慣れですかね~。

TVで本格的なクロワッサン作りをしてましたが、使うバターの量みてひっくり返りました。知らぬが仏・・・
Commented by まきりん♪ at 2007-09-23 12:22 x
パン教室、再開なのですね~
新参加者が増えてよかったねえ。

三種のパン、どれも甲乙つけがたいほどおいしそうですね~
お菓子的には日本のパン、食事的にはどちらのパンもいいかなあ。
強いて言えばちょっと苦手なのが酸っぱいライ麦系のパンかな。

ヨーロッパのパンは固くて味気ないのが多かった気がします。あっ、それは私が貧乏旅行者で安物しか買ってなかったからか。(笑)

Commented by マミィ at 2007-09-23 17:23 x
ただいま我が家に抹茶と甘納豆の匂いが漂っております。くん、くん、あぁ、幸せ。それと共に唾液がじわぁぁぁと出て、思わずごくりと飲み込み。あぁ、Miyukiさま、なんと残酷な・・・。

ウォールナッツの方も美味しそうですねぇ。肉料理のソースにちびちび浸しながら食べるのもいいだろうなぁ。

ところで炒めた玉ねぎ、約4年前にはすでに日本で売っておりましたぞ。カレーのコーナーにありました。んで、「何たる手抜き、何たる邪道!」と自分をののしりつつ使っておりました。
Commented by Miyuki at 2007-09-24 00:45 x
*すれっぢさん
あ、やっぱりそういう感想なのですね~。「腹の足しにならない」って、わかりすぎて爆笑だ! 慣れは勿論大きいし、パンを主食と考えるかどうか、というところにあるような気もします。

そうそう、クロワッサンは実は危険な代物なのでございます、とほほのほ~。
Commented by Miyuki at 2007-09-24 00:49 x
*まきりんさん
はい、元々少人数なので、一人抜けるだけでもアイタタだったのですよ~。だから嬉しい嬉しい♪

やはし好みは色々ですね。私はライ麦、黒パン、サワードゥが大好きです、たはは。だからヨーロッパに行った時のパンも美味しかったんだろうな~。あと、あちらのパンって、ハムやチーズと合わせるのが本来の、だと思うので、考えるパンのイメージ自体、かなり違うのかも。
Commented by Miyuki at 2007-09-24 00:52 x
*マミィさん
その”ごっくん”は、私が先日拝見した平目の写真と同じ反応! じわ~~っ、とね! 肉料理のソースに、おお、それだそれ。パンもそれぞれの食べ方を考えてあげないといかんなー、と思う今日この頃。

ええっ、4年前にはもう!? なんだ、私がウラシマだっただけなんだな。カレーコーナー、さもありなん。私が日本にいたら、「ラッキー♪」と買ってたことと思うです。謙虚さのカケラもねえです(殴)
Commented by あつゆき at 2007-09-24 01:14 x
うーん、甘納豆入り抹茶パンたべたーい。
Commented by Miyuki at 2007-09-24 08:34 x
*あつゆきちゃん
じゃあ美味しいのを食べてもらえるように、修行しなくちゃ!


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