大地にめりこむ足跡を

読書ブログ更新 : 「死ぬまでお買物」

自宅で図書館を開いている友人から、どっさりと本を借りました。彼女のお薦め本ばかりで、今の気分は天国です。(大歓喜)(ハレルヤ)

読むのは大部分が海外ミステリーかファンタジーという偏食な私は、ようやく1~2年前から、少しずつ国内作家も手を出すようになってきたのですが、いかんせん今までの偏食が祟って、どの人の作品を読んだらいいかわからずに立ち往生。
そんな状態で、更に海外住まいという悪条件も重なった中、こうやって指南付で本を貸してくれる友人がいるということが、どれだけ恵まれたことなのか。

秋に向かいつつある風の中、じんわりと身体が温まって、胸の奥までぽかぽかです。
さあ、読むぞー! 夜更かしするぞー!

* * * * *

【レストラン】
b0059565_1291365.jpg

友人2人とランチ。
彼女達も、いつの間にやら読書友達の範疇で。本の貸し借りを兼ねて、時々楽しくレストラン巡りをしている。



今日は、数ヶ月前にオープンした中華レストランに行ってみた。
名前がビストロというし、外見もシルバーですっきりだし、どんなものか見てみたい。

入ってみたら、中はかなり中華な飾り付けだった。


メニューを見てみて、思わず噴出す。
点心もあればカレーもあり、麺類は焼きそばもベトナム麺もうどんもあり、丼っぽいものは、下がご飯かパスタか選べるようになっており。
インド風、マレーシア風、シンガポール、タイといった、アジアの地名がついた品々。なんだなんだここは、アジアの万博博覧会か。

b0059565_12124562.jpg

オーダーしたのは、まずはワンタンスープ。ワンタンは普通だったけど、スープにやたらニョクマムが入ってた。
チャイニーズブロッコリーのオイスターソース炒め、普通は切り落とす部分までついた形になっていたので、箸でつかんで噛み切るのにちと苦労。

エビ焼きそばは、さすが本家のものらしく、細麺がしゃっきりとしてて美味しかったけど。
メニューの写真を見て、「ドリアだー!」と皆で喜んで頼んだシーフードのオーバー・ライスは、どこか場末っぽいホワイトソースに、シーフードだけでなく、かまぼこ・筍・ベビーコーンが入ってた。


とにかく、すっごく中国だよーー!!(爆笑)


いやあ参った、この”なんちゃってメニュー”のてんこ盛り。ビストロと名をつけたら、彼らが連想するのはこういう形なのかなあ。
それも、改善とか洗練とか罪悪感とかとは、全く無縁の逞しさ。日本のコピーとは質が違う。

中国の海賊版文化に関しては、私もはっきり言って良い感情は持てないのだけど。
ただ彼らは知らないのだ、ということは頭では理解していても、友人がネットで困らされた経験もあって、肯定することはできないのだけど。

でもこうやって目にする彼らの性質は、苦くはあっても笑ってしまう。おみそれしました、と言って握手をしたい気分になる。
全米でジャパン・タウンはいまや2箇所だけになってしまったのに対して、チャイナ・タウンの増加はどうだろう。私が、理屈はともかく敬服してしまうものを、彼らは確かに持っている。


席の案内から最後のチェックまで、私達のテーブルに来た店員さんは5人ほど。英語を使ってくれたのは、注文の時のウェイトレスさんだけだった。

4品頼んで、$30ちょっと。お値段も中国なのが嬉しいところ。
パワーをもらいに、また行こう。


Hong Kong Bistro
147 Castro St
Mountain View, CA 94041
[PR]
by senrufan | 2007-09-14 12:07 | Trackback | Comments(12)
トラックバックURL : http://senrufan.exblog.jp/tb/7449615
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by さく at 2007-09-16 15:39 x
中国人の商魂逞しさには脱帽です。
何でもあり、何でもしていい、文句アルカの世界ですね。
でも食べ物はおいしいんだよねえ。

とはいえ、かまぼこ、かあ。
うーん。海老焼きそば、食べに行こうかな。
Commented by マミィ at 2007-09-16 16:43 x
「改善とか洗練とか罪悪感とかとは、全く無縁の逞しさ」
すばらしい。これ、中国そのものを言い得ていますな。

実は否認可着色料が使用されていたという中国製おもちゃや衣類の没収騒ぎをニュースで見るとき、中国側を責めるより、生産を中国に頼む方が悪いと思ってしまうのです、なぜか。あ~あ、やられちゃったね、でも安くできるからと安易に中国に頼んだあなたが悪いのよ~と。
Commented by すれっぢ at 2007-09-16 23:12 x
う~ん、MSGがてんこ盛り・・・って感じたのですが。自分は全然鈍感なので、気にしませんが。MSG食べると頭痛くなるとか、妙に喉渇くとかはよく聞きますね~。

お隣の国ですが、考え方や道徳観など全く理解できない部分も大いにあります。北米人の方が全然分りやすかったりするし。
Commented by まきりん♪ at 2007-09-17 05:03 x
ありますねえ、北米の何でもあり中華料理店。

あの民族にしては大分妥協して北米人向けに味を変えているようだけど、美味しさという点では・・・というのが多い気がします。

最も、日本人は他民族と比べて料理に対してものすごくきめ細かく感じるのでしょうけれど。
Commented by Miyuki at 2007-09-17 10:04 x
*さくさん
それそれ、”文句アルカ”、そうなんだよねー! 自国というものの捉え方も、随分と私達とは違うんだろうね。

かまぼこが現れた時、再び私達は爆笑したですよ。このチープなコピーが、また予想を裏切らなくてさ~(笑)
Commented by Miyuki at 2007-09-17 10:07 x
*マミィさん
いやあもうあの逞しさは、他に言葉が見つからず、とにかく「逞しい!」と繰り返すしかできないですねえ。

あ、そのご意見、すっごく納得&賛成です! そうそう、頼んだ方も悪い。そういう国だとわかってなきゃいかん。そう思わせるだけの不屈のパワー、全く見上げたもんですなあ。
Commented by Miyuki at 2007-09-17 10:10 x
*すれっぢさん
米国ではかなり前からMSGに厳しくなっていて、あちこちの中華レストランで、「NO MSG」の貼り紙を見ます。この店にも一応貼ってありました。信用するかどうかはともかく(笑) 日本の中華街でも、一時問題になりましたね~。

お隣の国で、しかも儒教という根っこは一緒なのにねえ。そう思うと、いかにあの国が広いか、私たちが知ったと思っている中国がいかにわずかな姿にすぎないのか、つくづく感じます。
Commented by Miyuki at 2007-09-17 10:13 x
*まきりんさん
妥協して、というより、むしろ商魂逞しさから変えている気もしますねえ。例えばこちらではオレンジ・チキンやピーナッツラーメンなど、甘いもの好きな米国民に合わせて作ったメニューが色々あるし、この店にしてもそうだし。美味しさはともかく!(笑)
日本が、海外の和食レストランに認可証を、なんて言ってるのとは、ほんとに正反対ですね。
Commented by まきりん♪ at 2007-09-18 02:36 x
アメリカは「オレンジ・チキン」なのね。
カナダでは「レモン・チキン」が人気ありますよ。

さすがに「ピーナッツラーメン」は聞いたことないな~(笑)
「ワンタンスープ」はどこにいってもみんな食べてるけど。
Commented by Miyuki at 2007-09-18 12:33 x
*まきりんさん
レモン・チキンもありますよ~。
ピーナッツラーメンはね、甘いピーナッツバターでつくったタレのラーメンなのですよ。レストランで見た時、どんなものかウェイトレスさんに聞いたら、「あなた、日本人? だったらやめた方がいいわ、絶対おいしくないから」と言われたものでありました。そんなもん作るな!(笑)
Commented by usayamama at 2007-09-18 20:28
あはは、確かに中国っぽい!
その図太さ、いえいえ、逞しさ!
色んな意味で一度行ってみたいですね〜。
そしてもちろん、ドリアを食べるのだ〜。
Commented by Miyuki at 2007-09-19 12:10 x
*usayamamaさん
ねえ、中国でしょー! 逞しいでしょー!(笑)
ほんと、一度来ていただきたいですよ~。そしてかまぼこinドリアをぱくっとこう、ねえ♪


<< どこかで誰かが見つけてる 食べて動いて季節は廻る >>