限りある時間で目指すこと

Reunification Day (Morocco)
Independence Day (Pakistan)


はっと気づけば、もう8月も半ばではないですか。
いやいや、年をとると、ほんとに月日の流れるのが早いものでございます。(しみじみ)
なのでここらで一つ、以前にぶちあげた「夏休みの目標」のうち、まだ達成できてないものチェック。

えーと、自家製酵母は余裕がないので諦め。夏の間は白神こだま酵母だけで、秋になったらやってみるです。>Mかしゃん
読書ブログは現在奮闘中(当社比)。

あとは大体大丈夫、と思ったら、”クリームチーズ以外のチーズケーキ”というのが、まだ一つしか作ってないことに気がつきました。
なので今日はその辺りを。


体脂肪は、夏休み最終日に計ってみるです……(チキンと呼んで)
こうやって、結局最終日にまで宿題を持ち越す私は、またもや今年も「夏休みイソカツ連合」(※)から脱却できないままのようでございますな。(遠い目)


※ 最終日に必死こいて夏休みの宿題をすること(例:絵日記を31日分まとめ書き)を、別名”イソノカツオする”とも言う。
関連するものとして、「ギリギリになったらようやく始めて瀕死状態になる、そしてその経験を次回に生かさない連合」も密かに存在し、これを「夏休みイソカツ連合」と呼ぶ。
出典は21世紀広辞苑から。(大嘘)

* * * * *

【お菓子】
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以前ラジオで、このエリアのロシア文化人対談が放送されたのを聞いた。
その中で彼らが「イチオシ」としていた、ロシア系グローサリーストアに行ってみたことがある。聞いた住所を調べたら、かなり近所にあったので。



一見、どこかのオフィスにしか見えない外見のビル。ガラスのドアを開けると、それなりに広い店内の、3分の2が食料品・3分の1が書籍コーナーになっていた。
壁の半分以上が冷凍コーナーで、並んでいるのはいろんな種類のペリメニ(水餃子)、ロシア製の乳製品、お惣菜にシーフード類。ロシア系もヨーロッパ系ストアも幾つかあるエリアだけど、ロシア製だけに限れば、ここはそれなりの品揃え。

商品説明は当然ロシア語で書いてあるので、ちっちゃな英語のラベルを手がかりに、お嬢と色々と探索。冷凍コーナーの中にベーカリー製品も幾つかあったので、それも1つずつ買ってみる。ハルヴァも見つけて、1つ買う。(喜)

お勘定の時、レジのおばあちゃまに色々と質問してみたよ。
これは何分あたためたらいいの? これは何でできてるの? ……
どうやら英語が苦手らしい優しいおばあちゃま、一生懸命に考え考え答えてくれて。質問する私も同様なので、2人で必死にはかる意思疎通。なんとかわかってほしくて、お互いに相手の目を懸命に見る、こういう会話はとても好き。

この時に買ったパンやケーキ、どれも結構な美味しさで、お嬢と私は「良いお店を見つけた!」と喜んだの。
中でも、見かけは丸くて厚いハンバーグのようなケーキ。おばあちゃまの説明によると、チーズで作ってあって、とてもポピュラーなケーキだとか。
切ってみたら中は白くて、レーズンが幾つか入ってる。食べたらこれがすんごく美味しくて。口の中に吸いついてくるような、しっとりみっちりとした生地に、ほんの微かな甘味。でも全くくどくないのでいくらでも食べてしまえそうな、冷たいチーズケーキ。

おばあちゃまが名前を言ってくれたのだけど、お嬢でさえもほとんど聞き取れず、覚えられなかったロシア語の名前。でもなんとか知りたくて、それもできたらレシピが知りたくて、随分と熱心にネット検索した(当社比)。

そしてようやく、これでは?と思われるものが見つかって。
Mishkaさんのサイトにのっていた、スゥィルニキというお菓子。カッテージチーズで作るという。


作り方も材料もシンプル簡単。
カッテージチーズに卵・小麦粉・砂糖・バニラエッセンスを混ぜ、棒状にまとめて1cm幅に切り分け、フライパンにバターを溶かして両面焼く、というもの。

でもこちらのカッテージチーズって、裏ごしタイプがない上に、水分も多めなのか、最初に作った時はとても棒状にまとめられるようなものではなく、デロデロの生地が出来上がり。
再度挑戦と別なカッテージチーズを用意して、ヨーグルトのように長時間水切りしてから、フードプロセッサーで滑らかにしてみたよ。
やはり柔らかめだったけど、そういう時は「ハンバーグのように手でまとめてフライパンにのっけて焼き、裏返した時に平たく押し広げて」というインストラクションがあったので、それに従ってやってみた。

直径10cmぐらいの生地達を、まずは片面じっくり焼いて、その後えいやっ、とひっくり返す。ちょっと重たいパンケーキという感じで、立ち上るバターの香りが食欲増進効果。

焼き立てのまだ熱いうちに、まずは一口。うん、残念ながらあのお店のものよりもっとあっさりしてしまったけど、それでも十分な美味しさ。焼き立てだからか、ふかふかと柔らかく。
ドライプルーンを刻んで混ぜた以外には、ほとんど甘味はないので、バターとジャムをつけてみる。ハムなども合うだろうし、また朝食メニューが一品増えたなあ。


残ったスゥィルニキ、冷蔵庫に入れて一晩置いておいたら、翌朝はしっとり密な生地になっていた。これもまた別な美味しさで嬉しいもの。
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by senrufan | 2007-08-14 11:27 | Trackback | Comments(18)
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Commented by すれっぢ at 2007-08-16 22:11 x
「夏休み磯カツ連合」やっぱり、夏休みの宿題はこうじゃなきゃね!(笑)
で夏休みが終わったとたん、あんなに大騒ぎした宿題もすっかり忘却のかなたに・・・

Miyukiさんロシアまで手をだしたか・・・次はどこへ?アフリカ??(笑)
Commented by usayamama at 2007-08-16 22:53
あはは〜私も断然イソカツ派です!
何事もぎりぎりにならないとやらないし。
追いつめられてチカラを発揮するタイプです←言い過ぎました。
ロシアのパンケーキ、ああ〜これも美味しそう。
チーズが使ってあるのが嬉しいじゃあないですか!
Commented by さく at 2007-08-17 00:00 x
Miyukiさんのサイトは本当にためになるなあ。
私の友だちはよくロシアのグローサリーでお買い物してる。
彼女はルーマニア人なんだけどね、
近いんでしょうね、食材が。
美味しいものいっぱいあるよね。
ナスのペーストとかも大好き。
Commented by Miyuki at 2007-08-17 10:04 x
*すれっぢさん
こんな年になっても、まだ夏休みの宿題はこんなもの(笑) これは最早体質、呪い、習慣、輪廻でございますな、うんうん。

わはは、アフリカも興味あります! でも今一番習いたいのはトルコ、もしくは地中海全般ですね~。
Commented by Miyuki at 2007-08-17 10:06 x
*usayamamaさん
そうそう、土壇場に強い、これがまたイソカツ派の特徴で! だからこそ普段は力を蓄えておかなければいけないんですよねえ。(大嘘の重ね塗り)
ロシアのレシピ、寒い国だけあって、使う食材はこってり脂肪が多かったりするようですが、これは逆にさっぱりでンマかったですーvv
Commented by Miyuki at 2007-08-17 10:08 x
*さくさん
ためになるでしょー、イソカツ連について! え、あ、違う??
ルーマニアの方なら行かれるのはわかるねえ。料理教わりたいなあ。そう、美味しいもの多いよね、あちらの国々も。ナスのペースト、探してみるぞー。
Commented by peartree22 at 2007-08-17 11:40
あー、私もイソカツそれも変形バージョンですね。私の場合、計画を立てた3日までは猛烈に実行し、その後尻すぼみ。そしてイソカツへ・・・。
そして、ロシアのパンケーキ!カッテージチーズが入っているのですね。ちょうど一昨日パンケーキを作ったばかり(これも以前のMiyukiさんのブログに触発されて)だったのですが、今度はこれに挑戦したいです。しっとり美味しそうなんですもの!
Commented by まきりん♪ at 2007-08-17 14:51 x
夏休みに寒いお国のケーキを試してみるとはなんと贅沢な体験ではないですか。しかも、自分で作ってしまったあたり、さすがMiyukiさん。

ロシア、ウクレニアのお料理プローギーにはマッシュポテトやチーズ、ベーコンなどが入っているんだけど、一度チェコからの移民の友人からベリーの入っているお菓子プローギー(エバミルクかけ)を頂いて、そのおいしさに驚いたもの。その後二度とお目にかかれない(チェコを旅行してもなかった)幻のお菓子なのです。
Commented by frogfreak at 2007-08-17 17:28
もちもちした触感が写真からも伝わって美味しそうです。
ロシアのグローサリ?MIYUKIさんは本当に、食の探求家ですね。
いつも目新しいものを紹介してくださるので楽しいです。
Commented by Miyuki at 2007-08-18 09:52 x
*ちゃんさま
ふははは、おいでませ、イソカツ連♪
これねえ、カッテージチーズが入ってるというより、半分以上がカッテージチーズなのです~。レシピを教えていただいたページ、貼っておきますね! 簡単なので、朝食にもできますよー。

http://www.geocities.jp/parumoscow/
Commented by Miyuki at 2007-08-18 09:58 x
*まきりんさん
や、おいしかったので、何が入ってるか・どうやって作るのか、知りたかっただけなのです……食い意地ヤロウと呼んで下さい。

これ、ネット検索してみたのですけど、”ブローギー”というのが出てこない~(涙) ウクライナ料理で、”ブリンチキー”というチーズ入りクレープが見つかったのですが、これのことかなあ? もしそうだったら、これまた美味しそうでヨダレモノ! この具を甘いもの系に変えたら、まきりんさんなら絶対作れますよ~♪
Commented by Miyuki at 2007-08-18 10:00 x
*frogfreakさん
Palo Altoってユダヤ系の人が多いせいか、ヨーロピアングローサリーストアが数軒あるのですよ。おかげで、たまにのぞくと新しい食材に色々会えて、とても楽しいのです♪
そして私はFrogfreakさんのところでレストラン情報をいただいては、いつも感謝ばかりですvv
Commented by まきりん♪ at 2007-08-18 13:29 x
字が見にくかったようですね。
ぷろーぎperogies (Canadian English [pəˈroːgi])です。
ポーランド語ではピエロギ(pierogi)でした。

ダンプリング(英語:dumpling)とは、ゆでたじゃがいも、小麦粉、または両方に塩と水を加えて練り上げ、丸型に整えてから茹でたり、蒸したりしたもの。また、小麦粉などの生地で肉、野菜、果物などを包んだ料理もダンプリングと呼ばれる。したがって日本のすいとんや蕎麦がき、中国の餃子、イタリアのニョッキなども英語ではダンプリングに分類される。ユーラシア大陸各地で多様なダンプリング料理が作られている。

これはwikipediaからでした。
Commented by Miyuki at 2007-08-18 14:59 x
*まきりんさん
なんとまたここでもアホやってますよコイツー! ”プローギ・ピエロギ”で検索したら出てきた~。わざわざご指摘ありがとうございます! おかげでまた美味しそうなものを知ることができました♪
私が間違えたブリンチキーもピエロギも、外側は違えど、双方カッテージチーズ・クリーム・野菜なのですな。面白いなあ、なぜなんだろう。東欧の乳製品文化。興味出てきた。
Commented by まきりん♪ at 2007-08-20 15:17 x
おお、今度は東欧の乳製品文化に興味を持ったとは!
Miyukiさんの食材への好奇心、絶えるところを知らず世界征服へまっしぐら。
Commented by やまばと at 2007-08-21 08:37 x
ポーランドを訪れた際、ピエロギに嵌ってしまったのは私です。。。
二晩続けて別の店で、中身(野菜系)の異なるものを試しましたが
皮の厚さや食感も違えば、蒸したものにソースvs焼き餃子風と、同じ
ピエロギながらかなりのバラエティがあるのではと想像されます。
「地球の歩き方」(ガイドブック)には、中国の餃子が大陸を横断して
東欧までもたらされたという説明があり、道理で日本人にとって
美味しいわけ、と納得したのでした。
Commented by Miyuki at 2007-08-21 10:41 x
*まきりんさん
好奇心というより、ひたすら食い気でございますな(笑) 道理でダイエットに励むようになったわけだ、とほほ。
Commented by Miyuki at 2007-08-21 10:44 x
*やまばとさん
わあ、来てくださって嬉しいです~vv(感激の抱擁)(迷惑)
そしておお、まきりんさんの教えてくださったピエロギ、体験されましたですか! ふむふむ、店それぞれの、そしてきっと家それぞれのレシピがあるのでしょうね。
その中国→東欧の話にはとっても納得できます。以前に別なお菓子について調べた時、やはりモンゴル・中国・東欧に共通したものだったんですよね。渡って、その地にあったものに形を変えて、根を降ろす。食材も人間も、ですね~。


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