中に潜んだ美を

Flemish Community Holiday (Belgium)


アメリカに来てから好きになった、という食材が幾つかあります。

幼い頃はちょーーー偏食、というかスナックが主食だった私が、ようやく色々食べるようになったのは、花も恥らうハタチの時(きゃっ♪)
以来、何でも食べる良い子になったのですが、どうしてもだめだったのがセロリ香菜。この2つだけが鬼門のまま。

でもアメリカで野菜と言えば、セロリとにんじんがどーん!とハバをきかせておりまして。
学校の給食でもレストランでも、子供向けメニューといえばこの2つをつけてれば大丈夫と思い込んでんじゃないのかおい、というぐらいに登場しまくり。更にこれにピーナッツバターをつけて食べさせちゃったりするところが、またまた米国流でございます。

当然、大人向けメニューにもいっぱい入ってくるので、最初こそ思いっきり顔を顰めてた私も、そのうちにイヤでも順応せざるをえず。今でも好物とまではいきませんが、結構頻繁に使うようになってまいりました。

香菜も、エスニック料理が好きになるにつれ、なんとかかんとか慣れてきて。
以前は苦手だった辛い物も、マイルド程度ならむしろどんと来い。
ああ、着々と広がる食の世界。それは体脂肪面積と共に。(……)


次なるターゲットはドリアンです。

* * * * *

【料理】
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日本にいた頃は見たことなかった野菜の一つ。ロシアの国民食(ウソつけ)のビーツ



初めてレストランで食した時は、まずその色の美しさに驚いた。濃い濃~い赤紫色で、でもどこか透明感があって。
食べてみると、その無骨な外見からは想像できない、クセのない柔らかさ。匂いもなく、ほんのりとした甘味。

気づいたら、レストランのサラダや前菜に、どんどん使われるようになってきて。だから、外でたまに食べる分で満足していたのだけど。
暑くなるにつれて、あのひんやりとした柔らかさを口にしたくなってきたので、とうとう自分でも買ってみたの。


下ごしらえは、ただひたすらに茹でるだけ。それも皮ごと、ちょっとお湯に塩を入れるぐらいで、ただただ茹でる。くつくつ、ことこと。
歯応えを残したかったら短時間でいいんだが、今日はサラダにしたかったので、30分ぐらいは茹でたかな。

茹で始めて数分で、たちまちお湯が赤紫色に変わる。どんどん濃くなるその色は、いつの間にやら中にあるはずのビーツ本体を隠すぐらい。

鍋から出して冷まして、包丁で皮を剥き始めたけど、もう包丁なんかいらないぐらい、丸ごと皮ごと食べてしまえそうなぐらいに柔らかく。せっかくのオーガニックなんだから、とそのまま輪切りに移行した。

家にあったトマトとモッツァレラを使って、作ったのは単純なカプレーゼ
バジルが欲しいところだけど無いので、庭から摘んできた青紫蘇利用。
オリーブオイルとバルサミコ酢少々、ハーブと塩・胡椒とレモン汁。それさえも余計かと思うぐらいに、野菜とチーズだけで十分美味。
余った分は、そのままサンドイッチの具。

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さて、残ったビーツをどうしよう。
ボルシチは今の時期には熱いから、ビシソワーズ風のスープにするか。
それともマッシュポテトとマヨネーズで和えた、Herring Saladとかも良いなー。
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by senrufan | 2007-07-11 11:31 | Trackback | Comments(12)
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Commented by peartree22 at 2007-07-13 21:17
ビーツ!!!あぁん、またMiyukiさんたら罪作りなんだから!
ESLで仲良くなったロシア出身の友人にビーツのサラダ(確かジャガイモとのシンプルなもの)を教えてもらって、ビーツのとりこになった私。今でも時々食べたくなりますが、もちろん手に入らず。
それから、私も20歳超えた頃からぐぐっと好き嫌いがなくなったのです。わー、お仲間だぁとまたまた共通点が見つかって小躍りしているのでした(単純な私)。でも、セロリも香菜も大好きなんですよん。でも夫が香菜嫌いなので、使うわけにもいかず、アメリカでもタイ料理やベトナム料理は一度だまして行っただけで、次回からは却下されてます。

Commented by すれっぢ at 2007-07-13 22:06 x
社長の奥さんがよく冬にボルシチ作ってまして、ご相伴にあずかったりしています。美味しいですよね~。で、毎回食べ過ぎるとオシッコが赤くなるよ~って言われます。(笑)

シャンツアイ嫌いな方、多いみたいですねー。東南アジア系・・・ホント何にでもシャンツアイ・・・あれ、メキシカンも多用しませんでしたっけ?サランチョロですよね。

Commented by shina_pooh_at_sfo at 2007-07-14 03:00
初めまして。frogfreakさんのブログからお邪魔しました。ベイエリア2年目になるshina_poohと申します。

情報満載のブログで感動しています。うちは「朝ごはんは食べない(仕事時代からの週間)」、「野菜は安さに負けて中華系スーパー(オーガニックは早く痛むし・・・)」と、「夫が野菜嫌いなので肉中心のご飯しかつくれない」Miyukiさんの怒られてしまいそうな食卓ですが、、でも、少しずつ野菜(しかも美味しい野菜)に移行する生活に変えていきたいなぁと感じさせられるブログです。アメリカの食材情報が多いのも嬉しいところ。

蒸し器もぐぐっと惹かれました。蒸した野菜って、最高に美味しいですよね。明日にはうちのコンロの上に蒸し器がどーんと鎮座しているかもしれません(笑)

長くなりましたが、これからも楽しみにしています。よろしくお願いします☆
Commented by あつゆき at 2007-07-14 03:24 x
うわっ、きれいないろ。
Commented by さく at 2007-07-14 05:32 x
うちね、長男がビーツで育ったようなものなんで、
ほとんど切らしません。
でも茹でてそのまま食べる事が多いなあ。
後はスープにいれる。真っ赤になっちゃうけどね。
甘いよね、ほんと。

あ、ビーツの葉っぱもニンニクと一緒に炒めて食べるの、おいしいよ。
Commented by Miyuki at 2007-07-14 10:05 x
*ちゃんさま
おお、愛しい貴女を悲しませてしまいましたね。と、前髪をかき上げてみるテスト(殴) でも、まだ日本では入手できずですか! いかんなあ、美味しいし栄養あるのに~。缶詰になっちゃうのかなあ。
そしてえへへ、また一緒だあ、嬉しいっっ!! でも香菜がお好きなところで、私よりぐっと先輩だわvv そう、好きな人に言わせると、「あれがなければ料理じゃない」という存在なのですよね。ああん、もっと大人になりたーい!
Commented by Miyuki at 2007-07-14 10:09 x
*すれっぢさん
わあ、羨ましい、お手製ボルシチ! カナダの冬には特にありがたいメニューですなあ。でもトイレの話は知らなかった。旦那に人体実験してもらおうか(やめんかい)

中国ではシャンツァイ、タイではパクチー、ベトナムではコリアンダー、中南米ではシアントロー……要はどこも避けて通れないのですうううう(号泣)
Commented by Miyuki at 2007-07-14 10:22 x
*shina_pooh_at_sfoさま
初めまして! こんな僻地までわざわざお越しいただいて、とても嬉しいです!
そしてなんとも勿体無さすぎるお言葉を……ああもうどうしましょう、こんな独り言しかないところに、と激しく動揺してしまいました。やはりこおゆう場合は赤飯の準備をしなければ!(殴)

うちもこんな食生活になったのは、ほんとにここ2~3年のことなのです。年をとって、あまり肉を食べたくなくなったのも理由の一つでありまして、てへへ。それぞれのご家族が一番喜ぶ食事、それが何より。アメリカの豊富な食材の中から、shinaさんが美味しいと思うものが沢山見つかればいいですね♪

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願い致します! 後ほど遊びにいかせて下さいませvv
Commented by Miyuki at 2007-07-14 10:23 x
*あつゆきちゃん
今度この色の作品を作ってみない?
Commented by Miyuki at 2007-07-14 10:27 x
*さくさん
えーっ、そうなんだ! 彼のあのきらめく瞳は、ビーツのおかげなのか!(大真面目) 食べるようになったのは何かきっかけでもあったのかな?
うわあ、色々レシピ教えてほしいよ~。
うし、まずは葉っぱの炒め物だな。それからスープ、スープ♪
Commented at 2007-07-19 01:38
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by senrufan at 2007-07-19 11:55
*非公開コメントさま
勿論です! こんなものがきっかけになったとしたら、すんごく嬉しいです~vv 今から記事が楽しみですよー♪


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