得意分野を確保せよ

Anniversary of the Republic (Italy)
King's Birthday (Malaysia)


お嬢との昨日の会話。
「パパ、明日帰ってくるよ」
「ふーん、今度はいつまでいるの?」
「10日ぐらいだって」
「なんかこっちがホテルみたいだねえ」
「うん、顔見たら思わず、『いらっしゃいませ~!』って言っちゃいそうだよね」
「あははは! じゃああたし、受付やろっかなー。『チェックインですか?』なんつってねー」
ということで、旦那が約2週間ぶりに自宅に到着しました。帰宅とは言わないところがミソです。

* * * * *

【個人的事情】
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私の通っているジムは女性専用のフランチャイズ。差別化の為、あちこちにある支店ごとに、オーナーが色々と工夫を凝らしてる。インストラクションとか企画とか。
私のホームブランチであるところでは、毎週貼り出されるトリビアクイズが人気。英語のことわざや慣用句が出題されて、私が全問当たることは絶対ないんだが(涙)、翌週に発表される答えを見ては「おお~っ」と納得し、そしてそのまま忘れ去る(……)



そんな中、今日貼り出されていたのはスペシャル問題。
<題:あなたはどれぐらい数学が得意?>
ジャネットはレストランで働いていて、毎週$1.75ずつ週給が上がっていきます。では彼女が40週働いたら、一体幾ら上がることになるでしょうか?」

この問題を前に、おば様方4人がうーんうーんと唸ってる。「電卓がなきゃわからないわ!」とか言っちゃってる。
そんな様子に不安になって、私は何度も問題を読み直した。どっかひっかけがあるのかと懸命に読んだ。英語の解釈が間違ってるんじゃなかろうかと、しばらく悩んだ。

インストラクターが、
「Miyukiはわかる?」
とにやにや笑いながら聞いてくる。
恐る恐る
「……$70?」
と答えたら、皆から一斉に歓声が上がったさ

「すごーい、どうしてわかったの!?」
「どうやって計算したの!?」
「電卓持ってないでしょ!?」
ほめられて喜んでいいんだかなんだか、もう引きつった笑顔を浮かべるしかなかった私の脳裏に、ふと浮かび上がった、過去の光景。


旦那様アメリカ人・奥様日本人のご夫婦のご家庭に招かれた晩。
夕食後にコーヒーをいただきながらおしゃべりしている時、その家の中学生の次男坊が、数学の宿題を聞きに来た。
「問題 : X(エックス)×1.5=52.5
    この場合のXの値を求めて、やり方を説明しなさい」
問題を前にして、お父さんは解き始めた。
まずはXに1を入れて計算する。答えが合わない。
次に2を入れて計算する。またもや合わない。
3を入れて計算する。合わない。…………

彼はそれを10まで試みて、正しくないと見るや、今度は解き方を変えた。
100を入れてみる。
99を入れてみる。
98を入れてみる。
…………


凍りつく旦那と私のそばで、奥様はダイニングテーブルに頭を抱えて突っ伏していらっしゃったことでした。
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by senrufan | 2007-06-02 10:56 | Trackback | Comments(10)
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Commented by usayamama at 2007-06-04 22:48
こーゆーとっさの計算苦手〜。
中学の頃、理系から文系への脳内革命が起こり
今ではすっかり文系の頭になってしまっているので
びっくりするような簡単な計算もついつい電卓使ってしまいます。
え〜っとXを出すには・・・。ふふ、大昔に習いましたっけ?
Commented by マミィ at 2007-06-04 22:59 x
がははは、傑作!その時のMiyuki嬢を見るみんなの崇拝に近いものを間近で見たかった。

これで思い出すのが、大昔塾で小学生に英語を教えていた時のこと。米軍基地の小学校との交流で、10名ほどの生徒を連れて、同じ学年のクラスを訪問。算数の授業で、掛け算をやっていた。例えば先生が8x4=と言うと、生徒たちはおはじき8個のグループを4つ作り、最後に全部数えて32!と答えを出す。私の生徒たちは先生が式を出した直後に口頭で正しい答えを言うので、アメリカの生徒たちは呆然。アメリカ人の先生の機嫌がどんどん悪くなっていくのが目に見え、冷や汗が出ましたがな。そして私の生徒たち、「先生、アメリカ人ってばかなの?」
Commented by すれっぢ at 2007-06-04 23:03 x
スーパーなんかで買い物したとき、おつりのこと考えててお金渡すと、たいがいのレジは???になりますよね~。例:合計$5.36(たいした買い物ではないな)だと、$6.11払えば、おつりがクオーターが3枚ってな場合です。
暗算ってもしかして、東洋人の専売特許なのかな~。
Commented by ぱんな at 2007-06-05 00:09 x
うちは昨日ホテルをチェックアウトしたわ。どちらにいらっしゃるのか、次のお泊りはいつなのか、、。お客様のプライバシーは詮索できないわよねえ、うん。
Commented by まきりん♪ at 2007-06-05 03:22 x
旦那様、二週間ぶりにお目見えなのですね。お迎えする方は、”お久し振りね~、あなたに会うなんて~♪”という気分でしょうか?

暗算というか九九がまずできないよね、北米人は。小学生の時に叩き込まないと、後からでは憶えにくいものなんだろうね。この件に関しては日本の教育もいいとろこがあったと認めざるを得ないですね。
Commented by Miyuki at 2007-06-05 10:11 x
*usayamamaさん
私も~! 骨の髄まで文系ですう……数学・物理は天敵です(きっぱり)(憎悪) 因数分解、習いましたねえ。中学でしたっけ?(遠い目)
そんな私にも解ける問題だったので、これは絶対どっかにトリックがあるに違いない!と……思ったんだけどなあ~~。
Commented by Miyuki at 2007-06-05 10:14 x
*マミィさん
大笑いでしょ~! いくら褒め上手なこちらの方々といっても、ねえ(笑)

うわーっ、そのおはじき計算の光景、目に浮かぶわーっ! こちらでも一応、1×1から12×12までは一覧にして覚えさせるようにはなってますが、日本の九九には敵わないですよね~。答えに窮するマミィ先生(笑)
あ、でもインド人には、日本人も負けるかも、です。すごいわ、あの数学熱。
Commented by Miyuki at 2007-06-05 10:19 x
*すれっぢさん
や、その$6.11払いには、私も躊躇します。だめですよ、いじめちゃ。(同類相憐れむ)
日本は昔から”読み書きそろばん”が基本で、米国では”論理武装”が基本かな。だから計算より、あるパターンの問題に対して、数通りの解き方を提示して説明せよ、とかやらせるんですよ。日本みたいに公式一つのやり方を覚えさせるのではなく。だから別な面では、彼らは強いですね~。
Commented by Miyuki at 2007-06-05 10:20 x
*ぱんなしゃん
おお、お宅の常連さまもですか! いやいやまったくねえ、せめてご予約はお早めにお願いしたいわよねえ。こちらの都合もあるから。はあ。
Commented by Miyuki at 2007-06-05 10:23 x
*まきりんさん
はあい、ほんとに「あら、お変わりなく~」なんて言っちゃいそうでねー(笑)

九九は、あれは日本語だからこそ成り立った、すんばらしい文化ですよね。こちらも覚えさせますが、結局「1かける1いこーる1」という言葉で覚えるから、なかなかすんなりとはいきませんね。日本人でよかった!……その分、外国語は苦手だけど(虚)


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