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克服できない高みを見上げ

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読書ブログ更新 : 「千尋の闇(上・下)」


昨日から、予報によると明日まで、またがくっと寒くなりまして。
そうなると途端に足のしもやけがぶり返し、つらい3日間でございます。

私の足は気温計。

* * * * *

【パン作り】
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今月のパン教室。前回が間があいた分、今回は2週間をおいてのクラスなので、ある意味嬉しかったり。



今日はこれまたお待ちかねのフォカッチャと、私のリクエストによるボイゲルの2種類。
パン教室の先輩である友人が、ずっと前にクラスの帰りにわざわざ連絡をくれて、持ち帰りのパンを1個分けてくれたことがあって。それがすごくおいしくて忘れられなかったのが、このボイゲル。何で出来ているかわからないけど、甘いあんが入っててね。
前回のクラスで、次回のパンを皆で考えている時に、思い切って頼んでみたのだよ。

フォカッチャは材料もシンプルなら、作り方も基本通りでやりやすい。
しかし落とし穴があったよ、我がグループ。それは麺棒の使い方

元々私達3人とも綿棒が苦手で、クラスで先生に「今日は麺棒で」と言われると、途端に全員、体がすざざーっと引く。もう何種類も綿棒を使うパンを習っているのに、いまだに上達しないってこれはどういうこと(聞かれても)
今日のフォカッチャもボイゲルも、麺棒で伸ばす成型で。必死にやればやるほど下手に力が入ってしまって、生地を痛める一方。
優しい先生も最後には眉をしかめて、「皆さん、練習して下さいね」と言われたほど。や、練習って、一体何枚生地をダメにすればいいんですかね(涙目)

謎のボイゲルのあんは、予想もしなかったものだった。ケーキクラム、つまりスポンジケーキを粉状にしたものに、シナモン・くるみ・ラム酒とバター、それを順繰りに混ぜていくの。
初めて見た時にほんのり紫色だったので、なんとなく餡子を想像してたんだけど大ハズレ。そりゃそうだ、これはオーストリアのパン菓子。餡子があるわけないんだなー。
ケーキにバターに卵黄沢山、おまけにショートニングが普通のパンの3倍量。想像するだに恐ろしいカロリーだあ。

フォカッチャは焼く前に、生のローズマリーの葉をさして。家に持ち帰る用なので、上に振るだけじゃ落ちてしまうから、という先生の配慮。田植えだ田植えだとはしゃぎながら、1つ1つさしていく。最後は荒塩をふって。

今日の試食も大満足。フォカッチャは、一体今まで食べてたのは何だったの?と言いたくなるぐらい、柔らかく、ふんわりと、しっとりと。
ボイゲルもカロリーに目をつぶれば、さくっとした生地に、見た目より重くない中身が加わって、幾つも手をのばしたくなる美味しさ。


麺棒という課題に改めて直面させられた私達、次回のクラスまでにもっと練習……
するのか。自分。ほんとに。
by senrufan | 2007-05-04 10:33


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