海と空と地と太陽の(前編)

Baisaki(New Year) (Sikh)


土・日にかけて、ワシントン州のシアトルまで旅行に行ってきた。旦那もお嬢も置き去りの、身も心も羽のように軽い状態で浮き浮きと。
ミクシィでお世話になっている、カナダ在住のご夫婦に会いに行ったんだよー。

13~15日の3日間、シアトルで催されるWorld Rhythm Festivalというのがあって。それを、アフリカンミュージックやダンスをされているマイミクさんが見に来られるというので、せっかくアメリカにいらっしゃるのに、このチャンスを逃さずにいられようか、と野望の炎がメラメラと燃え盛り。
お嬢の世話は旦那に頼んでね。いそいそと飛行機チケットを予約してね。
日本から帰った時は、楽しみが一つ終わったことでいつもしばらく気落ちしちゃうんだけど、今回はこの予定が控えていたので、まだまだ気分は上昇ラインだったのさ。

でも実は危なかったんだ。
旦那、この週末は彼なりに必死で確保してくれたけど、月曜からまた2週間以上の出張だよ……

天気予報で気温と予報をチェックしたら、ここに比べて華氏で20度低い上、雨・雨・雨の予報。久しぶりにセーターなどを引っ張り出して、傘もしっかり準備した。

* * * * *

【旅行・イベント】
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金曜からシアトルに来られているご夫妻のもとに、土曜の午後から合流。
シアトル空港まで旦那様がわざわざ迎えに来てくださった上、シアトルは全く初めての私に、過去数回訪問されているという旦那様、運転しながら道路から見える建物などのガイドをして下さる。そのまま一路、奥様のいらっしゃるフェスティバル会場に向かったよ。



着いたら、あちこちで鳴り渡るアフリカンドラムの響き。幾つかの建物に分かれた会場内で、奥様とも感激の対面。写真は拝見してたし、スカイプで何度もお話ししてたけど、やっぱり本物が最高。生には敵わないね!(大変誤解を招く言い方の見本)

さてこのイベント、セレモニーやステージは勿論、沢山のワークショップが開かれている。
ドラム&パーカッション、ダンス、パフォーマンスと、察するに各分野で著名な方々の授業が1時間ごとに組まれていて、しかもこれが全て無料。アフリカン音楽ファンには堪えられないイベントだと。

ショップを冷やかしたり、ワークショップをのぞいてみたり、会場内を彷徨うと、あちこちで人が集まっては演奏や踊りの輪が繰り広げられているのが目につく。例えば誰かが太鼓を叩き始めると、周りの人達がじっとしていられず、即加わる。そんな自然発生的な盛り上がりが、こちらの気分もぐんぐんと引き揚げてくれるんだよ。
いつの間にやら、こちらの歩く時の手足がリズムを刻んでしまってね。

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奥様に連れられるまま、なんとド素人の私も、2つのワークショップに参加した。
1つはOlarunji Funk in Rhythm and Songsという、太鼓と歌の集い。数十名の参加者が、持参した太鼓で先生に合わせてひたすらにリズムを刻み、途中に歌(何語かわからん)が挿入される。ずっと同じリズムなのに、先生のグループメンバーが奏でる他の打楽器が重なって、いつまでも飽きないメロディが続く。

もう1つはCongalese Dance。コンガのダンス、って私にはギニアもガーナも、ダンスの区別は全然つかないし、やる気満々の参加者に圧されて、ただ見学だけのつもりだったのに。先生が振りを教え始めるにつれ、気づいたら裸足になって列に並んでた。どうした自分(愕然)

先生を始め、お手本になってくれるメンバー全員、見事な超安産体型。そのゆさゆさと揺れる全身が刻むリズム、腰の振り、手足の動き、全部が合わさってとにかく格好良い。歌を聴いてもダンスを見ても、黒人の遺伝子そのものが違うんじゃないかと思ってしまう。
白人のすごく雰囲気のある人達も見事な踊りをしてたけど、やっぱり地に足のついている具合が違うんだよなあ。踏みしめる足元の地面から、力強く振られる指先から、いろんなものを取り込んで発散している感じ。
全然まともなステップも踏めなかったけど、とにかく楽しくて、数名のミュージシャンが叩き続ける太鼓のビートでノリまくったよ。なんというか、内股が筋肉痛になりそうな動きの連続だった。
そして参加者の皆さんについて、「腋毛率が高いね!」とは、ご夫妻のコメントでした。

着いた時には降っていた雨も、上気した顔で外に出たら、止んで晴れ間がのぞいてた。

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まだまだ身体が揺れてるような、そんな興奮も徐々にさめ、ホテルに行ってチェックイン。
ここも旦那様が選んで予約してくれたの。私がやったのは、自分の飛行機チケットを買っただけ……

おいしいディナーの後は、ジャグジーでのんびり身体を休めて。
これで明日は筋肉痛にならないぞ。多分。
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by senrufan | 2007-04-14 10:54 | Trackback | Comments(8)
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Commented by peartree22 at 2007-04-19 13:31
うわーー、あこがれます。一人旅。でもそれは、ご主人のご協力あってのことですね。そしてそれは、Miyukiさんが普段しっかりとお留守番されていらっしゃるからこそのご褒美ですね♪
シアトル、とても素敵なんですってね。行きたかったけれど、行動力が伴わず行けず仕舞いでしたが、このワークショップ、本当に楽しそうですね。”地に足がついている”というのは、私が最近始めたフラでもそうなんですよ!アフリカ音楽やリズムにも興味があるので生で実際に体験してみたいものです。でもMiyukiさんのおかげで、少し体験した気分が味わえました。
Commented by まきりん♪ at 2007-04-19 14:05 x
Miyukiさ~ん、わざわざシアトルまで来てくれてありがとう。楽しかったね~。

今までアフリカ音楽などに特に興味がなかったであろうMiyukiさんが好奇心を持って一緒にワークショップに参加してくれた姿がすごく嬉しかったよ。この日記には真のエッセイストとしてのMiyukiさんの筆致が現われていますよ。

「参加者の皆さんについて、「腋毛率が高いね!」とは、ご夫妻のコメントでした。」

このオチに私達二人はぐうの音も出ませんでした。だって実話だもの。(笑)
Commented by マミィ at 2007-04-19 15:36 x
わ~、本物のまきりん♪さん夫妻と、本物のMiyukiさんの対面だ~っ!考えただけで興奮する!
そしてその初対面の場所はシアトル・・・
恥ずかしがり屋なお嬢様(のイメージ)が裸足で腰を振って踊りだす・・・
やはりすごいパワーを持っていそうだ、まきりん♪夫妻。
Commented by usayamama at 2007-04-19 23:09
見学だけだと思っていたみゆきさんが裸足になって・・・
周りを巻き込むと言うか、その気にさせちゃうパワーが会場には
充満していたのでしょうね。
>腋毛率が高い  興味津々です(笑)
Commented by Miyuki at 2007-04-20 00:10 x
*ちゃんさま
よかですよ~、一人旅! や、実際はお友達と会えるから、行き帰りだけなんですが。アネネちゃんも大きくなってきたので、いつかちゃんさまも!
このワークショップは、音楽・ダンス好きな方にはお薦めですが、そうか、考えてみたらフラもそうなんだー! ああ、今度はフラにも興味が出てしまったなあ。しかしアフリカンダンスといい、腰の動きが難しくて……あれをこなしておられるちゃんさま、改めてすごいわ~。
Commented by Miyuki at 2007-04-20 00:12 x
*まきりんさん
改めて、本当にお世話になりました! ご夫妻の段取りの見事さとパワーで、思い出に残る良い旅となりましたvv まさか私が踊ることになろうとわ(笑)
これからはまきりんさんを思うたび、あの腋毛と汗の臭いを思い出すことになるでしょう(殴)
Commented by Miyuki at 2007-04-20 00:15 x
*マミィさん
そなのです、ようやく念願が一つかなったのです~。ホテルで2人で、「マミィさんやシーラさんともこうやって会えたら…」と言ってたのですよ。ほんと、せーのっ!でどこかでお会いしたいですねえええ
ご夫妻のパワーは想像以上でした(笑) おまけに決断が早く、状況判断も素早く、一緒にいられてすんごく楽しくてね~。そりゃあ思わず踊ってしまうってもんですな!
Commented by Miyuki at 2007-04-20 00:17 x
*usayamamaさん
もう熱気というか、ちょーハイな気分が充満した会場! 実は昔はこっそりディスコ好きだったので(笑)、久々に踊れて嬉しかったです~。
腋毛はね。黒から金まで色々とそろってましてですね(と、真剣に語り始める)


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