女性という名の属性の

Isramic New Year (Al-Hijra)


ヒラリー・クリントン上院議員、2008年大統領選への出馬を表明。
当選すれば米国史上初の女性大統領及び、元大統領の配偶者が就任する初のケースとなる。

民主党ですでに出馬表明、もしくは準備委員会の設置を公言した議員は8名。共和党9名。
ジュリアーニ元NY市長やマケイン上院議員、エドワーズ元上院議員など、ライバルは多数だけど、個人的にはオバマ上院議員にも注目。女性とアフリカ系アメリカ人という、マイノリティの健闘ぶりに期待。


ヒラリーの出馬表明演説を聞いてお嬢@12歳児が、「へえ、結構いいこと言ってるねえ」とコメントしてましたですよ。(くらっ)

* * * * *

【読書】
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ダイアナ・マーセラス著「海より生まれし娘」(上下)を読む。「シャーリアの魔女」シリーズの第一部。



アレマニの地で隆盛を誇っていた、シャーリアの魔女一族。アレマニ人は疫病や誘拐事件を理由に大規模な魔女狩りを行い、以降シャーリアの魔女は滅亡したとされている。
それから3世紀、ヤーヴァンネットに住む19歳のブライアリーは、魔女であることをひた隠しにし、治療師としてひっそりと生きていた。しかしある日、一人の船長に正体を暴かれそうになり、しかもヤーヴァンネットを治める伯爵の前で、少年の治療の為に魔法を使わざるをえなくなる。
魔女として裁判にかけられることになったブライアリーは、遠くの地へ運ばれるが。

設定も細かく、立派な架空世界を創り上げていると思うし、登場人物も魅力的なのだけど、なぜかそれほどのめりこめなかったファンタジー。はて。なぜ。

一つには、訳文のせいかもしれないが、今ひとつ意味が通じにくい部分が多かったこと。様々な国と諸侯が入り混じるストーリーであり、場面も2冊の中で刻々と変わっていくのだけど、追いかけながら疑問符が浮かぶことが数回あって。原文はどうなっているんかな。
二つ目は、性的な描写が幾つかあり、露骨ではなくとも、なぜか受け入れにくい場面であったりしたことか。私はゴーモンもゴーカンも苦手で、特に後者は吐き気がするぐらい嫌いなので(ま、オンナですから)、その手の匂いがしたことが理由かと。

しかしそういう点を差し引いても、良くできたストーリーではあると思う。
遠い昔の魔女狩りという歴史を背負い、隠れて生きなければならない魔女のブライアリー。意識しない以上に孤独な彼女が、<常磐灯>と日誌のみを頼りにする彼女が、それでも失くすことのない勇気と優しさに心うたれる。
それは伯爵のメルファーランも同様であったようで、妻ある身でありながらブライアリーと惹かれ合い、今後の話も彼らの恋愛が大きな軸となっていく模様。

ブライアリーが探し求めていた”娘”のメガン。どうやら魔女は、「四大」と呼ばれる精霊にそれぞれ属し、各々の特質を持つらしい。”海”のブライアリー、”火”のメガンと揃い、今後はあと2人加わるのか。
メルファーランが苦悩する政治界の混沌は、どう収まるのか。
ウィッチメアーで出会った火蜥蜴の役割は。
下巻の最後になって、これだけのものがようやく姿を見せた段階だ。

三部作と銘うたれているが、どうやら三部目で終わらないという情報も。
のめりこむものではないにせよ、ブライアリーのこれからが知りたくて、きっと続きに手を出す予感。
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by senrufan | 2007-01-20 12:11 | Trackback | Comments(2)
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Commented by まきりん at 2007-01-22 15:42 x
カナダではキム・キャンベルが女性首相となったのもつかの間、すぐに交代してしまった歴史があります。

2008年大統領選はいかに!
Commented by Miyuki at 2007-01-23 12:42 x
*まきりんさん
そういえばいましたね、女性首相! あまりに退陣が早かったので、すでに忘却の彼方でした。
2004年の大統領選では、カリフォルニアでは多くの人が涙を飲みました。ぜひリベンジしてほしいですね。というかもう、ブッシュでなければそれでもう……(志低すぎ)


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