それでも出逢う意味を

「文部科学大臣からのお願い」という紙が、本日補習校で配布された。
未来のある君たちへ、という題で、いじめをやめよう、いじめにあっている子は相談して下さい、という内容の、子供達へ平易な言葉を使っての手紙形式になっている。
日本全国のみならず、海外校の元にまで。

責任という言葉が親にも学校にも、文科省にまでのしかかる。

* * * * *

【イベント】
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これもまた年中行事。シュタイナー学校のホリディフェア。



ドイツのルドルフ・シュタイナーが提唱した人間観に基づいて創られた、シュタイナー方式の学校は、世界各国に多数あり。このエリアにも一校あって、お嬢が幼い頃は入学させたくて随分と悩んだものだった。
今でも我が家の本棚には、シュタイナーからフリースクールまで様々な著書が並んでいて、その頃の私の葛藤を物語る。実際に実になったかどうかはともかくとして(…)

同時に、縁あってその学校に通っているご家族と数組知り合うことができ、色々と貴重な話が聞けたのが大きな収穫となった。
あれから数年が過ぎ、その子達も大きくなって、彼らの成長ぶりやその後の学校の様子は、いまだに興味を持って追っている。

まだ幼い彼は、先生を親以上に慕う存在として崇めている。
学校で完璧な世界を創っていた彼女は、今では公立校で、一歩一歩着実に身につける姿勢を見せている。
元気に過ごしていた彼は、いつしか学習面で物足りなくなり、外部の学校に移って見事に適応。彼の内部が熟したタイミングを逃さず、良い結果となった。
学校を信頼しきっていたあるお母さんは、徐々に変わる先生や教育方針とぶつかるようになり、子供を転校させることにした。

いろんな私立校を目指して奔走しても、結局最後はそこで出会う先生や生徒によるところが大きい。シュタイナー方式に惹かれて色々と悩んだけれど、例えお嬢が入学していたとして、そこで幸せだったかどうかは誰も言うことはできない。
ただそれでも、きっと好きだったろうなあ、と。
せめてと毎年訪れるこのホリディフェアで、漂う草木の香りを味わい、掛けられた絵に見惚れる彼女を見るたび、そう思う。
ただそれは、学校任せにしないという親の姿勢があってこそのこと、とも理解している。

今年は久しぶりに会った友達とカフェでお茶を飲んで、手作りリースやキャンドルの間を回って。
いつものように買い込んだ大量の本、シルクスカーフ、そしていっぱいに吸い込んだ空気。
8年生までの私立学校。きっと来年お嬢が8年生になっても訪れることと思う。

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by senrufan | 2006-12-02 11:30 | Trackback | Comments(0)
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