踏み出す一歩の降ろす先

漫画家・はらたいらさんの訃報を知る。

今はなき大橋巨泉(まだ生きてる)の名司会によるクイズダービー、正解率7割以上という驚異的な数字を出した博識な方。
確かどこかの県の”ゴミを出さない日”は何日でしょう、という問題で、はらさんが出した答えは
「いや、全然わかんないんで、とりあえず自分の誕生日を書きました」
というものでした。
たまたまそれが私の誕生日と同じだったことで、妙に嬉しくて心に残っているエピソード。

享年63歳。「十分生きた、本望だ」とおっしゃったという潔さ。
心からのご冥福をお祈り申し上げます。

* * * * *

【家庭内事情】
先週の金曜に、検眼医の定期健診を受けたお嬢。
その時に私のやや強引な脅迫教唆により、コンタクトを試用してみることになったんだよ。



彼女がメガネをかけ始めたのは2年前。最初は視力が落ちたというのを認めたくない気持ちもあって、頑固に抵抗していたものの、一旦かけ始めたら快適な視界に気づき、以来すっかりメガネがお気に入り。
ところが親や、彼女を小さい頃から知っている大人には、彼女のメガネ姿は実は不評。かけない方がかわいいと思うのだ。
まあだからといって、どこぞのヒロインみたく、メガネをとったら冴えない子が急に美少女に変身!なんつーことは一切カケラもないんだがな。でもせめて素顔の方がマシだと思うのだ。

私が子供の頃は、メガネをかけると周りから色々とからかわれた時代。それが嫌で小3からコンタクトにしてしまった私は、彼女にも何回も薦めたのだけど、「人間、外見より中身が問題だ」をぽりしぃとする彼女は聞く耳なし。その中身がお粗末だった場合はどうするのだ。
しかも彼女の周りではメガネは全く普通のことらしく、誰もからかったりしないばかりか、ミドルからの友達は皆、彼女のメガネ顔に慣れてしまって、たまに素顔を見せると変だと言われるもんだから、余計にメガネを手放そうとしないんだ。大きな親切ありがとう。

「ちょっと試してみたらいいじゃん。今のコンタクトはすごく良くなってるから、目の負担も少ないよ」
「いやだよー、目になにか刺すなんて怖いもん」
目になにか刺すのを薦める親がどこにいる。
刺すんじゃなくてのせるだけなんだってば、と口を酸っぱくして口説き、ちょうど巡ってきたこの健診で、先生にお試しだけさせてもらえないかと頼ませることに成功した。

ところが、こちらが思わず逃げ腰になるぐらい、先生側が大乗り気になっちゃって。まずはお嬢に合ったレンズをはめてくれた上、着脱の仕方の丁寧なレクチャーに随分と時間を割いてくれて。
渡された請求書には、しっかりコンタクトのコンサルタント料が加算され、それを見たお嬢は「あーあ、ほらお金とられるんじゃん、もったいない」と日本語で呟き、私に青筋を立てさせる。
去年より視力が落ちていたこともあり、メガネも作り直しになって、それもまた支払いが。ここに至って、やや後悔したことを白状します。

1週間つけてみて、来週健診を受けて、その後をどうするか決めましょう。
ということで、この1週間、毎日洗面所の鏡の前で格闘していたお嬢でした。

やっぱりつけるのが難しく、最後にはキレそうになるほど時間がかかるので、学校につけていくのはあっさり却下。遅刻しちゃうよ。
おまけに、どうしても学校の友達には見せたくないとかで、ほんとはもっと長くつけなきゃいけないところ、スイミングが終わって帰宅した6時半ぐらいからつけ始める始末。
それでも少しずつ早くなってきたかなーと思った水曜日の夜、片方を落としてあちこち動き回って、結局紛失しやがりました。コンタクトを落としたらその場を動くな、との注意を忘れてた私も悪かった。

それで、改めて今後どうするかの母子相談。
やはり自分は楽なメガネをメインとしたいこと、でも例えば日曜だけとかならつけても良いこと、いずれ慣れれば学校にもつけて行ってみること。そんなことを決めました。


ということで、本日は1週間目のチェックアップ。
事前に「今朝つけようとしたら片方なくしたということにしておけ、そして検診を切り抜けよう」と子供に嘘を強要するこの親、ホントにロクなもんじゃない。だってまた1セット購入してやり直し、なんて面倒だ。短時間しかしないと決めたから、それでも問題はないだろう。

彼女が先生に今後の希望を伝え、とりあえず2週間装着用のコンタクトを1パック購入。これで週1回ぐらいつけていって、少しずつ彼女の気持ちが変わるのを待とうと思う。

ところでコンタクトと同時に彼女に前から薦めていたのは、CRTという夜のコンタクト。寝ている間に装着して角膜を矯正し、朝はずせば、日中は裸眼のままで良い視力を保てるというもの。この方が日中動き回る子供には良いと、先生も前から薦めていたもの。
今日先生から、改めてそちらも考えてみて、と言われて、ちょっと心が動いているらしい。
とにかくこれで目には何も刺さなくていいんだとわかった彼女、少しずつ視界を拓いてほしいものである。そしていずれは母のように、LASIKでも受ければ良いさ。
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by senrufan | 2006-11-10 07:50 | Trackback | Comments(4)
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Commented by peartree22 at 2006-11-12 17:36
私も中学生からめがね着用だったのですが、予算の関係上、就職してから念願のコンタクトに。しかし、最近までずっとハードを使っていました。
お嬢さん、古風なところがあるのですねぇ。でもきっとお年頃になってお化粧するようになったら、コンタクトにするのではないかしらん?
乱視用ソフトコンタクトレンズは最近ようやく(日本では)。
CRTというのに、興味深々です。日本でもあるのかしら?
今度眼科に行ったら聞いてみます!
子育てするようになって、目が悪い不自由さを痛感します。眼鏡は日本のように蒸し暑い気候では鼻に汗をかいてしまうので、非常に嫌いです。あ、それと年をとってからは、鼻に眼鏡を支える部分の痕がなかなか消えないように。そのうちシミになりそうで・・・とほほ。
Commented by weagle2053 at 2006-11-13 23:09
我が家のお嬢もコンタクトです。坊主もコンタクト。
家内は目がいいのに、子供たちの眼が悪いのは父親の遺伝?
それにしても人生は、眼と歯が悪いとお金がかかりますね。
Commented by Miyuki at 2006-11-14 03:48 x
*ちゃんさま♪
ハードの方が目には良いし、扱いも手軽ですよね。そう、娘はもうなんというか、親以上に旧人類でとほほでございます(涙) CRTは、実際使ってる人はとても褒めてますよ~。日本でもあるかなあ。
私がレーシック手術を受けたのも、元々は「もし災害が起こった時、めがねがなかったら、娘の面倒を見られるか?」という不安も理由の一つでした。ほんと、子育てするまでは考えなかったことなので、同感です! ところで私はすでに鼻柱にシミができてしまってます……次はシミ取りレーザー手術(殴)
Commented by Miyuki at 2006-11-14 03:52 x
*単身名人さん
おお、お子様方、そうですか! うちもできたら親主導ではなく、本人がやる気になってくれるのが一番なのですが、これがなかなか難しく(泣)
うちも、私からの遺伝です、くく。おっしゃる通り、目と歯はそれ用の貯金をしたくなるぐらいです。それだけ大事な場所なのですね。


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