発想と環境の転換を

秋の空以上に気まぐれな昨今の天気。
ようやく暑くなったと思ったら、今日は日陰に車を停めても、温度計は104度を指していた。
蒸し焼きだ。干物だ。

こんな天候のせいか、世間様では夏風邪流行中。おかげでキャンセルになった約束がすでに2つ。
どうか早く良くなって、元気な顔を見せて欲しい。

* * * * *

【読書】
暑すぎて、文を書く気が起こらないー。うだー。ぎぶみーあいすのん。
ということで、簡単に感想が書ける本を(おい)

b0059565_14503659.jpgジル・チャーチル著「闇を見つめて」を読む。グレイス&フェイヴァー・シリーズ第3弾。
え、私、1・2冊目の感想書いてないよ。何でだ、面白かったのに(過去日記検索中)

ジル・チャーチルは主婦探偵ジェーンのシリーズで好きになって、この別シリーズが出た時には躊躇わず購入した。
舞台は大恐慌後のニューヨーク。破産した父が自殺し、残された財産もなく、上流階級から一転して貧乏生活を余儀なくされたロバートとリリーの兄妹。つましく必死で暮らす2人のところに、突如大伯父からの遺産が舞い込んだ。それは遺された田舎の屋敷に10年間住み続ければ、その屋敷と信託財産が彼らのものになるという。
同居人にも恵まれ、張り切ってスタートした新生活だが、そこに起こる事件の数々。兄妹は解決に乗り出すが……
といった、典型的なコージーミステリーのシリーズだ。

そして3作目になる今回は、敷地内の小屋で死体が発見されるという事件が起こるが、謎解きは単純で、ミステリーだけでは物足りない。
その分、ボーナス行進といった過去の実事件に主要キャラを絡めて描いてみたり、兄妹が近所にもう一段溶け込もうとする努力をしたり、1・2作目では足りなかった設定の再固め・背景をより密にする為の筆の追加といった様相が強い。
このシリーズを書く為に、アメリカ史について膨大な調査をしたというチャーチルが、その成果を良く生かした一冊と言えるかもしれない。

メインキャラが肉付けされ、一段と身近になった。それは作者が今後、腰を据えてこのシリーズを長く書いていこうという表れだと、期待を込めて思っている。
軽めのコージー物でありながら、登場人物の骨格がしっかりしていて、押さえどころははずさないチャーチルのこのシリーズも、主婦探偵ジェーン物と同様、何回読み返しても楽しいシリーズだ。



* * * * *

【個人的事情】
画像容量が赤ランプだったこの日記、思い切ってネームカードを作成したら、1Gまでに増量された。危機一髪。(ほっ)

自己アピールとかキャッチフレーズとかの項目に慄いて、作成をためらっていたのだけど、よくよく見たら書かなくても良いのだった。もしくは非公開にしておけば良いのであった。

一時はもうこうなったら
天下無双のヒキコモリ~輝く無知性☆
とか、
ド忘れは せめて1日 10回に
とか、生き恥を晒す覚悟で自己紹介を書こうかと思いつめちゃったよ。
こんなもん公開したら、一体誰が相手にしてくれるというんだい。(聞かれても)
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by senrufan | 2006-06-21 14:49 | Trackback | Comments(0)
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