分け入ったその奥に

【レストラン】
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今年初めての外食。になるのだな、今日のランチ。
大先輩からのお誘いで、California Ave.のお薦めのイタリアンに。
友達と探検してたこの通り、端から端まで歩いてもレストランは5軒ぐらいしか目に入らず、ちとがっかりしていたのだけど、実は脇道にぽろぽろとお店があることがこれで判明。つかもっとちゃんと見ろよ自分。
小さな店内にいっぱい絵が掛けられていて、なかなか良い雰囲気。店員は全員イタリア出身だとか。

注文したのは、お薦めのCharbroiled Prawn with grilled polenta
ポレンタはほんとに久しぶり。焼いたエビに、トマトとハーブのヴィネグレットソースがかかってて、シンプルにおいしい。

デザートも頼んで、コーヒーを何杯も注いでもらって、話す話す話す。気づいたら2時半過ぎ、店内には私達以外に1組しかお客がいなかった。
すみませんすみません。もっとチップをはずめばよかったなー。

Cafe Pro Bono
2437 Birch Street
Palo Alto, CA 94306



* * * * *

【個人的事情】
何をそんなに話していたかというと、メインは男性談義だったりする。
彼女は才色兼備を地でいくような方なので、当然色々とアプローチや出会いがあり、思わずほーほーと聞き入ってしまう興味深いお話を沢山教えて下さった。

自分を含めて一族が全員博士号を持っているので、持ってない人間は完全に眼中にない人。
親が超大金持ちなので支払いは全て彼持ち、相手が財布に手をかけるだけで恥をかかされたと傷つく人。
母親が離婚した後に息子に全力投球、息子は重度のマザコンになったものの全く無自覚な人。
逆に母親の束縛を嫌って早くから自立したものの、その分出会う女性に母親役をも求める人。
人間博物館ツアー・成人男性会場。

人が育つ土台には家庭環境がある。そこで注がれるものは、愛情以外にはその親の価値観である。その価値観や躾が社会的に逸脱している場合でも、本人がそれと認識して脱却するのはなかなか困難である。
虐待されている子が、いざその親が逮捕されようとする時に親をかばうように、傍から見ていてどうしようもない家庭であっても、子供はその環境以外に家庭というものを知らないが故に非常に難しい。
その子供がとても頭の良い子で、後天的な経験を積むにつれ、結果的に親の影響下から抜け出した形の自己を形作ろうとも、それが100%である割合は一体どれぐらいのものだろうか。

まず自分がいる。そして周囲には数多の人がいる。
百人いれば百通りの考え方がある。場所と人、それぞれに違いがあるからこそ、この世界は色彩を持つ。
健全なバランス感覚を持てれば、育ってきたものを土台にして、自己の世界を健全に構築できると思う。そのバランスを自分の子に教える術を考える時、親である自分にまずはその感覚が健全であるかを問うことになる。
考えなくてはいけないけれど考えすぎると害になることが、この世界にはあまりにも多い。
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by senrufan | 2006-01-05 14:54 | Trackback | Comments(4)
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Commented by あつゆき at 2006-01-09 12:54 x
貴重なお話しをありがとう。
人間て本当その育ってきた環境と現在の状態をあわせて考えるとおもしろいよね。そのお友達のお話しをまとめたら論文が掛けるんじゃないの。
Commented by senrufan at 2006-01-09 14:06
おお、いらっしゃい~♪(すりすり)(感動の抱擁)
いやあほんとに面白かったよ。本人のご家族にも会ってインタビューとか追跡調査とかやってみたくなっちゃうよね。何より、親としての我が身のことが……ううう。
Commented by ぱんな at 2006-01-11 13:13 x
わおー、ここ、我が家の御用達レストランです♪何度通っても飽きないお味。お店の雰囲気も好きですう。長居しても大丈夫ってかんじよね~。
Commented by Miyuki at 2006-01-11 15:27 x
さすがぱんなしゃん、知ってたのね! うん、いいお店だったよ。あの雰囲気に甘えて2時間半もいてしまった(笑)


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